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【成瀬 日本語・英語・翻訳講座】言語・認識編(20)ベーシックな「動的理解」の実例(3/3)

(↑のつづきです)

このように、様々な選択肢を予想しながら、読み手はつぎにくるべき要素を待ち受ける。

すると、ここではMt. Fujiがやってくるわけである。

これで決まりである。

まず間違いなくObjectである。

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Mr. Yamada climbed Mt. Fujiまでを読んだ読み手は、ここでも、つぎにくるはずの構文要素を予測する。

第1の予測は、おそらくModifier/修飾語句である。

Mr. Yamada climbed Mt. Fujiだけであれば、情報として不足しているという感覚があるからである。

しかし

第2の予測としては、ここでセンテンスが終わってしまうと考えることもできるだろう。

SVOがすでに揃っているのであるから、ここでセンテンスが終わっても、何の不思議もない。

☆☆☆

実際には、with his familyというModifier/修飾語句が、つぎにやってくる。

これでSPMが揃った。

このあとにもまだModifierが続く可能性は十分にあるのだが、その予測のプロセスについては、これまでと同じなので省略する。

いかがだっただろうか。これが、ベーシックな動的理解の例である。

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