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【第558回】 Marketing Cloud Next コンサルタント 模擬試験 Part.2 難易度中

こちらは、すべて私の方で作成した完全オリジナルの模擬試験です。

難易度別に、以下の 3 種類の模擬試験を用意しました。

本番で見慣れない問題や思わぬ問題が出題されても焦らず対応できるように、また、試験直前の実力チェックとしてぜひご活用ください。

本番の合格ラインの目安は、72% ですが、「難易度:中」ですので、80% を目指してください。当然 1 回目で 80%でなくとも、最終的に試験直前に腕試しして頂き、80% となっていれば良いと思います。

というわけで、105 分で 60 問中 48 問以上の正解を目指しましょう!


私の友人であり Salesforce MVP でもある Rodrigo Santander(ロドリゴ・サンタンデール)さんと、この模擬問題の特設サイトを立ち上げました。

サイト上でも模擬問題に挑戦できますので、ぜひ試験対策の一環としてご活用ください。日本語で表示するには「日本語翻訳」機能を用いてください。


プラットフォーム設定とガバナンス

第 1 問

設問

ある企業が Marketing Cloud Next の導入を計画しています。

ディスカバリーセッションの結果、次のことが分かりました。

  • 現在 Marketing Cloud Engagement を利用している

  • 複数ブランドを運営しており、ブランドごとにデータとマーケティング活動を分離したい

  • 将来的には複数システムの顧客データを統合したい

  • ただし、初期フェーズでは導入リスクを抑え、短期間で効果を確認したい

コンサルタントが推奨すべきアプローチとして最も適切なものはどれですか?

A. 既存の Marketing Cloud Engagement を停止し、すべてのブランドとユースケースを同時に Marketing Cloud Next へ移行する
B. まず効果を測定しやすい優先度の高いユースケースから開始し、将来のデータ統合やブランド分離を考慮しながら段階的に拡張する
C. ビジネス要件を確定する前に、すべてのブランド用のビジネスユニットを作成する
D. 最初にすべての顧客データを Data 360 に統合し、それが完了するまでマーケティング施策を開始しない

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回答

B. まず効果を測定しやすい優先度の高いユースケースから開始し、将来のデータ統合やブランド分離を考慮しながら段階的に拡張する

解説

Marketing Cloud Next の導入では、最初にディスカバリーを行い、ビジネス目標、既存環境、データ、チャネル、同意、組織構造 などを把握したうえで、具体的な構成へ落とし込みます。

今回の企業には、

  • 複数ブランド → ビジネスユニット / データスペース

  • 複数システムの顧客統合 → Data 360 / ID 解決

  • 既存 Marketing Cloud Engagement → 既存環境を活用した段階的な導入

という将来的な検討事項があります。

しかし、これらをすべて最初から導入する必要はありません。

Quick Win / Pilot Use Case から開始し、効果を確認しながら段階的に拡張することも重要な導入戦略です。


第 2 問

設問

管理者が Marketing Cloud Next の初期セットアップを開始しようとしています。

現在、このユーザーには System Administrator プロファイルと、権限セットは Marketing Cloud Admin 権限セットだけが割り当てられています。

また、Data 360 はまだ有効化されていません。

コンサルタントが 最初に対応すべきこと はどれですか?

A. Data 360 を有効化してから、Data Cloud Architect 権限セットを割り当てる
B. Data Cloud Architect 権限セットを割り当ててから、Marketing Cloud Next の初期セットアップを開始する
C. Marketing Cloud Admin を Marketing Cloud Manager に変更してから、Data 360 を有効化する
D. Salesforce CRM コネクタを作成してから、不足している権限を割り当てる

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回答

B. Data Cloud Architect 権限セットを割り当ててから、Marketing Cloud Next の初期セットアップを開始する

解説

Marketing Cloud Next のセットアップを開始するには、次の 3 つが必要です。

  • System Administrator プロファイル

  • Data Cloud Architect 権限セット

  • Marketing Cloud Admin 権限セット

今回のユーザーには Data Cloud Architect が不足しています。

そのため、まず必要な権限を揃えてからセットアップを開始します。

その後の初期セットアップは、大きく、

Data 360 の有効化 → Salesforce CRM コネクタ → デフォルトメールチャネル → データ保護 → データスペース

という流れになります。

この問題では、「Data 360 がまだ有効化されていない」という情報だけに反応するのではなく、セットアップを実施するための前提権限が満たされているかを先に確認することがポイントです。


第 3 問

設問

ある企業では、Marketing Cloud Next で初めて Business Unit を有効化します。

有効化前から組織には次のユーザーが存在しています。

  • ユーザー A:Marketing Cloud Admin 権限セットを持つ

  • ユーザー B:Marketing Cloud Manager 権限セットを持つ

  • ユーザー C:どちらの権限セットも持たない

Business Unit を初めて有効化した際の動作として正しいものはどれですか?

A. 既存ユーザーは誰も追加されず、すべて手動でメンバーに追加する必要がある
B. Marketing Cloud Admin を持つユーザー A だけが最初の Business Unit に自動追加される
C. Marketing Cloud Admin または Marketing Cloud Manager を持つユーザー A とユーザー B が最初の Business Unit に自動追加される
D. すべての既存ユーザーが最初の Business Unit に自動追加され、その後不要なユーザーを削除する

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回答

C. Marketing Cloud Admin または Marketing Cloud Manager を持つユーザー A とユーザー B が最初の Business Unit に自動追加される

解説

Marketing Cloud Next で Business Unit を初めて有効化した場合、既存ユーザーのうち、

  • Marketing Cloud Admin

  • Marketing Cloud Manager

のいずれかの権限セットを持つユーザーは、最初の Business Unit のメンバーとして自動的に追加されます。

そのため、今回のケースではユーザー A とユーザー B が自動的に追加され、どちらの権限セットも持たないユーザー C は対象になりません。

Business Unit のメンバーシップをすべてゼロから手動設定するわけではなく、初回有効化時には既存の Marketing Cloud Admin / Manager が引き継がれることを押さえておきましょう。


第 4 問

設問

ある企業が Marketing Cloud Next Advanced Edition で初めてビジネスユニットを有効化します。

現在、Data 360 には 2 つのデータスペースがあります。

企業は次の構成を希望しています。

  • Business Unit A → Data Space 1

  • Business Unit B → Data Space 2

ただし、将来的に組織再編が発生した場合は、Business Unit A に関連付けた Data Space 1 を Data Space 2 に変更する可能性があります。

コンサルタントが事前に説明すべき内容として 最も適切なもの はどれですか?

A. 初回有効化には 3 つ以上のデータスペースが必要だが、作成後は自由に変更できる
B. 現在の構成ではビジネスユニットを有効化できないため、1 つのデータスペースを 2 つのビジネスユニットで共有する必要がある
C. 2 つのビジネスユニットと 2 つのデータスペースで有効化できるが、作成後に関連付けたデータスペースを変更または削除することはできない
D. 2 つのビジネスユニットを作成できるが、最初のビジネスユニットだけがデータスペースを使用できる

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C. 2 つのビジネスユニットと 2 つのデータスペースで有効化できるが、作成後に関連付けたデータスペースを変更または削除することはできない

解説

ビジネスユニットを初めて有効化するときは、2 つのビジネスユニットを作成する必要があります

また、

Business Unit ↔ Data Space = 1 対 1

なので、2 つのビジネスユニットには少なくとも 2 つのデータスペースが必要です。

今回の企業はすでに 2 つ持っているため、初回有効化の前提を満たしています。

ただし重要なのは、ビジネスユニットを作成した後です。

関連付けたデータスペースや CMS ワークスペースは変更または削除できません

したがって、「将来変更すればよい」と考えず、作成前に組織構造やデータ分離方針を十分に検討する必要があります。


第 5 問

設問

ある企業では、営業担当者を Business Unit A のメンバーとして追加します。

営業担当者には次の要件があります。

  • プロモーションメッセージを送信できる

  • パフォーマンスダッシュボードを閲覧できる

  • キャンペーンのフローは有効化できない

  • 必要に応じて Marketing Workspace のコンテンツへアクセスする

コンサルタントが推奨すべき構成として最も適切なものはどれですか?

A. Marketer-Standard を割り当て、Marketing Workspace へのアクセスを削除する
B. Marketer-ReadOnly を割り当て、必要な場合は Marketing Workspace 側で適切なコンテンツロールを割り当てる
C. Marketer-ReadOnly を割り当てれば、自動的に Content Manager として Marketing Workspace へアクセスできる
D. Marketing Cloud Admin を割り当て、キャンペーンのフローだけ共有設定で非表示にする

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回答

B. Marketer-ReadOnly を割り当て、必要な場合は Marketing Workspace 側で適切なコンテンツロールを割り当てる

解説

Marketer-ReadOnly は、

  • キャンペーンでフローを有効化できない

  • プロモーションメッセージを送信できる(※ Distributed Marketing and Alerts)

  • パフォーマンスダッシュボードを閲覧できる

というロールです。

そのため、今回の「営業担当者」の要件に適しています。

ただし、Marketer-ReadOnly は、ビジネスユニットの Marketing Workspace にデフォルトではアクセスできません

必要な場合は、Marketing Workspace 側でユーザーを追加し、適切なコンテンツロールを割り当ててアクセスを調整します。

一方、Marketer-Standard はキャンペーンのフローを有効化できるため、今回の要件では権限が強すぎます。


第 6 問

設問

ある企業では、既存の DLO を Business Unit A と Business Unit B で分離して利用する予定です。

管理者が既存の Data Space Filter を確認したところ、複数の条件が AND で設定されていました。

ビジネスユニットを有効化した場合、この DLO に対するビジネスユニットフィルターの動作として正しいものはどれですか?

A. BusinessUnitId を使用したフィルターが既存の AND 条件に自動追加される
B. DataSpaceId を使用したフィルターが既存の条件を削除して自動追加される
C. 既存フィルターが AND 条件のため、ビジネスユニットフィルターは自動追加されない
D. 既存フィルターの AND 条件が自動的に OR 条件へ変換され、その後ビジネスユニットフィルターが追加される

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回答

C. 既存フィルターが AND 条件のため、ビジネスユニットフィルターは自動追加されない

解説

DLO のデータをビジネスユニットごとに分離する場合は、Data Space Filter に、

  • BusinessUnitId

  • DataSpaceId

のいずれかを使用できます。

ただし、既存フィルターの状態によって自動追加の動作が異なります。

  • 既存フィルターなし → 自動追加

  • OR 条件 → 自動追加

  • AND 条件 → 自動追加されない

これは Data Space Filter でAND と OR の複合条件を設定できないためです。

この問題では、「BusinessUnitId と DataSpaceId のどちらを使うか」ではなく、既存フィルターが AND であることが判断のポイントです。


第 7 問

設問

ある企業では、Marketing Cloud Next から送信するメールとランディングページのブランド統一を進めています。

現在、次の要件があります。

  • メール内のリンクをクリックしたときに表示される URL に、自社ブランドのドメインを使用したい

  • Marketing Landing Page の公開 URL にも、自社ブランドのドメインを使用したい

コンサルタントが設定すべき組み合わせとして最も適切なものはどれですか?

A. 送信ドメイン + Verified From Address
B. ブランドトラッキングドメイン + カスタムランディングページドメイン
C. Reply Mail Management + ブランドトラッキングドメイン
D. Verified From Address + カスタムランディングページドメイン

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B. ブランドトラッキングドメイン + カスタムランディングページドメイン

解説

Marketing Cloud Next では、ドメイン関連の設定によってそれぞれ役割が異なります

今回の 1 つ目の要件である、

メール内のリンクに自社ブランドのドメインを使用したい

場合は、ブランドトラッキングドメインを使用します。

一方、

Marketing Landing Page の公開 URL に自社ブランドのドメインを使用したい

場合は、カスタムランディングページドメイン を使用します。

つまり、

  • 送信ドメイン → メール送信に使用するドメイン

  • ブランドトラッキングドメイン → メール内のトラッキングリンクに使用するドメイン

  • カスタムランディングページドメイン → Marketing Landing Page の公開 URL に使用するドメイン

  • Verified From Address → メールの送信元として使用するアドレス

という違いがあります。

この問題では、「ブランド化されたドメインを使いたい」という共通した要件でも、メール内のリンクなのか、ランディングページの URL なのかによって設定が異なることを判断するのがポイントです。


第 8 問

設問

ある企業では Marketing Cloud Next からのメール送信量が急増しています。

Sending IP Addresses を確認したところ、次の状態でした。

  • IP Management Type:Transition

  • 新しく割り当てられた IP Address の IP Status:In Progress

担当者は「専用 IP が割り当てられたので、現在はすべてのメールが専用 IP から送信されている」と考えています。

コンサルタントの説明として 最も適切なもの はどれですか?

A. 正しい。Transition は専用 IP への移行が完了し、すべてのメールが専用 IP から送信されている状態を示す
B. 正しくない。Transition は共有 IP から専用 IP へ段階的にトラフィックを移行している状態で、In Progress はその IP への移行が進行中であることを示す
C. 正しくない。Transition は専用 IP が回収され、共有 IP へ戻している状態を示す
D. 正しい。In Progress は IP のプロビジョニングが完了し、すでにすべてのメール送信に利用されている状態を示す

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回答

B. 正しくない。Transition は共有 IP から専用 IP へ段階的にトラフィックを移行している状態で、In Progress はその IP への移行が進行中であることを示す

解説

ここでは、IP Management Type と IP Status を混同しないことがポイントです。

IP Management Type は、

General → Transition → Dedicated

と変化します。

  • General:共有 IP プールから送信

  • Transition:共有 IP から専用 IP へ段階的に移行中

  • Dedicated:専用 IP への移行完了

専用 IP が割り当てられても、すべてのトラフィックが即座に切り替わるわけではありません。Salesforce は 30 日間かけて段階的に移行します。

一方、個々の IP Address の In Progress は、共有 IP プールから新しく割り当てられた専用 IP プールへトラフィックを移行している途中であることを示します。

実際のメール送信に利用される状態が Active です。

したがって、

Transition + In Progress = 専用 IP への移行途中

と判断するのが適切です。


同意管理

第 9 問

設問

ある顧客は、同じ企業に対して次の状態になっています。

  • personal@example.com:Newsletter に OPT_IN

  • work@example.com:Newsletter の同意レコードなし

  • SMS:Sender Code A に OPT_IN

マーケティング担当者は、同じ Individual に紐づいているため、work@example.com にも Newsletter を送信できると考えています。

コンサルタントが説明すべき内容として 最も適切なもの はどれですか?

A. Individual が同じであれば、personal@example.com の同意を work@example.com に引き継げる
B. SMS で OPT_IN しているため、Email にも同意済みとして扱える
C. work@example.com には明示的な Email の同意が必要であり、SMS の同意も影響しない
D. personal@example.com と work@example.com のどちらか一方が OPT_IN なら、両方に送信できる

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回答

C. work@example.com には明示的な Email の同意が必要であり、SMS の同意も影響しない

解説

Marketing Cloud Next の同意では、2 つの考え方を同時に理解する必要があります。

まず、同意は Individual 単位ではなく Contact Point 単位です。

そのため、personal@example.com が OPT_IN であっても、work@example.com へその同意が自動的に引き継がれることはありません。

さらに、チャネルごとに同意は独立しています。

SMS に OPT_IN していることも、Email の同意には影響しません。

加えて、Email のプロモーション送信では Implicit Opt-Out が適用されるため、明示的な OPT_IN がない work@example.com には送信できません。


第 10 問

設問

ある企業が既存システムから Newsletter の Email 同意データを移行しています。

Marketing Cloud Next にはすでに次のレコードがあります。

  • Email:customer@example.com

  • Subscription:Newsletter

  • Status:OPT_IN

  • Consent Date:2026 年 7 月 10 日

移行元には次の 2 件があります。

  • OPT_OUT:2026 年 7 月 5 日

  • OPT_OUT:2026 年 7 月 20 日

管理者が CSV インポートを行う場合、どの処理が適切ですか?

A. 7 月 5 日の OPT_OUT が先に処理されるため、最終的に OPT_OUT になる
B. 7 月 20 日の OPT_OUT だけが既存レコードを更新できる
C. OPT_IN と OPT_OUT はステータスが異なるため、どちらも既存レコードを更新できる
D. 一度 OPT_IN されたレコードは CSV では OPT_OUT に変更できない

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B. 7 月 20 日の OPT_OUT だけが既存レコードを更新できる

解説

手動インポートでは、同じ Communication Subscription と Contact Point の同意レコードがすでに存在する場合、現在登録されている Consent Date より未来の日付の場合のみ更新されます。

現在の Consent Date は 7 月 10 日です。

したがって、

  • 7 月 5 日 → 現在より古い → 無視

  • 7 月 20 日 → 現在より新しい → 更新対象

となります。

この問題では OPT_IN / OPT_OUT というステータスよりも、Consent Date の新旧が更新可否を決定することがポイントです。


第 11 問

設問

ある企業では、Service Cloud のセルフサービス画面から顧客が購読設定を変更できるようにしています。

顧客が Service Cloud 側で Newsletter をオプトアウトしましたが、その情報が Marketing Cloud Next に即座に反映されず、その後もメールが送信されてしまいました。

この問題を防ぐために最も適切な設計はどれですか?

A. Service Cloud と Marketing Cloud Next で同意を別々に管理する
B. Data 360 を同意管理の Single Source of Truth とし、Service Cloud での変更をフローなどで反映する
C. CRM の Email Opt Out チェックボックスだけを同意管理の基準にする
D. Marketing Cloud Next の Preference Center 以外では同意を変更できないようにする

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回答

B. Data 360 を同意管理の Single Source of Truth とし、Service Cloud での変更をフローなどで反映する

解説

同意情報を複数システムで別々に管理すると、状態の不一致が起こりやすくなります。

Salesforce では、Data 360 を同意管理の Single Source of Truth として利用することが推奨されています。

Service Cloud など別のシステムで同意が変更された場合も、その内容をフローなどで Data 360 / Marketing Cloud Next に速やかに反映させます。

これにより、

Service Cloud ではオプトアウト済み
Marketing Cloud Next ではまだオプトイン

といったサイロ化によるコンプライアンス問題を防ぐことができます。


第 12 問

設問

管理者は同意更新を自動化するために Salesforce Flow を利用しようとしています。

要件は次のとおりです。

  • Data 360 のデータ変更を起点に同意を作成するケース

  • 顧客からのイベントを起点に同意リクエストを処理するケース

利用するアクションの組み合わせとして正しいものはどれですか?

A. Data Cloud トリガーフロー → Consent Request / イベントトリガーフロー → Create Consent
B. Data Cloud トリガーフロー → Create Consent / イベントトリガーフロー → Consent Request
C. 両方とも Create Consent
D. 両方とも Consent Request

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B. Data Cloud トリガーフロー → Create Consent / イベントトリガーフロー → Consent Request

解説

同意管理でサポートされているフローには、

  • Data Cloud トリガーフロー

  • イベントトリガーフロー

  • オンデマンドフロー

があります。

ここで少し紛らわしいのが、利用するアクションです。

  • Data Cloud トリガーフロー → Create Consent

  • イベントトリガーフロー → Consent Request

  • オンデマンドフロー → Consent Request

となります。

また、レコードトリガーフローは同意管理の対象外であることも合わせて押さえておきましょう。


第 13 問

設問

ある企業が Email、SMS、WhatsApp を利用しています。

ある顧客について、次の状態になっています。

  • Promotional Email:OPT_IN

  • SMS Sender Code A:OPT_OUT

  • SMS Sender Code B:OPT_IN

  • WhatsApp:OPT_IN

その顧客に送信可能なメッセージとして正しいものはどれですか?

A. Email のみ送信可能
B. Email、Sender Code B の SMS、WhatsApp は送信可能
C. SMS を1つでも OPT_OUT しているため、すべての SMS と WhatsApp が送信不可
D. いずれかのチャネルで OPT_OUT しているため、すべてのチャネルが送信不可

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B. Email、Sender Code B の SMS、WhatsApp は送信可能

解説

Marketing Cloud Next では、チャネルごとに同意は独立して管理されます。

さらに SMS は、他のチャネルと異なり Sender Code 単位で管理されます。

今回の状態では、

  • Email → OPT_IN → 送信可能

  • SMS Sender Code A → OPT_OUT → 送信不可

  • SMS Sender Code B → OPT_IN → 送信可能

  • WhatsApp → OPT_IN → 送信可能

です。

Sender Code A のオプトアウトは、Sender Code B や Email、WhatsApp には影響しません。


第 14 問

設問

ある企業では、顧客が Newsletter のプロモーションメールに含まれる One-Click Unsubscribe を使用しました。

その顧客は同時に Product Updates にも登録しています。

さらに後日、その顧客自身が Newsletter に再度オプトインしました。

この一連の動作として正しいものはどれですか?

A. One-Click Unsubscribe によりすべての Communication Subscription が永久的にオプトアウトされる
B. Newsletter のみがオプトアウトされ、Product Updates は維持され、後から Newsletter に再オプトインすることもできる
C. Newsletter と Product Updates の両方がオプトアウトされるが、再オプトインはできない
D. One-Click Unsubscribe は Contact Point 自体を削除するため、再オプトインには新しいメールアドレスが必要になる

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回答

B. Newsletter のみがオプトアウトされ、Product Updates は維持され、後から Newsletter に再オプトインすることもできる

解説

One-Click Unsubscribe は、そのメール送信で利用された Communication Subscription のみをオプトアウトします。

そのため、Newsletter のメールから購読解除した場合、Product Updates には影響しません。

また、オプトアウトは永久的な状態ではありません。

その後、ユーザーが再度明示的にオプトインすれば、Newsletter を再び送信対象にできます。

これは、プリファレンスセンターの Unsubscribe All の場合も同様で、現在の購読を一括解除する機能であって、永久的な配信禁止を意味するわけではありません。


第 15 問

設問

ある企業では、登録フォームの誤入力や第三者による不正登録を減らすため、より確実な Email の同意取得方法を導入したいと考えています。

マーケティング担当者は、フォーム送信直後の時点で OPT_IN を確定させる案を提案しています。

Salesforce の推奨に沿った対応として最も適切なものはどれですか?

A. フォーム送信時点で自動的に OPT_IN とし、確認メールは送信しない
B. フォーム送信後にトランザクションメールを送り、そのリンクをクリックした時点で正式な OPT_IN とする
C. フォームのチェックボックスをあらかじめ選択済みにしておく
D. Email の代わりに SMS で確認すれば、明示的な同意は不要になる

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B. フォーム送信後にトランザクションメールを送り、そのリンクをクリックした時点で正式な OPT_IN とする

解説

より確実な同意取得方法として推奨されるのが Double Opt-In です。

流れは、

登録フォーム送信 → 確認用トランザクションメール → メール内リンクをクリック → 正式なオプトイン

となります。

これにより、

  • メールアドレスの入力ミス

  • 第三者による不正登録

などを防ぎやすくなります。

確認に利用するメールは、まだプロモーション購読が成立していない利用者にも送れるよう、トランザクションメールとして扱います。


第 16 問

設問

ある企業では、Marketing Landing Pages と複数の外部 Web サイトで Web トラッキングを利用しています。

担当者は Content Builder で Marketing Landing Pages 用の同意バナーを更新しましたが、公開済みページでは旧バナーが表示されています。

また、外部サイトAと外部サイトBでは、それぞれ異なるデザインの同意バナーを使用したいと考えています。

コンサルタントが説明すべき内容として 最も適切なもの はどれですか?

A. Marketing Landing Pages のバナー変更は即時反映され、外部サイトもすべて同じバナーを使用する必要がある
B. Marketing Landing Pages の変更後は Experience Cloud でサイトを再公開する必要があり、外部サイトではそれぞれ異なる同意バナーを利用できる
C. Marketing Landing Pages では同意バナーを変更できず、外部サイトでのみ変更できる
D. 外部サイトごとに異なる同意バナーを使う場合、Web トラッキングでは匿名 ID を利用できない

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B. Marketing Landing Pages の変更後は Experience Cloud でサイトを再公開する必要があり、外部サイトではそれぞれ異なる同意バナーを利用できる

解説

Marketing Landing Pages の同意バナーを変更した場合、Content Builder で変更するだけでは不十分です。

Experience Cloud で Marketing Landing Pages サイトを再公開する必要があります。

一方、Marketing Landing Pages では共通の同意バナーを利用しますが、外部 Web サイトではサイトごとに異なる同意バナーを使用することも可能です。

また、Web トラッキングで収集される、

  • ページビュー

  • フォーム送信

  • リンククリック

  • ボタンクリック

などは、名前やメールアドレスではなく匿名 ID に紐づいて保存されます。

その後、匿名の行動データを Lead や Contact などの既知の人物へ関連付ける仕組みが Identity Stitching です。


データモデリング、ID 解決、セグメント

第 17 問

設問

ある企業では、CRM の Contact に保存されている「ロイヤルティランク」を Marketing Cloud Next のメールでパーソナライゼーションに利用したいと考えています。

データストリームへの取り込みは成功しており、対象項目が DLO に存在することも確認できました。しかし、メール作成時にロイヤルティランクを利用できません。

コンサルタントが次に確認すべき内容として最も適切なものはどれですか?

A. DLO のレコードを CSV として再インポートする
B. 項目が DMO にマッピングされ、必要なリレーションシップとデータグラフが構成されているか確認する
C. ID 解決のルールセットにロイヤルティランクを一致条件として追加する
D. ロイヤルティランクを Calculated Insight に変換する

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回答

B. 項目が DMO にマッピングされ、必要なリレーションシップとデータグラフが構成されているか確認する

解説

Data 360 の DLO にデータが存在することと、そのデータを Marketing Cloud Next から利用できることは同じではありません。

基本的には、

Data Source → Data Stream → DLO → DMO → Relationship → Data Graph → Marketing Cloud Next

という流れを確認します。

メールの差し込み項目などで関連データを利用する場合は、対象項目が DMO に適切にマッピングされ、その DMO が必要なリレーションシップで接続されていることに加えて、データグラフから利用可能になっているかを確認します。


第 18 問

設問

ある企業では、CRM とロイヤルティシステムの顧客データを ID 解決で統合しています。

同一人物について、CRM には住所「東京都」、ロイヤルティシステムには住所「大阪府」が保存されています。

企業では、更新日時に関係なく、常に CRM の住所を正として Unified Profile に採用したいと考えています。

最も適切な調整ルールはどれですか?

A. 最終更新
B. 最も頻繁
C. ソース優先度
D. Normalized Email

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回答

C. ソース優先度

解説

ID 解決の一致ルールは「どのレコードを同一人物と判断するか」を決定します。

一方、調整ルールは、統合後に複数の値が存在するとき、どの値を代表値として採用するかを決定します。

今回の要件は「CRM の値を常に優先する」なので、ソース優先度が適切です。

代表的な調整方法は、

  • 最終更新 → 最も新しい値

  • 最も頻繁 → 最も多く存在する値

  • ソース優先度 → 指定したデータソースを優先

です。


第 19 問

設問

ある企業では、ID 解決でメールアドレスと電話番号の両方が一致した場合のみ、2 つの顧客レコードを同一人物として統合したいと考えています。

どのように一致ルールを構成するのが適切ですか?

A. メールアドレスと電話番号を別々のルールとして同じルールセットに追加する
B. 1 つのルール内にメールアドレスと電話番号の両方を基準として追加する
C. メールアドレスを一致ルール、電話番号を調整ルールに設定する
D. 2 つのルールセットを作成し、それぞれにメールアドレスと電話番号を設定する

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回答

B. 1 つのルール内にメールアドレスと電話番号の両方を基準として追加する

解説

ID 解決では、1 つのルール内に追加した複数の基準は AND 条件として評価されます。

そのため、

Email が一致 AND Phone が一致

した場合だけ統合したいのであれば、両方を同じルール内に設定します。

一方、ルールセット内に複数のルールを追加すると、それらは OR 条件として評価されます。

つまり、

  • 1つのルールに基準を追加 → AND → 統合条件が厳しくなる

  • ルールセットにルールを追加 → OR → 統合対象が広がる

という違いを押さえておきましょう。


第 20 問

設問

ある企業では、会員番号を利用して CRM と外部ロイヤルティシステムの顧客を ID 解決で統合したいと考えています。

両方のシステムで Identification Number には同じ「123456」が保存されていますが、Party Identification Type と Identification Name の値が異なっています。

この場合の動作として正しいものはどれですか?

A. Identification Number が一致しているため統合される
B. Party Identification Type だけが一致していれば統合される
C. Type、Name、Number のすべてが一致していないため統合されない
D. Identification Name は調整ルールで自動的に統一される

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回答

C. Type、Name、Number のすべてが一致していないため統合されない

解説

メールアドレスや電話番号以外の独自識別子を ID 解決に利用する場合は、Party Identification DMO を利用できます。

ただし、マッチングには、

  • Party Identification Type

  • Identification Name

  • Identification Number

のすべてが一致する必要があります。

そのため、Identification Number が同じ「123456」であっても、Type や Name が異なっていれば一致とは判断されません。


第 21 問

設問

ある企業では、「黄色の商品を購入したことがあり、さらに靴を購入したこともある顧客」をセグメント化したいと考えています。

黄色の商品と靴は、同じ購入レコードである必要はありません

関連属性を利用する場合、最も適切な設定はどれですか?

A. 「色 = 黄色」と「商品 = 靴」を同じコンテナに設定する
B. 「色 = 黄色」と「商品 = 靴」を別々のコンテナに設定し、AND で結ぶ
C. 「色 = 黄色」と「商品 = 靴」を別々のコンテナに設定し、OR で結ぶ
D. Calculated Insight を作成しなければ、この条件は設定できない

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回答

B. 「色 = 黄色」と「商品 = 靴」を別々のコンテナに設定し、AND で結ぶ

解説

関連属性では、同じコンテナに条件を配置するか、別々のコンテナに配置するかによって意味が変わります。

同じコンテナに、

  • 色 = 黄色

  • 商品 = 靴

を設定すると、同じ購入レコードが両方の条件を満たすことが必要なので、「黄色の靴」を購入した顧客が対象になります。

今回は、

黄色の商品を購入したことがある

靴を購入したことがある

という条件であり、別々の購入履歴でも構いません。

そのため、別々のコンテナに配置して AND で結ぶのが適切です。


第 22 問

設問

ある企業では、3 つの顧客セグメントを次の優先順位でキャンペーンに割り当てたいと考えています。

  1. VIP

  2. Existing Customer

  3. Prospect

1 人の顧客が複数の条件を満たしていても、最も優先順位の高いグループだけに所属させ、セグメント間の重複をなくす必要があります。

最も適切な機能はどれですか?

A. Dynamic Segment
B. Waterfall Segment
C. Rapid Publish
D. Calculated Insight

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回答

B. Waterfall Segment

解説

Waterfall Segment は、複数のセグメントリストに優先順位を設定し、上位から順番に顧客を割り当てる機能です。

一度上位のセグメントに割り当てられた顧客は、下位のセグメントから除外されます。

今回のような、

  • 複数セグメントがある

  • 顧客が重複する可能性がある

  • 優先順位を設定したい

  • 最終的には 1 つだけに所属させたい

という要件では Waterfall Segment が適しています。


第 23 問

設問

ある企業では、直近数日間の顧客行動を利用した期間限定キャンペーンを実施しています。

通常の 12 時間または 24 時間ごとのセグメント更新では遅いため、より高い頻度で対象者を更新したいと考えています。

一方、コンサルタントはその方法を用いる場合に、利用量とコストへの影響も考慮する必要があると説明しました。

ここで用いられた最も適切な公開方法はどれですか?

A. 更新しない
B. 標準公開
C. 高速公開
D. 動的セグメントへ必ず変更する

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回答

C. 高速公開

解説

高速公開(Rapid Publish) は、時間的制約のあるキャンペーンや自動化など、標準公開より高い頻度でセグメントを更新したい場合に適しています。

標準公開では 12 時間または 24 時間ごとに更新できます。

高速公開では、直近 7 日間のデータを対象として、1 時間または 4 時間ごとに更新できます。

ただし、高頻度で処理するため、通常のセグメントよりも利用量やコストへの影響を考慮する必要があります。


第 24 問

設問

ある企業では、展示会で取得した新しい見込み客の CSV ファイルを受け取りました。

マーケティング担当者は、その日のうちにこのリストへメールを送信したいと考えており、Data 360 への通常の取り込みや ID 解決などの処理完了を待ちたくありません。

最も適切な方法はどれですか?

A. CSV を Marketing Object にインポートし、標準セグメントを作成する
B. CSV から Actionable List にリードをインポートして送信対象として利用する
C. CSV を DLO に直接アップロードし、リアルタイムセグメントを作成する
D. CSV を Calculated Insight にインポートし、ブロードキャストフローから利用する

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回答

B. CSV から Actionable List にリードをインポートして送信対象として利用する

解説

Actionable List(アクション可能リスト)は、既知のオーディエンスを静的なリストとして管理し、すばやくマーケティング施策に利用するための機能です。

特に重要なのが、CSV からリードをインポートし、Data 360 の通常のデータ処理を待たずに送信を開始できることです。

今回のような、

展示会でリストを取得
→ CSV を受領
→ すぐにメールを送りたい

というアドホックな施策に適しています。

ただし、Actionable List では通常のオーディエンスとはデータグラフの扱いが異なる点にも注意が必要です。


第 25 問

設問

ある企業では、CRM の Contact と Lead を ID 解決によって統合しています。

運用開始後、Contact のカスタム項目「Customer Rank」を更新しました。しかし、この項目は DLO には取り込まれているものの、DMO にはマッピングされていません。

担当者は、次回の ID 解決でこの変更を検知し、対象レコードが再処理されると考えています。

正しい説明はどれですか?

A. DLO の項目が変更されれば、DMO へのマッピングに関係なく再処理される
B. Contact の項目変更はすべて SystemModStamp に記録されるため、必ず再処理される
C. DMO にマッピングされていない項目だけの変更では、ID 解決の変更検知対象にならない
D. ID 解決では常に全件処理されるため、項目のマッピング状態は関係ない

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回答

C. DMO にマッピングされていない項目だけの変更では、ID 解決の変更検知対象にならない

解説

ID 解決は、毎回すべてのソースプロファイルを処理するわけではありません。

通常は変更されたレコードを対象とした差分処理が行われます。

ここで重要なのが、ID 解決における DLO の変更検知では、DMO にマッピングされている項目のみが対象になることです。

そのため、DLO に存在していても、DMO にマッピングされていない「Customer Rank」だけが変更された場合、その変更を理由として ID 解決が実行されるわけではありません。

試験では、

  • DLO に項目がある

  • DMO にマッピングされている

  • ID 解決の変更検知対象になる

を同じものとして考えないようにしましょう。


第 26 問

設問

ある企業では、本番稼働前に ID 解決のルールや DMO マッピングを繰り返し調整しています。

その結果、ID 解決によって想定以上のクレジットが毎日消費されていることが判明しました。

現在はまだ初期構築中であり、ユーザーは Unified Profile を業務利用していません。

コンサルタントが最初に行うべき対応はどれですか?

A. Unified Individual をすべて削除する
B. ID 解決の自動実行を停止し、その後で再処理の原因を調査する
C. セグメントの高速公開を有効にして処理を分散する
D. ID 解決の一致ルールをすべて削除する

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回答

B. ID 解決の自動実行を停止し、その後で再処理の原因を調査する

解説

初期構築中に想定外のクレジット消費が継続している場合、まず重要なのは追加の不要な消費を止めることです。

そのため、ID 解決の自動実行を一旦停止します。

その後、

  • DMO の追加・削除

  • 項目マッピングの変更

  • マッチルールの変更

  • ソースデータの更新状況

などを確認し、何が大量の再処理を発生させているのかを調査します。

DMO やマッピングの変更内容によっては、次回の ID 解決で全件再処理が発生する場合があるため、構築中に設定変更を繰り返す場合はクレジット消費にも注意が必要です。


第 27 問

設問

ある企業では、顧客が Web サイトで特定の行動を行った直後に対象者を判定し、イベントトリガーフローを開始したいと考えています。

通常の標準セグメントでは、公開スケジュールによる更新を待つ必要があるため要件を満たせません。

最も適切な構成はどれですか?

A. 動的セグメント + ブロードキャストフロー
B. 標準セグメント + セグメントフロー
C. リアルタイムデータグラフ + リアルタイムセグメント + イベントトリガーフロー
D. Waterfall Segment + オンデマンドフロー

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回答

C. リアルタイムデータグラフ + リアルタイムセグメント + イベントトリガーフロー

解説

顧客の行動をリアルタイムに評価し、その結果からイベントトリガーフローを実行する場合は、リアルタイムセグメントを利用します。

リアルタイムセグメントは、リアルタイムデータグラフを基に作成し、イベントトリガーフローで利用します。

つまり、

Real-Time Data Graph → Real-Time Segment → Event-Triggered Flow

という組み合わせです。

一方、動的セグメントはリアルタイムセグメントとは異なり、ブロードキャストフローでのみ利用できます。


第 28 問

設問

ある企業では、Marketing Cloud Next のメールで顧客の氏名だけを差し込みたいと考えています。

関連する注文履歴やロイヤルティ情報などは使用せず、Unified Individual に存在する基本的な顧客属性だけを利用します。

コンサルタントが推奨すべき構成として 最も適切なもの はどれですか?

A. 氏名だけの場合でも必ずカスタムデータグラフを作成する
B. Unified Individual Data Provider を利用する
C. Calculated Insight を作成して氏名を集計する
D. Marketing Object に氏名をコピーして AMPscript から取得する

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回答

B. Unified Individual Data Provider を利用する

解説

Marketing Cloud Next で Data 360 の関連データをパーソナライゼーションに利用する場合、データグラフは重要な役割を持ちます。

ただし、単純に顧客の名前など Unified Individual の基本属性だけを利用する場合、必ずしもデータグラフを作成する必要はありません

このようなシンプルなシナリオでは、Unified Individual Data Provider を利用できます。

試験では、

Data 360 のデータをメールで使う = 必ず Data Graph

と判断しないことがポイントです。

注文、ロイヤルティ情報などの関連データを辿る必要があるのかを確認しましょう。


第 29 問

設問

マーケティング担当者が Prospect を対象としたセグメントを作成しました。

その後、一部の Prospect が Lead に変換されましたが、担当者は「変換済み Prospect は Prospect のリストビューに表示されないため、セグメントにも含まれない」と考えています。

正しい対応はどれですか?

A. リストビューに表示されないため、セグメントからも自動的に除外される
B. Prospect Status != Converted などの条件を設定して、変換済み Prospect を明示的に除外する
C. Lead に変換された時点で Prospect レコード自体が削除されるため対応不要
D. ID 解決を無効化すると、変換済み Prospect がセグメントから除外される

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回答

B. Prospect Status != Converted などの条件を設定して、変換済み Prospect を明示的に除外する

解説

変換済み Prospect は、通常の Prospect のリストビューには表示されません

しかし、それはセグメントでも自動的に除外されることを意味しません。

Prospect を対象としたセグメントでは、

Prospect Status != Converted

などの条件を利用して、変換済み Prospect を明示的に除外する必要があります。

また、変換後も Prospect と Lead の関係は保持され、統合 ID が共通である限り、ID 解決や計算済みインサイトの更新後もエンゲージメント情報を引き続き利用できます。


第 30 問

設問

ある企業では、Actionable List を利用して展示会参加者へメールを送信します。

メールには通常のデータグラフから取得する「ロイヤルティランク」の差し込み項目が設定されており、デフォルト値として「Standard」が指定されています。

対象者についてデータグラフには「Gold」という値が存在しています。

また、同じフローの「決定」要素でもロイヤルティランクを条件として利用しています。

この場合の動作として正しいものはどれですか?

A. メールにも「Gold」が表示され、「決定」要素でも「Gold」を利用できる
B. メールには「Standard」が表示され、「決定」要素ではデータグラフの「Gold」を条件評価に利用できる
C. メールには「Gold」が表示されるが、「決定」要素ではデータグラフを利用できない
D. Actionable List ではデータグラフへ一切アクセスできないため、メールも「決定」要素もエラーになる

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回答

B. メールには「Standard」が表示され、「決定」要素ではデータグラフの「Gold」を条件評価に利用できる

解説

Actionable List を利用した場合、データグラフの扱いには重要な違いがあります。

メールコンテンツの差し込み項目では、データグラフの値を取得できません。

そのため、今回のメールでは「Gold」ではなく、設定されているデフォルト値の「Standard」が表示されます。

一方、フローの「決定」要素ではデータグラフの値を利用して条件を評価できます。

つまり、

  • コンテンツの差し込み項目 → Data Graph の値は利用できない

  • フローの決定要素 → Data Graph の値を利用できる

という違いがあります。

Actionable List のメールをパーソナライズする必要がある場合は、Content Variable を利用してフローから値を渡す方法を検討します。


第 31 問

設問

ある企業では、Marketing Cloud Engagement の Data Extension と同じような用途で、Marketing Cloud Next 内に商品マスタを保持したいと考えています。

要件は次のとおりです。

  • CSV ファイルからデータを取り込む

  • 商品コードや商品名、価格などを保持する

  • メールから商品情報を参照してパーソナライズする

  • Data 360 の ID 解決の対象として顧客プロファイルを統合する目的ではない

最も適切な機能はどれですか?

A. Marketing Object
B. Unified Individual
C. Actionable List
D. Waterfall Segment

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回答

A. Marketing Object

解説

Marketing Object は、マーケティング施策で利用するデータを保存するためのデータストアです。

Marketing Cloud Engagement の Data Extension に近い用途で利用できます。

現在のデータ取り込み方法はCSV ファイルの手動インポートで、取り込んだデータは AMPscript の Lookup 関数から参照してメールのパーソナライゼーションに利用できます。

例えば、

  • 商品マスタ

  • 店舗マスタ

  • キャンペーン固有の参照データ

などを保持する用途が考えられます。

一方、Actionable List は、既知のオーディエンスをすばやく送信対象として利用するためのリストです。

今回の要件は「誰に送るか」ではなく、メールから参照する商品データを保存したいため Marketing Object が適切です。


第 32 問

設問

ある企業では、毎週月曜日にロイヤルティ会員へプロモーションメールを送信しています。

送信対象は Data 360 のセグメントで管理していますが、セグメント自体の通常の公開スケジュールは毎日深夜です。

担当者は、月曜日のフロー実行直前の最新データを使って送信対象を決定したいと考えています。

最も適切な対応はどれですか?

A. Automation Event-Triggered Flow に変更する
B. フロー実行直前に対象セグメントを再公開するよう設定する
C. セグメントを Dynamic Segment に変更して Broadcast Flow を利用する
D. キャンペーンのセグメントプレビューを開いてからフローを実行する

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回答

B. フロー実行直前に対象セグメントを再公開するよう設定する

解説

セグメントを対象とするスケジュールフローでは、フローの実行直前に対象セグメントを再公開するよう設定できます。

これを利用することで、通常のセグメント公開スケジュールを待たず、できるだけ最新のセグメントメンバーを対象にできます。

一方、キャンペーン上のセグメントプレビューは、最後に公開された時点のデータを表示するものであり、プレビューを開くこと自体がセグメントを最新化するわけではありません。

この問題では、

「スケジュール実行」+「直前の最新セグメント」

という要件がポイントです。


第 33 問

設問

外部システムから API を呼び出し、そのとき指定された「地域コード」を利用して対象顧客を決定し、プロモーションメールを送信したいと考えています。

対象者は事前に固定せず、フローを開始した後に Dynamic Segment のメンバーシップを判定する必要があります。

最も適切なフローはどれですか?

A. Audience Flow
B. On-Demand Flow
C. Broadcast Flow
D. Activation-Triggered Flow

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回答

C. Broadcast Flow

解説

Broadcast Flow は、Dynamic Segment を利用して対象者を決定するフローです。

特徴は、フローを開始する前に対象者が固定されているのではなく、フロー開始後にセグメントメンバーシップが判定されることです。

API、Apex、別の Flow などから実行できます。

一方、Audience Flow は Segment Members や List Members など、特定のオーディエンスを対象として即時またはスケジュールで実行する場合に利用します。

試験では、

Dynamic Segment + プログラムから実行 + 実行後にメンバーシップ判定

ときたら Broadcast Flow を候補にしましょう。


第 34 問

設問

EC サイトで注文が完了した直後、外部システムから Marketing Cloud Next を呼び出して注文確認メールを送信します。

呼び出し時には、注文 ID と購入金額もフローへ渡す必要があります。

最も適切なフローはどれですか?

A. On-Demand Flow
B. Audience Flow
C. Activation-Triggered Flow
D. Broadcast Flow

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回答

A. On-Demand Flow

解説

On-Demand Flow は、必要なタイミングで API または Apex から即座に呼び出す用途に適しています。

さらに、API から呼び出す際に、注文 ID や購入金額などの情報を一緒に渡すことができます。

今回の要件は、

注文完了 → 外部システムから即時実行 → 注文情報を渡す

なので、On-Demand Flow が適切です。

Broadcast Flow も API から実行できますが、こちらは Dynamic Segment によってオーディエンスを決定することが特徴です。


第 35 問

設問

ある企業では、顧客が登録フォームを送信したことをきっかけに Welcome メールを送信しています。

担当者から「フォーム送信から数秒以内に必ずメールが送信される」と説明してよいか質問されました。

コンサルタントの回答として最も適切なものはどれですか?

A. はい。Automation Event-Triggered Flow は常にリアルタイムで実行される
B. いいえ。標準イベント・カスタムイベントともに、イベント発生後約 15 分以内にフローが実行される
C. いいえ。イベントは 24 時間ごとに処理される
D. はい。ただし Engagement Signals を使用した場合に限られる

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回答

B. いいえ。標準イベント・カスタムイベントともに、イベント発生後約 15 分以内にフローが実行される

解説

Automation Event-Triggered Flow は、フォーム送信などのイベントをきっかけとして実行できます。

ただし、「イベントトリガー」という名称から必ず数秒以内にリアルタイム実行されると考えないように注意が必要です。

資料では、標準イベントと Engagement Signals を利用したカスタムイベントのどちらも、イベント発生後、約 15 分以内にフローが実行されるとされています。

試験ではこの 「約 15 分以内」 という数字も押さえておきましょう。


第 36 問

設問

ある企業では、プロモーション期間中に商品を購入した顧客について、その後予定されている販促メールを送信したくありません。

顧客を現在参加している特定のマーケティングフローから途中で離脱させたい場合、最も適切な要素はどれですか?

A. Determine CRM Record for Individual
B. Exit from a Flow
C. Wait Until Event
D. Send to a Flow

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回答

B. Exit from a Flow

解説

Exit from a Flow は、対象者を Marketing Cloud の特定のフローから離脱させるための要素です。

例えば、

キャンペーン参加 → プロモーションメール → 商品購入 → その後の販促メールから除外

といったシナリオで利用できます。

Wait Until Event はクリックや SMS 返信などのイベントを待つ要素であり、フローから離脱させる要素ではありません。


第 37 問

設問

ある企業では、メール送信後に顧客がリンクをクリックするまで処理を待機し、クリックした場合のみ次のオファーメールへ進ませたいと考えています。

最も適切なフロー要素はどれですか?

A. Path Experiment
B. Einstein Decision
C. Wait Until Event
D. Determine CRM Record for Individual

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C. Wait Until Event

解説

Wait Until Event は、特定のエンゲージメントイベントが発生するまで処理を待機する要素です。

例えば、

  • Email Link Click

  • SMS Response

  • カスタム Engagement Signal

などを待つことができます。

今回の要件は「一定時間待つ」のではなく、顧客によるリンククリックというイベントを待つことなので Wait Until Event が適切です。


第 38 問

設問

ある企業では Path Experiment を使用して、メールの送信タイミングが異なる 3 つのパスを比較しています。

Automated を選択しており、テスト期間終了時点でどのパスも他のすべてのパスを上回る確率が必要な基準に達しませんでした。

次に何が起こりますか?

A. 最もクリック数の多いパスが必ず勝者になる
B. すべての対象者がフローから離脱する
C. あらかじめ設定された Fallback Behavior が適用される
D. テスト期間が自動的に無期限延長される

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回答

C. あらかじめ設定された Fallback Behavior が適用される

解説

Automated の Path Experiment では、ベイズ予測(Bayesian Prediction)を使用して勝者を判定します。

あるパスが他のすべてのパスを上回る確率について、95% 以上の信頼度に達すると勝者として選択されます。

必要な信頼度に達するパスがなかった場合は、設定しておいた Fallback Behavior が適用されます。

したがって、

Automated → Bayesian Prediction → 95% → 決まらない場合は Fallback

という流れをセットで覚えておきましょう。


第 39 問

設問

マーケティング担当者は Path Experiment で、オーディエンスの 20% だけを先にテストし、結果を確認してから残り 80% を人間が選択した勝者パスへ送信したいと考えています。

このフローは毎週繰り返し実行するよう設定されています。

この要件について正しい説明はどれですか?

A. Manual とサブセットテストを設定すれば、そのまま利用できる
B. Automated に変更すればサブセットテストを利用できる
C. サブセットテストは 1 回のみ実行するフローに限られるため、この構成では利用できない
D. テストグループを 50% 以上にすれば定期実行でも利用できる

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C. サブセットテストは 1 回のみ実行するフローに限られるため、この構成では利用できない

解説

Manual を選択して Test a subset of your audience を有効にすると、一部のオーディエンスを先にテストし、人間が結果を確認して勝者を選択できます。

ただし、このサブセットテストは 1 回のみ実行するよう設定されたフローに限定されます。

今回のフローは毎週繰り返すため、そのままでは要件を満たせません。

「Manual なら常にサブセットテストが可能」と覚えないよう注意しましょう。


第 40 問

設問

ID 解決後の Unified Individual に、次のメールアドレスが紐づいています。

  • CRM:business@example.com

  • Marketing Cloud Engagement:personal@example.com

  • 外部データ:other@example.com

企業では、CRM のメールアドレスを最優先し、存在しない場合のみ他のソースを使用したいと考えています。

Activation Template の Source Priority Order を正しく機能させるため、データグラフに必ず含める必要がある項目はどれですか?

A. Unified Individual ID
B. Data Source
C. Engagement Score
D. Communication Subscription ID

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回答

B. Data Source

解説

Source Priority Order によって「CRM → 他のソース」のような優先順位を設定するには、Contact Point がどのデータソースから取得されたのかを識別できなければなりません。

そのため、データグラフの Contact Point Email に Data Source を含める必要があります。

Data Source が含まれていない場合、Source Priority Order を正しく適用できず、Any Source と同様の扱いになります。


第 41 問

設問

ある企業では Activation Template の Source Priority Order で、CRM の Business Email だけを送信先として使用することにしました。

そのため、Any を使用せず、CRM の Business の条件だけを設定しました。

一部の Unified Individual には個人用メールアドレスしかありません。

これらの顧客はどうなりますか?

A. 個人用メールアドレスへ自動的にフォールバックする
B. Unified Individual の作成日時が最も新しいメールアドレスが選択される
C. 条件を満たす Contact Point がないため Activation の対象から外れる可能性がある
D. Reconciliation Rule によって Business Email が自動生成される

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回答

C. 条件を満たす Contact Point がないため Activation の対象から外れる可能性がある

解説

Source Priority Order では、Any を選択しないことで特定のソースや Contact Point のタイプだけに限定できます。

ただし、その条件を満たす Contact Point が存在しない Unified Individual は、Activation の対象から外れる可能性があります。

つまり、送信先を厳密に制御できる一方で、Activation の母集団が減る可能性があることも理解しておく必要があります。


第 42 問

設問

Workspace A の画像を Workspace B と共有しています。

さらに Workspace B は Workspace C と共有されています。

担当者は、Workspace C でも Workspace A の画像を利用できると考えていますが、画像が表示されません。

最も適切な対応はどれですか?

A. Workspace B から画像を再公開する
B. Workspace A から Workspace C へ直接共有する
C. Workspace C のデフォルトブランドを Workspace A と同じにする
D. Workspace A の画像を一度公開解除する

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B. Workspace A から Workspace C へ直接共有する

解説

Marketing Workspace の共有は推移的ではありません

つまり、

A → B → C

という共有関係があっても、A のコンテンツが自動的に C へ共有されるわけではありません。

A の画像を C でも利用する場合は、A → C の直接共有が必要です。

「共有先がさらに別の Workspace と共有しているから、その先まで使える」と考えないよう注意しましょう。


第 43 問

設問

ある企業では、Marketing Workspace に設定されたデフォルトブランドを通常利用しています。

しかし、新商品のランディングページだけは別ブランドのカラーとトーンを利用したいと考えています。

正しい説明はどれですか?

A. Workspace にデフォルトブランドを設定すると、すべてのコンテンツで変更できない
B. 別ブランドを使用するには新しい Workspace を作成する必要がある
C. Workspace にデフォルトブランドを設定しつつ、個別のコンテンツで別ブランドを指定できる
D. ブランドはメールにのみ利用できるため、ランディングページでは使用できない

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回答

C. Workspace にデフォルトブランドを設定しつつ、個別のコンテンツで別ブランドを指定できる

解説

Marketing Workspace ごとにデフォルトブランドを設定できますが、それによってすべてのコンテンツが固定されるわけではありません。

商品やイベントなどの要件に応じて、コンテンツ単位で別のブランドを指定することも可能です。

ブランドはメールだけでなく、ランディングページやフォームにも利用できます。

また、ブランドアイデンティティやブランドトーンは、Agentforce によるコンテンツ生成にも利用されます。


第 44 問

設問

メール内の画像と CTA ボタンを同じ Personalization Point にリンクしています。

両方に「Gold」「Silver」「Standard」のバリエーションがあり、同じターゲティングルールを利用しています。

担当者が Gold の優先度を変更した場合、どのようになりますか?

A. 画像だけに変更が反映される
B. CTA ボタンだけに変更が反映される
C. リンクされた両コンポーネントに優先度の変更が反映される
D. リンクが自動的に解除される

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回答

C. リンクされた両コンポーネントに優先度の変更が反映される

解説

同じ Personalization Point にリンクされたコンポーネントでは、

  • バリエーション

  • ターゲティングルール

  • 優先度

が共有されます。

したがって、Gold の優先度を変更すると、リンクされた画像と CTA ボタンの両方に反映されます。

一方、画像そのものやテキスト、スタイルなどのコンテンツ自体は同期されません

試験では、

ルールは共有される / 中身は共有されない

という違いを押さえておきましょう。


第 45 問

設問

あるメールでは、画像と CTA ボタンを同じ Personalization Point にリンクしています。

この Personalization Point には、次の 3 つのバリエーションがあります。

  • Premium Member

  • Tokyo Resident

  • Default

マーケティング担当者が画像側で「Premium Member」の優先度を最上位に変更し、さらに画像そのものも新しいデザインへ変更しました。

その後、「Premium Member」と「Tokyo Resident」の両方の条件を満たす顧客がメールを受信します。

画像と CTA ボタンの動作として正しいものはどれですか?

A. 画像と CTA ボタンの両方で Premium Member が優先され、画像デザインの変更も CTA ボタンへ反映される
B. 画像だけ Premium Member が優先され、CTA ボタンでは変更前の優先度が使用される
C. 画像と CTA ボタンの両方で Premium Member が優先されるが、画像デザインの変更は CTA ボタンへ反映されない
D. 複数条件に一致するため、画像と CTA ボタンの両方で Default が表示される

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回答

C. 画像と CTA ボタンの両方で Premium Member が優先されるが、画像デザインの変更は CTA ボタンへ反映されない

解説

同じ Personalization Point にリンクされた複数のコンポーネントでは、

  • バリエーション

  • ターゲティングルール

  • 優先度

が共有されます。

そのため、画像側で Premium Member の優先度を変更すると、CTA ボタン側にも同じ優先度が反映されます。

一方で、リンクされていても、

  • 画像

  • テキスト

  • スタイル

などのコンテンツ自体は同期されません

したがって今回の顧客は、Premium Member と Tokyo Resident の両方に一致しますが、共有された優先度により Premium Member が選択されます。

ただし、画像側で変更した新しい画像デザインそのものが CTA ボタンへ反映されることはありません。

この問題では、

「Priority は共有される」

「コンテンツ自体は共有されない」

を同時に判断するのがポイントです。


第 46 問

設問

ある企業では、注文確認メールに顧客の注文商品を一覧表示するため、Repeater Component を使用しています。

Repeater Source には注文に関連する商品データを設定していますが、マーケティング担当者は次の要件を追加しました。

  • 注文商品すべてではなく、在庫ありの商品だけを表示する

  • 商品は価格の高い順に表示する

  • 表示する商品は最大 3 件にする

この要件に対応するために最も適切な方法はどれですか?

A. 3 つの Personalization Point を作成し、それぞれの商品を個別に表示する
B. Repeater Source に対してフィルタリング、並べ替え、表示件数の設定を行う
C. 3 つの Dynamic Content Variation を作成し、価格ごとにターゲティングルールを設定する
D. Path Experiment を使用して、表示する商品を 3 つのパスへ振り分ける

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回答

B. Repeater Source に対してフィルタリング、並べ替え、表示件数の設定を行う

解説

Repeater Component は、単に複数レコードを繰り返し表示するだけでなく、Repeater Source に対して表示対象を制御できます。

今回の要件では、

  • 在庫ありのみ → フィルタリング

  • 価格の高い順 → 並べ替え

  • 最大 3 件 → 表示件数の制限

を設定します。

そのため、商品ごとに Personalization Point や Dynamic Content Variation を作成する必要はありません。

Dynamic Content は、顧客属性などの条件によって表示するコンテンツのバリエーションを切り替える用途に適しています。一方、Repeater は関連する複数レコードを条件に従って繰り返し表示する用途に適しています。


第 47 問

設問

ある企業では、注文完了イベントをきっかけにフローを開始し、注文確認メールを送信しています。

メールには次の 2 つの値を表示します。

  • 注文完了イベントに含まれている注文番号

  • フローの実行中に HTTP Connector で外部配送システムから取得する配送予定日

それぞれの値を、その取得元に最も適した方法でメールへ提供する場合、正しい組み合わせはどれですか?

A. 注文番号:Event / 配送予定日:Content Variable
B. 注文番号:Content Variable / 配送予定日:Event
C. 注文番号:Lookup Data Graph / 配送予定日:Event
D. 注文番号:Profile Data Graph / 配送予定日:Lookup Data Graph

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回答

A. 注文番号:Event / 配送予定日:Content Variable

解説

この問題では、値がどこからコンテンツへ提供されるのかを判断します。

注文番号は、フローを開始した注文完了イベントに含まれている値です。そのイベントデータを直接コンテンツで利用する場合は Event Data Source が適しています。

一方、配送予定日はイベントには含まれていません。フローの実行中に HTTP Connector を使って外部システムから取得した値です。

このように Flow 内で取得・処理した値を実行時にコンテンツへ渡す場合は、Content Variable を使用します。

したがって、

イベントそのもののデータ → Event
Flow 内で取得・生成したデータ → Content Variable

という使い分けになります。


第 48 問

設問

ある企業では、購入後メールに「購入した商品の保証情報」を表示したいと考えています。

保証情報は商品マスタに保存されており、顧客や Unified Individual とのリレーションシップは設定されていません。

メール作成時には商品コードを使用して商品マスタを参照します。

さらに、同じメールでは商品マスタ以外にも、店舗マスタやキャンペーンマスタなど、複数の独立した非プロファイルデータを同様の方法で参照する予定です。

最も適切な設計はどれですか?

A. すべてのマスタを Unified Individual に関連付け、Profile Data Graph から取得する
B. 各マスタに Lookup Data Graph を使用し、Primary Key を基に必要なレコードを取得する
C. 各マスタを Event Data Source として追加し、メール表示時に対象レコードを検索する
D. マスタごとに Dynamic Content を作成し、ターゲティングルールで対象レコードを選択する

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回答

B. 各マスタに Lookup Data Graph を使用し、Primary Key を基に必要なレコードを取得する

解説

Lookup Data Graph は、商品マスタや店舗マスタなど、顧客プロファイルとは独立した非プロファイルデータを Primary Key で参照する場合に適しています。

今回の商品マスタは Unified Individual とのリレーションシップを持っていません。そのため、商品情報を取得するためだけに Unified Individual との関係を作成して Profile Data Graph に含める必要はありません。

同様に、

  • 商品コード → 商品マスタ

  • 店舗コード → 店舗マスタ

  • キャンペーンコード → キャンペーンマスタ

のように、それぞれの Primary Key を利用して必要なレコードを取得できます。

また、1 つのコンテンツには Lookup Data Graph Data Provider を最大5つ追加できます。

したがって、複数の独立したマスタを参照する場合は、この上限も考慮して設計する必要があります。

この問題では単純に「非プロファイルデータだから Lookup」と覚えるだけではなく、

Unified Individual からリレーションを辿る → Profile Data Graph
Primary Key を使って独立したデータを検索する → Lookup Data Graph

という違いを判断することがポイントです。


第 49 問

設問

あるランディングページを終了し、今後その URL にアクセスしたユーザーを新しいキャンペーンページへ誘導したいと考えています。

担当者は古いランディングページをそのまま公開解除しようとしています。

コンサルタントが推奨すべき対応はどれですか?

A. 公開解除後に URL エイリアスを編集して新しい URL を指定する
B. 公開解除前に URL エイリアスを無効化し、URL リダイレクトを設定する
C. ランディングページを削除すれば自動的に新しいページへリダイレクトされる
D. 公開 URL のドメインを新しいページと同じものへ変更する

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回答

B. 公開解除前に URL エイリアスを無効化し、URL リダイレクトを設定する

解説

ランディングページを公開解除すると、ページは下書き状態に戻り、公開 URL や URL エイリアスからアクセスできなくなります。

そのまま公開解除してリダイレクトを設定しなかった場合、訪問者は一般的な「URL が存在しません」というページへ誘導されます。

別ページへ誘導したい場合は、公開解除する前に URL エイリアスを無効化して URL リダイレクトを設定します。

なお、URL エイリアス自体を編集できるのは下書き状態のみです。


Agentforce と AI イノベーション

第 50 問

設問

ある企業では Marketing Cloud Next Growth Edition を利用しています。

マーケティングチームには次の要件があります。

  • 顧客ごとに最適な送信時間を予測したい

  • ボットによる開封やクリックを除外し、エンゲージメント指標をより正確にしたい

  • 追加の Advanced Edition 機能は利用しない

最も適切な組み合わせはどれですか?

A. Einstein Send Time Optimization + Einstein Metrics Guard
B. Einstein Engagement Frequency + Einstein Engagement Scoring
C. Einstein Send Time Optimization + Einstein Engagement Scoring
D. Einstein Engagement Frequency + Einstein Metrics Guard

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回答

A. Einstein Send Time Optimization + Einstein Metrics Guard

解説

この問題では、機能の役割とエディションの両方を判断する必要があります。

Einstein Send Time Optimization(ESTO) は、顧客のエンゲージメントが最大化するよう、最適な送信時間を予測します。

Einstein Metrics Guard(EMG) は、ボットによる偽の開封やクリックを予測して除外し、エンゲージメント指標をより正確にします。

この2つは、どちらも Growth Edition と Advanced Edition の両方で利用可能です。

一方、

  • Einstein Engagement Frequency

  • Einstein Engagement Scoring

は Advanced Edition の機能です。

試験では、

  • ESTO = Time

  • EEF = Frequency

  • EES = Scoring

  • EMG = Metrics

と役割を結び付けておくと判断しやすくなります。


第 51 問

設問

ある企業が Agentforce Campaign Creation を利用して、新商品のキャンペーンを作成しています。

担当者はキャンペーンの目的を入力し、ブリーフとシナリオプレビューを確認しました。その後、ブランドやメッセージを調整し、双方向シナリオとしてキャンペーンを作成しました。

この後の動作として最も適切なものはどれですか?

A. キャンペーンだけが作成され、フローとコンテンツは担当者が手動で作成する
B. フローとコンテンツが作成され、双方向シナリオではフローの最後にエージェントへの転送要素が追加される
C. セグメントだけが作成され、フローは作成されない
D. 双方向シナリオでは Agentforce は利用されず、通常の Broadcast Model として作成される

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回答

B. フローとコンテンツが作成され、双方向シナリオではフローの最後にエージェントへの転送要素が追加される

解説

Campaign Creation Agent では、単にブリーフだけを作るのではなく、その情報をもとにキャンペーン、オーディエンス、フロー、コンテンツまで作成できます。

基本的な流れは、

ビジネスユニット特定 → 目的確認 → 双方向シナリオ確認 → ブリーフ → シナリオプレビュー → ブランド・シナリオ調整 → キャンペーン作成 → フロー/コンテンツ作成

です。

さらに、双方向シナリオを選択した場合は、フローの最後に「エージェントに転送」要素が追加されます。

この問題では、「Campaign Creation Agent はブリーフ作成だけの機能ではない」ことと、「双方向シナリオでは Agentforce への引き継ぎが追加される」ことの両方を判断する必要があります。


第 52 問

設問

あるマーケティング担当者は Campaign Creation Agent を利用したいと考えています。

同じ組織の他のユーザーには画面上部に Agentforce アイコンが表示されていますが、この担当者には表示されていません。

Marketing Cloud Next 自体へのアクセス権はあり、キャンペーンも閲覧できます。

最初に確認すべきものはどれですか?

A. Data 360 の ID 解決が実行済みか
B. ユーザーに Agentforce へのアクセス権限が付与されているか
C. Einstein Engagement Scoring が有効化されているか
D. Campaign Brief が少なくとも 1 件作成されているか

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回答

B. ユーザーに Agentforce へのアクセス権限が付与されているか

解説

Campaign Creation Agent は、顧客が利用するエージェントではなく、Marketing Cloud Next のユーザーが利用する Employee Agent タイプです。

そのため、Marketing Cloud Next やキャンペーンへのアクセス権を持っているだけでは十分ではありません。

利用するユーザーには、Agentforce へのアクセス権限が必要です。

「他のユーザーにはアイコンが見えるが、自分だけ見えない」というシナリオでは、まず権限を確認するのが適切です。


第 53 問

設問

ある企業では、新しいキャンペーンを Campaign Creation Agent で作成したいと考えています。

マーケティングチームはすでに、キャンペーンの目的、ターゲット、メッセージ戦略などをまとめた既存の戦略文書を作成しています。

担当者は、この内容を最初から Agentforce との会話で入力し直すのではなく、既存資料を利用してキャンペーンブリーフを作成したいと考えています。

最も適切な対応はどれですか?

A. 戦略文書を Salesforce Files にアップロードし、Campaign Creation Agent がブリーフを作成する際の情報として利用する
B. 戦略文書を Data 360 の DLO として取り込み、ID 解決によってキャンペーンへ関連付ける
C. 戦略文書を Marketing Workspace のブランドとして登録し、ブランドアイデンティティからブリーフを生成する
D. Campaign Creation Agent は会話で入力された情報だけを利用するため、既存資料を利用することはできない

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回答

A. 戦略文書を Salesforce Files にアップロードし、Campaign Creation Agent がブリーフを作成する際の情報として利用する

解説

Campaign Creation Agent では、担当者がキャンペーンの目的や概要を会話形式で入力するだけでなく、Salesforce Files にアップロードした既存のブリーフや戦略文書を利用して、キャンペーンブリーフを作成することもできます

すでに企業内でキャンペーン戦略が文書化されている場合、その情報を再入力するのではなく、既存資料を Campaign Creation Agent に利用させることができます。

一方、Data 360 の DLO や ID 解決は顧客データを統合するための仕組みであり、キャンペーン戦略文書をブリーフへ変換するための機能ではありません。

また、ブランドはブランドアイデンティティやトーンなどをコンテンツ生成へ反映するために利用しますが、既存のキャンペーン戦略文書そのものを管理する仕組みではありません。

この問題では、

既存のブリーフ/戦略文書 → Salesforce Files → Campaign Creation Agent

という流れを押さえておきましょう。


第 54 問

設問

ある企業では Campaign Creation Agent を使用して、新商品のキャンペーンを作成しています。

担当者は、最初のプロモーションメッセージを送信するだけでなく、顧客が返信した場合には Agentforce との会話へ移行できるキャンペーンにしたいと考えています。

Campaign Creation Agent でこの要件を反映した場合、作成されるフローについて正しい説明はどれですか?

A. 双方向シナリオではフローは作成されず、Agentforce がすべてのメッセージ送信を管理する
B. 双方向シナリオを選択すると、フローの最後に「エージェントに転送」要素が追加される
C. 双方向シナリオを選択すると、すべてのメッセージ要素が自動的に On-Demand Flow に変換される
D. 双方向シナリオはキャンペーン作成後にのみ設定できるため、Campaign Creation Agent からは指定できない

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回答

B. 双方向シナリオを選択すると、フローの最後に「エージェントに転送」要素が追加される

解説

Campaign Creation Agent では、キャンペーン作成の途中で、双方向シナリオにするかどうかを選択できます。

双方向シナリオを選択した場合は、顧客へ一方向にメッセージを送信して終了するのではなく、その後の会話を Agentforce へ引き継げるよう、作成されるフローの最後に**「エージェントに転送」要素**が追加されます。

Campaign Creation Agent の大まかな流れは、

目的の確認 → 双方向シナリオの選択 → ブリーフ → シナリオのプレビュー → 調整 → キャンペーン → フロー/コンテンツ

です。

この問題では、Campaign Creation Agent が単にコンテンツを生成するだけではなく、キャンペーンシナリオに応じたフローも構成することを理解しているかがポイントです。


第 55 問

設問

Growth Edition を利用している企業が、AI を活用したマーケティング施策を検討しています。

次の要件があります。

  1. 顧客が反応しやすい時間帯を予測してメッセージを送信する

  2. ボットによる開封やクリックの影響を減らして指標をより正確にする

  3. 顧客ごとにエンゲージメントする可能性をスコアリングする

企業は現時点では Advanced Edition へアップグレードしない方針です。

現在の Edition で実現できるものとして正しい説明はどれですか?

A. 1、2、3 のすべてを利用できる
B. 1 と 2 は利用できるが、3 には Advanced Edition が必要
C. 1 と 3 は利用できるが、2 には Advanced Edition が必要
D. 2 と 3 は利用できるが、1 には Advanced Edition が必要

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回答

B. 1 と 2 は利用できるが、3 には Advanced Edition が必要

解説

Marketing Cloud Next の予測 AI では、機能によって利用可能な Edition が異なります。

今回の 3 つの要件は、それぞれ次の機能に対応します。

  • 最適な送信時間を予測
    Einstein Send Time Optimization(ESTO)

  • ボットによる偽の開封やクリックを除外
    Einstein Metrics Guard(EMG)

  • エンゲージメントの可能性をスコアリング
    Einstein Engagement Scoring(EES)

このうち、

Growth / Advanced の両方

  • ESTO

  • EMG

Advanced のみ

  • EES

  • Einstein Engagement Frequency(EEF)

です。

したがって、Growth Edition のまま実現できるのは 1 と 2 です。

この問題では単に AI 機能の名称を答えるのではなく、

要件 → AI 機能の特定 → Edition の判定

という 2 段階で考えることがポイントです。


分析とパフォーマンスインサイト

第 56 問

設問

ある企業では、Marketing Cloud Next の分析環境を整備しています。

マーケティング責任者から、次の 2 つの要望がありました。

  • 複数のキャンペーンやコンテンツを横断して、全体的な傾向やパフォーマンスを確認したい

  • 特定のメールについて、配信失敗の理由も詳しく確認したい

最も適切な機能の組み合わせはどれですか?

A. Marketing Performance Intelligence + Deliverability
B. Campaign Performance + Engagement Score
C. Email Engagement + Engagement Details
D. Flow Performance + Conversion

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回答

A. Marketing Performance Intelligence + Deliverability

解説

この問題では、分析したい粒度と目的を分けて判断する必要があります。

まず、

複数のキャンペーンやコンテンツを横断して、全体的な傾向やパフォーマンスを確認したい

という要件には、Marketing Performance Intelligence が適しています。

一方、

特定のメールについて、配信失敗の理由を確認したい

という要件には、Deliverability を利用します。

整理すると、

  • Marketing Performance Intelligence → マーケティング全体の傾向・インサイト

  • Campaign Performance → キャンペーン単位

  • Flow Performance → フロー単位

  • Content Performance → コンテンツ単位

  • Deliverability → メールの到達状況や配信失敗理由

となります。


第 57 問

設問

ある企業では、Marketing Performance Intelligence を以前から利用しています。

Salesforce の最新リリースで Marketing Performance Intelligence に新しい分析機能が追加されたため、管理者はその機能を利用しようとしました。

しかし、既存の環境では新しい分析機能が表示されません。ユーザーには Tableau Next Included App Business User 権限セットがすでに割り当てられています。

最も適切な対応はどれですか?

A. Tableau Next Included App Business User 権限セットを一度削除して再割り当てする
B. Marketing Performance Intelligence を削除し、最新バージョンを再インストールする
C. CRM 標準のレポートフォルダへのアクセス権を追加する
D. Data 360 のすべてのデータストリームを再デプロイする

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回答

B. Marketing Performance Intelligence を削除し、最新バージョンを再インストールする

解説

Marketing Performance Intelligence は、最初にインストールすれば、その後追加されるすべての分析機能が自動的に反映されるとは限りません。

新しいレポートや分析機能が提供された場合、最新機能を利用するために Marketing Performance Intelligence の再インストールが必要になることがあります

その場合は、既存の Marketing Performance Intelligence を削除し、再インストールして最新の構成へ更新します。

今回、ユーザーにはすでに Tableau Next Included App Business User 権限セットが割り当てられているため、まず疑うべき問題はアクセス権ではありません。

また、CRM 標準のダッシュボードやレポートであれば保存先フォルダへのアクセス権が問題になる場合がありますが、今回の問題は Marketing Performance Intelligence に追加された最新機能が表示されないというシナリオです。

試験では、

  • Marketing Performance Intelligence 自体にアクセスできない → Tableau Next Included App Business User

  • 最新の分析機能が反映されない → 再インストールを検討

  • CRM 標準レポートが表示できない → レポート/ダッシュボードフォルダのアクセス権を確認

という切り分けができるようにしておきましょう。


第 58 問

設問

あるメールキャンペーンでは、次の結果となりました。

  • 送信数:20,000

  • 開封数:8,000

  • クリック数:2,000

マーケティング担当者は次の 2 つを確認したいと考えています。

  1. 送信したメールのうち、何%がクリックにつながったか

  2. 開封されたメールのうち、何%がクリックにつながったか

正しい組み合わせはどれですか?

A. 1 = 25% / 2 = 10%
B. 1 = 10% / 2 = 25%
C. 1 = 40% / 2 = 10%
D. 1 = 25% / 2 = 40%

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回答

B. 1 = 10% / 2 = 25%

解説

この問題では、メールクリック率と Email Click-Through Rate の分母の違いを理解する必要があります。

まず、

メールクリック率

2,000 ÷ 20,000 = 10%

分母は送信数です。

次に、

Email Click-Through Rate

2,000 ÷ 8,000 = 25%

分母は開封数です。

したがって、

  • メールクリック率 = 10%

  • Email Click-Through Rate = 25%

となります。

名称が似ているため、「何を分母にしているか」を問題文から見極めることが重要です。


第 59 問

設問

ある企業では、2 人のユーザーから分析機能が表示されないという問い合わせがありました。

  • ユーザーA:Marketing Performance Intelligence の「マーケティングパフォーマンス」が表示されない

  • ユーザーB:CRM 標準の Email Engagement ダッシュボードが表示されない

コンサルタントが最初に確認すべき内容の組み合わせとして最も適切なものはどれですか?

A. ユーザーA:Marketing Cloud Admin / ユーザーB:Data Cloud Architect
B. ユーザーA:Tableau Next Included App Business User / ユーザーB:レポートまたはダッシュボードフォルダへのアクセス権
C. ユーザーA:レポートフォルダへのアクセス権 / ユーザーB:Tableau Next Included App Business User
D. 両方とも Marketing Cloud Manager

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回答

B. ユーザーA:Tableau Next Included App Business User / ユーザーB:レポートまたはダッシュボードフォルダへのアクセス権

解説

Marketing Performance Intelligence と CRM 標準レポートでは、アクセス権の考え方が異なります

Marketing Performance Intelligence を利用するユーザーには、

  • Tableau Next Included App Business User

権限セットが必要です。

一方、CRM 標準の Email Engagement などのダッシュボードやレポートが表示されない場合は、保存先のレポートフォルダやダッシュボードフォルダへのアクセス権を確認します。

つまり、

  • Marketing Performance Intelligence が見えない
    → Tableau Next Included App Business User

  • 標準レポート/ダッシュボードが見えない
    → フォルダアクセス

という切り分けがポイントです。


第 60 問

設問

ある取引先責任者は、次の 3 つのキャンペーンにエンゲージしました。

  • Campaign A:商談作成の 40 日前にメールをクリック

  • Campaign B:商談作成の 10 日前に SMS をクリック

  • Campaign C:商談作成の 5 日後にメールをクリック

この人物は商談の Contact Role として登録されており、商談はその後 Closed Won になりました。

Opportunity Influence で First Touch モデルを利用した場合、100% のクレジットが付与されるキャンペーンはどれですか?

A. Campaign A
B. Campaign B
C. Campaign C
D. Campaign B と Campaign C に50%ずつ

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B. Campaign B

解説

Opportunity Influence の対象となるクリックは、

商談作成の 30 日前から Closed Won になるまで

です。

今回の各エンゲージメントを見ると、

  • Campaign A:商談作成 40 日前
    対象期間外

  • Campaign B:商談作成 10 日前
    対象

  • Campaign C:商談作成 5 日後
    対象

となります。

First Touch は、対象となるエンゲージメントの中で最初のキャンペーンに100% のクレジットを付与します。

したがって、Campaign A は時間的に対象外なので、最初の有効なエンゲージメントである Campaign B が100% のクレジットを受け取ります。

ここでは、「最初にクリックしたキャンペーン」というだけではなく、まずOpportunity Influence の対象期間内かどうかを判定してから First Touch を適用することがポイントです。

また、Opportunity Influence では、

  • 対象は Closed Won

  • クリックした人物が Contact Role

  • 使用するのは Email / SMS のクリックエンゲージメント

  • Data 360 の Unified Profile は利用しない

という条件も合わせて押さえておきましょう。


いかがでしたでしょうか。

この Part. 2 では、Part. 1 と比べて、複数の機能や条件から必要な情報を拾い上げて判断する問題が増えてきたかと思います。

単に 1 つの機能の役割を知っているだけではなく、複数の機能の違いや制約を理解し、設問の要件に最も適したものを選ぶ力が必要な問題もありました。

もし間違えた問題があれば、正解だけを覚えるのではなく、「なぜ他の選択肢ではないのか」まで確認しておくと、より理解が深まると思います。

さて、最後の Part. 3 は、さらに難易度が上がります。

設問そのものをしっかり読み込み、複数の条件を整理したうえで回答を導き出す必要がある、難易度 MAX の模擬試験です。

ぜひ Part. 3 にも挑戦して、本番の試験が簡単に思えるレベルまでトレーニングしてみてください。

今回は以上です。


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