初心者向け UGREEN NASync DXP4800 Plus 対応HDDとSSD 選び方
初めてNASを買ったけど、HDDやSSDは何を買ったらいいの?
RAIDは何を選んだらいいの?
と困っている初心者に向けて、RAIDについて簡単に説明して、おすすめの対応HDDとSSD、それから、そもそもSSDは必要なのかについて解説していきます。
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「RAID」って何?
RAID(レイド)とは、
「Redundant Array of Independent Disks
(独立ディスクの冗長構成)」の略で、
簡単に言うと
「複数のハードディスク(HDD)を組み合わせて使う方法」
のことです。
これによって「容量」「速さ」「安全性(データの壊れにくさ)」
が変わってきます。
UGREEN NASync DXP4800 Plusの対応RAIDは?
JBOD/Basic/0/1/5/6/10 の7つに対応しています。この中から、おすすめは、1, 5, 6, 10の4つです。特にこだわりがなければ、 RAID5がおすすめです。安全性と容量のバランスがいいです。詳しくは、下にそれぞれの特徴を書いたので、気になったら読んでみてください。
RAID・ストレージモードの種類と特徴
NASに複数のHDDをどう組み合わせて使うかは、主に「容量」「速度」「安全性」を決める重要ポイントです。
Basic
HDDをそれぞれ単独で使うモード
容量はそれぞれ別々、サイズ違いもOK
速度は普通、安全性はなし
JBOD
複数のHDDを連結して1つの大きなドライブに見せる
容量は合計になるが速度は普通
安全性はなし(どれか壊れたらその分のデータ損失あり)
RAID 0
特徴:データを複数のディスクにバラバラに分けて書く
メリット:読み書きがすごく速くなる
デメリット:1台でも壊れると全部のデータが消える(安全性ゼロ)
向いてる人:速さ重視でデータが失われてもいい人向け
RAID 1
特徴:2台のディスクに全く同じデータをコピー(ミラーリング)
メリット:1台壊れてもデータは安全
デメリット:ディスク容量は半分しか使えない(例えば2TBなら1TB分しか使えない)
向いてる人:安全第一、データのバックアップ代わりにしたい人向け
RAID 5
特徴:複数台にデータを分散しつつ、パリティ(エラー訂正用データ)も分散保存
メリット:1台故障しても復元可能、容量効率も良い
デメリット:書き込み速度が少し落ちる場合がある
向いてる人:速さと安全のバランスが欲しい人向け
RAID 6
特徴:RAID 5のパリティを2つに増やし、2台同時に壊れても大丈夫にしたもの
メリット:安全性アップ、2台まで故障に耐えられる
デメリット:容量効率は少し下がる、書き込み速度はRAID 5より遅め
向いてる人:安全重視で大切なデータを守りたい人向け
RAID 10(RAID 1+0)
特徴:RAID 1(ミラーリング)とRAID 0(分散)の組み合わせ
メリット:速さも安全性も高い
デメリット:使うディスクの数が多く、コスト高め、容量は半分に減る
向いてる人:速さも安全も欲しい、予算がある人向け
さて、ここからは、RAID5を前提に話していきたいと思います。
RAID5の場合は、必要な容量を考えて、
例えば、12TB必要なら、4TBのHDDを4台買います。
RAID5 の特徴と必要台数
最低必要台数:3台
推奨台数:4台(1台分がパリティに使われる)
実際に使える容量:
例)4TB × 4台 → 実効容量は 4TB × (4 - 1) = 12TBメリット:
1台故障してもデータは守られるデメリット:
再構築に時間がかかる、2台同時故障でデータ喪失
このシステムでSSDを使わずに、使う場合、最大容量は、90TBになります。
最大容量136TBと謳われていますが、実際は、安全性を考えるとそこまで使えません。
RAID5は「台数 − 1 台分」がパリティに使われるので、
4台のうち1台分(30TB)がパリティ、残り3台分が実効容量になります。
そうすると30x4-30 で90TBととなります。
ではここからは、SSDの話をしていきます。
SSDの使い方と活用法
UGREEN NASync DXP4800 PlusはM.2 NVMe SSDを2台搭載可能で、
主に以下の使い方があります。
1. キャッシュとして使う(おすすめ)
HDDの読み書きを高速化する補助メモリとして利用
1台でも効果あり、2台あるとさらに安定&高速化
2台の場合は「読み込みキャッシュ用」と「書き込みキャッシュ用」に分けることが多い
2. 高速ストレージとして使う
SSD単独に直接データを保存
動画編集や高速アクセスが必要な作業向け
3. RAID1でSSDを構成
SSD 2台をミラーリングして安全性アップ
高速かつ冗長性のあるストレージとして利用可能
SSD搭載のおすすめレベル別構成イメージ
レベル1(基本)
HDD 4台(RAID5)
SSDなし
→ 安全な大容量NAS運用
レベル2(高速化)
HDD 4台(RAID5)
SSD 1台(キャッシュ用)
→ 読み書き速度が向上し快適に
レベル3(最上級)
HDD 4台(RAID5)
SSD 2台(読み込みキャッシュ+書き込みキャッシュ)
→ 高速で安定したNAS環境
UGREEN NASync DXP4800 Plusの最大容量について
メーカーの売り文句では最大 「136TB」 とされていますが、これは「搭載可能なHDDとSSDの容量を合計した理論値」です。
実際の運用ではRAID構成やSSDの用途により、使える容量はもっと少なくなります。
現実的な容量イメージ
HDD 4台(30TB ×4)をRAID5で運用
→ 実効容量 90TB(1台分はパリティに使用)HDD 4台(RAID5)+SSD 1台(キャッシュ)
→ HDD容量 90TB、SSDはキャッシュ用途のため容量には加算されない(速度アップに貢献)HDD 4台(RAID5)+SSD 2台(読み込み用+書き込み用キャッシュ)
→ HDD容量 90TB、SSD 2台もキャッシュ用途(速度+安定性向上)HDD 4台(RAID5)+SSD 2台をRAID1で構成
→ HDD容量 90TB+SSD容量(例:8TB SSD×2 → 実効8TB)= 98TB
ポイント
136TB は「HDD最大30TB×4+SSD最大8TB×2」を単純に足した値(120TB+16TB=136TB)
実効容量はRAID構成とSSDの用途で変動する
用途に応じて構成を選ぶことが大事
おすすめ構成例
安全性重視:HDDをRAID5、SSDはキャッシュ
速度重視:SSDをキャッシュ(読み書き分け)
容量も活かす:SSDをRAID1でストレージ化
レベル別おすすめ購入リスト(90TB RAID5構成向け)
レベル1:基本運用(安全重視)
HDD 4台(例:30TB×4台) → RAID5(実効容量 約90TB)
SSDは不要、コストを抑えて大容量と安全性を両立
1台故障まで耐えられる冗長性あり
レベル2:高速化スタート(快適さアップ)
HDD 4台(30TB×4台) → RAID5(実効容量 約90TB)
SSD 1台(1〜2TB) → キャッシュ用
HDDの安全運用を維持しつつ、読み書き速度を改善
レベル3:最高速パフォーマンス(安定+高速)
HDD 4台(30TB×4台) → RAID5(実効容量 約90TB)
SSD 2台(1〜2TB×2台) → 1台を読み込みキャッシュ、もう1台を書き込みキャッシュに割り当て
大容量データや複数アクセス時も安定した高速性能
レベル4:最大容量+高速ストレージ
HDD 4台(30TB×4台) → RAID5(実効容量 約90TB)
SSD 2台(最大8TB×2台) → RAID1で構成(実効8TB)
HDDで大容量を確保しつつ、SSDを安全な高速作業領域として活用
合計実効容量:約98TB(HDD 90TB+SSD 8TB)
補足
HDDは必要な容量に合わせて最大30TBまで対応
SSDはキャッシュ用途なら1〜2TBがおすすめ
SSDをストレージとして使う場合は最大8TBまで対応可能
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