【2026年度入試版】MARCHの倍率ランキング。偏差値では見えない「本当に入りにくい学部」を全公開
FAST-UP逆転塾の速上クリスティーナです。
MARCHの中で「いちばん入りにくい学部」って、どこだと思いますか?
偏差値の表を見て決めていませんか。
実は、偏差値と倍率は別モノです。偏差値がそこまで高くないのに、倍率だけが跳ね上がっている学部があります。
河合塾Kei-Netの2026年度入試結果を、学部ごとに開いて確認しました。
いちばん高かったのは法政の法学部で、12.0倍。合格者1人の後ろに、12人が並んだ計算です。
今日は、明治・青山学院・立教・中央・法政の倍率を、2026年度入試の同じデータで正直に並べます。
そのうえで、「倍率が高い=難しい」とは限らない理由も、きちんとお話しします。
この記事で分かること:
MARCHで倍率が高い「入りにくい学部」ランキング(2026年度・河合塾Kei-Net)
偏差値の序列と倍率の序列がズレる理由
倍率の高い方式・低い方式を見分けて、合格を近づける考え方
MARCHで「倍率が高い学部」ランキング
さっそく、MARCH5大学を横断して、倍率の高い学部を並べます。
すべて2026年度入試・河合塾Kei-Netの入試結果です。各学部の主要な独自方式(学部別入試・全学部日程の3教科型)の倍率を代表値にしています。

🖼️ MARCH5大学横断の学部別倍率ランキング(2026年度入試・河合塾Kei-Net)。1位は法政の法学部12.0倍、2位は中央の経済学部9.0倍、3位は法政のキャリアデザイン学部8.9倍、4位は中央の総合政策学部8.8倍、5位は立教の経営学部8.7倍と法政のデザイン工学部(建築)8.7倍、7位は青山学院の経営学部8.0倍、8位は青山学院の経済学部7.9倍、9位は法政のグローバル教養学部7.8倍、10位は法政の国際文化学部7.6倍。上位は法政と中央が多くを占め、明治は上位に入っていない。倍率は主要な独自方式の代表値で、共通テスト利用・英語外部利用方式は除く
→ 1位:法政 法学部(12.0倍)
MARCH最難関の倍率です。同じ法学部でも政治学科のA方式は14.0倍まで上がりました。法政は方式が多く、併願しやすい日程設計なので、志願者が集中します。倍率だけを見ると、MARCHでいちばん狭き門です。
→ 2〜4位:中央 経済9.0・法政 キャリアデザイン8.9・中央 総合政策8.8
中央の経済学部は9.0倍、総合政策学部は8.8倍。法政のキャリアデザイン学部も8.9倍と高倍率です。いずれも募集人員に対して志願者が多く集まる、人気と競争が重なった学部です。
→ 5〜6位:立教 経営8.7・法政 デザイン工(建築)8.7
立教の経営学部は、MARCHの中でも看板学部として毎年人気が高く8.7倍。法政のデザイン工学部(建築)も8.7倍で、建築系は募集人員が少ないぶん倍率が上がりやすい学部です。
→ 7〜10位:青学 経営8.0・青学 経済7.9・法政 グローバル教養7.8・法政 国際文化7.6
青山学院は経営8.0・経済7.9と、文系の主力学部が高倍率。法政はグローバル教養・国際文化と、国際系が上位に食い込みます。
📌 上位ランキングは法政と中央が多くを占めます。一方で、偏差値では上位常連の明治は、このランキングの10位以内に入っていません。倍率の序列は、偏差値の序列とは一致しないのです。
(出典:河合塾Kei-Net 入試結果 一般選抜・私立大学 2026年度入試)
倍率が高い学部でも、方式を選べば合格のチャンスは広がります。「自分の志望校でいちばん受かりやすい方式」、正確に知りたくありませんか?

偏差値と倍率が「ズレる」3つの理由
ここが今日いちばん大事なところです。
倍率は「入りにくさ」を測る便利な数字ですが、偏差値とは別の力で動きます。ズレが生まれる理由は3つあります。
→ 理由1:方式が多い大学は、倍率が上がりやすい
法政や中央のように入試方式が多い大学は、1つの合格枠に対して志願者が何度も出願します。方式ごとに志願者がカウントされるため、倍率は膨らみます。倍率が高いからといって、偏差値もいちばん高いとは限りません。
→ 理由2:募集人員が少ない方式は、倍率が跳ねる
同じ学部でも、募集人員が少ない方式は倍率が一気に上がります。とくに共通テスト利用方式や英語外部利用方式は、募集枠が小さく志願者が集まりやすいため、20倍・50倍といった数字になることもあります。これは「難しさ」というより「枠の小ささ」です。今回のランキングでは、こうした特殊方式は代表倍率から外しています。
→ 理由3:併願しやすい大学ほど、志願者が集まる
試験日が分散していて併願しやすい大学は、そのぶん志願者が増え、倍率が上がります。明治のように全学部統一入試で志願者が分散するタイプと、法政のように多方式で受けやすいタイプでは、倍率の出方が変わります。
📌 明治は偏差値ではMARCH上位の常連ですが、倍率ランキングでは10位以内に入っていません。逆に法政は、偏差値の序列では下位でも、倍率は最上位。倍率は「人気」と「方式設計」を強く映すため、偏差値とはズレるのです。倍率だけで「難しい・易しい」を決めつけないことが大切です。
(出典:河合塾Kei-Net 入試結果 一般選抜・私立大学 2026年度入試)
まとめ
✅ 2026年度入試の倍率が最も高いのは法政の法学部で12.0倍。法政・中央がランキング上位を占め、立教 経営8.7・青学 経営8.0・青学 経済7.9が続きます。偏差値上位常連の明治は、倍率では10位以内に入りません。
✅ 倍率と偏差値がズレるのは「方式の多さ・募集枠の小ささ・併願のしやすさ」が理由。倍率が高い学部が、必ずしも偏差値も最上位とは限りません。
✅ 共通テスト利用・英語外部利用などの特殊方式は、枠が小さく倍率が跳ねやすいので別枠で見る。倍率は「難しさ」そのものではなく、「人気」と「方式設計」を映す数字です。
倍率が高い学部でも、方式や日程の選び方で合格の可能性は大きく変わります。
どの学部を、どの方式で受けるのか。ここを早めに設計できると、同じMARCHでも合格の近さがまるで違ってきます。
プロと一緒に、あなたの志望校と受験方式の戦略を組み立てませんか。

今日も最後まで読んでくれて、ありがとうございました。
次回もデータで語ります。お楽しみに。
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よくある質問(FAQ)
Q. 倍率はどうやって計算されていますか?
A. この記事の倍率は「受験者数 ÷ 合格者数」で算出しています(受験者数が公表されていない方式は志願者数 ÷ 合格者数)。数字は河合塾Kei-Netの2026年度入試結果に基づき、各学部の主要な独自方式(学部別入試・全学部日程の3教科型)の代表値を使っています。
Q. 倍率が高い学部は、偏差値も高いということですか?
A. 必ずしもそうではありません。倍率は「方式の多さ・募集枠の小ささ・併願のしやすさ」に強く影響されます。たとえば法政は偏差値の序列では下位でも、倍率はMARCH最上位。逆に明治は偏差値上位でも倍率は控えめです。倍率と偏差値は別の物差しとして見てください。
Q. 明治の倍率が上位に入らないのはなぜですか?
A. 明治は全学部統一入試などで志願者が分散し、募集人員も比較的多いため、1方式あたりの倍率が突出しにくいのです。人気がないわけではなく、偏差値ではMARCH上位を保っています。倍率の低さ=入りやすさ、と単純には言えません。
Q. 共通テスト利用方式の倍率が20倍・50倍とあるのはなぜですか?
A. 共通テスト利用や英語外部利用の方式は、募集枠が非常に小さいうえ、他大学と併願しやすいため志願者が集中します。その結果、倍率だけが極端に跳ね上がります。これは「難しさ」というより「枠の小ささ」なので、今回のランキングでは学部の代表倍率から外しています。
Q. 倍率が高い学部は、あきらめたほうがいいですか?
A. その必要はありません。同じ学部でも、方式や試験日を選べば倍率は大きく変わります。倍率の低い方式を狙う、得意科目を活かせる配点の方式を選ぶなど、戦略しだいで合格は近づきます。まずは志望学部の方式ごとの倍率を並べて、いちばん通りやすいルートを見つけることが大切です。
出典・データの注記
倍率の数値は河合塾Kei-Net「入試結果(一般選抜・私立大学)」2026年度入試に基づきます。倍率=受験者数 ÷ 合格者数(受験者数が非公表の方式は志願者数 ÷ 合格者数)で算出された数字です。
各学部の代表倍率は、主要な独自方式(学部別入試・全学部日程の3教科型)の中央値を用いています。共通テスト利用方式・英語外部利用方式は募集枠が小さく倍率が跳ねやすいため、原則として代表値から除外し、本文で別途注記しました。
倍率は年度・方式・日程によって変動します。実際の出願にあたっては、各大学公式の入試要項および最新の入試結果を必ずご確認ください。
本記事の数値は入試の難易度を測る目安の1つであり、合否を保証するものではありません。倍率は「難しさ」だけでなく「人気」「方式設計」を映す指標である点にご注意ください。
