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🎹【番外編】お菓子を断つと、人は仕事でミスをする?!🙀振込用紙の日付を1ヶ月間違えた話。


こんにちは。うるるんです。

いつも読んでくださり、ありがとうございます。

ピティナ・ピアノコンペティション、予選がスタートしていますね。

挑戦されている皆様の努力が花咲きますよう、心から応援しています。

娘の、過去5年間のコンペ挑戦の記憶の中で、強烈な思い出の一つが3年前。

2023年6月。

娘、小6。C級1回目の予選。

盤石の出来と先生にお墨付きを頂き臨んだその予選が、まさかの予選奨励賞、あと一歩で落としました。

涙の奨励賞の様子がこちら
↓↓↓


コンクールとは、運の要素がデカい。

そう確信した私は、煙草を一生やめますから仕事を下さいと祈願し、「男はつらいよ」の寅さん役を引き寄せたと言われる昭和の名優・渥美清さんに倣って、運を引き寄せるために「断ち物祈願」を決行しました。

選んだのは「お菓子断ち」。

数ある選択肢の中で一番楽そうなものを選んだあたり、いかにも意志薄弱な私らしい選択でした。

母の決死のお菓子断ちの様子はこちらから
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結果、娘は2回目予選を突破。

並みいる猛者が集う本選で、当時ピアノ歴3年の娘が、上位2割にあたる入賞を果たしました。

本選入賞の様子はこちら
↓↓↓



娘の努力と先生の卓越したご指導の賜物、ながらも母の決死のお菓子断ちも、いくらかは功を成したと信じたい。

これに気を良くした私。

その後、中1・中2のD級チャレンジでも、約半年のピティナ期間は運を引き寄せるための、お菓子断ちを実行しました。

中1期(今書いているところ)は完璧に。

中2期はほぼ完璧に(なぜ「ほぼ」なのかは、また別の機会に)。

願掛けとしての効果がどうであったかは、この後ゆっくり書いていきます。

今日は、お菓子を断つことで私の身に起きた、ある「事件」についてです。


娘のピティナが始まると、私のお菓子断ちも始まる。 神様に「娘の努力が実りますように」とお願いした以上、途中で破るわけにはいかない。 母なりの願掛けです。約半年間、娘はピアノを頑張る。私はお菓子を我慢する。これが我が家のピティナ🎹





⭐️確かにあった、美容効果


まず、良かったことから書きます。


お菓子を断つと、明らかに体が引き締まりました。

肌のトーンが、ワンランク明るくなりました。

心なしか、目も大きくなった気がします。

同じデニムを履いても、シルエットが違う。

顔も一回り、小さくなった。

調べてみると、ちゃんと理屈がありました。

甘いものを摂り続けると、体の中で糖とタンパク質が結びついて「AGEs」という老化物質が作られる。

これが肌のくすみやハリの低下を引き起こす、いわゆる「糖化」という現象だそうです。

お菓子を断っていた間、体の中でこの「コゲ」が抜けていたのかもしれません。

お菓子断ちには、確かな美容効果があります。

「これは……いいかもしれない」

そう思った時期も、ありました。


お菓子断ちを続けているうちに、 ある日、洗面所の鏡の前で立ち止まりました。 「あれ?」 顔が少し小さい。 肌も明るい。 同じデニムなのに、なんだかスッキリ見える。 もちろん気のせいかもしれません。 でも女性という生き物は、 その「気のせい」が何より大事なのです。 その頃の私は本気で思っていました。 お菓子断ち、案外アリかもしれない。


しかし。

私は、予想以上の禁断症状に苦しむことになります。

常に、甘いお菓子に恋焦がれる日々。

その中でも特に大変だったのが、仕事中に訪れる禁断症状でした。


🍫 私のガソリンは、コーヒーとチョコレート


私の仕事は、お客様の入金のご相談、と言えば聞こえはいいですが、わかりやすく言えば、債権回収窓口のオペレーター。

「お客様からのご相談」以上の、泣き言・暴言は日常茶飯事です。

そんな仕事中、私のガソリンはコーヒーとチョコレートでした。

定期的なチョコレート摂取で、お客様のお話を傾聴し、時にはやり合う脳の回転と、感情的モチベーションを維持していたのです。

そのガソリンが、絶たれた。


🌀ぼんやり、眠気、脳が回らない


砂糖断ちをした人たちから聞く話では、辛いのは最初の数日だけ。

慣れれば脳がクリアになる、らしい。

私は、全く逆でした。

ぼんやり。

眠気。

脳が、起きない。回らない。

強烈な眠気と倦怠感が、定期的に襲ってきます。

お客様「……もしもし?聞いてるんですか?」

私「は、はい。聞いております」
(気絶一歩手前)

電話の向こうのお客様は、私が今、糖分不足で生死の境にいるとは知りません。


砂糖断ちで脳がクリアになるらしい。 しかし、 私の脳はクリアどころか、 定期的に電源が落ちかけていました。 お客様はお怒り。 私は半分夢の中。 糖分不足で生死の境をさまようオペレーターと、 怒りで血糖値が爆上がりしているお客様。 電話回線の両端で、 全く違う戦いが繰り広げられていたのです。




✉️そして、事件は起きた

ある日、お客様からこんなご依頼がありました。

「振込用紙を無くしたから、もう一度送ってほしい」

私は、いつも通りお伝えしました。

「6月20日が、お支払い期日です。期日内にお支払いをお願いいたします」

そして、振込用紙を発送する作業へ。

ぼんやりした頭で、入力画面に向かいます。

6月20日……

のはずが。

「7月20日」
そう入力し、そのまま発送。


「砂糖断ちで人生が変わった」 という記事はよく見ます。 私の場合、 まず支払期限が変わりました。お客様の支払い期限を延長する権限はありません。 でも、その日は勝手に延長していました。


😱発覚、そして冷や汗



発送数日後、ふと見直して、気づきました。

1ヶ月、ズレてる。

私の頭の中で、何かが音を立てて崩れました。

口頭では「6月20日」とお伝えしているのに、書面には「7月20 日」。

しかも.このお客様、とても良いお客様だったのです。

きちんとお話を聞いてくださり、お支払いにも前向きな方。

そんな方に、「期日内に払わなくていい口実」を、自らお渡ししてしまった。

私の脳内では、お客様が書面を見て「あ、7月でいいのか」とにっこり微笑む様子まで再生されました。


📞謝罪の電話


すぐにお客様へ連絡しました。

「先日、お送りした振込用紙の期日に、誤りがございました。正しいお支払い期日は、6月20日でございます」

期日を過ぎますと、カードのご利用停止等の可能性がある旨を丁重にお伝えし、改めて期日内のお支払いをお願いしました。

幸い、ご理解のあるお客様でした。

ほっとして、受話器を置きました。

でも、一歩間違えれば、大変なクレーム事案です。

そしてもちろん、上司からは、しっかり絞られました。


🍰 走馬灯のように流れる、甘い記憶



絞られながら、私の頭の中には、なぜか甘い記憶が走馬灯のように流れていました。

娘と一緒に作って食べた、不揃いなパンケーキ。

ママ友と行った、ケーキバイキング。

家族でドライブの帰りに食べた、サービスエリアのソフトクリーム。

スイーツ。これは、合法ドラッグなのではないか。

そして、こうも思いました。

チョコレート1個が、会社のクレーム事案を防いでいたのかもしれない。


糖分不足で、叱られている最中なのに、 頭の中はスイーツ総集編。 娘とのパンケーキ。 ママ友とのケーキバイキング。 家族とのソフトクリーム。 もはや走馬灯ではなく、 『お菓子ベストアルバム』でした。


👹絶対おすすめしない、私の自制法


それでも、私はこの誓いを破りませんでした。

お菓子に手が伸びそうになった、その瞬間。

予選通過を逃して泣きじゃくる娘の顔。

暗譜を飛ばして固まったあの瞬間。

それが、ふっと脳裏をよぎるのです。

「この誓いを破ったら、起こって欲しくないことが起きるかもしれない」

絶対おすすめしません。

これ、自制心というより、ほぼ呪いです。

でもこれが、私にとって唯一効果のある自制法でした。

(そしてその後は、1回もミスは起きませんでした。チョコレートよりも、呪いの方が強かったようです。)


チョコレートを見つめる私。 その瞬間、脳内スクリーンでは 「予選落選」 「暗譜崩壊」 「娘号泣」 の三本立てが上映開始。 お菓子断ちではありません。 ほぼホラー映画による食欲抑制です。



🍫私はお菓子を愛している🎂


そして、この期間を経て、ひとつの真実に辿り着きました。

私の人生における三大ラバー、コーヒー・ビール・お菓子。

その中で、お菓子は3位でした。

でも違いました。

私は、お菓子を心の底から一番愛してしまった。

そして、お菓子は私の仕事のパフォーマンスにも、直結していた。

パティシエさんやショコラティエさん、和菓子職人さんたちが、美味しさを追求して作り上げたスイーツ。

製菓会社やコンビニの商品企画担当の方々が、手軽に美味しく食べられるように開発してくれたお菓子たち。

あなた達は、私の脳のガソリンであり、社会的信用を守る最後の防波堤でもありました。

毎日食べたい。本気で、毎日食べたい。


私は、お菓子を断って初めて気づきました。 コーヒーより好きでした。 ビールより好きでした。 私は、お菓子を愛していました。パティシエの皆様。 ショコラティエの皆様。 製菓会社の商品開発担当の皆様。美味しいお菓子をありがとうございます。



🧁今年は、お菓子を食べながら🍪


2026年現在、中学3年生の娘は今年、高校受験を控えピティナコンペをお休みしています。

つまり、私のお菓子断ちもお休み中です。

あの頃、ピティナ期間中だけ、ほんの少しだけ綺麗になっていた自分。

今、美味しいお菓子を食べながら、その自分を懐かしく振り返っています。

そして本気で考えているのは

この美味しいお菓子を毎日食
べながら、美容と健康を維持する方法。

皆様、もしご存知でしたら教えてください。

私は、お菓子をやめません。

そして、振込用紙の日付は、これからも三重チェックします。


お菓子は食べる。 美容も欲しい。 健康も欲しい。 仕事のミスもしたくない。 我ながら要求が多い。 でも、とりあえず振込用紙の日付だけは三重チェックで生きていこうと思います。



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