夫の体にもいのち宿れよ
女性の体は排卵をすると体温が上がる。
体温が上がってから14日後に、妊娠が成立していなければ、生理が来る。
こんなことも妊活を始めるまで知らなかった。
ざっくり前回の生理から大体1ヶ月後くらいに生理が来るもんだと勝手に思っていた。
私は生理周期が人より長めだが、これは生理が遅れてるのではなくて、排卵が遅れている、ということらしい。
排卵日から生理の間隔は14日と決まっている。
これも最近初めて知った。
基礎体温計で毎日体温を測っていると、自分の体がこんなにも規則的に変化しているのだと気がつく。
こんなことならもっと早くから基礎体温を測ることを習慣づけておけばよかった。
それなら感情の浮き沈みはホルモンのせいにできるし、急な生理で下着が血で汚れるなんてこともなかったのだろう。
私の心臓は今にも飛び出しそうだ。
期待と不安で。
体温が上がってから今日で15日目だ。
もしかしたら今日くるかもしれないと思っていた生理は、結局来なかった。
明日も体温が高かったら16日目。
妊娠している可能性にまた一歩近づく。
早く答えが知りたくて、「妊娠超初期」の症状をひたすら検索する。
・おりものの量が増えたり、色が変わる
・腹痛や下腹部痛がある
・眠気やだるさがある
・胸の張りを感じる
・すぐにイライラしてしまう、不安になる
・めまいや立ちくらみがある
・食欲がなくなる・食欲が止まらない
・においに敏感になる
・頭痛が起こる
・肌が荒れやすくなる
これらの症状は、全てPMS(生理前の不調)と一緒の症状だ。
私は毎月PMSと戦っているため、体の辛さはいつもの生理前と変わらない気もする。
でも、なんとなくいつもとちょっと違う気もしてくる。
調べれば調べるほど、当てはまることが増えていき、もしかして妊娠しているんじゃないかと期待する。
調べれば調べるほど、当てはまらないことが見つかり、明日生理が来る気がしてくる。
結局、調べても何もわからなかった。
妊娠していてほしいけど、していないでほしい。
生理が来て欲しいけど、来ないで欲しい。
矛盾と不安に押しつぶされそうな私の横で、夫は大谷サンのホームランに大声をあげる。
確かに彼は本物のヒーローだ。
だけど。
夫婦のことなのに、私の体にだけいのちが宿ること。私の体が2人になること。
私だけに重い責任がのしかかってくるような感覚に陥る。
妊娠してますように…
妊娠してませんように…
大谷サンがヒーローであることと、私が不安であることを「だけど」で結んでしまうくらい、
私は今、乱れている。
大谷サンのホームランの後、今度は鈴木誠也が2打席連続ホームランを打った。
夫はさっきよりも大きい声をあげる。
半分でいいから、夫の体にもいのち宿れよ!!!
心の中で、夫よりも大きい声で叫ぶ。
先月は、
「もしかしたら妊娠したかも」
と夫に報告してから、半日後に生理が来た。
私はいつも絶妙にダサい。
今月は、
「もしかしたら妊娠したかも」
と今朝夫に報告した。
それからもう半日以上経っている。
今月こそ。
今日のWBCでは、サムライジャパンは韓国に勝った。
私の結果は、まだ出ない。
↓その後、結果発表
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