私の英語学習50年(74)英語ビジネスを通じての様々な出会い
(↑のつづきです)
その後も少しずつだが、クライアントの数が増えていった。
クライアントの多くは国際関係の会社で、日本の企業のための英文の広報資料や財務資料の企画制作に携わっていた。
私の会社はその制作の下請けをする会社と位置付けられた。
日本のビジネスのグローバル化の最前線の仕事であるから、私としては非常に面白かったし、やりがいもあった。

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そのほか、大手印刷会社が制作している社史の英文版づくりにも関った。
日本の大企業の歴史を日本語から英語にするという仕事である。
日本を代表する企業がどのように生まれてどのように育っていったかを裏話も含めて知ることができるのであるから、面白いに決まっている。
また打ち合わせを進めるなかでそれぞれの会社の社風が見えてきて、それもまた楽しかった。
それぞれの人間の個性が違うように、会社もそれぞれに個性が大きく異なる。
ひとつの会社にずっといると、その会社のやり方がまるで普遍的のように感じられるだろうが、決してそんなことはない。
会社が違えばビジネスに対する考え方や取り組み方は、実に千差万別
なのである。
さまざまな会社に関わるなかでそのことが実感としてわかったことは、私にとって大きな収穫だった。

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そのうちに、日本語の原稿も書いてみないかと誘われて、何社かの社史の日本語ライターも務めた。
いろいろなところに取材にいったが、なかでも強く印象に残っているのは、満州からの引き揚げ者のために設立された会社の社史の取材である。
会社設立に関ったОBの方々に話をうかがったのだが、
あの戦争が日本人にどのような運命をもたらしたかを直接に知ることができた
のは貴重な体験だった。
私のような一介のライターに真摯にお話をしてくださった方々には、感謝の思いしかなく、またその話を直接にうかがえた私がその内容を次の世代へと伝えていかなければならないとも思う。
(つづきは↓)
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