【第531回】 Marketing Cloud Next : キャンペーンからの Linkedin 投稿機能
Marketing Cloud Next Growth & Advanced Editions の Summer '26 新機能リリース では、特定の LinkedIn のアカウントに対して、即時、またはスケジュールを作成して投稿することができるようになりました。これによりマーケターは Marketing Cloud Next から直接、接続済みの LinkedIn アカウントにコンテンツを投稿できるようになりました。
キャンペーンの一部として LinkedIn 投稿を組み込むことで、施策全体の中で一貫した運用が可能になります。
これにより、投稿ごとのエンゲージメントやキャンペーン全体のパフォーマンスを一元的に把握でき、データに基づいた改善と最適化を進めやすくなります。
キャンペーンの設定
1. オブジェクトマネージャーの「キャンペーン」オブジェクトを選択して、「ページレイアウト」を開きます。

2. 下部の 関連リスト(Related Lists) セクションを探し、Social Posts(ソーシャル投稿) をドラッグ&ドロップで追加します。

3. 追加できたら、設定を保存します。

LinkedIn アカウントを接続する
1. 任意の キャンペーンレコード を開き、Social Posts(ソーシャル投稿) 関連リストを表示したら、Manage Connections(接続を管理) をクリックします。

2. Linkedin が表示されていると思うので、そちらを選択します。

3. Connect to LinkedIn(LinkedIn に接続) をクリックします。

4. LinkedIn アカウントでログインすると、Salesforce からのアクセスを承認を求められるので、許諾します。

5. 接続の解除も簡単に行えます。接続できるアカウントは 1 つまでです。

注意:アカウントを接続すると、すべてのキャンペーンに適用されます。
LinkedIn 投稿を作成する
再び、キャンペーンレコードの Social Posts 関連リストを開き、Add Social Posts(ソーシャル投稿を追加)をクリックします。

2. Manage Connections をクリックします。

3. すると、投稿画面が開きます。

以下の情報を入力します。
Post Name ・・・ 投稿管理用の名前(※こちらは表示されません)
Post Body ・・・ LinkedIn に投稿する本文
※ 現時点では、画像の投稿はできません。
スケジュールを決める
即時投稿
スケジュールを設定せずに、Publish Now を選択すると、その場で LinkedIn に投稿されます。

注意:確認画面は表示されずにすぐに投稿されます。実際に表示されるまでに、1, 2分のタイムラグがあります。
予約投稿
スケジュールを設定する場合は、
投稿日
投稿時間
を指定します。
その後、Schedule Post をクリックすると予約完了です。

投稿を確認する
Linkedin に投稿されていることを確認しました。

キャンペーンページから結果を確認する
1. 「エンゲージメント統計を見る」のアクションボタンをクリックします。

2. 以下のエンゲージメント統計を確認できます。
リアクション数
コメントの総数
返信を除くコメントの総数

3. そして今回 LinkedIn に掲載したリンクは、同じキャンペーンに紐づくランディングページで作成していましたので、Marketing Performance の Web サイト分析でもボタンのクリック数などを取得でき、追跡できます。

いかがでしたでしょうか。
今回、Marketing Cloud Next から実際に投稿した LinkedIn の投稿はこちらです。
個人的に LinkedIn を日頃から活用しているため、この機能の追加は非常に歓迎しています。
一方で、現時点では画像付き投稿に対応していないため、その点は少し残念に感じました。ただし、リンク付きの投稿は可能で、URL は LinkedIn 独自の短縮 URL として投稿されます。
この機能の最大の魅力は、LinkedIn の投稿をキャンペーンの一部として管理できることです。メールやその他の施策とあわせて運用できるため、キャンペーン全体を統一的に管理しながら、チャネルごとの成果を比較・分析できるようになります。
例えば、ランディングページにウェビナー申込フォームを設置した場合、LinkedIn 経由の申込数とメール経由の申込数を同じキャンペーン内で比較することができます。どのチャネルがより高い成果を生み出しているのかを把握しやすくなり、今後の施策改善にも役立つでしょう。
これまで「LinkedIn の投稿もキャンペーンに組み込みたい」と考えていた方にとっては、非常に手軽に利用できる機能ですので、ぜひ一度試してみてください。
今回は以上です。
