40代、ずっと宅ヨガ。それでも飛び込んだヨガ留学の詳細
なんでスリランカ、なんで留学。
またリュック一つで、海外にひとりで飛んできました。
今度はスリランカです。
オーストラリアから帰ってきて、半年も経たないうちに。しかも今回は、ただの旅行ではありません。RYT200というヨガインストラクターの資格を取るための、2週間のヨガ留学です。
「大人の海外留学ぅ?」
「そういうのってごく一部の特別な人たちのやることだよね」
ほんの半年前までそう思っていた私。
ヨガも5年間、YouTube見ながら家でやってるだけ。スタジオに通ったのは10回くらい。ほぼ独学の宅ヨガ派。
それが、1人で海外へ留学へ行くと決めた経緯や挑戦を経て経験したことを書いていきます。
ピンポイントでヨガやアーユルヴェーダに興味がある人、スリランカに興味がある人はもちろんですが
何かを学ぶことを「いまさら」と思って、はなから選択肢から排除している同世代の大人たちに「あ、このゆるい感じでも留学できるんだ」と思っていただけたらと思いながら記事にしていきます。
楽しんでいただけたら嬉しいです。
半年前の私ですら想像もしてなかった選択肢「海外留学」
昨年、初めて2週間のオーストラリアに行く前の私は、「2週間も海外ひとり旅なんて自分には不相応」と本気で思っていた人間です。
オーストラリア滞在記を読んでくださった方はご存知の通り、18年間「行きたーい!」と言いながら、一度も行かなかった私。ひとりで2週間オーストラリアに行って、無事に帰ってきた。それだけで十分すごいことをした気がしていたんですよね、正直。
なのに帰国した1ヶ月後には、次の海外渡航の申し込みをしていました。しかもヨガ留学というかたちで。
「おうおう、随分と大胆になってるじゃねーか。」
と、自分で自分にツッコミを入れていたのも事実。
でもオーストラリアで、何かのタガが外れたんです。
「自分には不相応」というブロックに小さな穴が空いて、その穴から南半球の海風が吹き抜けてブロックがぶっ壊れたんだと思います。
そもそもなぜスリランカだったのか
これは先に言っておきます。スリランカに決めたのは、完全に偶然です。思いつきというか、結果論です。
というのも、ヨガのRYT200という資格は、私の中ではずっと「いつか取りたいもの」として温め続けてきたものでした。一昨年、去年と本気で調べた時期があって、「どうせやるならオンラインじゃなく、ちゃんと先生から対面で習いたい」と思って、札幌でそれが叶うヨガスタジオやスクールを探したんです。
そして一つ、目星をつけたスクールがありました。オンライン説明会まで受けて、「次の講座募集が始まったら、絶対にここで受けよう」と決めて、それまでの間はそのスタジオのレッスンに通いながら、次の募集を待っていたんですね。
ところが、待っている間にそのスクールが潰れてしまったんです。
…ええ。潰れました。
入金をしていたわけではないので金銭的な被害はゼロだったんですが、当てが完全に外れた、という状況です。
そこから私のRYT200計画は、書籍制作などの多忙さもありなんとなく宙ぶらりんになっていました。札幌で通いながら資格が取れる機会はそうそう巡ってこないし、オンラインで取るという選択肢は私の中で違う。
かといって東京の学校に半年〜1年定期的に通うのも現実的じゃない。あれこれ考えて、結局なあなあになっていたんですよね。
そんな状態が続いていたところに、オーストラリアのひとり旅です。
2週間、自分で海外に行って自分で帰ってきた。その経験が思いのほか自信になって、ある日ふと思ったんです。
「あれ?それだったら、昔調べていた時に出てきた“海外の短期留学リトリートで資格を取る”っていう選択肢、私にもアリなんじゃない?」
ここが大きかったです。
それまでは「海外でRYT200」と聞いても、どこかで“私には必要のない情報”として処理していました。でもオーストラリアの後は、同じ情報に対して「私にもできるかも」という頭で見られるようになっていた。同じ情報なのに、見え方が完全に変わっていたんです。
1つの経験が次の挑戦を可能にする
そこから改めて、いろいろ調べました。
まず金額。海外の短期留学って、なんとなく「贅沢なもの」というイメージがあったんですけど、実際は通いで半年〜1年かけてじっくり習うのと、同等かむしろ安いくらい。(このへんは主宰元によって金額差があるのでざっくりとですが)。これは正直、意外でした。
そして、自分のライフスタイルとの相性。私はフリーランスで仕事をしていて、忙しい時期と動ける時期の波があります。半年〜1年かけて毎週通うよりも、ある時期にぎゅっと休みを取って一気に集中する方が、明らかに私の働き方には合っている。これも調べていくうちに、はっきりしました。
そうやって視点が変わると、今度は世界中の開催地やスクールが選択肢として見えてきます。ハワイ、バリ、タイ、沖縄。魅力的な場所で、魅力的なカリキュラムで、1週間〜10日くらいで日程を組んでいるスクールがたくさんありました。
その中で私が目に留めたのが、東京・新宿に拠点を置く「シュリー・ヨガスクール」が開催している、スリランカ・アーユルヴェーダリゾートでの短期合宿プログラムでした。
留学先の決め手は3つ
1つ目は、2週間というしっかりとした日程が確保されていたこと。1週間や10日ではなく、2週間。これは私の中で大きかったです。
2つ目は、スリランカという場所そのもの。ヨガの本場であるインドのすぐ南にある国で、ヨガを学ぶ土地として地理的・文化的に納得感があった。
3つ目は、アーユルヴェーダを同時に体験でき資格取得もできること。これは後から「来てよかった」と心底思うことになるんですが、その話はまた別の記事で書きます。
そして何より、決定打になったのが「空気感」。
他のスタジオの留学プログラムを見ていくと、どちらかというと“海外のバカンスも兼ねて、楽しみながら、ついでにヨガもやれますよ”というカリキュラム風のところが多かったんですよね。
みんなで海辺でリゾートしてる感じや、ディナーを楽しむ様子が強く打ち出されていた。それはそれで素敵だと思います。でも、私が今回したかったのは遊びではなく、学びでした。
その点、シュリー・ヨガスクールさんは、紹介ページからカリキュラムから、「学び」というものをとても大事にしているのが伝わってきたんです。
私、こういう時の学習欲がやたら強いタイプなので(自覚あり)、ここだ!と思いました。そこから思い切って、オンラインの説明会を受け、それが終了する時にはもう心はほぼ決まっていました。
もちろん、夫にも来春にスリランカに2週間行きたい旨を伝えました。
自分の気持ちは9割決まっていたけど、猫たちの世話と留守を全任される夫の気持ちも尊重したいところ。
基本的に私のやりたいことは反対せず、応援をしてくれる夫ですがそれでも一応伝え方は少し気をつけました。
「留学するから!」みたいな決定事項としてではなく、「したいと思っているけど日程的にも留守中の負担的にも可能だろうか?」と言う相談ベースにしたこと。
言い出したタイミングが、オーストラリアから帰ってきて1ヶ月も経っていなかったので夫も驚いてはいましたが最終的には「行っておいでよ」と快諾してくれました。感謝。
お世話になったスクール・先生・滞在先のこと
このシリーズを読んで「私も行ってみたい」と思ってくれる方がもしいたら、その方の参考になるように、今回お世話になった場所と先生のことを少しだけ書いておきますね。
◆ スクール
SHRI YOGA SCHOOL(シュリー・ヨガスクール)
東京・新宿に拠点を置くRYT200取得専門スクールで、全米ヨガアライアンス正式認定校(RYS)です。新宿駅から徒歩8分、新宿三丁目駅から徒歩3分という通いやすい立地で、普段は対面・少人数・担任制で養成講座を運営されています。
そのシュリー・ヨガスクールさんが、年に1回ほど、スリランカのアーユルヴェーダリゾートで開催しているのが、今回私が参加した「スリランカ・アーユルヴェーダリゾート短期合宿留学」です。14泊15日で、RYT200の集中カリキュラムを丸ごと受けられる、というプログラム。
つまり、東京の信頼できる認定校のカリキュラムを、スリランカという場所で一気に2週間で受けられる、ということ。これが私にとっては大正解でした。
◆ 講師
植田 マミ先生
今回、教えてくださったのが植田マミ先生です。
ヨガ・瞑想講師で、「ゆるろむ」という“眠りをととのえるヨガコミュニティ”を主宰されている方。保有資格は、全米ヨガアライアンスRYT500(南インド)、ヨガニドラー指導者養成修了、セロトニンヨガ®︎指導者養成修了など、ずらりと並びます。
ただ、私が「この先生で良かった」と心から思ったのは、肩書きの部分ではなくて、佇まいでした。
ヨガの先生との良い出会いは、レッスン内容はもちろんですが最終的に「その先生の雰囲気が好きか」。いわゆる感覚の部分が大きいと思います。先生のキャラクターや作り出す空気が合う合わないがは重要です。
あくまでも個人的な感想ですがマミ先生は、落ち着いた空気を持っている方。声のトーンも、話すスピードも、間の取り方も心地よくフラット。なんていうか、それがものすごく安心する!
講義内容もわかりやすく、受講生の脳がパンクしている様子を察知して休憩にリリースしてくれるタイミングも絶妙(笑)。
雑談も飾らない人柄が出てキュートでした。
こんなことを言うのはおこがましいですが、2週間ずっと一緒に学ぶ先生がこの方で本当に良かったな、と改めて思いました。
◆ 滞在先
Karunakarala Ayurveda Resort
滞在したのは、こちらのアーユルヴェーダリゾートです。
👉 https://karunakarala.com/sparesort/ja
アーユルヴェーダの医師が常駐していて、医師の診断を受けてから素晴らしいトリートメント(施術)を受けることができます。
食事は3食付き。すべてアーユルヴェーダに基づいたとても健康的で美味しい食事です。これがどれだけ体に染み渡るかについては、また別の記事に書きます。
私が泊まったのはタワー棟。
コテージも雰囲気があって素敵ですが、タワーは窓や部屋に隙間がなく虫があまり入ってこないところが良かったかも。
ちなみに部屋はプラス料金を払って個室を選びました。2週間ひとりの空間を確保できたのは、振り返ってみても本当に正解でした。1日中ヨガと学びでいっぱいの中、夜だけは完全に自分のペースで過ごせる空間があるというのは、想像以上に心の余裕につながります。
そして肝心な上水下水事情。海外に行くと日本人が心配するトイレも綺麗ですし、下水環境も日本と変わらないくらいです。シャワーに関しても水圧も悪くないしちゃんとお湯も出ます。
お風呂も溜めることができました。(生水は飲めませんが、飲用水が部屋に提供されます。)
本当に施設の設備は清潔でとっても良かった!

留学の費用、カリキュラムの内容は
RYT200の「200」は200時間ヨガについて学ぶことを意味します。
今回は、事前のオンライン講義と、自習する動画講義で合わせて65時間。
スリランカでの対面講義は135時間でした。
気になる料金についても、せっかくなので少し触れておきますね。
私が今回参加したプログラムの費用:ざっくり45万円前後(14泊15日・2名1室ベース)ここに早期予約割引や、説明会後すぐに申し込んだ人向けの手数料優遇などがあって、私の場合は条件を満たしたのでそのあたりが適用されました。
部屋割り:基本2人の相部屋ですが、私は「2週間ひとりの空間が欲しい」タイプだったので、プラス料金を払って1人部屋にアップグレードしています。その追加料金が4万5千円ほど。
結果的に合計で47万円という金額感でした。
そしてここも大事な情報だと思うので書いておきますが、今回この金額に航空券代は含まれていません。航空券に関しては、ツアー会社に追加料金で手配をお願いするか、自分で手配するかを選べる仕組みになっています。
ちなみに私は後者(自分で手配する)を選んだんですが、ここで結構な失敗をしました。その話はまた別記事でじっくり書こうと思います。
これから留学を考えている方には、たぶんいちばん「先に知っておきたかった」と言われるやつだと思うので(笑)
ここからは私の率直な感想ですが、14泊15日・3食アーユルヴェーダ食付き・個室・講師のレッスン・RYT200の認定証まで含めてこの金額というのは、日本国内で半年〜1年通学してRYT200を取るのと比べても、むしろ手が届きやすい方だと感じました。
もちろん航空券代はプラスで乗ってきますが、それを足したとしても、費用対効果としては充分すぎるほどでした。
最新の料金や割引条件、開催日程は時期によって変わるので、気になる方はぜひシュリー・ヨガスクールの公式サイトの最新情報をご確認ください。
自然と調和して、虫さえも受け入れられるように
ひとつだけ、正直にお伝えしておきたいことがあります。
虫、多いです。
自然豊かな中の施設なので、虫はそれなりにいます。見るだけで気絶するほど虫が苦手な方には、正直に言って向かない場所かもしれません。
私も初日、寝て起きたら10箇所以上虫に刺されておりました。

でもこれは、虫除けスプレーを持って行ったのに油断して使用してなかったこと、部屋に備えられていたコンセントタイプの虫除けもスイッチを入れてなかったことが要因として大きいです。
どちらも使用するようにしたら、虫刺されもかなり軽減されました。
ただ、これは私の実感ですが、3日もすれば全部に慣れます。
最初の2日くらいは虫の多さに「うわっ」となっていた私も、3日目以降は虫の存在を気にしなくなっていました。
施設の環境、景観、世界観、そして敷地の外から聞こえてくるスリランカの人たちの暮らしの音。それらが素晴らしいからこそ
「虫くらいいるよそりゃ。自然てそういうものじゃん。」という気持ちになるんです。人間の適応力ってすごい。
逆に言えば、虫さえクリアできれば、それ以外は本当に最高の場所でした。

次の記事では、2週間留学の「荷物編」リュック一つと身の回り品のくまモンだけでどうやって行けたのか。
ピーチとスリランカ航空の7キロ制限と戦った出発編を書こうと思います。
それと並行して、申込から渡航までの実務(ビザや航空券の話)も別記事でまとめる予定です。これから留学を考えている方にとって、たぶん一番気になるところだと思うので。
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それでは今日はこの辺で。
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