調子が悪い時から復帰するとき、戻るべきゴールは“前の自分”ではなかった
皆さん、お元気でしょうか。
ロックタカシ(@ragura_rock)です。
私は、双極性障害(躁うつ病)・不安障害・ADHDグレーと付き合いながら歩んできた日々や、
生活の中で気づいたこと、資産形成の工夫について発信しています。
この投稿が、どこかで誰かの助けになればうれしいです。
今回は「調子が悪い時から復帰するときの話」を書いていきます。
1|「復帰できそう」と言われる時期がいちばん不安
調子が悪い時期が少しずつ終わりかけてくると、
周りからは「そろそろ復帰できそうだね」と言われることがあります。
でも、本人にとっては、
ここがいちばん不安で、いちばん揺れる時期です。
外から見ると元気に見える。
でも内側では、まだ体力も気力も戻りきっていない。
“戻れそう”と“戻れる”の間には、
大きな溝があります。
私はその溝を何度も見落として、
何度もつまずいてきました。
2|周りが求めるのは「元の自分」
復帰の時期になると、周りが求めるのはどうしても
「前のあなた」 です。
・前と同じ働き方
・前と同じスピード
・前と同じ成果
・前と同じ元気さ
「もう大丈夫?」
「そろそろ戻れるよね?」
そんな言葉をかけられると、
期待に応えなきゃいけない気がして、
私は無理をしてしまうことがありました。
でも、実は——
その“前の状態”こそが壊れてしまった原因だった。
あの頃の働き方、あの頃の無理の仕方、
あの頃の生活リズム。
それを続けた結果、私は調子を崩した。
なのに、周りはその状態に戻ることを求めてくる。
「また同じ場所に戻れ」というプレッシャーが、
復帰初期のいちばんの負荷でした。
3|復帰初期に起きがちな“見えない負荷”
復帰の時期は、外から見ると元気に見えます。
でも内側では、まだ脆さが残っています。
体力が戻っていない
判断力がまだ弱い
気力が安定しない
でも外からは元気に見える
このギャップが、復帰初期の苦しさを生みます。
周りは「前みたいにできるよね?」と期待する。
でも本人は「前みたいにしたらまた壊れる」と感じている。
戻るべきゴールが、周りと自分で違っている。
このズレが、復帰を難しくしていました。
4|私が復帰でつまずいたエピソード
私は、周りの期待に合わせようとして、
何度も無理をしてしまいました。
元気な人と比べて、
「自分もこれくらいできるはずだ」と思ってしまう。
でも実際には、
・体力は戻っていない
・集中力も続かない
・判断力もまだ弱い
そんな状態でした。
そして、無理をした結果、
また調子を崩してしまった。
そのとき、ようやく気づきました。
戻るべきゴールが違っていた。
私は“前の自分”に戻る必要なんてなかった。
むしろ、戻ったらまた壊れるだけだった。
必要だったのは、
ケアを前提に働ける環境でした。
休憩を取りやすい
無理をしない働き方が許される
波があっても続けられる
調子が悪い日はペースを落とせる
こうした環境があって初めて、
私は“本当の意味での復帰”ができるようになりました。
5|そこから学んだ“復帰のコツ”
復帰は「元に戻ること」ではなく、
**“新しい自分で働ける環境をつくること”**だと気づきました。
ここでは、私が実際に役立った復帰のコツをまとめます。
● いきなり100%に戻らなくていい
50%で働けたら十分。
60%の日があれば、それはもう上出来。
自分を許しましょう。
● できることを少しずつ増やす
今日は30分集中できた。
明日は45分できた。
その積み重ねでいい。
継続が自信につながっていく。
● 周囲に「まだ本調子じゃない」と伝える
言いにくいけれど、
伝えないと周りは“前のあなた”を基準にしてしまう。
● 休みながら進む
休むことはサボりではなく、
“働き続けるための技術”。
● 睡眠のリズムを整える
復帰初期は、体力も気力もまだ不安定です。
だからこそ、
睡眠のリズムを整えることが土台になると感じました。
朝はカーテンを開けて朝日を浴びる
夜は眠れなくても目を閉じて身体を休める
スマホを見続けない
この3つだけでも、翌日の調子が大きく変わります。
● 食事のバランスを整える
復帰初期は料理をする気力がない日も多いので、
私は 完全メシ をよく使っていました。
そして最近は、
完全メシ+市販のゆで卵 のセットに落ち着いています。
理由はシンプルで、
タンパク質をしっかり取れる
炭水化物過多にならない
調理不要で、すぐ食べられる
栄養バランスが崩れにくい
復帰初期は体力が落ちているので、
タンパク質を多めにとると回復が早く感じられました。
「食べられた」という事実が、
その日の自信にもつながります。
● ケアを前提に働ける環境をつくる
これがいちばん大事です。
休憩を取りやすい
無理をしない働き方が許される
波があっても続けられる
調子が悪い日はペースを落とせる
ケアを前提に働ける環境が整って初めて、
本当の意味での復帰が可能になる。
私はこのことを、身をもって学びました。
おわりに
復帰はゴールではありません。
むしろ、ここからが再スタートです。
周りが求める“前の自分”に戻る必要はありません。
戻ったら、また壊れてしまうから。
大切なのは、
ケアを前提に働ける環境をつくること。
そして、
自分のペースで戻っていくこと。
今日も、できる範囲で静かに整えながら、
自分のペースで進んでいければと思います。
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では、皆さんの穏やかな日々を願っています。
