「悟りは一般化し、人類は進化する①」 宇宙の進化の先/シンウルトラマンの例
宇宙の進化の先
皆さん、はじめまして。言いたい事はたくさんあります。最初の何個かの記事は抽象的で難しいと思います。いずれ具体的な話題も扱っていきます。
最初の抽象的な話は、後に書く具体的な話題の土台となるものです。難しかったらすぐには読まなくてもいいです。いつかわかってもらえたら嬉しいです。
今回は宇宙の進化について話します。また、宇宙の進化の各段階で何が行われているかについても部分的に話します。
約138億年前、私たちの住む宇宙がビッグバンによって誕生し、物質が生まれました。物質的な宇宙の外側には、無限の空間と無限の時間を持つ精神が存在していて、それは一般に神と呼ばれていますが、それについては後で話します。

ビッグバンの後、宇宙に素粒子が生まれ、原子が生まれました。その後、無機物が生まれ、有機物、タンパク質、DNA、単細胞生物、多細胞生物、脊椎動物、魚類、哺乳類、霊長類、人間などと宇宙は進化していきました。

人間の次に来る進化は悟りを開いた存在です。仏教的には悟りを開いた存在ですが、キリスト教的には神と一体となった聖人となるでしょうか。自我を放棄した完全に利他的な存在です。

悟りは今後、特別な人だけでなく、人類に一般化されると思います。急に映画の話になりますが、庵野秀明監督のシンウルトラマンでは、実はその事が暗示されていると思います。
宇宙の進化の先は高度な科学技術を持ち、高い知能を持った異星人にはないとウルトラマンは見抜きました。利他心を持った地球人に宇宙の進化の先があると気づきました。

だからまだ利他心として未熟な段階にあるものの、地球人には可能性があると信じ、ウルトラマンとしての自分の体を地球人に託しました。自分の星に帰ることを思いとどまりました。
ウルトラマンは地球での悟りは一般化し、完全な利他心を持つ星になり、宇宙の進化の最先端を行くことになると感じたのだと思います。脚本を書いた庵野秀明にはそのような考えがあると思います。
宇宙は神の愛の実践の場
次に宇宙の進化の各段階では、神の愛の実践が行われているということを述べ、その具体例を挙げます。
物質的な宇宙の外側には、無限の空間と無限の時間を持つ精神が存在しています。その精神は神と呼ばれます。その無限の神の中に、有限の物質としての宇宙が無数に存在しています。

無限の精神である神は自足して満足しています。愛や調和そのものの存在です。けれど神が愛を実践する時には愛ではない物質(カオス)が必要とされます。そこで神は愛の実践を望み、自己の内部に物質的な宇宙を生み出しました。物理的な時間と空間が生まれました。

神は物質に宿り、愛の実践を行います。また、時間の中で愛の実践は行われます。不調和の期間を経て調和に至るという形で、愛の実践のドラマが宇宙では行われています。
そのような意味での愛の実践のドラマは人間だけに見られるのではなく、動物や植物、DNA、有機物、原子などのレベルでも見ることができます。
例えば、種子植物の例を挙げます。もちろん花を咲かせる事は神の愛の実践です。

多くの種は長く厳しい冬を地中で過ごし、春を待ちます。春が来たら根を伸ばし、言わば、やがて来る季節の土台を築きます。
やがて茎を伸ばし、葉を茂らせ、外界へ乗り出していきます。太陽の光を浴び、雨に打たれる事によってますます成長していきます。
最終的な成熟の形として花を咲かせます。花は速やかに枯れ、次の世代のための種を残します。これらの花の開花までの過程が神の愛の実践のドラマになっています。
また、分子のレベルでも神の愛の実践は見られます。一見すると無秩序な物理的自然の中にも極めて精緻で幾何学的な美が生まれることがあります。例えば雪の結晶があります。自然は単なるカオスではなく、神による調和が生じ得ます。

もう1つ例を挙げます。動物はジャングルにおいて弱肉強食を行っています。けれど、全体としては各種の動物や植物が適度に栄えるように生態系が維持されています。
個別短期的には不調和とも思える弱者の死はありますが、全体的長期的には調和しています。その複雑な調和を実現しているものとして神の愛があり、その美しさから愛の実践のドラマが行われていると言ってもいいと思います。

鹿がライオンに食われる時など、弱者が強者に食われる時に弱者はいくらかの抵抗の後、運命を受け入れます。その様子を見ていると神々しい愛や調和を感じます。食われる側は全体の1つに溶け込むような気持ちを感じているかもしれません。
ジャングルの生態系や雪の結晶、花の開花における調和は自足しています。愛の実践をしたいという神の望みは果たされています。
けれど、時にはある部分で、不満足が生じ得ます。そこからより向上進化したいという神の望みも生じます。それにより人間にまで宇宙は進化してきました。
人間の段階まで来ても依然苦しみを多く感じ、もっと高次の存在へ進化したいと望むものは、悟りを開いた存在へ進化していきます。

まとめ
この記事では、まず、宇宙の進化の先には悟りを開いた存在が来ると言いました。
次に、宇宙の進化の各段階では、神の愛の実践のドラマが行われていると言いました。その実践の例として、ジャングルの生態系、雪の結晶、花の開花を挙げました。
次の記事では、「人間の行う愛の実践」について話します。その次の記事で、「悟った者の愛の実践」について述べます。
「人間の行う愛の実践」については、こちらの記事で述べています。
「悟った者の愛の実践」については、こちらの記事で述べています。
