Misskey写真部展2025参加を振り返る
つい先日6/20~22にMisskey写真部展2025に運営側兼出展者として参加していた。写真自体は結構長く続けているけど、写真展への参加なんか全くの初めてこと。既にSNSを含むいろいろなところで感想を延べているけれど、それらはそのうち流れてしまうだろうし、作品自体(特にプリントしたりとかその辺)についてはあまり述べていなかったので、ここに記事としてまとめておくことにする。
はじめに
「Misskey写真部展とは」的な話は主催者である たかはしあさぎ さんの記事へのリンクを載せることで替えることにする。
そして、あらためて主催者、他の運営スタッフのご尽力及び、お越しいただいた皆様にも深く御礼申し上げます。上で引用した記事の通り、イベント自体は本当に大盛況で、SNSベースのイベントだったこともあり、フォロワーさんとの再会とか、よく絡んだ人に初めて出会うとかの楽しみもあって、まあちょっとしたお祭りだった。そのあたりの記録や感想は以下で文章化してある。
ここまでがイベントそれ自体のまとめ。
出展作品
以下の4作品をプリントした。プリントの内容は後述。内容としては、
「Misskeyに縁のある神奈川の県北某所から都心方面を望んだ風景」を様々な表情で取り分けたものと、当該SNSで自分がアイコンにしている実家飼い猫。




加えて、フォトブックも作成した。これは、上記神奈川の県北某所からの風景の様々な表情と、下記コンセプトの通りMisskeyを始めていなかったら撮らなかったであろう写真を見開きでペアにして、11組掲載したというもの。


そして、これらを以下のように配置・展示した。

展示物の作成と展示
写真パネル
写真のプリントは富士フイルムのプレミアムプリントを利用した。
もちろん展示のための写真プリントなんか初めてなので、説明を読んで風景写真の見栄えが良さそうなものを選ぶ、ということをした。具体的なメニューは以下の通り。
サイズ:四つ切ワイド
用紙:クリスタル
加工:平滑パネル
他:縁無し
仕上がりは120点というほかない。モニタの自発光を見るのではなくて、反射光で見るというので、鑑賞体験がぜんぜん違う。紙の質とインクの微粒子?が相まって、煌めきと透明感と奥行き・深みが生まれ、そして画素という格子の縛りがなくなった感じがして、語彙力が足りないのだけど実見した時は感動した。そして、このよさみは見てくれた方々にも通じたみたい。恐ろしく深い沼の入口を感じるので、とづまりすとこ。
これの展示は、釘による上辺二点支持に加え、四隅を「引っ付き虫」で固定する形とした。引っ付き虫の分量は一箇所に商品の1ブロックを充てるので、会期を通じてズレたりということはなかった。
フォトブック
フォトブックの作成はしまうまプリント社を利用した。
仕様は以下の通り。
A5スクエア:閲覧の向きを変えないで済む配置をした場合に、縦写真と横写真でサイズが変わってしまうのが嫌だったから。
ページ数:24
グレード:スタンダード
写真配置とキャプション:見開きで、左ページは全面写真、右ページは上2/3に写真、残りにキャプション というパターン(選択できる)
これも届いたときは感動した(語彙力)。やっぱり見方の原理(発光と反射光)が違うことで、見え方がぜんぜん違うし、それらしく配置したうえで、それらしいキャプションを入れただけで、本物の(いや、紛うことなき「本物」ではあるのだけど)写真集みたいな風格が出た感じがして、これも当日まで事あるごとに見返して、ご満悦してた。ちなみに3部作成して、閲覧用、保存用、布教用としてある。
これの展示は壁棚とイーゼルを使った。
https://www.yodobashi.com/product/100000001000936801/
展示の反省点として、表紙にもバッチリ写真があって、それが収まりよく配置されていた結果として、フォトブック自体も見るだけの展示作品と捉えたであろう人が案外いて、手に取ってもらえなかったと解釈できる事象が起こったこと。これを踏まえて、2日目からは「手にとってご覧ください」の表示をつけたところ、見てもらえる頻度が上がった。外面が良すぎるのも考えものかもしれないと思った次第。

作品群のコンセプトなど
作品群のコンセプト(テーマ)は「Misskeyをやっていなかったら絶対に撮らなかった写真」。実際、上記某所は閑静な住宅街で、このSNSによる縁がなかったらGoogleマップでその付近を検索することすらしなかっただろう。また、フォトブックにもMisskeyをやったことで買ったと言わざるを得ないSigma 500mm F5.6 DG DN | Sportsで撮った写真や、フォロワー、タイムラインに影響を受けなければ、撮影のターゲットになったとは思えない写真を選んでいる。
ただ、このテーマ、「ポジティブな消去法」とでもいうべき要素がとても強い。自分は、写真をかれこれ10年以上やってきて、それなりに経験を積んだ結果として、まあまあきれいな写真をぼちぼち撮れるようになっているし、ちょっとした技術を入れた撮影もそれなりにできるようになっている。ただこれ、撮れるものの多くは郵便局のカレンダーの一枚絵的な、わかりやすく最大公約数的にキレイなもので、敢えて自虐的にいうならファミレス的無個性なもの。フォトストックの写真群のどれかと入れ替えても大した違和感がないと思う。それに引き換え、特に自分と同じ展示枠の方は、何らかの形で或る道を極めに行っている的な、「写風・作風」をお持ちの方ばかり。そういった状況下においては、ある種のネタ(つまりMisskey縁の写真)で一点突破するしか選ぶ道がなかった、というのが正直なところ。これが上記「ポジティブな消去法」。ポジティブというのは・・・まあ、この場所のこんな写真をこんなに撮ったのは自分くらいしかそうそういないだろう、という自信はある程度あるのでね。
ちょっと語りすぎましたかね。
次回があるなら
出たいのだけど、本当に悩む。風景写真としての、上記MIsskey縁の神奈川の県北某所の切れるカードがもう無い。落雷とかを含む、珍しい気象現象との組み合わせとか、エンドコンテンツレベルの高難度実績解除みたいなことをしないと、今回出したものと釣り合わない気がする。それなら、普通にきれいな写真出すかというと、なんか負けた気もするし。まあ、準備に半年かかったイベントを、すぐにもう一度はやらんでしょう。まだ終わって一週間。これまでよりは、あそこで撮るということを強めに念頭に置いて、またしばらく写真活動をつづけましょうかね。
