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英文センテンスの構文がとれないとき、どうするか――「述部動詞」を見つける(3)助動詞(法助動詞、第一助動詞)のあとの動詞原形・準動詞(現在分詞、過去分詞)は、述部動詞である

助動詞(法助動詞、第一助動詞)のあとの動詞原形・準動詞(現在分詞、過去分詞)は、述部動詞である


【解説】
 (2)では、本動詞としてのam, is, are, was, wereが、間違いなく述部動詞であることを解説しました。ここからは、「助動詞」について、お話します。なお、助動詞には「法助動詞」(can/could/will/would/may/might/must/shall/should))と
「第一助動詞」(be/do/have)の2種類があります。

助動詞は、私たちが英文センテンスの述部動詞を読み取る際に最も頼りになるマーカーです。
 
なぜなら

助動詞は、述部動詞にしかつかない

からです。
 
したがって、助動詞が出てくれば、
助動詞のあとの動詞原形/準動詞(現在分詞、過去分詞)は、必ず述部動詞
ということです。
 
具体例でいえば、法助動詞(can/could/will/would/may/might/must/shall/should)の場合、

He can/could/will/would/may/might/must/shall/should give me a message.

のgive(動詞原形)は、述部動詞です。
SP分析をすると、以下のとおりです。

He (S)
can/could/will/would/may/might/must/shall/should give me a message (P)
 
つぎに、第一助動詞(be, do, have)の場合をみてみます。

a-1) beが第一助動詞で、進行相の場合
He is/was giving me a call.のisのあとにくる準動詞のgiving(現在分詞)は、述部動詞です。

He (S)
is/was giving me a call (P)
 
a-2) beが第一助動詞で、受動態の場合
A message is/was given to me.のis/wasのあとにくる準動詞のgiven(過去分詞)は、述部動詞です。

A message (S)
is/was given to me (P)
 
b) doが第一助動詞の場合
He doesn’t/didn’t give me a call.のdoesn’t/didn’tのあとにくるgive(原形)は、述部動詞です。

He (S)
doesn’t/didn’t give me a call (P)

なお、第一助動詞としてのdoは、肯定文の場合には(強調をする場合を除いて)省略されて表現されません。つねに表現されるのは、否定文と疑問文の場合だけです。
 
c) haveが第一助動詞の場合
He has/had given me a call.のhas/hadのあとにくる準動詞のgiven(過去分詞)は、述部動詞です。

He (S)
has/had given me a call (P)

いかがだったでしょうか。
 
そして逆にいえば、

準動詞(現在分詞、過去分詞)で、助動詞(法助動詞、第一助動詞)がついていないものは、述部動詞ではない

ということです。

ですから、たとえ、giving, givenなどが出てきたとしても、その前に法助動詞か第一助動詞がなければ、それは述部動詞でなく、それを含む部分は述部(P)ではなく、モディファイアー(M)です。

たとえば、
Mr. Yamada, giving me a call, talked a lot.
のgivingはモディファイアーです。

Mr. Yamada,
   giving me a call,
talked a lot

これもまた、英文センテンスを読み取る際に、最も頼りになるマーカーのひとつです。



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