見出し画像

焼き鳥とカラオケで気づいた、50代会社員の小さな幸せ

みなさんは、今日一日の小さな喜びに気づく瞬間がありますか?

50代になっても仕事帰りのちょっとした寄り道や、誰かと過ごす何気ない時間が、意外と心を満たしてくれることがあります。

※この先は有料エッセイです。
本文を読むことで、50代の小さな幸せや日常の気づきを、より深く味わうことができます。


仕事帰りの小さな寄り道

今日は彼と仕事を終えてから待ち合わせて、街を歩きました。
買い物の目的はあったのに、どうしても納得いくものが見つかりません。

そんな時、彼の目に昭和の香り漂う焼き鳥屋が留まりました。
洋食好きの私はバルやビストロに誘いたくなるところですが、彼の嬉しそうな顔を見て、暖簾をくぐることに。
焼き鳥の香ばしい匂いと、カウンターの温かい雰囲気に、自然と笑みがこぼれました。


思い出のカラオケ

帰り道、カラオケボックスが目に入り、たまには入ってみよう!ということに。結局、3時間。二人で思い切り歌いました。

私たちの選曲は、クイーン、ビリー・ジョエル、マドンナ、ワム、エア・サプライ、ビートルズ、アバ、ブルーハーツ、あいみょん。
私はカーペンターズを歌いながら、ノスタルジーにひたりました。

学生時代はシャイで音痴な私、カラオケはほとんど断っていました。
仕事の付き合いで仕方なく参加することはあっても、1曲歌えば十分。
でも30代の頃、海外畑の上司に連れて行かれた飲み会では、洋楽カラオケが定番で、私は心から楽しかった。
上司や先輩は私のような者にも気を配り、盛り上げてくれました。
あの頃、歌の上手さより「一緒に楽しむ」ことが大事だったのだと、今ならわかります。


あの頃の優しさに、今の自分を重ねて

30代の頃の上司や先輩のやさしさを、50代になった今振り返ると感慨深い。
あの時の優しさや気遣いの大きさに、胸が熱くなり、涙腺がゆるみそうになります。若手を育ててくれる年長者の心を知る由もなく、外資系企業で生意気に意見ばかりしていたADHD気質な私。
あの頃の私には、まだ受け止めきれない優しさが、確かにそこにありました。

そして今、会社で私を気遣ってくれる人も、世話をしてくれる人もいません。
ふいに、アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』という言葉が頭をよぎります。
もう完成形を過ぎて、卒業が迫っている肩書きもない会社員に、誰が気を配るでしょう。
当然のことです。私自身が、かつての上司たちの立ち位置になったのですから。

卒業が近い人に「教え諭してくれる」人はいません。
美辞麗句も、もう必要ありません。
あの頃、私に注がれたやさしさを、今度は私が若い人たちに渡す番。

アメリカの作家、マーク・トウェインはこう言いました。
“Give every day the chance to become the most beautiful day of your life.”
――毎日を、あなたの人生で最も美しい日にするチャンスを与えなさい。

かつての優しさを受け継ぎながら、私は今日も、自分なりの美しい一日を重ねています。


生と死を考える夜

中山美穂の「世界中の誰よりきっと」を歌ったとき、ビデオクリップに映る彼女の姿に胸が痛みました。
特別好きな人ではありません。それでも、彼女が突然この世を去ったことを思うと、やりきれない思いが胸に広がります。

まるで映画『ジョー・ブラックによろしく』のように、死神がお迎えに来て「あと少し猶予をあげよう」と言ってくれるならよいのに。
現実はそうはいかず、ある日突然、大切な人を連れて行くこともあるのです。

50代の私は、この先30年生きるかもしれないし、明日が最後かもしれません。
わからないからこそ、不安に駆られて日々を過ごすのはもったいない。
だから、毎日を丁寧に、大切に生きたいと思います。
大切な人のことも、労わりながら。

アメリカの作家マーク・トウェインはこんな言葉を残しています。

“Give every day the chance to become the most beautiful day of your life.”
(毎日を、あなたの人生で最も美しい日にするチャンスを与えなさい)

まさに、今日一日を大切に生きること。
50代の今だからこそ、この言葉が胸に響きます。


小さな自分アップグレード計画

主婦歴ゼロ、家庭スキルも低く、要領も悪い私。
でも、隣にいる彼が「この人でよかった」と思えるように、少しずつでも人並みの水準にアップグレード中です。
ゆっくり、少しずつ。今日もそんなことを思った夜でした。


🌟最新の有料エッセイ

1.「55歳、人生のごほうびに選んだ卒業旅行」
深く心に響く旅の記録と人生の節目の物語です。
▶︎ 卒業旅行エッセイはこちら

2.カルティエの時計だけを残した理由
50代からの断捨離で見つけた「本当の自分」とは?
▶︎ エッセイはこちら

3.破産・赤字家計から一人暮らしで1000万円を貯められた理由
エッセイはこちら


🌹🕊🗼このエッセイが、あなたの心にそっと触れたなら──

いただいた “スキ❤️‍🩹” や “フォロー🤝” が、次の物語を紡ぐ、静かなエネルギーになります。
あなたのあたたかなチップも、言葉を灯し続ける小さな力となります。
🤍 Merci pour votre gentillesse.(あなたの優しさに、ありがとう。)

🎡そして──この出逢いが、あなたの毎日に、静かな幸運とあたたかな光を運びますように。

🤍 À bientôt.(またお会いしましょう)貫く|人生振り返り

🧺このエッセイが心にふれた方へ
ほかの「静かな日常」や「整える暮らし」のnoteをまとめたページもございます。▶︎ ミレーヌの暮らし手帖|noteの楽しみ方ガイド


#50代 #日常の幸せ #カラオケ #焼き鳥 #人生観 #生と死 #ノスタルジー #今日を大切に #自分磨き #半分こ暮らし #ミレーヌエッセイ #マークトウェイン

いいなと思ったら応援しよう!

ミレーヌの今日がいちばん若い日|50代から人生と暮らしを整えるノート もしよろしければ、応援の気持ちをチップでいただけるととても嬉しいです♪ 頂いたご支援は、学びや創作活動の充実に活かします。 ありがとうございます!