AIDCASとは?満足感でリピート購入にもつながる購買行動フレームワーク
顧客満足度を高めれば、リピートや拡販につながります。
「リピーターにもなってほしい」
「SNSなどで拡散してほしい」
購買行動を促進するだけではなく、購入後の満足度も意識した文章構成フレームワークがあります。
それが「AIDCAS」です。
消費者心理を踏まえた6つのプロセスで、顧客満足度まで高めるマーケティング施策は、リピート購入を促進します。
この記事では、AIDCASについて、活用シーンや文章構成テンプレートの解説と例文、注意点、AIDCASと「AIDMA・AISAS・AISCEAS」それぞれの違いも含めてお伝えします。
AIDCASによって顧客満足度を高め、売上向上とともに、ブランディングにも役立てましょう。
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AIDCASとは

AIDCASとは、消費者が、商品・サービスを購入するプロセスを6ステップで段階的に構築した文章構成フレームワークです。
AIDCASでは、顧客満足度の促進を組み込んでいるため、リピートや拡販が期待できます。
Attention(注意)
Interest(興味)
Desire(欲求)
Conviction(確信)
Action(行動)
Satisfaction(満足)
「A」「I」「D」「C」「A」「S」、それぞれの頭文字から、読み方はAIDCAS(アイドカス)と呼ばれます。
AIDCASは、単に売って終わりではなく、リピートや拡販への施策を組み込むことで、その後のブランディングまでも意識したマーケティング手法だといえるでしょう。
AIDCASの活用シーン

AIDCASは、汎用性の高い理論で、さまざまなマーケティングシーンで活用できます。
ランディングページ
セールスレター
SNS
各種広告
メールマガジン
ビジネス資料
AIDCASは、Webメディアに留まらず、ビジネスシーンなどでも応用できるフレームワークです。
顧客を満足させるという意味で、AIDCASは活用の幅が広いマーケティング理論だといえるでしょう。
AIDCAS・AIDMA・AISAS・AISCEASの違い

AIDCASと比較される法則に「AIDMA」「AISAS」「AISCEAS」などのフレームワークがあります。
ここでは、AIDCASとそれぞれのフレームワークとの違いをお伝えします。
AIDCASとAIDMAの違い
【AIDMAの法則】
Attention(注意)
Interest(興味)
Desire(欲求)
Memory(記憶)
Action(行動)
AIDCASとAIDMAの違いは、AIDMAでの「記憶」の部分が、AIDCASでは「確信」という迷いを取り除く要素になっていることです。
他は同じなのですが、あと1つ大きな違いがあります。
5ステップのAIDMAにはない「満足」が、AIDCASの最後に組み込まれ、6ステップになっています。「行動」による購入促進で終わりではなく、AIDCASは、「満足」によってリピートや拡販も考慮したフレームワークだといえるでしょう。
「AIDMAの法則」につきましては、下記の記事で詳しく解説していますのでご覧ください。
AIDCASとAISASの違い
【AISASの法則】
Attention(注意)
Interest(興味)
Search(検索)
Action(行動)
Share(共有)
AIDCASとAISASの大きな違いは、AIDCASの「欲求」「確信」部分が、AISASでは「検索」になっていることです。
AISASでは、人は情報を検索して調べるという購買行動を「検索」として組み込んでいます。
また、AIDCASの「満足」部分が、AISASでは「共有」になっています。AIDCASの「満足」は顧客満足度を高めるという目的で、AISASの「共有」は、情報拡散による他者への影響を目的としています。
実際にやることは似ていますが、AIDCASとAISAS、それぞれの目的に少し違いがあるということです。
「AISASの法則」につきましては、下記の記事で詳しく解説していますのでご覧ください。
AIDCASとAISCEASの違い
【AISCEASの法則】
Attention(注意)
Interest(興味)
Search(検索)
Comparison(比較)
Examination(検討)
Action(行動)
Share(共有)
AIDCASとAISCEASの大きな違いは、AIDCASの「欲求」「確信」部分が、AISCEASでは「検索」「比較」「検討」になっていることです。
AISCEASでは、人は情報を検索して調べるという購買行動、比較検討を「検索」「比較」「検討」として組み込んでいます。また、AIDCASの「満足」部分が、AISCEASでは「共有」になっています。これは、前述した「AIDCASとAISASの違い」の場合と同じです。
AIDCASの「満足」は、顧客満足度を高めるという目的で、AISCEASの「共有」は、情報拡散による他者への影響を目的としています。
「AISCEASの法則」につきましては、下記の記事で詳しく解説していますのでご覧ください。
他にも「文章構成パターン」はいろいろあります。こちらの記事「文章構成のパターン!5つの基本と伝わりやすいテンプレートを例文解説」で解説していますので併せてご覧ください。
AIDCASの文章構成テンプレートを解説

ここでは、上記の画像「AIDCAS文章構成の各ステップごとのテンプレート図」を、詳しく6ステップごとに詳しく解説していきます。
1. 注意【目に留まる表現で注意を引く】
AIDCASの「Attention(注意)」では、目に留まる表現で注意を引きましょう。
情報があふれる現代、じっくり読み込むかどうかは、最初の数秒で判断されます。
AIDCASでは、まず、最初の段階で注意を引く必要があるのです。
「強いコピー」や、目を引くビジュアルなど、視覚的にインパクトを与え、「ん、なんだろう」と思わせましょう。
2. 興味【続きを読みたくなるほど興味を持たせる】
AIDCASの「Interest(興味)」では、続きを読みたくなるほど興味を持たせます。
ターゲットの悩みに寄り添い、問題提起や、共感を引き出すことで「私に必要なことかも」と思わせるのです。
ここで、自分にとっての価値を期待させることで、興味を持続させましょう。
3. 欲求【欲求を抱かせる】
AIDCASの「Desire(欲求)」では、商品・サービスへの欲求を抱かせます。
「自分にとって価値がある」と思ってもらうのです。
そのためには、その商品・サービスによって、自分が得られる未来をイメージさせましょう。
商品・サービスの機能や特徴を単に伝えるということではなく、手にすることで起こる自分の変化、未来の姿を表現してください。
4. 確信【信じられる理由・根拠を示す】
AIDCASの「Conviction(確信)」では、商品・サービスを信じられる理由、根拠を提示します。
事例、データ、口コミ、専門家情報など、信頼できる情報を付け加えることで確信へとつなげます。納得感と安心感を与えることで、ターゲットの背中を押すのです。
5. 行動【具体的に行動へと導く】
AIDCASの「Action(行動)」では、具体的に行動へと導きます。
ここまでの流れで欲求を満たしても、人はなかなか実際の行動に移りません。行動するべき理由付けとして、緊急性や希少性を使いましょう。
また、迷わず行動できるように、どこから、どうすれば申し込めるのかも具体的に表現してください。
6. 満足【リピートや拡販につなげる】
AIDCASの「Satisfaction(満足)」では、リピートや拡販につなげます。
行動して良かったと思えるような内容を補足し、リピートやシェア、口コミなどを軽く促しましょう。
AIDCASの例文

ここでは、AIDCASの例文をお伝えします。
1. 注意【目に留まる表現で注意を引く】
「えっ、1日わずか15分で英語がペラペラ?」
時間がなくても大丈夫。
忙しいあなたに最適な新習慣となる「スマホで完結!オンライン英会話サービス」。
2. 興味【続きを読みたくなるほど興味を持たせる】
「外国人に話しかけられるのが苦手」
「英会話を学びたいけど仕事が忙しい」
そんなあなたでも、1日わずか15分なら、続けられると思いませんか?
仕事は夜まで忙しく、家に帰ったら疲れて何もできない。何かを始めたくても、現実的に時間がない。そんな声をよく聞きます。
しかし、スキマ時間にスマホで学べたらどうでしょう。
「通勤途中に歩きながら」「通勤電車の中で」英会話を学べたら、忙しい中でも無理なく英会話を学べます。
3. 欲求【欲求を抱かせる】
「1日15分スキマ時間にスマホを見るだけ」で、6カ月後には「外国人と楽しそうに会話している自分」に出会えるはずです。
「外国人と話すのが苦手」という気持ちは消え去り、新たな世界が広がるでしょう。
4. 確信【信じられる理由・根拠を示す】
「スマホで完結!オンライン英会話サービス」受講者の多くは、「スキマ時間で英語が話せるように」「英語が苦手ではなくなった」と評価してくれています。
継続率92%、満足度94%、という数値が、累計3万人以上の受講者数を物語っているといえるでしょう。
当サービスは、○○の著者としても有名な○○が監修。実践的な英会話をスキマ時間で学べることに特化しています。
5. 行動【具体的に行動へと導く】
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6. 満足【リピートや拡販につなげる】
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AIDCASの注意点

AIDCASは6ステップあり、伝える順番が大切なフレームワークです。
ステップのどこかが弱いと全体に影響を及ぼします。
下記にAIDCASの注意点をお伝えしますので参考にしてください。
1. Conviction(確信)が弱すぎると効果が薄くなる
AIDCASのステップで読み進め、「欲求」を抱いても、「本当に大丈夫かな」という疑念を払えなければ「行動」には移ってもらえません。
社会的証明、第三者評価などによって信頼を強める必要があります。
強い権威性、強い実績があれば全く問題ありませんが、そうではない場合、事例、データ、口コミ、専門家情報などで「これなら大丈夫」という確信を強めるのです。
強固でなければダメなわけではありません。ここが「弱すぎる」と、AIDCASの効果が薄くなるということです。
使える情報を駆使して、AIDCASの「確信」を強めましょう。
2. Satisfaction(満足)で手を抜くとリピート率が下がる
AIDCASは、購入のあと、「Satisfaction(満足)」まで組み込まれたフレームワークです。
ありがちなのが、最後の6番目のステップで手を抜いてしまうこと。AIDCASを活用するのであれば、最大の特徴といえる「満足」で手を抜いてはいけません。
購入後のリピートが期待できなくなります。
AIDCASの「満足」をしっかりと作り込むことで、リピート率の向上を目指しましょう。
まとめ:AIDCASの法則で顧客満足度を促進しよう

この記事では、AIDCASについて、活用シーンや文章構成テンプレートの解説と例文、注意点、AIDCASと「AIDMA・AISAS・AISCEAS」それぞれの違いも含めてお伝えしてきました。
AIDCASとは
AIDCASの活用シーン
AIDCASの文章構成テンプレートを解説
AIDCASの例文
まとめ:AIDCASの法則で顧客満足度を促進しよう
AIDCASは、購買行動を促進するだけではなく、顧客満足度も高める文章構成フレームワークです。
「リピーターにもなってほしい」
「SNSなどで拡散してほしい」
そんな風に、購入後のマーケティング施策も含めた文章構成フレームワークを活用したい場合、AIDCASを利用してください。
顧客満足度は高まり、売り上げだけではなく、ブランディングにも良い影響を与えるでしょう。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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