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【サバ缶そぼろは京都丹波の郷土料理】おばあちゃんの味です

私のおばあちゃんの田舎は
京都の丹波という地方.
丹波の黒豆が有名なところです。

その丹波地方で、昔から作られているお寿司が
このサバ缶そぼろ寿司。
この地方の人なら
みんな子供の頃から食べている大好きな味です。

もちろん私も、子供の頃から食べています。

京都の丹波というのは
四方山に囲まれた内陸の地です。

もう少し先に行けば、
天橋立などで有名な日本海に出るのですが

おばあちゃんの田舎は
一面の田んぼと畑
そしてずーっと向こうの方に山が見える
そんな感じの所。

近くには山陰線という線が通っているのですが
最寄りの家から祖母の家までは
車で20分くらいかかる距離で

私が子供の頃は
近所に物を買えるようなお店もなくて
ほぼ、自給自足のような暮らしでした。
(今はもっと便利になっています)

そんな土地なので
魚を食べるというのがとても難しく

魚の缶詰は、とっても貴重なもので
祖母は、サバの水煮缶を大事に大事に取っておいて
(自分では絶対に食べない)

孫が来た時
人が集まる時にだけ
大切に取り出してきて料理するのでした。

だからね
おばあちゃんにとっても
サバ缶をそぼろにして、お寿司を作るのは
とっても楽しみな事だったんだと思います。

おばあちゃんは
もっそう型というのでお寿司を作っていました。
いわゆる箱寿司です。

梅とか松とかの形にくりぬかれた所に
すし飯を詰め、サバ缶そぼろをのせ
上からギュっギュッと押さえて作るの。

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↑こういうのです。

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田舎の家なので
広い土間があって
そこに、新聞紙を引いて
すし飯と、そば缶そぼろを並べて
正座して作るんですよ。

それを、おばあちゃんの横に座ってみるのが大好きでした。

時々、おばあちゃんが小さなおにぎりを作って
そこにサバ缶そぼろをのっけて口に入れてくれたりする
それが、すごくうれしくて。

今でも、サバ缶そぼろを作ると
あの時の、土間のひんやりした空気とか
むせかえるような酢飯の匂いとか
おばあちゃんの気配とか
そんなのをありありと思い出します。

だから、サバ缶そぼろは、ソウルフードみたいなものかな
作るたびに、懐かしくて、美味しくて
あの頃に戻って、幸せな気持ちになれる食べ物です。

そのサバ缶そぼろを
こんなレシピとして紹介出来て
いろんな人に作ってもらって

本当にうれしいなと思っています。
心から感謝いたします。

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■ サバ缶そぼろの作り方

■ さば缶そぼろ寿司の作り方

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