キラキラ女子の腸内、ヘドロでした。爪を磨く前に、クソを出せ。
あたしゃ、最近つくづく思うんですよ。
私たちの世界は、スマホという小さな窓ガラス一枚で、現実と隔てられてしまったんじゃないか、と。
その窓を覗けば、ショート動画の中には、非の打ち所のない美女たちが、それはもう大量に生息している。
しかし、いざ電車に乗って街を見渡せば、どうだ。
さっきまで画面の中で踊っていたはずの美女たちは、忽然と姿を消している。
そう、彼女たちは、現実にはほとんど存在しない。
私たちは、AIが作り出したアイドルや、完璧に加工されたインフルエンサーという、架空の「理想」を、ただひたすら追いかけているだけなのだ。
そして、その架空の美女たちが、こぞって投稿するのが「今日の朝ごはん」である。

ガラスの器に盛られた、色とりどりのフルーツと雑穀米。
ミキサーに放り込まれる、大量の野菜とスーパーフード。
チキンとヨーグルトが同居する、国籍不明のワンプレート。
それを見るたびに、あたしゃ、慈愛に満ちた目で、こう呟いてしまうのだ。
「ああ、この人、たぶん、便秘だろうな」と。
「意識高い系」と呼ばれる彼女たちの食事は、一見すると、お洒落で、健康的で、真似したくなるものばかりだ。
しかし、あたしに言わせれば、あれは「腸内で大渋滞を引き起こす、最悪の食べ合わせ」の見本市なのである。
私たちの身体の中では、食べ物ごとに、違う種類の消化酵素が分泌される。
それを無視して、何でもかんでも一緒に胃袋に放り込むと、どうなるか。
消化システムはパニックを起こし、胃の中は未消化物でごった返す、満員電車さながらの状態になるのだ。

例えば、フルーツ。
彼女たちが大好きなスムージーは、その最たる例だ。
そもそもフルーツというものは、他の何とも混ぜず、単独で食べるのが鉄則。
なぜなら、消化がめちゃくちゃ速いからだ。
しかし、そこに牛乳やヨーグルトといった、消化に時間がかかる乳製品を混ぜてしまうとどうなるか。
先に消化されたいフルーツは、後から来た乳製品に行く手を阻まれ、胃の中で出口を求めて右往左往。
やがて発酵し、腐敗し、ガスを発生させる。お洒落なスムージーが、あなたの腸内で、腐った生ゴミへと姿を変える瞬間である。
さらに言えば、酸っぱいフルーツ(柑橘類など)と、甘いフルーツ(バナナなど)も、同時に摂るのはご法度だ。
消化の仕組みが違うのだから、当たり前である。

穀物もそうだ。
パンとご飯を一緒に食べるような、炭水化物の重ね食いが消化に悪いのは、想像に難くないだろう。
そして、最悪なのが、乳製品と何かを合わせて食べること。
シリアルに牛乳、パンにチーズ、ご飯にヨーグルト。
これらは、あなたの胃の中で、ドロドロのセメントを作り上げているようなものだ。
もうお分かりだろうか。
キラキラ女子のワンプレート(雑穀米+フルーツヨーグルト+チキン)は、もはや消化器官に対するテロ行為なのである。
たまにいるのだ。
モデルのように細くて、ネイルも完璧で、お洒落な服を着こなしているのに、「私、便秘なんです」と、か細い声で宣う女の子が。
そのたびに、あたしゃ、喉元まで出かかった言葉を、ぐっと飲み込む。
「爪や服より、まず糞だろ!」と。

考えてもみてほしい。
どんなに美しいハイブランドのバッグも、中身が腐った生ゴミでパンパンだったら、それはもうただの「ゴミ袋」だ。
それと同じで、どんなに着飾ったところで、腸内に何日も前の食べ物のカスが溜まり、腐敗しているのなら、その人はもはや「歩く糞袋」なのである。
糞袋がどんなに綺麗な格好をしても、糞袋という本質は変わらない。
厳しいことを言うようだが、これが真実だ。
痩せることばかり、食べないことばかり。
現代のダイエットは、「入口」のことしか考えていない。
しかし、問題の解決策は、真逆にあるのかもしれない。
何を食べるか、ではなく、「いかにして、きちんと出すか」。
その一点に集中してみるのだ。
そうすれば、肌の調子が良くなり、お腹のぽっこりが消え、気分まで晴れやかになる。
出口がスムーズになれば、入口の問題は、案外あっさり解決したりするのだ。
物事の片側だけを見て、知った気になってはいけない。
ショート動画の美女たちの「入口」を真似る前に、まずはあなた自身の「出口」と、真剣に向き合ってみてはどうだろうか。
そこにこそ、本当の美しさに至る、最短ルートが隠されているのだから。

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