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日英翻訳1日1題(290)「あいまいで不透明な問題などというものはない。あいまいで不透明と考えるのであれば、それを個々の課題に落とし込み、課題ごとの方策を考えていくことが肝要。」

(↑のつづき)

故緒方貞子さんの言葉です。

緒方さんは1927年東京都生まれですが、幼少期をアメリカ、中国、香港などで過ごました。

国連難民高等弁務官、国際協力機構(JICA)理事長、上智大学教授などを歴任されましたが、その真骨頂は彼女が卓越した実務家であったことです。

彼女が関わった組織はすべて確固たる実績を挙げています。もし彼女がビジネスに携わっていたらきわめて優秀な経営者になっていたでしょう。

今回の言葉はそうした緒方さんの冷徹な現実主義的性格をよく表したものです。ユニクロの柳井さんの言葉だといっても誰も疑わないかも知れません。

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さて英語です。 まずはGenimi君です。

There is no such thing as a vague and unclear problem. If you find something vague and unclear, it is essential to break it down into individual issues and devise a strategy for each.

うーん、なんだか、直訳っぽいですよね。もともとの言葉がモダリティを抑えた命題中心の日本語なので、Gemini君であっても、かなりクオリティの高い英文が出てくるかと思ったのですが、意外とレベルが低いです。

つまり、こうした思想的に優れた内容の言葉については、AIのように思考力を持たない存在による翻訳は、無理だということではないかと思います。

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以下は私のつくった英文です。Gemini君よりは、原文の内容を少しはましにくみ取れていると思っています。

There isn't any issue that is vague and unclear. If you regard an issue as such, you should break it down to tangible ones and find practical measures to solve them. 


tangible=触れて触ることのできる、実体的な、明白な 
measures=(複数形で)手段、処置、方法

(つづきは↓)

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