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花火・夏祭りをDJIカメラで綺麗に撮る!POCKET 4/3 × Action 6 完全設定ガイド【2026年夏】

花火大会へカメラを持って行く時、迷いやすいのが設定です。

夜だから低照度モードを使うべきなのか。
花火は明るいからISOを下げるべきなのか。
屋台や浴衣姿まで、同じ設定で撮ってよいのか。

答えは、一つの設定ですべてを撮ろうとしないことです。

花火は、暗い夜空の中で急に強い光が生まれます。
一方、屋台や人物は暗い場所で動きます。
同じ夏祭りでも、カメラが苦手とする条件はまったく違います。

この記事では、Osmo Pocket 4、Osmo Pocket 3、Osmo Action 6を使い、
花火、屋台、人物を撮る時の設定を機種別に整理します。

※本記事は、2026年7月時点の公式仕様とファームウェアに合わせて内容を更新しています。
画面の表示や利用できる機能は、今後の更新で変わる場合があります。



結論|花火は通常動画、暗い屋台や人物は低照度系モードを使い分ける

最初に結論です。

花火そのものを撮る時は、
3機種とも通常の動画モードから始めるのがおすすめです。

花火は夜空に上がりますが、発光部分はかなり明るい被写体です。
低照度系モードは暗部のノイズを抑えるのが得意な一方、
花火の明るい中心まで綺麗に残るとは限りません。

まず通常動画の4K/30fpsで撮り、花火が白く潰れるなら露出を下げます。
暗い屋台、提灯の近くに立つ人物、
夜の帰り道では、各機種の低照度向け機能を使います。

機種ごとの役割は、次のように考えると分かりやすいです。

  • Osmo Pocket 4:人物や街歩きを滑らかに撮りながら、通常動画の自動低照度最適化も使いたい人

  • Osmo Pocket 3:花火も人物も十分に撮れる。専用の低照度動画は暗い屋台や立ち止まった人物で使う

  • Osmo Action 6:雨、人混み、水辺、手持ち撮影に強い。花火は通常動画、暗い街歩きはスーパー夜間を使い分ける

新しい機種でなければ撮れないわけではありません。
すでにPocket 3を持っているなら、
花火大会のためだけに買い替える必要はないと思います。

花火・人物・雨の会場で、最初に試す設定と機種ごとの使い分けをまとめました。

花火撮影の前に見返したい方は、
この図解をスクリーンショットしておくと便利です。記事が役立ちそうなら、スキを押してもらえると次の撮影検証の励みになります。


最新ファームウェアで変わったこと

2026年7月21日時点で、
DJI公式のマニュアル、スペック、リリースノートを確認しました。

Osmo Pocket 4の最新ファームウェアはv01.02.07.06です。
通常の動画モードに自動低照度向けの処理が追加され、
動画撮影時のズームも滑らかになるよう改善されています。

Osmo Pocket 3の最新ファームウェアはv01.06.10.04です。
直近の更新は軽微な不具合修正で、
低照度動画が4K/24・25・30fpsに対応する点は変わっていません。

Osmo Action 6の最新ファームウェアはv01.04.14.07です。
直近の更新は既知の問題の修正でした。
過去の更新ではスーパー夜間の画質が改善されていますが、
9:16、4:3、HorizonSteady、2倍ズームなどが使えない制限は、
現在の公式仕様にも残っています。

そのため、この記事では
「花火は通常動画から始める」
「暗い屋台や帰り道で低照度系モードを使う」という方針を維持します。


まず試したい花火の基本設定

最初の一発を撮るなら、まず次の共通設定を選びます。

  • 解像度:4K

  • フレームレート:30fps

  • カラー:ノーマル

  • 構図:最初は広め

  • 撮影方法:会場ルールと観覧席に合わせて、手持ちまたは三脚で固定

露出は、操作に慣れているかどうかで二つに分けます。

初心者はオート露出のまま、EVを-0.7から試します。
色が撮影中に変わるのを防ぎたい時は、
ホワイトバランスを3800K前後で固定します。

Pro設定を使える人は、シャッター速度を1/60秒、ISOを100〜400、
ホワイトバランスを3800K前後から始めます。
完全なマニュアル露出ではEV補正を使わず、
シャッター速度とISOで明るさを調整します。

どちらも唯一の正解ではなく、最初の試し撮りに使う基準です。

赤、青、緑の色が残り、光の先端まで見えていれば、
その会場では十分に使えます。花火の中心が真っ白に潰れるなら
、露出補正をさらに下げるか、
シャッター速度を1/100秒や1/120秒へ上げます。

反対に、花火が小さく暗い場合はISOの上限を少し上げます。
ISO100〜200へ固定するより、
距離や演目に合わせて調整できる余地を残した方が現実的です。

1/60秒も絶対ではありません。
光の軌跡を長めに残したい時の基準であり、
明るさを抑えたい時や手持ちで撮る時は、
少し速いシャッター速度も選択肢になります。


Osmo Pocket 4の花火・夏祭り設定

Osmo Pocket 4は1インチセンサーとf/2.0のレンズを搭載し、
暗い場所でも人物や会場の雰囲気を残しやすいカメラです。

ただし、ここは旧記事から大きく修正します。

Osmo Pocket 4の絞りはf/2.0固定です。f/2.8やf/4へ変更することはできません。

花火の白飛びを抑える時は絞りではなく、
露出補正、ISO、シャッター速度で調整します。

① 花火を撮る設定

  • 撮影モード:動画

  • 解像度:4K

  • フレームレート:30fps

  • 露出:Proのマニュアル設定

  • シャッター速度:1/60秒から開始

  • ISO:100〜400を目安

  • WB:3800K前後

  • ActiveTrack:OFF

  • 自動低照度最適化:比較やマニュアル撮影ではOFF

現在のファームウェアでは、
30fps以下の通常動画で「自動低照度最適化」を使えます。
暗さを検出してノイズを抑えてくれるため、
屋台を歩くような撮影では便利です。

ただ、花火を撮る時に自動処理が入ると、
どの場面で見え方が変わったのか分かりにくくなります。
露出を自分で確認したい時や、
通常動画と低照度動画を比較する時はOFFにした方が判断しやすいです。

② 屋台や浴衣姿を撮る設定

人物が歩いている時は、通常動画の4K/30fpsを基本にします。
自動低照度最適化をONにしておけば、
明るい屋台から暗い通路へ移る場面でも撮りやすくなります。

人物が提灯や屋台の近くで立ち止まったら、低照度動画も候補です。
動きの少ない場面で数秒撮ると、暗部のノイズを抑えやすくなります。

60fpsは、あとでスローにしたい短い場面だけに使います。
夜に常用すると一コマあたりに取り込める光が減り、
ISOが上がりやすくなります。


Osmo Pocket 3の花火・夏祭り設定

Osmo Pocket 3も1インチセンサーとf/2.0のレンズを搭載しています。
Pocket 4と同じく絞りは固定ですが、
花火や夏祭りを撮る力は今でも十分です。

① 花火を撮る設定

  • 撮影モード:動画

  • 解像度:4K

  • フレームレート:30fps

  • 露出:Proのマニュアル設定

  • シャッター速度:1/60秒から開始

  • ISO:100〜400を目安

  • WB:3800K前後

  • ActiveTrack:OFF

花火は通常動画から始めます。
専用の低照度動画は4K/24・25・30fpsに対応していますが、
暗い場所なら何でも有利になるモードではありません。

花火の中心が白く潰れる時は、まず露出を下げるか、
シャッター速度を速くします。
夜の花火でNDフィルターを最初から付ける必要はありません。

旧記事では、白飛びした時にND8〜ND16を付ける方法を勧めていました。ただ、NDを付けると夜空や会場まで暗くなり、
カメラがISOを上げてノイズが増える場合があります。

NDは意図した表現のために使うことはありますが、
初心者向けの白飛び対策としては優先順位を下げます。

② 屋台や人物を撮る設定

歩く人物は通常動画の4K/30fps。
屋台の近くで立ち止まった人物や、暗い帰り道は低照度動画を試します。

オートフォーカスが暗い空で迷う時は、
花火が上がる方向にある遠くの建物や照明へ一度合わせます。
花火そのものを追いかけるより、
撮る方向と構図を先に決めた方が安定します。

Pocket 3はPocket 4より古いから、
夜の撮影に向かないわけではありません。
低照度動画、3軸ジンバル、D-Log Mまで使えるため、
設定と撮り方を整えれば長く使えます。


Osmo Action 6の花火・夏祭り設定

Osmo Action 6は、Pocket 4やPocket 3とは得意な場面が違います。

雨が降るかもしれない。人混みで片手撮影したい。
水辺や屋台の近くでも気兼ねなく使いたい。
そんな夏祭りでは、防水と広い画角が大きな強みになります。

また、可変絞りf/2.0〜f/4.0を搭載しているのは、
Osmo Pocket 4ではなくAction 6です。

① 花火を撮る設定

  • 撮影モード:動画

  • 解像度:4K

  • フレームレート:30fps

  • 露出:Proのマニュアル設定

  • シャッター速度:1/60秒から開始

  • ISO:100〜400を目安

  • WB:3800K前後

  • 絞りモード:オートを基本にする

  • RockSteady:手持ちはON、完全に固定する時はOFFも比較

  • FOV:標準または広角

三脚へ固定したから、必ずRockSteadyをOFFにしなければならないわけではありません。
OFFで構図が安定する場合もありますが、
床や柵に振動がある会場では、ONの方が見やすいこともあります。

本番前に数秒ずつ撮り、固定方法に合う方を選びます。
手持ちならRockSteadyをONにしてください。

Action 6の可変絞りは便利ですが、花火が白いからすぐf/4へ固定する、
と決める必要もありません。
まずはオートで試し、ISO、シャッター速度、露出を確認します。

② スーパー夜間を使う場面

スーパー夜間は、極端に暗い街歩きや、
光の少ない帰り道で使うモードです。

花火は発光部分が明るいため、スーパー夜間を最初の正解にはしません。
通常動画で花火の色を残せない時に、
比較用として短く試すくらいがよいと思います。

現在のスーパー夜間は10-bitと60fps以下に対応しています。
一方、HorizonBalancing、HorizonSteady、155度超広角、4:3には対応しません。
9:16の縦撮影と2倍ズームも使えないため、
通常動画と同じ感覚では扱えません。

SNS用の縦動画まで一度に作りたいなら、
通常動画の4Kカスタムで広めに残し、
あとで縦横へ切り出す方法が便利です。


花火は「固定して待つ」と成功しやすい

花火が始まってからカメラを上下へ振ると、構図が落ち着きません。

最初の数発は広めに撮り、打ち上がる位置と高さを確認します。
そのあとで画角を整え、
花火が画面へ入ってくるのを待つ方が撮りやすいです。

ただし、カメラを固定する方法は観覧席によって変わります。

有料席や座って見る場所ならMT-16

テーブル席や、地面に座って観覧する有料席では、
Ulanzi MT-16のような小型三脚が扱いやすいです。

足元やテーブルの上へ置きやすく、周囲の視界を遮りにくいのが利点です。カメラの位置が低すぎる場合は、
バッグの上など安定した場所へ置いて高さを補えます。

ただし、前の人や柵が画面へ入る席では、MT-16では高さが足りません。
小型だから、
どの会場でも使いやすいとは限らない点に注意してください。

▶ Ulanzi MT-16 ミニ三脚


柵越しに撮るならMT-44が便利。ただし使用ルールを優先

立ったまま観覧する場所や、
柵の向こうへカメラを出したい場面では、
Ulanzi MT-44の高さが役立ちます。

MT-16では柵しか写らない場所でも、
MT-44ならカメラ位置を上げられます。
三脚として地面へ置くだけでなく、
自撮り棒に近い感覚で手持ちする方法もあります。

一方、背の高い三脚は後ろの人の視界を遮りやすく、
会場によっては禁止される可能性があります。
三脚の使用自体は認められていても、
高さ制限や指定エリアが設けられている場合があります。

▶ Ulanzi MT-44 カメラ三脚


三脚が使えない会場では手持ちで撮る

三脚禁止の会場や混雑した立ち見エリアでは、無理に固定しません。

脇を締め、Pocketシリーズはジンバルに任せて広めの構図で撮ります。
長時間構え続けず、花火が上がる少し前から短く録画すると疲れにくくなります。

柵の上へカメラを置く方法も、落下や周囲との接触が考えられるため、
会場が認めている場合に限ります。

花火大会では、撮影できることより、
周囲の人が花火を見られることを優先します。
持って行く三脚を決める前に、
公式サイトの「三脚」「撮影機材」「観覧ルール」を確認してください。


録画は流しっぱなしにしない

旧記事では、花火が始まったら最後まで録画する方法を勧めていました。

ただ、長時間の連続録画はバッテリーと容量を使い、
あとで見せ場を探す時間も増えます。
夏の屋外では本体温度も上がりやすいため、
演目の区切りで録画を止める方が扱いやすいです。

おすすめは、花火が上がり始める少し前から録画し、
ひとまとまりの演目が終わったら止める方法です。
数十秒から1分程度の素材に分かれていれば、
編集でも探しやすくなります。

Action 6ではプリ録画も使えます。
決定的な瞬間を待つ場面では便利ですが、待機中も電力を使うため、
一晩中ONにする必要はありません。


横で撮るか、縦で撮るかは投稿先で決める

花火は横構図の方が正解、と決めつける必要はありません。

YouTubeやテレビで見る映像なら16:9。
Instagramリール、TikTok、YouTubeショートへ投稿するなら9:16が使いやすいです。

Pocket 3は3Kの縦動画に対応しています。
Pocket 4も縦動画を選べます。
Action 6は通常動画なら4Kの縦撮影に加え、
正方形に近い4Kカスタムから縦横へ切り出せます。

ただし、Action 6のスーパー夜間では9:16や4:3を使えません。
縦で仕上げる予定なら、撮影前にモードの制限を確認してください。

投稿先がまだ決まっていない場合は、
少し広めの横構図か、Action 6の4Kカスタムで余白を残します。
花火へ寄りすぎると、あとから縦へ切り出す余地がなくなります。


 夏祭りは30fpsを基本にする

屋台、人混み、浴衣姿を撮る時も、夜は4K/30fpsを基本にします。

60fpsが向いているのは、あとで速度を落としたい場面です。

  • 浴衣の袖が揺れる瞬間

  • かき氷へシロップをかける手元

  • 金魚すくいの水しぶき

  • 振り返る人物

こうした短いカットだけ60fpsで撮ります。

会場を歩く場面まで常に60fpsへすると、暗所でISOが上がり、
ノイズが増えやすくなります。
滑らかさより、
顔や会場の明るさを残したい場面では30fpsの方が扱いやすいです。


花火だけでなく、一緒に見た人を撮る

花火を綺麗に残せても、
あとで見返した時に誰と行ったのか分からないことがあります。

花火を数本撮ったら、夜空を見上げる横顔や後ろ姿も残します。
屋台で食べ物を受け取る手元、
提灯の下を歩く姿、花火が終わったあとの帰り道まで撮れば、
一晩のVlogになります。

顔を明るくするためにスマートフォンのライトを正面から当てると、
周囲の迷惑になり、夏祭りの雰囲気も消えてしまいます。

人物は、屋台や提灯の光が斜め前から当たる場所で撮ります。
花火と人物を同じカットで完璧に明るくしようとせず、
花火、表情、手元を別々に撮って編集でつなぐ方が自然です。


現地で迷った時の最終チェック

設定をすべて覚える必要はありません。現地では、次の順番で確認します。

  1. 花火は通常動画の4K/30fpsから始める

  2. 最初は広めに構え、会場ルールと席に合わせて手持ちか三脚を選ぶ

  3. 白く潰れたら露出を下げるか、シャッター速度を上げる

  4. 暗い屋台や立ち止まった人物だけ低照度系モードを試す

  5. 歩く人物は30fps、スローにしたい短いカットだけ60fpsにする

  6. 録画は演目ごとに区切る

  7. 投稿先に合わせて横・縦・4Kカスタムを選ぶ

全部を一度に変えると、何が良くなったのか分からなくなります。

まず露出を確認する。次に構図を直す。
それでも暗所のノイズが気になる時に、低照度系モードを試す。
この順番なら、初めての花火撮影でも立て直せます。


結局どの機種が向いている?

花火と人物を滑らかに撮りたいなら、
Osmo Pocket 4かPocket 3が使いやすいです。
Pocket 3を持っている人は、そのまま持って行って構いません。

雨、人混み、水辺まで気にせず使いたいなら、Action 6が安心です。
花火だけを見るとPocket系の方が構図を作りやすい一方、
夏祭り全体ではAction 6にしか任せにくい場面があります。

大切なのは、最も新しいカメラを選ぶことではありません。

花火を固定して待つのか。浴衣姿を追うのか。雨の中でも撮るのか。
自分が残したい場面に合うカメラを選ぶことです。

DJIカメラを探している人へ

すでに持っている機種があるなら、
花火大会のためだけに買い替える必要はありません。
これから選ぶ人は、撮りたい場面とセット内容を確認してください。

▶ DJI Osmo Pocket 4 クリエイターコンボ

▶ DJI Osmo Pocket 3 スタンダードコンボ

▶ DJI Osmo Action 6 スタンダードコンボ

価格、販売元、納期、セット内容は変わる場合があります。購入前に商品ページで確認してください。


参考情報

DJI公式|Osmo Pocket 4 スペック

DJI公式|Osmo Pocket 4 ダウンロード・マニュアル

DJI公式|Osmo Pocket 4 リリースノート

https://dl.djicdn.com/downloads/DJI_Osmo_Pocket_4/RN/DJI_Osmo_Pocket_4_Release_Notes_en.pdf

DJI公式|Osmo Pocket 3 スペック

DJI公式|Osmo Pocket 3 ダウンロード・リリースノート

DJI公式|Osmo Pocket 3 リリースノート

https://dl.djicdn.com/downloads/DJI_Osmo_Pocket_3/RN/20250826/DJI_Osmo_Pocket_3_Release_Notes_en.pdf

DJI公式|Osmo Action 6 スペック

DJI公式|Osmo Action 6 ダウンロード・リリースノート

DJI公式|Osmo Action 6 リリースノート(日本語)

https://terra-1-g.djicdn.com/6189933d30024fc1b331bffe4fe41837/osmo-action-6/RN/20260710/DJI_Osmo_Action_6_Release_Notes_jp.pdf

DJI公式|Osmo Action 6のスーパー夜間モード


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