【2026年最新版】共通テスト利用入試は本当にお得か?MARCH・日東駒専のボーダーデータで検証
FAST-UP逆転塾の速上クリスティーナです。
「共通テスト利用なら、1回受けるだけで何校も出せてお得」。
「共テ利用のほうが受かりやすいらしい」。
こういう話、出願シーズンによく聞きます。
でも、実際のボーダー得点率を並べると、そのイメージは危ういと分かります。
今日は、共通テスト利用入試は本当にお得なのかを、MARCH・日東駒専のボーダーデータで検証します。
先に結論を1つだけ言うと、MARCHの共テ利用ボーダーは概ね8割以上。一般入試より高い壁になっていることが多いんです。
「お得」の正体は何なのか。どういう人なら得で、どういう人だと罠になるのか。データで正直にお話しします。
この記事で分かること:
MARCH・日東駒専の共テ利用ボーダーの実データ(2026年度)
「お得に見えて罠」になる仕組み
共テ利用が本当に得になる使い方
共テ利用のボーダーは、こんなに高い
まず事実から見ましょう。MARCHと日東駒専の、共通テスト利用のボーダー得点率(2026年度)です。

🖼️ MARCHと日東駒専の共通テスト利用ボーダー得点率(2026年度・河合塾/各大学公式)。明治84〜88%、立教82〜88%、中央80〜88%、青山学院82〜87%、法政79〜86%と、MARCHは学部により概ね8割以上。日東駒専も日大78%、東洋77%、駒澤76%、専修75%と7割台半ば。8割の壁を示す参考線を軒並み上回り、共テ利用は「楽に受かる入口」ではないことを示す構図
→ MARCHは概ね「8割の壁」の上
明治84〜88パーセント、立教82〜88パーセント、中央80〜88パーセント、青山学院82〜87パーセント、法政79〜86パーセント。MARCHの共テ利用ボーダーは、学部によって多少ばらつきますが、おおむね8割以上です。共通テストで8割を安定して取るのは、決して簡単ではありません。
→ 日東駒専でも7割台半ばは必要
共テ利用は難関大だけの話ではありません。抜粋した学部で見ると、日大78パーセント、東洋77パーセント、駒澤76パーセント、専修75パーセント。日東駒専でも7割台半ばの得点率が求められます。「共テ利用なら気軽に受かる」というイメージとは、かなり距離があります。
📌 共通テスト利用のボーダーは高めです。MARCHは概ね8割以上、日東駒専でも7割台半ば。共テ利用は「安く出せて楽に受かる入口」ではなく、高得点が前提の入口だと理解してください。
(出典:共通テスト利用ボーダー得点率=河合塾2026年度共通テストボーダーライン/各大学公式の入試結果。大学情報DBより抜粋)
自分の共テ得点なら、どの大学の共テ利用が「勝負できる」ラインか。プロと一緒に見極めませんか?

「お得に見えて罠」になる仕組み
なぜ共テ利用は「お得に見えて罠」になりやすいのか。理由を整理します。
→ 一般入試より難易度が上がりやすい
共テ利用は募集人員が少なく、全国から高得点者が集まります。だからボーダーが一般入試より高くなりがちです。たとえば一般入試なら偏差値57.5〜60.0で合格圏に入る学部でも、共テ利用だと8割前後の得点が必要になることがあります。「同じ大学・学部なのに、共テ利用のほうが難しい」という逆転が起きるのです。
→ 「安さ」に釣られて主戦場を間違える
共テ利用は出願料が割安で、1回の受験で複数校に出せます。この手軽さは確かに魅力です。ただ、ボーダーが高いので「安く出したのに全部不合格」になることも珍しくありません。共テ利用を主戦場にすると、肝心の合格を取りこぼす危険があります。
→ 共テの出来に、すべてが左右される
共テ利用は共通テスト一発の得点で合否が決まります。当日に少しでも失敗すれば、出願したすべての大学でボーダーに届かない、ということが起こります。一般入試のように大学ごとの個別対策で挽回する余地がありません。
📌 共テ利用が罠になるのは、ボーダーの高さと「安さ」のギャップです。手軽さに釣られて主戦場にすると、共テの出来しだいで全滅もあり得ます。共テ利用は「本命」ではなく「保険」と位置づけるのが安全です。
(出典:偏差値の目安=河合塾Kei-Net。共通テスト利用の難易度・募集人員は各大学公式の入試要項による)
共テ利用が「本当に得」になる使い方
では、共テ利用はやめておくべきなのか。そうではありません。使い方しだいで、とても強い武器になります。
→ 共テで高得点が取れた人の「併願確保」に効く
共通テストで安定して8割以上を取れる人にとって、共テ利用は最高に効率的です。個別試験を受けに行かずに、少ない負担で併願校の合格を確保できます。本命の対策に時間を回しながら、押さえを固められるのが最大のメリットです。
→ 「一般入試との併用」が鉄則
共テ利用だけに頼らず、一般入試とセットで出すのが基本です。共テ利用で押さえを取りにいき、本命は一般入試で勝負する。この二段構えなら、共テで多少つまずいても一般入試で挽回できます。
→ 科目数と配点で「自分が有利な方式」を選ぶ
共テ利用には3科目型・4科目型・多科目型などがあり、ボーダーも配点も方式で変わります。得意科目の配点が高い方式を選べば、同じ得点でも合格の可能性が上がります。方式選びは、共テ利用を得にするうえで欠かせないポイントです。
📌 共テ利用が得になるのは「共テで高得点が取れて、一般入試と併用して、有利な方式を選ぶ」とき。この3つがそろえば強い武器になります。逆に、どれか1つでも欠けると「お得」は崩れます。
まとめ
✅ 共テ利用のボーダーは高めです。2026年度でMARCHは概ね8割以上(明治84〜88%、中央80〜88%など)、日東駒専でも7割台半ば(日大78%、専修75%など)。「気軽に受かる入口」ではありません。
✅ 共テ利用が罠になるのは、ボーダーの高さと「安さ・手軽さ」のギャップです。主戦場にすると共テの出来しだいで全滅もあり得ます。共テ利用は「本命」ではなく「保険」と考えましょう。
✅ 得になるのは「共テで高得点が取れて、一般入試と併用して、自分に有利な方式を選ぶ」とき。この3つがそろえば強い武器になります。まずは自分の共テ想定得点と、狙う学部のボーダーを突き合わせるところから始めてください。
共通テスト利用は、「お得な裏ワザ」ではなく「使い方で価値が決まる道具」です。
自分の得点力と出願プランに合っているか。そこを冷静に見極めることが、出願戦略の第一歩になります。
自分の共テ想定得点で、どの大学・方式を保険にすべきか。プロと一緒に出願プランを組み立てませんか。

今日も最後まで読んでくれて、ありがとうございました。
次回もデータで語ります。お楽しみに。
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よくある質問(FAQ)
Q. 共通テスト利用は一般入試より受かりやすいですか?
A. むしろ難しくなりやすいです。共テ利用は募集人員が少なく全国から高得点者が集まるため、ボーダーが一般入試より高くなりがちです。一般入試なら偏差値57.5〜60.0で合格圏の学部でも、共テ利用では8割前後の得点が必要になることがあります。
Q. MARCHの共テ利用はどれくらいの得点率が必要ですか?
A. 2026年度で、学部によりおおむね8割以上です。明治84〜88パーセント、立教82〜88パーセント、中央80〜88パーセント、青山学院82〜87パーセント、法政79〜86パーセントが目安です。科目数の多い方式ほどボーダーが上がる傾向があります。
Q. 日東駒専なら共テ利用で楽に受かりますか?
A. そうとは限りません。抜粋した学部では日大78パーセント、東洋77パーセント、駒澤76パーセント、専修75パーセントと、7割台半ばの得点率が必要です。共テ利用は難関大でなくてもボーダーが高めなので、油断は禁物です。
Q. 共通テスト利用はどう使えばお得ですか?
A. 「共テで高得点が取れる」「一般入試と併用する」「自分に有利な方式を選ぶ」の3つがそろうときに得になります。共テで安定して8割以上取れる人が、一般入試を本命にしつつ共テ利用で併願を確保する、という使い方が理想です。
Q. 共通テスト利用だけで受験しても大丈夫ですか?
A. おすすめしません。共テ利用は共通テスト一発の得点で合否が決まるため、当日つまずくと出願したすべての大学でボーダーに届かないリスクがあります。一般入試と併用し、共テ利用は保険として位置づけるのが安全です。
出典・データの注記
共通テスト利用ボーダー得点率は、河合塾2026年度共通テストボーダーライン、および各大学公式が公表する入試結果に基づき、大学情報DB(07_受験対策_共通テスト利用方式)から抜粋しています。同じ大学でも学部・方式・科目数によってボーダーは変わります。
本記事のMARCHのボーダーは学部によりおおむね79〜88パーセント、日東駒専は抜粋した一部学部で75〜78パーセントの数値です。掲載していない学部・方式では数値が異なります。
偏差値の目安は河合塾Kei-Netに基づく一般的な参考値です。共テ利用と一般入試の難易度比較は、方式・学部・年度によって変わります。
ボーダー得点率・倍率・募集人員は年度で変動します。出願前に必ず各大学公式および河合塾の最新のボーダーライン・入試要項でご確認ください。
本記事の内容は出願戦略・志望校選びの目安であり、合否を保証するものではありません。
