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2050年、がんは“治る”んじゃなくて“飼いならす”病気になる。ノーベル賞学者が本気で描く、25年後のすごい未来。

「2050年までに
ほとんどのがんを
制御できるようになる」


そんな、まるでSF映画の
キャッチコピーみたいな目標を
京都大学の研究センターが
本気で掲げているというニュースを見た。




2050年。


その頃、私は一体
いくつになっているんだろう。


まだ25年以上も先の話か
と思うと少し気が遠くなるけど
ノーベル賞を取った
本庶佑さんたちのチームが言うんだから
ただの夢物語じゃないんだろうな
という妙な説得力もある。


でも、このニュースの
本当にすごいところは
「2050年」という年号じゃない。


「治す」んじゃなくて「制御する」

と言い切っている、その部分だ。


2018年にノーベル生理学・医学賞を受賞
本庶佑(ほんじょたすく)氏



私たちは、がんを

「体から完全に消し去るべき、憎い敵」

だと思っている。


だから治療も
手術で切り取ったり
抗がん剤で叩きのめしたり
放射線で焼き払ったりと
なんだかもう
殲滅戦(せんめつせん)
みたいなイメージが強い。


1匹足りとも逃さない!


でも、彼らが目指しているのは
そういう世界じゃないらしい。


がんを
高血圧や糖尿病みたいな
「慢性疾患」の一つとして捉え
自分の免疫の力で
コントロールしながら
長期的に付き合っていく。


まさに
猛獣を殺すのではなく
手なずけて「飼いならす」ような
発想の転換だ。


猛獣は飼いならすべし。


この考え方の根っこにあるのが
本庶さんが発見した
「PD-1」という仕組みだ。


これを、私たちの体の中を
パトロールしている
「免疫パトカー」に例えてみよう。


免疫パトカー(T細胞)は
がん細胞という
「不審車両」を見つけると
すぐに攻撃態勢に入る。


ウォーン…ファン、ファン、ファン。


これが、私たちの体が持つ
基本的な防衛システムだ。


ただ、このパトカー
たまに張り切りすぎて
がん細胞でもない普通の細胞
(正常な市民)まで
「怪しい!」と勘違いして
攻撃してしまうことがある。


これがいわゆる
「自己免疫疾患」という状態で
暴走したパトカーが
街を壊しているようなものだ。


パトカーだって事故る…
こともある。


そこで、私たちの体には
賢い仕組みが備わっている。


それが
「PD-1」という名の
「身分証」だ。


普通の細胞たちは、
この「PD-1」という
身分証を持っていて
パトカーに

「おい、俺は怪しいもんじゃないぞ」

と提示する。


私達の細胞が持つ身分証「PD-1」


パトカーは
その身分証を確認すると

「はい、失礼しましたー」

と攻撃をやめる。


この身分証のおかげで
免疫パトカーはむやみに暴走せず
街の平和は保たれているわけだ。


ところが、がん細胞は
とんでもなくズル賢い。


ずる賢い「がん細胞」


なんと、この
「PD-1」という身分証を偽造して
自分も持っているフリをするんだ。


するとどうなるか。
免疫パトカーが

「お前、不審車両だな!」

とがん細胞を攻撃しようとしても
がん細胞はすかさず
偽造身分証を提示してくる。

「俺は市民だ、攻撃するな」と。

パトカーはまんまと騙されて

「あ、そうなんすか…」

と、攻撃の手を止めてしまう。


こうして、がん細胞は
パトカーの追跡からまんまと逃れ
やりたい放題に増殖していく。


がんの増殖は想像以上に早い。


だったら、どうすればいいか。
本庶さんたちが考えた薬
(オプジーボとかがそうだ)は
この「身分証を確認する」
というパトカーの機能を
一時的にオフにする薬なんだ。


この薬を投与すると
免疫パトカーは
相手が身分証を持っていようがいまいが
お構いなしに
「怪しいやつは全員攻撃!」という
超攻撃モードに切り替わる。


その結果
偽造身分証を振りかざして
高笑いしていたがん細胞も
もう言い逃れはできず
本来のパトカーの猛攻撃を
受けることになる、というわけだ。


手加減一切なし!


つまり、免疫療法とは
免疫パトカーの
「手加減機能」を
一時的に麻痺させて
本来の攻撃力を100%引き出す
という、ある意味で荒療治なのだ。


この発見のおかげで
すでに一部のがんでは
末期だと言われた人が
劇的に回復するケースも出てきている。


2050年というのは
この仕組みを
あらゆるがんに
応用できるようにしよう
という壮大な計画なのだ。



ただ、忘れてはいけない現実もある。


仮に技術が完成しても
それが「みんな」の元に届くかは
また別の話だということ。


免疫療法は、今ですら
目玉が飛び出るほど高額だ。


2016年11月の朝日新聞より抜粋。


25年後
画期的な治療法が
開発されたとして
その恩恵を受けられるのは
一部のお金持ちだけ
なんていうディストピアだって
十分にあり得る。


だから、私たちにできることは
案外シンプルなのかもしれない。


25年後の未来を信じて
研究者たちを応援しつつも
今日の自分の体と
ちゃんと向き合うこと
だ。


がん細胞は、今この瞬間も
あなたの体の中で生まれている。


でも、あなたの免疫細胞が
ちゃんと頑張っているから
病気にならずに済んでいる。


がんになる仕組み。


このバランスが崩れた時
がんは牙をむく。


その免疫力を高める一番の近道は
結局、バランスのいい食事
つまり自炊にたどり着く。


25年後の
すごい医療費を心配して
高いがん保険に入る前に
まずは今日の夕食の
食材費をケチらないこと。


そっちの方が、よっぽど確実で
安上がりな未来への
投資なんじゃないかな(笑)


がんの医療費。



とはいえ、分かってはいるのだ。


「自炊が大事」なんてことは。


でも
仕事で疲れて帰ってきて
冷蔵庫を開けたら
牛乳一本しか入っていなかった時の
あの絶望感。


今からスーパーに行く気力なんて
1ミリも湧いてこない。


結局、コンビニ飯か
外食で済ませてしまう。


そんな毎日を送っているのは
私だけじゃないはずだ。


「買い物に行くのが面倒くさい」


必要なときに限ってない。


ただそれだけの理由で
私たちの免疫力は
静かに、しかし確実に
蝕(むしば)まれているのかもしれない。


もし
スマホでポチッたら
近所のスーパーで売っているような
生鮮食品や牛乳、卵が
最短10分で
玄関まで届くとしたらどうだろう。


「買い出し30分」という
地味に重たいタスクから解放されたら
その30分で、私たちは何ができるだろう。


未来の医療のために
今すぐできる、一番確実なこと。


それは、今日の夕食を
ちゃんと自分のために作ってあげること。


おうちごはんのクオリティを上げよう。


そのための
「買い物に行かない」という選択肢が
もう私たちの手の中にある。


「鬼速」で届くその食材は
25年後のあなたの体を守る
一番の特効薬になるのかもしれない。


25年後のガン保険より、今日の“10分配達”。未来の医療費を節約する、日本一うまいサボり方。




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あなたの未来と今日の献立について
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「今日の夕飯のメニュー」まで
なんでもお待ちしています(笑)


どんな未来が待ち受けているのか。



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