見出し画像

「医療村」に軸足を置き、外の世界でも戦う。医療者×ビジネス視点が生み出すとてつもない可能性

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。 My Whoの作り手、ノリです。

医療職は、数年間の厳しい学生期間を経て国家資格を取得し、現場に出ます。
しかし、その「医療の世界へのどっぷり具合」が、時に自分の可能性を狭めてしまうという残酷な構造について、今日は少し踏み込んでお話しします。


■ 個人の成果で「天井」を破れない医療の構造

医療機関の収益は「診療報酬」という枠組みで決まります。
そして構造上、病院を回すための最重要リソースは「医師」です。
経営が苦しい時、医師の待遇維持が最優先されるのは経営として極めて合理的であり、必然的に私たちコメディカルの給与には明確な「天井」が設定されます。

一般企業なら、エンジニアがヒットアプリを開発して数百万のボーナスを得るような「成果で天井をぶち破るロジック」が存在します。
しかし、一人の優秀な看護師や放射線技師が劇的な成果をあげたからといって、病院の売上が何倍にも跳ね上がることは制度上あり得ません。


■ 「医療村」に浸かると思考が停止する?

学生時代から周囲が医療関係者ばかりの環境にいると、この事実に気づきにくくなります。
「副業禁止」といった古い体質も手伝って、この「医療村」の常識が世界のすべてになり、「自分がビジネスパーソンとしてどう価値を発揮し、誰を幸せにして対価を得るか」という思考が停止しがちです。
※患者さんの幸せを最重要として、行動する話とは別の視点の話です。

その結果、キャリアに悩んだ末に「分かりやすく給与が高いから」という理由だけで美容クリニックの求人に飛びつく、といった極端な選択肢しか見えなくなってしまいます。


■ 医療村に軸足を置いたまま、外の世界で戦う

勘違いしてほしくないのですが、「今すぐ医療現場を離れろ」と言いたいわけではありません。むしろ逆です。

私が伝えたいのは、「現場(医療村)に軸足を置きながら、一般的な社会人が持つ『ビジネスパーソンの視点』を持つだけで、あなたの武器(専門知識と国家資格)はとてつもない威力を発揮する」ということです。

私自身、診療放射線技師としてのバックボーンを持ちながら、事業開発やプロジェクトマネジメントといったビジネスサイドの世界で動いてきたからこそ、その「掛け合わせ」の強さを痛感しています。

AIの台頭や外部環境の変化により、医療機関というハコの外でも、その専門性を活かして戦える時代がすでに到来しています。

例えば、私たちが作っている「My Who」のように、臨床現場の知識を持ったメディカルタレントが、病院の外でユーザーの目標達成や行動変容に伴走し、ビジネスとしてしっかり対価を得る。
これも「医療×ビジネス」の新しい解です。

医療者としての強固な土台はそのままに、ビジネスの視点を掛け合わせる。それだけで、働き方の選択肢や視野は一気に広がっていくはずです。

現場からは以上です。 My Whoのノリでした。ではまた!

参考1)共感した参考記事

参考2)私の医療者の働き方に関する記事

いいなと思ったら応援しよう!

元放射線技師・現医療PM MyWho ノリ 事業の立ち上げや、医療村を抜け出して泥臭くもがく日々の「燃料」としてサポートいただけると最高に嬉しいです!いただいた支援は、クラファン準備やサービス開発の資金として全額大切に使わせていただきます。一緒に医療の当たり前をひっくり返す「初期ファウンダー」として、背中を押してください!