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私の英語学習50年(72)会社を設立。サイマルから引き合い!

(↑のつづき)

1994(平成六)年、私は会社を設立した。

といっても実質上の社員は私一人である。

事務所としてアパートの一室を借りた。

グローバルコミュニケーション全般を業務領域として掲げたが、これまでの私の経験や実績からいって、実際にはビジネス関連の翻訳と英文編集に業務は絞られた。

知り合いに会社設立を知らせるとともに企業リストなどを参考にして国際広報や翻訳の潜在顧客に数百通のダイレクトメールを送った。

最初の数か月は仕事が一件もなかったが、そのあいだに会社の経理などの勉強をした。

ここで身につけた経理の知識は、その後ずいぶんと役に立った。

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数カ月経つと、仕事の引き合いが少しずつやってくるようになった。

その一件が、サイマル・インターナショナルの翻訳部からの電話での問い合わせだった。

知り合いから紹介されたとのことだった。

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私は驚いた。

「サイマル」といえば、日本の英語関係者で知らない人のないビッグネームである。

日本の同時通訳の草分けであり、創業者である西山千、村松増美、國弘正雄、小松達也らは英語業界ではカリスマ的な存在といえた。

実際のところ、当時も今も政府関連の同時通訳の業務の多くはサイマルが手掛けている。

当時存在したサイマル出版会から出された本は専門家のあいだで非常に高く評価されていた。

サイマル・アカデミーという通訳者や翻訳者の養成学校も運営していた。

その「サイマル」からの突然の連絡である。

驚かないほうがおかしい。

(つづきは↓)

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