【カレーの話・南インドカレーにハマったきっかけはテレビの番組でした】

もともと、外食でカレーを食べ歩くとか
スパイスについて研究するとか
ほとんどしたことがなかった私が
ある時急に、カレーを研究しまくるようになったのには訳がありまして
もう10年以上前になるのですが
テレビで(皇室アルバムだったか、皇室日記だったか、どちらかでです)
皇室の料理を再現してほしいという依頼を受けたのがきっかけです。
その依頼とは
美智子様が浩宮様(当時)に作られたそぼろ弁当と
雅子さまが新婚時代、陛下に作られたカレーを
再現してほしいというもの
(料理研究家って、いろんな仕事があるのです)
そぼろ弁当の方は、どう作っても大きく違う事はないので
こちらは問題なく作れます。
問題はカレーです。
どんなカレーを作られたのか
お二人ともイギリスで過ごされた経験があり
その時、よくカレーを召し上がられたそうで
その、思い出のカレーを雅子さまが作られたという話なのです
イギリスのカレーとなると
日本のカレーではなく
インドカレーです。
う~~~ん…。
そこから、インドカレーについての勉強が始まりました。
あちこちのお店を食べ歩き
人生の中で、最もカレーを食べたと言えるくらい
カレーを食べまくりました。
正直、
スパイスについても、ほとんど知識がなかったし
インドのカレーがどういうものかも知らなくて
毎日食べ歩き、本を買い込んで勉強していくうちに
北インドカレーと南インドカレーがあることが知りました。
この二つの違いをざっくり言うと(本当にざっくりです)
北の方は、バターや生クリームなどを使った
ヨーロッパの食文化の影響を受けたようなカレーで
南インドカレーは
脂肪分が少なく、あっさりして
野菜の旨味をベースにした、素朴だけれど、味わい深いカレーです。
その当時(今は、どうか分かりませんが)
南インドカレーを食べさせてくれるお店は少なく
情報も、結構少なかったのですが
あちこち食べ歩いていくうちに
私は、雅子さまが作られたカレーは、
南インドカレーだと思うようになりました。
(すべてが穏やかで、優しい味わいで、ほっこりできる感じ)
それで、再現するのは、南インドカレーに決めました。
(あくまで、私個人の判断です)
一応テレビだし
再現VTRなので
味とか、そう言うのは、重要ではなかったのですが
一応、私の性分と言うか、なんというか
味は関係なくても、いい加減な物は作れないと思い
それから、スパイスなども、かなり研究し
その時は、何度も何度も試作を繰り返し
自分なりに納得いくカレーを仕上げました。
再現VTRなので
私の名前等は、まったく表には出ない仕事でしたが・・・。
でも、自分なりに、かなり一生懸命
時間と労力をつぎ込んだおかげで
カレーについてはかなり詳しくなり
とても多くの事を学ばせてもらいました。
一番大きな学びとしては
カレーは煮込まなくても作れるという事を知ったことでした
ほら、日本のカレーって
肉と野菜を柔らかく煮たところに、市販のカレールーを入れて作るから
とろみもついているしシチューに近いと思うんですね
でも、インドのカレーは
どちらかと言うと、水分多めの炒め物に近い
だから、短時間で作れて
食べた後もすごく体に優しい感じがする。
更にもう一つ
とろみのない、さらさらとした
汁かけご飯みたいなカレーのおいしさを知ったのも
ありがたい事でした。
これらを知ったことで
私のカレー感が大きく変わりました。
つまり、
このおかげで
カレーが、私の中で短時間で作れる簡単料理になったのでした。
おかげで、その後
たくさんの、簡単カレーレシピを考えていく事になります
中でも
奥薗流チキンカレーは、
この時学んだ南インドカレーをベースに
更に、簡単に、作りやすく改良したものでして
かなりの自信作です。
これ、かなり南インドカレーっぽいと思います
レシピでは市販のカレー粉を使っていますが
クミンやカルダモンやクローブなどのスパイス類を加えるだけで
かなり、本格的な味わいになるはずです。
スパイス類って薬膳ですから
間違いなく体にいいし・・。
これから、また暑い夏がやってきます
今年は、どれくらい暑くなるのかドキドキしますが
だからこそ
煮込まずに作れるカレーは、
きっときっと、お守り代わりになると思います。
是非是非、お気に入りのカレーレシピ、見つけてみてくださいませ。
********************
どれも簡単で美味しいので、是非是非作ってみてください。
奥薗流・チキンカレー ←クリック!

豆カレー ←クリック!

サバ缶カレー ←クリック!

********************

