願いを叶えたいなら「波に乗るんだよ」
年間300万円の学費も怖くない。「やる」と決めた人が引き寄せるミラクル
オーストラリアの旅noteもいよいよ終わりが見えてきました。
幼馴染の住むユランガ最終日。 翌日にはその幼馴染のゆかりちゃんとシドニーに移動します。その前に、わたしに会いたいと言ってくれた女性がいました。
まいこちゃん、41歳。
ゆかりちゃんがユランガで親しい日本人仲間に私の書籍を配ってくれていて(感謝!)それを読んで 「ぜひお話ししたい」と言ってくれたんです。
カフェで3人、たった1時間。 でもその1時間がものすごく濃く、帰国後の私の心にもずっと残りました。
自分の選択の基準に疑問を投げかけてくれるほど印象の強い出来事だったので、今日は記事にしたいと思います。
最初は有料記事にするつもりでしたが、多くの人に触れてほしい内容なので期間限定(4/30まで)で無料記事で公開します。
4月の始まりという節目。人生に迷うことが多かったり、自分のしたいことがわからない人、最近なんだか物事が上手くいかない人にも読んでもらえたら嬉しいです。
夢のために夫婦で海外に渡り大学から大学院へ
まいこちゃんは、ご主人と一緒にオーストラリアに在住。
オーストラリアでしか取れない医療系の国家資格「オステオパシー」を学んでいます。 オステオパシーは手技で人の体を整える学問で、今は大学を卒業して大学院でさらに深く学んでいます。
現地でマッサージのセラピストの仕事をしながら、学業も続けている。お話しするとほんわかと笑顔が素敵なまいこちゃんですが、内にはとんでもないパワフルさを搭載した女性です。
最初は話を聞いて、すごいなあと思ったんです。
私にはできないなぁ。慣れない海外で、英語で専門的でハイレベルな学びを、働きながら何年も続けるなんて超人だ!と。
そうやって、まいこちゃんを自分より遠くへ置いて納得しかけた私でしたが、まいこちゃんとのある共通点が見つかりました。
誰にも見せないノートなのに、嘘をつく私たち
まいこちゃんに「願いを叶えるためにやっていることはある?」と聞いたら ノートの話になりました。
私も、折にふれて内省ノートを書く習慣があるんですが、この時はその場にいる3人ともその習慣がありました。(でも呼び名も書き方もバラバラ)
その共通点から一気に盛り上がり、3人とも口を揃えたのが「ノートを書くとき『嘘をつかないで書く』が難しくて、すぐ自分に嘘をついて書いちゃうよね」てこと。
つまり「かっこいいこと」「それっぽい」ことを並べちゃう。誰に見せるわけでもないのに、誰かの視線を意識して「他人から見て正しいこと」を書こうとしてしまう。
例えば、44歳からハリウッドスターになりたいとか、 何もしなくてもジャンジャンお金が入ってきたらいいのに!とか、子供もパートナーも放っておいて1人になる時間が欲しいとか。
人に言ったら「は?」って言われそうなこと。 恥ずかしくて声に出せないこと。 否定されてしまうようなことを、人知れず紙に書くことさえ許さない自分がいる。
取り繕わない自分の本音、本心を「こういうことは思ってはいけないことだ」と倫理観や正義感で否定する。
真面目で誠実な人ほど、そうだと思うんです。
でも大事なのは、自分だけの本心を誰にも見せない前提で書くこと。
とにかく、 カッコつけないこと。
そうすると色んなことが見えてきて、これまでの迷いが晴れることもしばしば。
書いたら子どものことが、ひとつも書いてなかった
私自身、「正直」が大事だと気づいた1つのエピソードがあります。
私が30代で不妊治療がうまくいかず、人生が行き止まりに思えて苦しかった頃です。
なぜこんなに日々モヤモヤして迷い、どこにも動き出せないのかを知りたくて「本当の願い」を書いてみることにしました。
A3の大きめのノートに思いつく限りの願いを書き出すと
「痩せたい」「キレイになりたい」「仕事がしたい」「なんでもいいから誇らしい自分になりたい」「料理が好きだからそれが仕事になったらいいな」
などなど、自分でも「へえーそんなこと思ってたんだ!」ということが出てきて、一気に書き終わって気がつきました。
子どものことがひとつも書いてない。
出てきたのは 「かっこよくて、背筋が伸びていて、仕事ができて」 …そういう社会的に自立している自分の姿ばかり。そこで気づいたんですよね。 あ、私が本当に欲しいものはそっちなんだって。
それで不妊治療をやめる決断をしました。
自然に授かったら最大の幸運。でも努力で手繰り寄せることはもうやめよう、と。
そして今そのノートを見返したら、書いたことはほとんど叶っています。
ダイエットで痩せて、ヨガで姿勢が良くなって、フリーランスで仕事をして、料理本まで出すことができました。(キレイ、かっこいいは主観で!)
書くって、すごい。
型にはとらわれずフリースタイルで思うままに。 絵を描いてもいいし、切り抜きをコラージュしてもいい。 「こういうドレスを着たい」って、ビジュアルで膨らませてもいい。紙とペンでの手書きの方が本音が出やすいと私は思うけど、パソコンでもスマホでもいい。
大事なのは 「どうやって叶えるか」は考えないこと。
「無理だよね」って思った瞬間、ペンが止まるから。
ただ、思っていることだけを書く。 やり方は関係なく、願いだけを。
モヤモヤが晴れない方はぜひ、試してみてください。

年間300万円×4年半。「やる」と決めた人の話
まいこちゃんの話で、もうひとつ印象的だったことがあります。
オステオパシーの学費ってインターナショナルスチューデントだと年間300万円×4年半かかるんだそうです。 普通に生活していたらなかなか簡単に貯まらない金額です。
でもまいこちゃんは 「やる」って決めた。
「難しいかもしれない」も考えなかった。 「どうやったらできるか」を考える時間すらなく、もう「やる」だった。
英語を先に完璧にしてから…ではなく、全部同時進行。 どの大学に行くかも決めていた。
そしたら、お金がちゃんと生まれたし、なおかつ貯金までできている。
「決める」って、そういう力がある。
でも、そこに辿り着くまでに落とし穴があったそうです。
「頑固」を手放すと、世界が味方し始める
とても不思議で興味深かったのが、まいこちゃんがその大学に入るまでのエピソードです。
入学には英語の試験を受けなきゃいけなかったんだけど、全然点数が取れなかったんですって。 でも大学側は「点数が足りなくても、事前に英語コース(語学学校)を受講して合格すれば入学していいですよ」という枠組みを用意してくれていた。
でもまいこちゃんは 「語学学校には通わずに、自力で英語の点数をしっかり取ってから入りたい」 とずっと思っていたそうです。
それが「かっこいいルート」だと思ったから。 そして最短な気がしたから。 一発で合格すれば全部省けるんだから!って。
でも、シドニーまでその試験を受けに行ったら 飛行機が遅れて試験に遅れそうになったり。 帰りのゲート前でも全然名前を呼ばれず、やっと呼ばれたと思ったら遠くの方。ものすごい勢いで走る羽目になったり。
無理やりに「自力で点数を取る」という形を叶えようとしたら、全部が空回り。 なんだか何もかもうまくいかなかったんだそう。
その話をゆかりちゃんに聞いてもらったら、こう言われたんだそうです。
「まいこちゃん、お金のことも時間のことも何にも考えなくていいなら、本当はどうしたい?」
そう聞かれて、まいこちゃんはこう答えたそうです。
「語学学校へ行きたい」
確かに、自力で点数を取って入学できたら「カッコいい」。
でも、よくよく自分の心に聞いてみたら「事前に学校へ行ってみたい。その方が友達もできるだろうし、現地の雰囲気が分かっていいな」ってどこかで思っていたことに気づいたんですって。
そこで、ゆかりちゃんからこう言われたんだそう。
「本当にしたいことを選んでないから上手くいかないんだよ。本当にしたいことを選んでたら向こうから波がやってくるから!」
「そういう時はね、波に乗るんだよ」
それで、まいこちゃんが自分の本当の願いを叶える道を選んだら…
なんと、その語学学校の学費が半額になったんだそうです。 本来そのスケジュールでは対象にならないはずの生徒まで半額になるという、ミラクルが起きた。
お金のことが一番のネックだったのに、すべてがうまく回りだした。
旦那さんも、一生懸命こちらで働いてサポートしてくれて、いつも送り迎えをしてくれるような優しい人。
だからこそ「家族に迷惑をかけるんじゃないか」「自分のやりたいことだけ押し通していいのか」という葛藤もあったそう。
だけど旦那さんも「やりたいならやりなよ」と背中を押してくれた。
自分の願いに素直になったら 全部が「それでいいんだよ」って味方してくれた。
たった1時間のカフェでの会話でしたが、本当に濃密で忘れ難いことを聞けました。
まいこちゃんが言った「やっぱり、頑固はダメなんですよね。 「こっちの方が最短でカッコいいから」という思考で動こうとしても 本当の願いが別にあると、物事は叶わない。」という言葉は、帰国後数ヶ月経っても私の胸に残っています。
だってそれは、本当の願いじゃないから。 自分の心が「そっちじゃないよ」って教えてくれているのに無理やり進もうとしたら、そりゃあ全部うまくいかないよねって。
まいこちゃん、素晴らしいお話をありがとう!!
まいこちゃんより
「オーストラリアでオステオパシーを学んでいます。日本にはない施術なので、日本に帰って理学療法士さんたちと情報をシェアして、みんなの健康に携わることが夢です!」

さて、これで私のオーストラリアの旅編は一応完結です。
なかなかすぐにまとめることができず、時間が経ってしまいましたが、それでもこの時に得た人生を変えるパワーを持った出来事はまとめられたんじゃないかと思います。
リュック1つと身の回り品の「くまモン」だけで、渡った2週間のオーストラリア。本当は、ミニマルに抑えた持ち物なんかもまとめたかったのですが、大丈夫。(何が)
これを書いている最中、私は今2週間ほどスリランカに来ております。
リュック1つとくまモンで!
ですので、荷物のまとめ方は次の「スリランカヨガ留学編」でまとめたいと思います。
このヨガ留学を決意したのも、この時のまいこちゃんとの会話の影響がとても大きかったです。
「やる」と決める「本当の願いに正直になる」という簡単に聞こえて、とんでもなく難しいステップを超える過程。
スリランカで、わたしが得た体験をまた書いていこうと思います。
もし面白かったら「スキ」を、スリランカ編も期待してくださる方はフォローしてくださると執筆の励みになります!
オーストラリア滞在記①
オーストラリア滞在記②
オーストラリア滞在記③
