私の英語学習50年(70)ミスを恐れるな!
(↑のつづきです)
だが、この状況を打ち破ることは、決して簡単なことではない。
なぜならこの
「完璧を目指す→ミスを極端に恐れる」というマインドは、日本の社会のあり方、日本の英語教育のあり方自体が生み出しているものだからだ。

☆☆☆
私たちが受けてきた英語のテストを考えてみてほしい。
どのテストも百点満点からミスした部分の点数は引かれていたに違いない。
英語でとにかく自分が表現できた分だけ点数が積み重ねられていくというテストを受けた人はほとんどいないだろう。だが
実際のグローバルコミュニケーションとは学校のテストのように減点主義で測定できるようなものでは決してない。
そうではなく、
少しぐらい間違ってもよいから、どんどんと積極的にグローバルコミュニケーションを試みていく能力こそが測定されるべきなのである。

☆☆☆
そして、その本当の意味での「英語力」を評価せずに、ミスをしたかどうかといった「あらさがし」ばかりをしているのが、これまでの日本の英語教育である。
この「完璧を目指す→ミスを極端に恐れる→減点主義」というマイナスのメンタルをなんとしても打ち破らなければ、日本人はこれからも自主独立のグローバルコミュニケーションを展開することができないままである。
自分で自分の首を絞め続けるようなことは、一刻も早く終わりにしなければならない。
すなわち、
英語に対するメンタルを「減点主義」から「加点主義」へと大転換しなければならない。
☆☆☆

ミスを恐れず、完璧でなくてもよい、という強靭なメンタルを日本人のなかに育てなければならない。
この英語教育に対する根源的かつ困難な課題に対して真正面から取り組んでいこうというのが、私としての基本理念である。
(つづきは↓)
☆☆☆
☆☆☆
「ことさきく|成瀬由紀雄の日英文章・翻訳教室」では、このほかにも日本と日本人、英語・日本語・翻訳その他に関するコンテンツを数多くアップしてあります。総数は1000本を超えています。
いくつものマガジンを設定していますのでぜひチェックしてみてください。
