パチスロで1000万稼いだギャンブル中毒が、FXで「張る」と「積む」を分けた話
Tab3(タバサン)です。元は、数年単位で負けていた養分でした。
そこからパチンコ・パチスロで期待値を知って立ち回りが変わり、兼業ハイエナで生涯収支は1,000万円以上。
今はその考え方をFXに翻訳して、波乗り道場で講師兼・アラート(シストレ)チームリーダーをやっています。
現在は、自作の波動論アラートを道場で正式採用してもらいながら、Fintokei(フィントケイ)などのプロップをロジカル口座の主軸として運用中です。
大会でも複数回TOP10入りし、表彰台も経験してきました。
このnoteでは、
・自分が何者か
・なぜFXをやっているのか
・なぜ「手法」より「環境」や「仕組み」を重視しているのか
・なぜ「張る」と「積む」を分けるという考え方にたどり着いたのか このあたりを、まとめて書きます。
長いです。
めっちゃ長い。
でも最後まで読んでくれたら、たぶん「こいつの発信、ちょっと追ってみるか」と思ってもらえるはず。たぶん。
思ってもらえなかったら、パチ屋で隣に座ったおじさんの長話だと思って聞いてください。
こんな人に読んでほしい
パチンコ・スロットの経験があって、FXに興味がある人
FXを始めたけど、何をやっても勝てない・続かない人
手法を次々と変えてしまう自覚がある人
兼業でチャートに張り付けないけど、FXで結果を出したい人
「期待値」「ボーダー」「ハイエナ」の意味がわかる人
逆に、すでに安定して勝っている人には、あまり響かないかもしれません。
この記事は、「変わりたいけど、まだ変われていない人」に向けて書いています。
負けユーザー時代──200万溶かして学んだ「記録ゼロ」の代償
20代前半の頃。典型的な入り口です。
好きなアニメの台があるから打ってみる。当たったら楽しい。ハマったら悔しい。
気づいたら時間を見つけてはホールに入り浸っていた。
最初は完全に養分でした。使っちゃいけない金にまで手を出す、絵に描いたような養分。
雑誌の攻略法や必勝法にも手を出した。
封筒に入った怪しい情報から、誌面の「これで勝てる」系まで、一通り見た。
それらで得た知識は、「この演出が出たからまだいける!」と謎の粘着に繋がり、結果的にさらに傷口を広げる始末。
少なくとも、自分を長期で勝たせてくれるようなものではなかった。
結局、数年間、トータルで200万〜300万くらいは負けたと思う。正確な数字は覚えてない。
覚えてないくらい、当時は収支帳すらつけてなかった。
この頃は期待値なんて言葉すら知らなかった。ただただ期待だけはしてた。
今思えば、これが一番の敗因。

オカルトの限界と、「期待値」との出会い
雑誌の攻略法もダメ、怪しい必勝法もダメ。
理屈で勝てないと悟った養分が次にどうするかというと、神頼みとオカルトに走るんです。
レバーの叩き方を変えてみたり、台を拭いてから打ってみたり、前に大勝ちした時と同じ服を着て行ったり、初心者のふりして打ったり。
初当たりを引いた時の姿勢を連チャン中キープし続けたり……。

全部オカルト。当然、結果は変わらなかった。
(いや、そんなこともないんだけど、ややこしくなるのでここでは割愛。気が向いたら記事にします)
「ちゃんと勝てる方法ってないの?」
そう思って探していた時に出会ったのが「期待値」という概念だった。
パチンコならボーダー理論。
ボーダーライン以上の回転率の台だけ打てば、理論上は長期的にプラスになる。
スロットなら天井期待値、ゾーン期待値。
天井に近い台やゾーン内の台だけ狙うハイエナ稼働をすれば、1回1回は負けても、試行回数を重ねればトータルでプラスに収束する。
「本当かよ」と思いながら実践してみた。
本当だった。
兼業ハイエナで生涯収支1000万円以上
自分はパチプロ専業だったわけじゃない。メインの仕事があって、空き時間にホールへ行く兼業スタイルだった。
幸い、徒歩圏内にパチンコ店が数店舗あって、車を出せばさらに選択肢が増える。
環境にはかなり恵まれていたと思う。
メインはスロットのハイエナ稼働。
パチンコより初期投資が低く、消化時間も短い。兼業には相性がよかった。

これを真剣にやったのが、2014年頃から、FXを本格的に始める2020年頃まで。
まったくホールに行かない時期もあったけど、やるときは淡々とやった。
結果、生涯収支は1,000万円以上になっていた。

収支は稼働のたびに記録していた。
地味だけど、この習慣がなければ絶対にここまで来ていない。記録があるから振り返れるし、振り返れるから改善できる。これはFXでも同じだった。
もちろん、パチンコ・パチスロが好きなので、期待値稼働だけをしていたわけじゃない。
たまにはオヤジ打ち(養分打ち)もした。期待値を無視して、好きな台を適当に打つ。それはそれで、とても楽しかった。
大事だったのは、期待値稼働の軍資金と、オヤジ打ちの遊び金を絶対に混ぜなかったこと。
この「分ける」という習慣が、のちのFXでの口座設計にもつながっていきます。詳しくは後半で触れます。
パチプロは「引退」していない
よく聞かれるけど、パチプロを引退したわけじゃない。今は行っていないだけです。
タバコと同じ。昔はヘビースモーカーだったけど、今は電子タバコすら吸っていない。
禁煙しているわけじゃない。ただ吸っていないだけ。
「やめた」と決めると、それを破った瞬間に自分を責める。
でも、「やめてない、ただ今はやっていない」と思っていれば、再開しても自分を壊しにくい。
この考え方は、FXで退場を防ぐ上でも大事だと思っています。
「もう二度とポジポジ病はやらない」と決意するより、「今日はやらなかっただけ」と捉える方が、結果的にメンタルは折れにくい。
ホールからチャートに移った理由

パチスロからFXに移った理由は、「好き」だけではなく、構造的な限界にも気づいたからでした。
理由は大きく3つあります。
一つは、稼げる金額の天井です。
兼業ハイエナで月に稼げる金額には限界があり、時間あたりの効率にも限界がありました。
もう一つは、同じパチプロ仲間がFXで安定して成果を挙げていたことです。
「パチンコと同じ考え方でいける」と聞いて、不安よりも安心感の方が大きい状態でスタートできました。
さらにその少し前、アパレルや飲食事業を共同経営していましたが、方向性の違いから離れた時期でもありました。
その経験から、「個人で完結する形で、収入を伸ばせる方法」を探すようになっていました。
メインの仕事、兼業パチプロ、個人事業の副業。
そうした選択肢を並べて考えたとき、自分にはFXが上位互換に見えました。金額の規模感も、スピード感も、トータルで。
FXの始まり──指値スイングからの出発
FXを始めてすぐは、指値のスイングトレーダーとして運用していました。エントリー、損切り、利確を事前に決めて、あとは放置するスタイルです。
……だったはずなんですけど、今回この記事を書くにあたって当時の履歴を振り返ってみたら、全然ポジってた。
人間という生き物は、本当に都合がいいですね。
初月は、10万円くらいのプラスでした。

大きく負けてはいないものの、時間効率と資金効率には物足りなさを感じていました。
ただ、パチプロ時代にイメージしていた規模感では稼げませんでした。
大きく負けにくい一方で、このままでは思うように伸ばせない。そんな感覚がありました。
教材らしい教材も、まだほとんど買っていません。
FXを始める数年前に、パチプロの方が販売していた2〜3万円のFX情報商材を1つ。あとは、コンビニで売っていた小さめの株の本を1冊。
この頃は、本当にそれくらいの知識だけでトレードしていました。
波乗り道場との出会い──決め手は手法じゃなく「人」だった
そんなタイミングで、FXサロン「波乗り道場」の1期募集を知った。
正直に言うと、決め手は手法じゃなかった。
オーナーの波乗りジョニーさんや講師陣の人柄と、コミュニティそのものに魅力を感じたのが大きい。
それまであまりやってこなかったデイトレを推奨していたのもポイントだった。
スイングの効率の悪さを感じていたから。
入会して、オーナーや講師陣のライブを見るのが楽しみになった。ただ、正直に言うと道場のカリキュラム(生徒としてのコンテンツ)はいまだにほとんどこなしていない。
ライブを見て学ぶ、それだけで十分面白かった。
でも、収支はまだ「勝たず負けず」だった。
📝 道場に入って、オフ会でベガ立ちしながら気づいた話 →勝てる手法を探していたつもりが、答えは"環境"だった話
オフラインイベントで変わった──大会と競争環境の力
「これは何か変えなきゃいけない」と思った。
自分はかなりのコミュ障なので、オフラインの場に参加するには相当な覚悟が必要だった。それでも覚悟を決めて、イベントに参加した。
そこで知った。
勝っているトレーダーの多くが、サロンで開催されているトレード大会に参加していたことだ。
なるほど、と。
大会では結果が可視化され、競争の中で自分のトレードと向き合うことになる。パチプロ時代に収支帳をつけて、毎日の結果を振り返っていたのと近い構造だと思った。
自分も大会に参加してみた。
初参加でTOP10入り。
その後も、参加者100人以上の大会で表彰台やTOP10を複数回経験した。
大会で実際に何をしていたのか、負けた大会で何を感じたのかは、別の記事にまとめている。
📝 大会で実際にやっていたことと、負けた大会を含めた振り返り
→ 大会TOP10に入った時、実際に何をしていたか──腕試しと運試しの境界線
なぜアラートを作ったのか──FXとパチスロの「期待値」の違い

大会で結果が出始めた頃、ひとつの課題がはっきりしました。
兼業トレーダーは、チャートを見られない時間が長すぎる、ということです。
その時間のロスを埋めるために、「チャートを確認する価値がありそうな候補」を通知する仕組みがほしいと考えました。
作りたかったのは、エントリーを指示する装置ではありません。候補に気づく仕組みです。
スロットでいえば、「天井に近いかもしれない台を見つけてくれるお知らせ」に近いものです。
ただし、ここで違いをはっきりさせておきます。
パチスロは、条件ごとの期待値を比較的定義しやすい。
一方でFXは、相場環境の変化、スプレッド、スリッページ、そして裁量判断の影響が大きく絡みます。
つまり、アラートが鳴ったこと自体は、期待値の存在を何ひとつ保証しません。
やることはシンプルです。
鳴ったらチャートを開く。環境を見る。自分の検証条件が揃っていると思えば入る。わからなければ見送る。
最終判断は、必ず自分でやります。
このアラートは、道場で使われている波動論の考え方を、兼業でも回しやすい形に落とし込んだものです。
その後、サロンでも正式採用されました。
Discord上では、スクリーンショットの時点で申請者数が1,100人を超えています。
申請をキャンセルすると表示数が減る仕様なので、画面上の数字より、実際の申請累計はもう少し多いはずです。

ただし、この人数がそのまま継続利用者数や成果を示すわけではありません。
アラートは、期待値や利益を保証するものではなく、確認する価値がありそうな候補を知らせる仕組みです。最終的に入るか見送るかを決めるのは、利用者本人です。
実際に、アラートをきっかけに大会で結果につなげた人もいます。ただし、それは本人の裁量と努力、あとヒキがあってこそのものです。
ツールは、きっかけに過ぎません。
📝 アラートの設計思想と、「あえて入れなかった機能」の話
→ 「鳴ったら入る」は作らなかった。波動論アラートの設計思想の話
ロジカル口座とエンタメ口座──軍資金と遊び金は混ぜない
自分は今でも失敗します。操作ミスもあるし、それに引きずられた判断ミスもある。
だからこそ、意志や精神論だけでは自分を守れないと思っています。
そこで作ったのが、口座を分けるという構造です。
パチプロ時代の「軍資金と遊び金を混ぜない」という感覚を、そのままFXに持ち込みました。

ロジカル口座
【条件で積む】アラートと環境認識をもとに、条件が揃った時だけ期待値を淡々と積む口座です。
メインはプロップファーム「Fintokei(フィントケイ)」です。
現在はProTraderサファイア(口座サイズ2,000万円)を運用しており、合格・出金も経験しています。
ここにプロップを置く理由は、外部からの強制力です。自己資金だと「まあいいか」が通りやすい。
一方、プロップは損失制限などの条件を破るとアカウントが止まります。その強制力が、本線を守るストッパーになります。
ただし、プロップは万能ではありません。
失格条件や出金ルール、プラン内容は変わり得るため、利用する場合は公式ルールの確認が必須です。
エンタメ口座
【感情で張る】「なんか来る気がする」程度でポジっていい遊び口座です。
パチスロでいうオヤジ打ちの延長ですが、好き放題するための免罪符ではありません。
隔離として機能させるために、少なくとも次のルールを決めています。
損失の上限を先に決める
計画外の追加入金をしない
生活資金と混ぜない
本線の検証データに入れない
ここが崩れると、「隔離」ではなく、ただの自爆になります。
この2つを分けることで、判断バイアスや操作ミスが本線まで連鎖しにくくなります。感情をゼロにするのではなく、感情の影響範囲を限定して、積む側を守る。
そのための口座設計です。
📝 口座分離の全設計と運用ルールの詳細はこちら
→ 「口座を分けろ」──ギャンブル中毒の元パチプロが作った、ロジカル口座とエンタメ口座の全設計
チームの話──同じツールから、違うルートへ

現在、波乗り道場でアラート・シストレチームのリーダーをしています。
勉強会を開いたり、月に何度かYouTubeライブを配信したりしています。アクティブメンバーは5〜6人で、ライブは毎回4人前後で回しています。

脱線しがちなので、毎回テーマを決めて、しっかりやりきるのが今の目標です。
同じアラートを起点にしても、成長のルートは人それぞれです。
尚樹さん:アラートをきっかけに大会表彰台を経験し、今はスマホ完結の兼業スタイルで自走しています。
シンジさん:アラートなどを活用しながら徐々に改善し、コツコツ型のトレードで大会TOP10入りを果たしました。
Kさん:攻めの姿勢で試行錯誤を続けながら、口座管理や仕組み化の重要性をチームに示してくれる存在です。
ツールはあくまで補助輪です。最終的には、自分の力で走れるようになる。それがチームの理想です。
チームの活動内容や、継続を支える仕組みについては、こちらの記事にまとめています。
📝 「ポンコツだからこそ、チームが必要だった」──アラートチームが今どんな活動をしていて、どんな課題があるのか。チームのリアルな現在地についてはこちら。
→ 「1人でFXをやっていたら、たぶん辞めていた」──波乗り道場 アラート・シストレチームのリアルと"継続"を支える仕組み
「張る」と「積む」を分ける──それが自分の答え
最後に、自分がいちばん伝えたいことを書きます。
勝てる手法はいくつもある。でも、自爆せずに続けられる環境がなければ、結局どこかでブレる。
手法探しより、環境作り。続けられないノウハウは、途中で崩れます。
パチスロで負けまくっていた自分が、期待値を知り、ハイエナに徹して、生涯収支1,000万円以上になった。
特別な才能があったわけではありません。期待値がある台だけに座り、ない台には座らない。
それを淡々と続けただけです。

もちろん、パチスロとFXはまったく同じではありません。
でも、優位性のある条件を選び、感情で本線を壊さず、継続できる環境を作るという点では、構造はかなり近いと思っています。
だから、感情を無理に禁止するのではなく、置き場所を分ける。
裁量でもシステムでもいい。一定の実績を確認できる一つの型を、本線で続ける。
好きに張りたいときは、メイン口座に影響しない範囲と場所でやる。
「張る」と「積む」を、同じ場所で混ぜない。
それが、今の自分の答えです。
今後発信していくテーマ
このnoteでは、これから主に次のテーマを発信していきます。
パチンコ・パチスロの期待値思考を、FXにどう翻訳するか
感情を消すのではなく、置き場所を分けるという考え方
半裁量やアラートを、依存ではなく補助輪として使う方法
兼業でも自爆せずに続けるための、削る設計と日常ルール
口座分離やプロップ口座を使った、壊れにくい運用の作り方
大会やコミュニティを、成長環境としてどう使うか
記事は増やしていきますが、自分の軸はずっとこのあたりです。

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📝次に読むなら
口座分離の具体設計を知りたい人へ
→ 「口座を分けろ」──ギャンブル中毒の元パチプロが作った、ロジカル口座とエンタメ口座の全設計兼業で期待値を積む仕組みを知りたい人へ
→ 兼業トレーダーが"結果を出せない"本当の理由と、期待値を積むための日常ルール手法より環境が重要だと考える理由を知りたい人へ
→ 勝てる手法を探していたつもりが、答えは"環境"だった話チームと継続の仕組みを知りたい人へ
→ 「1人でFXをやっていたら、たぶん辞めていた」──波乗り道場 アラート・シストレチームのリアルと"継続"を支える仕組み
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