長編小説:童貞スーサイズ-38
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■第38話■ カルペ・ディエム
(本文抜粋)
「…………あっ………………こ、小林っ……………くんっ…………」
「…………………………」
どういうわけか、その表情はズキンと芳雄の下半身を刺激した。
改めて太田をぎゅっと抱き寄せて……もう一度キスをする。
なんと、太田のほうから積極的に舌を絡めてきた。
「んっ………………」
「むっ……んっ………………ふっ…………」
芳雄も負けじと舌を絡める。
脳裏には、あの気持ち悪い男……大柳にキスされたときの感覚が蘇る。
あの大柳に比べると太田の舌使いは実に稚拙なものであったが、芳雄はその感覚を頭の中で可能な限り最大限の快感に変換した。
そして太田の舌であのとろけるような痺れを味わいながら……自分もまた大柳になりきり、太田の口の中で舌を使った。
舌先で前歯のつるつるした感触を愉しんだ後、相手の舌を上に押しやってその付け根をくすぐる。
同時に上唇を甘噛みしてこぼれ落ちそうな唾液を啜る。
「んんんっ………………」
突然の芳雄の猛攻に、太田がはじめて小さな鼻息を漏らした。
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