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自我とは?自我が強い人・弱い人の特徴|心理学でわかる形成される仕組み

3分で読めて、自我が『強い人・弱い人』特徴や仕組みがわかる~


自我とは『私』という感覚のこと。

この『私』という感覚の強弱には、実は、個人差があるんですね。

すなわち。

「私が私が私が」と、『私』という自我が、強い人と、『私』という自我が、薄い人。

こんにちは。名無き仙人です。

この記事では、自我が強い人と、弱い人の特徴や、自我が形成される仕組みを見ていきます。

1.自我が強い男女の特徴

そもそも、自我とは、『私』という感覚のこと。

あなたの中にも、「私」という感覚、ありますよね?

「私が悩んだ」「私が選んだ」「私が決めた」「私がやった」

常に、『私』という感覚を感じながら、生きていますよね。

で、驚きですが・・

実は、この『私』という感覚が「どのくらい脳内で強いか?」には、個人差があるんですね。

私達は、自分の脳内しか、経験したことがないから、わかりにくいですが・・

実は、個人差があって。

でね、この『私』『自分』という自我感覚が、強い人もいる。

その人の脳内では、「私が私が私が」「自分が自分が自分が」という感覚が、とても強く働いているんですね。

そのため、何が起きても、物事を「私」を中心に受け止めやすくなります。

だから、「あなたは自己中だよね」と言われたりすることも多くなりやすいし・・

他人の気持ちよりも、自分の気持ちを優先させやすい。

例えば──

「私がバカにされた」

「私は認めてもらえなかった」

「私の評価が下がった」

「私の損になった」

そんなふうに、「私」に意識が向き続ける。

だから、他人からの評価に一喜一憂しやすい。

批判されると、強く傷つく。

マウントを取られると、反射的に言い返したくなる。

負けることや、間違いを認めることが、とても苦しい。

自分が正しいと思い込みやすく、プライドも高くなりやすい。

もちろん、全員がそうではありません。

ただ、自我が強い人ほど、「私を守ること」が脳の最優先事項になりやすいんですね。

さて、こう聞いてみて、「あ、これ、あの人のことだ」と、思い当たる人は、いませんか?

<強い自我が形成される過程>

では、なぜ、自我が強くなるのでしょうか?

実は、自我とは、生まれつき決まっているものではありません。

幼少期の環境に適応する中で、少しずつ形成されていくんですね。

自我は、例えるなら環境適応のカメレオンです。

その環境で、生き残るために、最も都合の良い形へと変化していく。

例えば──

家庭内で、いつも親の顔色を見なければならなかった子。

兄弟姉妹と、常に比較されて育った子。

失敗すると強く叱られ、「良い子」でいないと愛されない環境だった子。

あるいは、自分を守らないと傷つけられる環境だった子。

こうした環境では・・

「私は認められているだろうか?」

「私は損していないだろうか?」

「私はバカにされていないだろうか?」

と、自分を常に監視し、守る必要がありました。

つまり、その環境では、自我が強い方が、生き延びやすかったんですね。

だから脳は・・

「もっと『私』を意識しよう」

「もっと『私』を守ろう」

と学習し、自我を強化していったわけです。

つまり、自我が強いこと自体は、悪いことではありません。

それは、幼少期のあなたが、一生懸命生き抜くために身につけた、生存戦略だったんですね。

ただし、問題があります。

子どもの頃には役立っていた、その戦略が、大人になっても、そのまま残ってしまうことです。

もう安全な環境にいるのに・・

「私が傷つく!」「私が負ける!」「私が認められない!」

と、脳は昔と同じように反応してしまう。

その結果、人間関係で疲れたり、生きづらさを感じたりすることが増えてしまうんですね。

つまり、自我とは、今の現実に合わせて作られたものではなく、幼少期の環境に適応するために作られたプログラムであることが多いわけです。

現在の心理学・発達科学の知見としても・・

自我の強さには生まれつきの気質も影響しますが、幼少期の環境に適応する中で、自我は大きく形づくられていくんですね。

2.自我が弱い男女の特徴

では、逆に、自我が弱い人は、どうでしょうか?

もちろん、自我が弱いからといって、「自我がない」わけではありません。

ちゃんと「私」という感覚はある。

ただ、その存在感が薄いんですね。

そのため、自我が強い人のように、「私が!私が!」となることは少ない。

だから、人と衝突しにくい。

相手の立場に立って考えることも得意です。

空気も読める。協調性も高い。

周りからは、

「優しい人」

「穏やかな人」

「いい人」

そう思われることも多いでしょう。

しかし、その一方で──

自我が弱いことで、生きづらさを感じる人も少なくありません。

例えば、「私は、本当は何がしたいんだろう?」

自分の気持ちが、よくわからない。

進学も、就職も、結婚も・・

「みんながそうするから」

「親がそう言うから」

「恋人が望むから」

そんな理由で決めてしまいやすい。

何かを決める時も、「あなたは、どうしたい?」と聞かれて・・

「どっちでもいいよ」

「あなたに合わせるよ」

そう答えることが多い。

実際には、自分の意見がないわけではありません。

でも、自分の気持ちよりも、相手を優先することが習慣になっているんですね。

その結果・・

頼まれると断れない。

嫌なことでも我慢してしまう。

気づけば、人に合わせ続けて疲れ切っている。

そして、ある日・・

「私は、何のために生きているんだろう?」

「私は、本当は、どうしたいんだろう?」

そんな感覚に陥ってしまうこともあります。

実は、これも、自我が弱い人によく見られる特徴なんですね。

では、なぜ、このような自我の弱さが形成されるのでしょうか?

<弱い自我が形成される過程>

実は、自我が弱い人もまた、幼少期の環境に適応した結果であることが少なくありません。

例えば・・

親の期待に応えることで褒められてきた子。

自分の意見を言うと否定されてしまった子。

家庭の雰囲気を壊さないよう、いつも空気を読んでいた子。

こうした環境では、「自分を主張すること」よりも・・

「周りに合わせること」の方が、生きやすかった。

だから脳は・・

「自分を出すより、相手に合わせよう」

「波風を立てない方が安全だ」

そう学習していったんですね。

つまり、自我が弱いこともまた、その人が幼少期を生き抜くために身につけた、生存戦略だったわけです。

だから、自我が強い人も、弱い人も、どちらが良い・悪いという話ではありません。

どちらも、かつての環境では必要だった適応なのです。

ただ、大人になった今、その適応が現在の環境に合わなくなると、生きづらさとして現れてくることがあるんですね。

3.まとめ

ここまで見てきたように、自我とは、「私」という感覚のこと。

そして、その強さには個人差があります。

自我が強い人は・・

「私が傷つく」

「私が認められたい」

「私が正しい」

という意識が強く働きやすい。

一方で、自我が弱い人は・・

「相手は、どう感じてる?」

「相手に合わせた方がいいかな」

と、自分よりも周囲を優先しやすい。

どちらも、生まれつきの気質に加えて、幼少期の環境に適応する中で形成された、生存戦略だったわけですね。

だから、自我が強い人を責める必要もありませんし・・

自我が弱い人を責める必要もありません。

どちらも、一生懸命、生き延びるために身につけた能力だったのです。

では、大人になった今、どうすれば、生きづらさから自由になれるのでしょうか?

ポイントは、自我を無理に消そうとしないことです。

自我は敵ではありません。

大切なのは、自我観察することなんですね。

例えば・・

「今、私は認められたくなっているな」

「今、私は傷つくのを怖がっているな」

「今、私は相手に合わせすぎているな」

そんなふうに、一歩引いて、自我の動きを見つめる。

心理学では、この力をメタ認知と呼びます。

つまり、「私」という自我を、そのまま生きるのではなく・・

「今、自我がこう反応しているんだな」

そう気づける状態です。

気づいた瞬間、あなたは、自我そのものではなく、自我を観察する側へと立ち位置が変わります。

実は、この「観察できる私」が育っていくほど、自我に振り回されることは少なくなっていきます。

自我をなくす必要はありません。

自我を否定する必要もありません。

まずは、「今、自我が反応しているな」と気づくこと。

その小さなメタ認知の積み重ねが、少しずつ、生きづらさから自由になる第一歩になっていくのです。

自我は、あなたでは、ありません

あなたは、自我を観察している観察者です。

メタ認知能力が伸びると、自我が『私』では、なくなっていきます。

この話は、以下の記事が詳しいです。

なお、メタ認知については、以下の記事が詳しいです。

これら関連記事、自己理解や、他者理解に、お役立てください。

さて、この記事は、名無き仙人(ななきせんにん)のnoteの記事でした。

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