【1億2000万円】Amazonで「一番高いもの」を買おうとしたら、配送料が350円だった件
あけましておめでとうございます。
皆さんは、お年玉をもらう側だろうか、それとも搾取される側だろうか。
私は後者だ。
姪っ子に渡したポチ袋の厚みを確認しながら、ふと魔が差した。
姪っ子にあげたお年玉の金額を、もし私が「アラブの石油王」みたいな金銭感覚でAmazonに使えたら、一体何が買えるんだろう?

おせちにも飽きたし、初売りに行けるほどの財力も残っていない。
今の私に残された娯楽は、コタツの中で「買えもしない高額商品」を検索して、勝手に金持ち気分を味わうことくらいだ。
というわけで、新年早々、暇を持て余した私はAmazonという名のジャングルへダイブした。

テーマは「Amazonで一番高いもの決定戦 2026」
検索結果に並んだのは、私の給料袋が紙くずに見えるような、狂気とユーモアの世界だった。
※なお、これから紹介する価格はすべて、私が震える手で検索した執筆時点(2026年1月)のものだ。Amazonの価格は株価のように変動するし、そもそも在庫がないことも多いので、あくまで「都市伝説」として楽しんでほしい。
エントリーNo.1:男のロマン、お値段1億2000万円
まず、堂々の第1位。
水道橋重工が開発した巨大ロボット、「クラタス スターターキット」。
お値段、約1億2,000万円(出品時)。
「スターターキット」という名前が憎い。
まるで初心者向けの電子タバコみたいなノリだが、届くのは全長4メートルの鉄の塊だ。
しかもこれ、実際に人が乗って操縦できるらしい。
通勤ラッシュもこれなら無敵だ。
満員電車を物理的に押し退けて出社できる。

だが、私が一番戦慄したのは、商品購入時の送料についてだ。
(※出品当時)
「配送料:350円」
嘘だろう。
ピザのデリバリーより安いじゃないか。
1億のロボットを、たった350円で関東まで運んでくれる配送業者のブラック労働ぶりが心配でならない。

ポスト投函だったらどうしよう。
ちなみに「腕などの武器は別売り」らしい。
課金ゲーかよ。世知辛(せちがら)すぎるだろ(笑)
エントリーNo.2:庭で飼うペット、100万円
続いては、少しお手頃(?)なこちら。
「等身大 恐竜フィギュア(プテラノドン)」。
お値段、約100万円。
これの真骨頂は、商品そのものではなく「レビュー欄」にある。
Amazonのレビュー欄は時々、大喜利会場と化すのだが、ここの住人たちはレベルが高い。

新型ドローンかと思って飛びついて注文したら違いました。
しかも全然飛びません。
買われる方は注意してください。
おばあちゃんが空を飛んでみたいと懇願するもんで、家族会議の末こちらの商品を購入することに。
宅配ではなく、家に飛んできた時は驚きました。
おばあちゃんは当然のように喜び、毎日乗るハメに、そのせいかブラキオサウルスは少し寂しそうに見えます。
しかし、おばあちゃんだけで僕が乗れなかったのでここは星四で検討ですね。
みんな、買ってもいないのに楽しそうすぎる。
架空のペットとの生活を綴る彼らの想像力に、私は星5つをあげたい。

エントリーNo.3:ネタじゃない。リアルに買われている「高級腕時計」
第3位は、これまでのネタ枠とは空気が違う。
「HAOFA トゥールビヨン 腕時計」。
トゥールビヨンといえば、時計好きなら誰もが知る超複雑機構。
家が買える値段のブランドも多いが、Amazonにはこうした本格的な高級時計もサラッと売られている。

だが、私がこの時計を選んだ理由は、値段ではない。
「実際に購入されている」という衝撃の事実だ。
1億円のロボットを見てゲラゲラ笑っている私たちがいる一方で、Amazonでポチッと高級時計を買う猛者が、同じ日本に実在する。
資本主義の格差を、これほど残酷に突きつけてくるサイトがあるだろうか。

【豆知識】「Amazonで購入」の文字を探せ
ここで一つ、Amazonの賢い歩き方を伝授しよう。
先ほどの「1億円のロボット」や「等身大恐竜」のレビュー欄が、なぜあんなに大喜利状態になっているのか。
実はAmazonのレビューは、商品を買っていなくても書き込めるのだ
(※一定の条件あり)
だから、ネタ商品は「エア購入」した人々の遊び場になる。

しかし、本物のレビューには必ず証拠がある。
レビューの投稿日や名前の近くにある、「Amazonで購入」というオレンジ色の文字だ。
この文字があるレビューこそが、身銭を切った勇者の証。
先ほどの腕時計には、しっかりとこの「Amazonで購入」マークがついたレビューが存在した。
つまり、ネタではなくガチの買い物だ。
もしあなたがAmazonで高額商品を買うときは(そんな機会があるかは別として)、このオレンジの文字だけを信じるといい。

夢から覚めて、極寒の現実へ
…さて。
1億円のロボットや、100万円の恐竜を見て、少しは現実逃避できただろうか。
でも、スマホの画面を消して一歩外に出れば、そこは日本の冬。
極寒である。
石油王でもない私たちは、自分の体温だけが頼りのサバイバルを生き抜かなければならない。

寒いと全ての動きが億劫になる。
初売りに行くのも、コンビニに行くのも、命がけだ。
そんな私たちが、1億円払わずに手に入れられる「幸せ」がある。
首元の防寒だ。
私が最近手放せないのが、この(⇩)ネックウォーマー。
「360度極めた暖かさ」という、ロボットアニメみたいな強気なキャッチコピーがついているが、これが伊達じゃない。
首を通した瞬間、コタツを持ち歩いているような安心感に包まれる。
ふわふわの肌触りで、顔の半分まで埋もれることができるから、ノーメイクでコンビニに行く時の「物理的モザイク」としても優秀だ。

1億円のロボットは買えないけれど、2,000円もしないコレがあれば、私たちはこの冬を無敵の状態で乗り切れる。
結局のところ、本当に必要なのは、巨大な鉄の塊よりも、首元を温めてくれる布切れ一枚なのかもしれない。
なんてことを考えながら、私は今日もこれを被って、350円の送料でロボットを運ぶ配送業者さんに想いを馳せるのである(笑)
▼1億円は出せないけど、これなら買える「着るコタツ」
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