商業出版したらどうなる?3ヶ月で生まれた21のこと。
「出版したら、人生変わった?」
こう質問をいただくことがあります。
初めての書籍『I型(内向型)さんのための100のスキル』を商業出版して3ヶ月。
人生初めてのことには、予想以上にたくさんの経験があるものです。
発売2週間前の時点でプロモーション計画はゼロ。
いざ本が世に出るとなったときに、
自分のことをさらけ出しているようで、恥ずかしい…
ネガティブなフィードバックをもらったら、どうしよう…
自分で自分の本をプロモーションするのは気が引ける…
といった気持ちが襲ってきました。
こんなことを言うと、「え?出版するって、分かってたんだよね?」「出版って、そういうものだよね?」とビックリされます。
自分でも、「なにを言っているんだ、今さら」とノリツッコミしたくなりますが、本を作っていることさえも周りに言ってませんでした。なんか恥ずかしくて。不安で。
このときの不安を含め、壁をどう乗り越えたかはこちらのnoteに書いてます▼
いくつかの壁を乗り越え、
出版してから3ヶ月。
なんと、大変ありがたいことに、このたび3刷の重版が決まりました!
(3刷とは"3回目の印刷"という意味だそうです。)
👏👏👏
いやー、びっくりです。奇跡です。
応援いただいているみなさま、手に取っていただいたみなさまのおかげです。ほんとにありがとうございます。
出版してからの3ヶ月。思い返せば、たくさんの小さな奇跡がありました。
そのおかげで、人生にとって大切なことに気づけたんです。
・noteなど「書く」のが好き
・新しいチャレンジに不安を抱えている
・「出版して何か変わるの?」と気になる
・「いつかは本を書きたいな」と思っている
という方に、何かのヒントになればうれしいです。
(想いがあふれてしまい6,000文字の長文になりましたが、最後までお付き合いくださいませ)
「出版」に込めた想い
発売2週間前の時点で、プロモーション計画がゼロだった私。
「誰かプロモーションに協力をしてくれる人はいませんか?」
と、思い切って「協力」を呼びかけてみたんです。
私にとって、自分の活動のために「協力」を呼びかけるのは、気が引けることで簡単なことじゃないんです。
だれかに協力を呼びかけるくらいだったら、自分でやってしまおう…
ついつい、こう思ってしまいます。
そんな私が、協力を呼びかけることができたのは、
「恥ずかしい」とか「不安だ」とか言っている場合じゃないよ。誰がやるの?
と言われて、ハッとしたからです。
(詳しくはこちらのnoteで▼)
私が本を書いた理由は、外向型社会で押しつぶされそうな内向型の自分や、周りで困っている人を見ていたから。
たとえば、
ちゃんとやっているのに「自己アピールが苦手」で、他の人に手柄を取られてしまったり…
実はやっているのに、目立たないがゆえに、ぜんぜん認められなかったり…
自分の良いところが分からなくなり、自己嫌悪に陥ってしまったり…
「ぜんぜん認められない…」と嘆いている友人に、何もしてあげられなかったこともあり。いま思い返しても、悔しかったです。
私の場合は、たまたま「良き理解者」が周りにいたことで助けられました。
ありのままの私を受け止めてくれて、良いところを理解してくれて、なにかチャレンジをするときには「応援してるよー」と声をかけてくれる存在。
でも、そんな「良き理解者」が周りにいなかったら、どうなってしまっていたのか?
と思うと、ゾッとします。
なので、私の本が少しでも「良き理解者」として、そっと背中を押すことができたらいいなとの願いを込めて書きました。
「恥ずかしい」とか「不安」とかは、自分の内側に矢印が向いていること。
でも、「この本を通じて、そっと誰かの背中を押すキッカケができたら」と、自分の外側に矢印を向けたら、プロモーションの覚悟が決まりました。
でも、ひとりでやれることには限界があります。
なので、「協力」を呼びかけることにしました。
思い切って、「協力」を呼びかけてみた
私が「協力」を呼びかけたのは、運営しているコミュニティの中で。
安心できる居場所だったから。
ここにいるメンバーのみんなだったら、何か手を差し伸べてくれるんじゃないかと思ったから。

大変ありがたいことに、約50人のメンバーの方々が「プロモーション手伝うよー」「何か自分のできることであれば!」と手を挙げてくれました。
(こんなにたくさん神がいたんですか!七福神もびっくりです。)
手を挙げてくれるだけで、心を寄せてくれるだけで、言葉をかけてくれるだけで、心がスーーーーっと軽くなりました。
もう、この時点で「奇跡」ですよね。
次々と生まれた、小さな21この「奇跡」たち
ここから、次々と生まれた小さな(いや、私にとっては全て大きい)奇跡の21こを、ざーーーっとご紹介させてください!
1) たくさんの方々が、本のことをSNSなどでシェアしてくださった。
(シェアって、こんなにありがたいのか!って再発見でした。)
2) コミュニティのなかで、出版への思いを話すイベントができた。
(思いを聞いてくれるって、ありがたい。)
3) 初めてのオンライン出版記念イベントができた。

(出版記念って、響きがうれしい。)
4) リアルの出版記念カイギができた。

(私のこだわりで、パーティーではなくカイギという名称にさせてもらいました。パーティーって、苦手な方でして。超外向型の姉から、パーティーにせよって、何度も言われました。)
5) たくさんの方々が、本の書評を書いてくださっている。
(noteに書いていただいたのは、こちらのマガジンにまとめてます。現時点で35本になりました。涙)
6) なんと、書店でフェアを開催してくださった。
(フェ、フェア?最初は想像もつきませんでした。思わずGoogle先生に聞くレベル。いわゆる特設コーナー。本のなかで紹介した数々の内向型の本とともに陳列いただいたんです。感激。)
【書籍】【フェア】
— 誠品生活日本橋 (@eslite_tokyo) May 8, 2024
鈴木奈津美『I型(内向型)さんのための100のスキル』刊行記念フェア
「内向型」の秘められたすごい能力をどのように解放すればよいのか。自身も内向さんである著者の豊富な知見が力を発揮できずにいるあなたを導いてくれることでしょう。(HH) pic.twitter.com/AtNsVlIA9L
7) 初めて書店でイベントをさせていただけることになった。
(大好きな日本橋の誠品書店で!すてきすぎる静かな空間。うれしい。)

8) 20万部のベストセラー本『「静かな人」の戦略書』の著者・ジルチャンさんから、本の応援メッセージをいただいた。
(上記イベントで対談した近藤弥生子さんがお繋ぎくださいました。この本は、書き写しするくらい大好きです!涙)
2. 《 I型さんのための100のスキル》
— Jill Chang (@inJillChang) May 6, 2024
作者の鈴木奈津美 (@nattu723) は「内向型」の本を100冊近く読み、強みを活かせるようになった経験をもとに書いたそうです。最近、鈴木さんと連絡を取り始めて、こんなに温かいメッセージをいただきました。
9) これ以外にもたくさんイベントの企画が生まれました。
(仙台でも、大阪でも、出版記念イベントをさせていただいたり、オンラインイベントもたくさん。読書会も開いていただいたり。色々な分野の著者さんとの対談イベントも!)

10) 社内でも出版記念イベントを開催いただきました。
(まさかの大スクリーンでプレゼン。どこ見て喋ればいいか分からず。汗)
11) 「書籍のXアカウントを立ち上げよう」と協力してくれるメンバーと共に、Xアカウントが立ち上がりました。
(毎日コツコツと投稿いただいてます。もうすぐ50日!)
『I型(内向型)さんのための100のスキル』本の専用アカウントができました!
— 『I型(内向型)さんのための100のスキル』 (@Igatasan) June 30, 2024
本にまつわる情報やイベント情報など発信していきます。
もしよろしければ、フォローいただけますとうれしいです!#I型さんのための100のスキル pic.twitter.com/9p6S9mZSfn
12) とある女子大で授業をさせていただき、学生さんからいっぱい質問と感想をいただきました。
(特に、自分には強みがないと思っている方や、自信がないという方に響くところがあったようでうれしい。もっとお届けしたい!▼詳細はこちら)
13) 音声メディアvoicy「荒木博行のbook cafe」で対談させていただいたり、NewsPicksさんのラジオ「テイジラジオ」にも出演させていただきました。


(音声メディア大好き。キンチョーしました。汗)
14) 「本TUBE」というYouTubeチャンネルに出演させていただきました。
(ゆ、ゆーちゅーぶ?自分の写真はできる限り小さくして欲しいって、お手間をかけてしまいました。それでもだいぶ大きい。苦笑)
15) 大変お世話になっている、花まる学習会・代表の高濱先生が「週刊ダイヤモンド」で書評を書いてくださいました。
(もはや、書評が私にとってのダイヤモンド💎)
なんと、高濱先生に週刊ダイヤモンドで
— なつみっくす 『I型(内向型)さんのための100のスキル』 (@nattu723) July 4, 2024
『I型(内向型)さんのための100のスキル』の書評を書いていただきました😭… pic.twitter.com/mZ9JXQrrMH
16) オンラインイベントを書き起こしメディア「ログミー」さんで記事にしていただきました。
(全文書き起こしの魔力よ!)
17) Amazonなどで本のレビューをたくさんいただくようになった。
(もうすぐ100レビュー。フィードバックのひとつひとつがギフトです。涙)
18) 母校への寄贈とか、大切な人へのギフトでお渡しいただくことも。
(表紙がキャッチーなので、ギフトも喜んでいただけます!)
もうウザいかもなので、ここら辺にしておこうかと思うのですが、書き切れてないこともいっぱいあります。今後もいろいろと企画が動いています。
19) 母校の青学同窓祭
20) 前職の会社のイベント
21) 東京国際フォーラムの移住フェア
(ひとりでも多くの方にお届けしたく、もし何か機会がありましたら、いつでもお気軽にお声がけください🥺)
いやー、こうやって書いてみると、ほんとにありがたいです。
ざっと21こあげてみたんですが、このままウザがられなければ、100個は書けると思います。
すべてが「奇跡」なんです、ほんとに。
「奇跡」が生まれた理由
ここまで書いてきた「奇跡」の数々。
なぜ、このような「奇跡」が生まれたのでしょうか?
この問いについて考えてみると、人生で大切なことにたどり着いたんです。
ひとことで言うと、
「つながり」です。
だって、ここに書いた奇跡は、「つながり」が無ければ、なに1つも生まれてないから。
ハーバード大学成人発達研究所の責任者であるロバート・ウォールディンガー氏は、約80年にわたり724人の幸福について調査しつづけました。
この史上最長といわれる調査で、幸せにおける最大のカギを発見したそうです。
幸せにおける最大のカギを握っているのは「よい人間関係(つながり)」だ
と言われています。
この話を最初に聞いたときは、ぶっちゃけピンと来るような、来ないような気持ちでした。
いやー、「つながり」が大事って、そりゃそうだよね。
(だからこそ科学的に調査として研究されることに意味がある)
コミュニティを立ち上げ、運営している身からすると、「つながり」は最大の財産であると身を持って感じています。
でも、「つながり」って、何か言葉にすると軽い感じがするというか。
うまく、その本質を伝えきれてない気がするのです。
じゃあ、「つながり」の本質とは、何なのだろうか?
今から5年前。まだnoteを始める前に、自分のブログをやっていました。
2年間毎日書きつづけていたことが、ちょっとした自慢です。
なぜブログを始めたかというと、
「自分のために」。
「誰かのために」なんて、おこがましくて言えない。漠然とした閉塞感から抜けだすのに必死で。
ただただ毎日の学びや気づきを、自分と向き合うためにブログに書いていました。
そんなブログを見つけてくれて、応援してくれる人があらわれたんです。
その方(竹内さんという方)はクライミング転落事故で意識不明から生還され、数々の障害を抱えながら、リハビリを続けてらっしゃいました。
私のブログを通じて、リハビリの糧にしながら、アウトプットの楽しさを見出してくれたとのこと。
その後、なんとnoteで365日連続投稿もされてました。(すごい!)
「自分のために」と書いてたけど、
「誰かのために」なるのなら、もっとうれしい!
それを実感できた瞬間でした。
「もしかしたら自分の経験が誰かの役に立つかもしれない」
「たった1人でも、誰かのためになれたなら」
この思いが、noteをつづける、本を書く原動力にもなりました。
(▼この瞬間を忘れたくなく、当時noteに書きました。)
本の発売から2週間たったゴールデンウイーク。
さっき「プロモーションの覚悟が決まった」なんて、カッコ良さげなこと言ってしまったんですが。
超外向型の姉から「とにかく動け」的なLINEが1日10件以上くるし、慣れない外向エネルギーフルスロットルでプロモーション活動をしてて、脳内パンク状態でした。
「ゴールデンウィークは何も予定ないから、何しよっかなー」くらいに思ってたんですが、疲れ果てて家でどっぷり寝てました。
プロモーションを始めてたった2週間ですが、すでに本を届けることの「壁」を感じていました。
そんなとき、
スマホにメッセージが届きました。
そうです、かねてより応援してくださっていた、というか応援しあっていた、あの竹内さんからの本の感想メッセージが。
思わずメッセージをスクロールしながらスクショしたら、なんと5枚にも渡る長文がありました。
・自分にとって、良書だった。
・内向型の自分の処方箋になる。
・じっくり自分と向き合い、数多くの一次情報に触れ、試行錯誤を重ね、誰かの言葉ではなく、思考されて、ろ過された生きた言葉で世に発信していると感じた。
・その他大勢に対してでなく、目の前の1人1人に「伝えたい」「届けたい」との強く深い意思が伝わった。
といった内容が書かれていました。
私自身、インプットも、アウトプットもそれなりにはしてきた自負はあったけど、
何ひとつ自分の「オリジナリティ」は無いんじゃないか…。
私には、誰かの「借り物の言葉」しか無いんじゃないか…。
そう悩んでいた時期もありました。
なので、
私なりのこれまでの試行錯誤のアウトプットを見ていただいていた方に、こうやってメッセージをいただけることが何よりうれしくて。
これぞ、内向型の魅力がつまったメッセージでした。
いまだにリアルでお会いしたことも、直接お話したこともなく、テキストメッセージのやり取りだけですが、こうやって時を超えてつながれることって、奇跡ですよね。
今また読み返してみて、
「がんばろう」
と、体の内側からエネルギーが出てきた気がします。
そっか、
「つながり」って、
たった1人でも「誰かのために」「あなたのために」と願うことなんだ。
出版して「人生変わった」という夢物語は語れないかもしれません。
でも、人生にとって本当に大切なことに気づけました。
あとがき
あーーーーーー、やっと書けた。
書けて良かった。
よくよく考えてみたら、
このnoteにたどり着き、こうやって最後まで読んでいただいてるのも、「奇跡」ですよね。
だって、noteには1日に数万件の記事が投稿されるんですから。
その中からクリックして、しかも最後まで読んでいただけるなんて、ありがたいです。
長文を読んでいただき、本当にありがとうございました!
▼もし奇跡的に気になっていただけたのであれば、本を手に取っていただけますとうれしいです。レビューだけでも覗いていただけると、どんな感じの本か伝わるかもしれません。
なんとなく「プロモーション」という言葉も、無機質な気がするんです。
ひとりひとりの可能性がもっと広がるよう、1冊1冊お届けできるよう、できることを積み上げていきます。
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