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UGREEN NASync GTシリーズ対応HDDの選び方

DXP2800 GTDXP4800 GTを選んだものの、こんな悩みはありませんか?

  • HDDは何を選べばいい?

  • NAS用HDDと普通のHDDは何が違う?

  • RAIDはどれを選べばいい?

  • 容量の考え方は?

NASは本体だけでは使えません。

NASはただの箱なので、この中にデータを保存するためのHDDを入れる必要があります。

HDDはなんでもいいわけではなく、NAS専用のものを使う必要があります。

後で後悔しないためにも、HDDについてしっかり理解しておきましょう。

結論から言うと、HDDはSeagate IronWolf Proを購入しておけば間違いありません。

この記事では、GTシリーズを使い始めるために必要な知識を丁寧にまとめました。

順番に読み進めれば、迷わずHDDを選んで、すぐにGTシリーズを使い始められます。

ちなみに、今はHDDが値上がり傾向です。

  • AIの影響でデータセンター向け需要が急増

  • 今後もこの傾向は続きそう

そこも踏まえて、おすすめの買い方・考え方も紹介します。

僕が去年買ったSeagate IronWolf 8TBは29,000円ほどでしたが、今は50,000円超えです。

GTシリーズ自体については、こちらの概要記事もあわせてご覧ください。


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NAS専用HDDが必要な理由

HDDと一言でいっても、種類がいくつかあります。

外付け・内蔵の違い

  • 外付けHDD:USBなどでパソコンに直接つなぐタイプ

  • 内蔵HDD:機器の中に組み込んで使うタイプ

NASで使うのは、内蔵タイプです。GTシリーズの本体を開けて、HDDベイに直接取り付けます。

PC用・NAS用の違い

見た目はほとんど同じですが、中身の設計思想が違います。

  • 稼働時間:NAS用HDDは24時間365日稼働し続けることを前提に設計。PC用HDDは日中だけ使う想定

  • 得意な処理:NAS用HDDは大容量データを連続で読み書きするのが得意。写真や動画をまとめて保存・転送する使い方に向いています

  • 発熱・消費電力:NAS用HDDはアイドル時の消費電力が低く、熱を抑えながら効率よく動く設計。PC用HDDを24時間稼働させ続けると、夏場に熱暴走で止まってしまうこともあります

  • 振動対策:NASは複数台のHDDが同時に稼働します。NAS用HDDには振動を検知・補正する仕組みが搭載されていて、マルチベイ環境でも安定して動作します

GTシリーズのように複数人・複数作業が同時に発生する環境では、この「連続稼働」「振動対策」の差が特に効いてきます。

NAS本体そのものより、HDD選びの方が実は重要です。
大事なデータを安全に保存するために、安価なPC用ではなく、NAS専用のHDDを選ぶことをおすすめします。

SMR方式には注意
HDDには「SMR」という記録方式のものがあり、これは大量のデータ転送が発生するNAS環境には向いていません。特にRAID構成を使う場合は避けるべきです。

  • ポイント:SMRではなく「CMR方式」のHDDを選ぶ

この記事で紹介するHDDは、すべてCMR方式です。
安心して、この後紹介するおすすめの中から選んでください。

UGREEN NASync DXP GTにおすすめのHDD

UGREENがおすすめするNAS専用HDDは、この4つです。

個人利用なら無印(WD Red PlusIronWolf)で十分ですが、GTシリーズのように複数人・複数作業が同時に発生する環境では、より酷使に強い「Pro」と付くモデルがおすすめです。

中でもSeagate IronWolf Proは、UGREEN公式パートナーとして名前が挙がっているモデルです。

IronWolfシリーズには、こんな安心機能が無償で付いています。

  • ドライブの健康状態を24時間監視する「IronWolf Health Management」

  • 万が一の際の3年間データ復旧サービス

この安心感から、Seagate IronWolf Proがおすすめです。

僕自身もDXP4800 Plusに、NAS用HDDとして実績のある定番ブランドSeagate IronWolf 8TBを使っています。

RAIDについて

HDDを選んだら、次に決めるのが「RAID(レイド)」です。

RAIDとは、複数のHDDを組み合わせて使う仕組みのことで、これによって「容量」「速さ」「安全性」が変わってきます。

普段、外付けHDDを使っている方はわかると思いますが、ストレージはいつか必ず壊れます。しかも、それがいつ起きるかはわかりません。RAIDは、この「HDDが壊れたときの備え」として使います。

DXP2800 GT(2ベイ)の場合

DXP2800 GTは2台のHDDを搭載できます。ここで組めるのはRAID1です。

  • HDDに同じデータを2台にコピーする仕組み

  • 1台が壊れても、もう1台にデータが残るので安全

  • ただし、実際に使える容量は1台分になる

例えば8TBのHDDを2台使う場合、実際に使える容量は8TBです(16TBではありません)。

DXP4800 GT(4ベイ)の場合

DXP4800 GTは4台のHDDを搭載できます。おすすめはRAID5です。

  • 4台中3台分の容量をデータ保存に使い、1台分を復元用(パリティ)に使う仕組み

  • 1台が壊れても、残りのHDDでデータを復元できる

  • 実際に使える容量=HDD容量×3

例えば8TBのHDDを4台使う場合、実際に使える容量は24TBです。

4ベイモデルのDXP4800 GTの場合は、ほかにも、RAID6・RAID10という選択肢もあります。

RAID6

  • 2台同時に壊れてもデータを守れる仕組み

  • 実際に使える容量は半分(8TB×4台なら16TB)

RAID10

  • 2台1組のミラーリングを組み合わせた仕組み

  • 速度が速く、小さなファイルを大量に扱う作業に強い

  • 実際に使える容量は半分(8TB×4台なら16TB)

迷ったらRAID5、安全性重視ならRAID6、速度重視ならRAID10です。

同じモデル・同じ容量のHDDを揃えて購入するのが基本です。

容量の考え方

「最大144TB」は理論値

公式サイトには「最大144TB」(DXP4800 GT)「最大80TB」(DXP2800 GT)と書かれていますが、これはHDD・SSDともに最大容量を積んだ場合の理論値です。実際には、RAID構成によって使える容量が変わります。

現実的なHDDの上限で計算すると、こうなります。

  • Seagate IronWolf Pro(最大32TB)×4台=128TB購入 → RAID5なら実効約96TB

  • WD Red Pro(最大26TB)×4台=104TB購入 → RAID5なら実効約78TB

「144TB使える」わけではなく、この数字がより現実的な上限です。

用途別の容量目安

  • 書類・写真中心:2〜4TB

  • 家族写真・動画・PCバックアップ:4〜8TB

  • 4K動画・RAW写真:8〜16TB以上

必要な容量は、「今のデータ量+今後増える分」で考えるのがおすすめです。

2ベイのコスパに注意

DXP2800 GT(RAID1)は、容量効率が50%です。つまり、同じ実効容量を確保するには、DXP4800 GT(RAID5・容量効率75%)よりも大容量・高価格帯のHDDを買う必要があります。

大容量を求めるなら、無理に2ベイにこだわらず、4ベイでRAID5を組む方が総額を抑えられるケースもあります。

買うなら早めがおすすめ

今、HDDの価格が上がっています。

  • AIの普及でデータセンター向けの需要が急増

  • Western Digitalは「2026年生産分はすべて完売」と発表

  • 消費者向けの人気容量帯(8TB以下)は、数ヶ月単位で価格が上昇中

僕自身、去年29,000円ほどで買ったSeagate IronWolf 8TBが、今では50,000円を超えています。

この値上がり傾向は、しばらく続く見込みです。「そのうち買おう」と先延ばしにすると、その間にも価格が上がっていく可能性があります。

GTシリーズを購入したタイミングで、HDDも一緒に揃えておくのがおすすめです。

「容量を減らせば安い」とは限らない

「値上がりしてるなら、必要な分だけ小さい容量を買おう」と考える方も多いと思います。ただし、今は容量を減らせば必ず安くなる、とは限りません。

大容量帯(Pro系の24TBなど)の方が、1TBあたりの単価で見ると意外と安いケースが出てきています。予算内で容量を確保したいなら、1TBあたりのコスパも含めて比較するのがおすすめです。

HDD以外にも、実は用意しておきたいもの

HDD選びに集中していると忘れがちですが、もう一つ大事なものがあります。UPS(無停電電源装置)です。

NASは24時間稼働させる機器なので、停電やブレーカーが落ちた時、何かの拍子にコンセントが抜けた時など、不意の電源断がデータ破損のリスクになります。

UPSがあれば、電源が切れた瞬間に自動でシャットダウンできるので安心です。

UGREENからはNAS専用モデル「US3000」が出ています。すでに本体をお持ちの方は単体でも、これから揃える方はセットでの購入がお得です。

現在セール中です(2026年7月16日まで、定価から20%OFF)。

UPSについてさらに詳しく知りたい方は、UGREEN NASyncを安全に使い続けるための必須ガイド:UPSUS3000の使い方もあわせてご覧ください。

まとめ

GTシリーズに合うHDD選びのポイントをまとめます。

  • HDDは必ずNAS専用のもの(CMR方式)を選ぶ

  • おすすめはSeagate IronWolf Pro

  • DXP2800 GT(2ベイ)はRAID1、DXP4800 GT(4ベイ)はRAID5が基本

  • 公式の「最大144TB」は理論値。現実的な上限は約96TB前後

  • HDDは値上がり傾向。買うなら早めがお得

  • 容量を減らせば安いとは限らない、1TBあたりのコスパも確認する

  • UPSもあわせて用意しておくと安心

HDD選びは、NASを長く安全に使うための土台になります。この記事を参考に、GTシリーズに合った1台を見つけてみてください。

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