【第559回】 Marketing Cloud Next コンサルタント 模擬試験 Part.3 難易度高
こちらは、すべて私の方で作成した完全オリジナルの模擬試験です。
難易度別に、以下の 3 種類の模擬試験を用意しました。
本番で見慣れない問題や思わぬ問題が出題されても焦らず対応できるように、また、試験直前の実力チェックとしてぜひご活用ください。

この試験の本番の合格ラインの目安は、72% です。今回、「難易度:高」ということですので、本番と同じく 72% を目指してください。当然 1 回目で 72% でなくとも、最終的に試験直前に腕試しして頂き、72% となっていれば良いと思います。
というわけで、105 分で 60 問中 43 問以上の正解を目指しましょう!

私の友人であり Salesforce MVP でもある Rodrigo Santander(ロドリゴ・サンタンデール)さんと、この模擬問題の特設サイトを立ち上げました。
サイト上でも模擬問題に挑戦できますので、ぜひ試験対策の一環としてご活用ください。日本語で表示するには「日本語翻訳」機能を用いてください。
プラットフォーム設定とガバナンス
第 1 問
設問
あるグローバル企業が Marketing Cloud Next の導入を計画しています。
初回のディスカバリーで、担当者から次の情報が共有されました。
CRM には Contact と Lead が存在し、一部で同じ人物が重複している
EC の購買データは外部システムに保存されている
地域ごとに異なるマーケティングチームがキャンペーンを運用する
顧客はメールアドレスを複数持つ場合がある
既存システムでもメールの購読同意を管理している
将来的にはメールだけでなく SMS も利用する予定
担当者は、まず Data 360 へすべてのデータを取り込み、その後に詳細な設定を決めたいと考えています。
コンサルタントが実装設計を開始する前に、ディスカバリーで優先して明確にすべき内容として最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. すべてのデータソースを取り込み、Unified Individual の生成結果を確認してから要件を決定する
B. 顧客をどのように識別・統合するか、同意をどの単位で管理するか、地域ごとのデータと運用をどのように分離するかを明確にする
C. Email Channel Data Kit を最初にデプロイし、標準設定で対応できない部分だけをディスカバリーする
D. まずすべての地域で共通のキャンペーンと Marketing Workspace を作成し、その後 Business Unit の必要性を判断する
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B. 顧客をどのように識別・統合するか、同意をどの単位で管理するか、地域ごとのデータと運用をどのように分離するかを明確にする
解説
Marketing Cloud Next の導入では、設定を開始する前に、ビジネス要件と現在のデータ・運用をディスカバリーによって整理することが重要です。
今回のシナリオには、実装設計へ大きく影響する複数の論点があります。
Contact / Lead の重複
→ 顧客をどのように識別・統合するか複数のメールアドレス
→ Identity Resolution や Contact Point の設計既存システムの購読同意
→ 同意データの移行・管理方法地域ごとに異なるマーケティングチーム
→ Business Unit、Data Space、Marketing Workspace などの分離設計将来の SMS 利用
→ チャネルごとの同意や運用要件
これらを整理しないままデータの取り込みやチャネル設定を開始すると、後からデータモデルや ID 解決、同意管理、Business Unit の設計を見直す可能性があります。
したがって、まずディスカバリーで「誰を顧客として扱うのか」「どのデータを利用するのか」「同意をどう管理するのか」「組織やデータをどう分離するのか」を明確にすることが適切です。
第 2 問
設問
ある企業では Marketing Cloud Next Advanced Edition を利用しており、次の 3 つのビジネスユニットがあります。
Business Unit A:日本向け
Business Unit B:米国向け
Business Unit C:旧ブランド向け
旧ブランドの事業終了に伴い、Business Unit C を非アクティブ化することになりました。
管理者が確認したところ、次の状態です。
Business Unit C に関連するキャンペーンには、現在もアクティブなフローが存在する
Business Unit C では Marketing Performance Intelligence を利用している
Business Unit A と B は引き続きアクティブな状態で運用する
Business Unit C のデータスペースは、非アクティブ化後に Business Unit A へ割り当て直したい
コンサルタントが説明すべき内容として最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. アクティブなフローだけを無効化すれば Business Unit C を非アクティブ化でき、そのデータスペースは Business Unit A で再利用できる
B. Marketing Performance Intelligence だけをアンインストールすれば非アクティブ化でき、関連するフローは自動的に無効化される
C. アクティブなフローを無効化し、Marketing Performance Intelligence をアンインストールしてから非アクティブ化する必要があり、そのデータスペースを別のビジネスユニットで再利用することはできない
D. Business Unit C は最後のビジネスユニットではないため即座に非アクティブ化でき、関連するフローとデータスペースは Business Unit A に自動移行される
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C. アクティブなフローを無効化し、Marketing Performance Intelligence をアンインストールしてから非アクティブ化する必要があり、そのデータスペースを別のビジネスユニットで再利用することはできない
解説
Business Unit の非アクティブ化には、複数の制約があります。
非アクティブ化する前に、
キャンペーンに関連するアクティブなフローを無効化
Marketing Performance Intelligence をアンインストール
する必要があります。
さらに重要なのは、Business Unit の非アクティブ化は元に戻せない永続的な操作であり、非アクティブ化された Business Unit に関連付けられていたデータスペースを別の Business Unit で再利用することもできない点です。
今回は Business Unit A と B が残るため、「最後のアクティブな Business Unit は非アクティブ化できない」という制約には該当しません。
複数の前提条件をすべて満たしている C が正解です。
第 3 問
設問
ある企業では、Business Unit A と Business Unit B を利用しています。
Business Unit A のマーケティング DLO には、すでに次のフィルターが設定されています。
Country = "Japan" AND CustomerType = "Member"
管理者は Business Unit のデータ分離を確実にするため、Business Unit Settings から Add DLO Filters を実行し、BusinessUnitId を利用した Business Unit フィルターを自動追加しようとしています。
管理者は、この操作によって既存フィルターに Business Unit 条件が追加されると考えています。
実際の動作として最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. BusinessUnitId が AND 条件として既存フィルターに自動追加される
B. BusinessUnitId が OR 条件として既存フィルターに自動追加される
C. 既存フィルターが AND 条件を使用しているため、その DLO は自動フィルター追加の対象からスキップされる
D. 既存フィルターは削除され、BusinessUnitId の条件だけに置き換えられる
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C. 既存フィルターが AND 条件を使用しているため、その DLO は自動フィルター追加の対象からスキップされる
解説
Business Unit Settings の Add DLO Filters を利用すると、BusinessUnitId または DataSpaceId を使用して、Business Unit ごとに DLO のデータを分離するためのフィルターを追加できます。
ただし、既存の DLO フィルターがどのように構成されているかによって、自動追加の動作が異なります。
既存の DLO フィルターがある場合、Business Unit フィルターは OR 条件を使用して既存フィルターへ追加されます。
一方、既存の DLO フィルターに AND 条件が含まれている場合、その DLO は自動フィルタリングの対象からスキップされます。
今回の DLO には、
Country = "Japan" AND CustomerType = "Member"
という AND 条件がすでに設定されています。
そのため、Add DLO Filters を実行しても BusinessUnitId が既存フィルターへ自動的に追加されるわけではありません。
この問題では、
Add DLO Filters を実行する = すべての対象 DLO に必ず Business Unit フィルターが追加される
わけではない点がポイントです。
既存フィルターに AND 条件が含まれている場合は、自動追加されずスキップされることを押さえておきましょう。
第 4 問
設問
ある企業では、Marketing Cloud Next の初期セットアップを進めています。
現在の状況は次のとおりです。
Email を利用する
SMS と WhatsApp のアドオンは利用していない
セットアップ画面からデータキットのインストールを開始した
インストール対象として表示されたデータキットの一部でエラーが発生した
管理者は、「SMS や WhatsApp を利用しないことがエラーの原因ではないか」と考えています。
コンサルタントの説明として最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. SMS と WhatsApp を利用しない場合でも、それらのデータキットを手動で追加してから再実行する必要がある
B. 利用していないアドオンに対応するデータキットはインストール対象として表示されないため、表示されているデータキットのエラーを再実行し、それでも解決しない場合はサポートへ連絡する
C. SMS と WhatsApp のデータキットを明示的に除外してから、Email のデータキットだけを選択して初回インストールを完了する
D. データキットのインストールで一度エラーが発生すると再実行できないため、Data 360 のセットアップからやり直す
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B. 利用していないアドオンに対応するデータキットはインストール対象として表示されないため、表示されているデータキットのエラーを再実行し、それでも解決しない場合はサポートへ連絡する
解説
Marketing Cloud Next のセットアップでは、組織で利用可能な機能に応じて必要なデータキットをインストールします。
SMS や WhatsApp のようにアドオンが必要な機能を利用していない場合、そのチャネルに対応するデータキットはインストール対象として表示されません。
一方、インストール対象として表示されているデータキットでエラーが発生した場合は、インストールを再実行します。それでもエラーが解消しない場合は、Salesforce サポートへの問い合わせを検討します。
また、データキットには更新が提供されることがあり、更新可能な状態になった場合は、必要に応じてアップデートを実行します。
この問題では、
アドオンを利用しない → 対象データキットを手動で除外する
ではなく、
アドオンを利用しない → そのデータキット自体がインストール対象として表示されない
という違いがポイントです。
第 5 問
設問
ある企業では、marketing.example.com を Marketing Cloud Next の送信ドメインとして登録しています。
DNS レコードはまだ公開されておらず、ドメインの検証も完了していません。
一方、マーケティングチームから次の依頼がありました。
news@marketing.example.com を追加の送信元アドレスとして作成したい
Reply Mail Management を設定したい
メール内のトラッキングリンクにブランド独自ドメインを使用したい
作業順序について、コンサルタントが説明すべき内容として最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. 3 つとも送信ドメインの認証前に設定でき、DNS 検証は実際のメール送信前までに完了すればよい
B. Reply Mail Management だけは認証前に設定できるが、追加の送信元アドレスとブランドトラッキングドメインは認証後に設定する
C. まず送信ドメインの DNS 構成と検証を完了する。その後、追加の送信元アドレスや Reply Mail Management を設定でき、ブランドトラッキングドメインにも完全に認証された送信ドメインが前提となる
D. ブランドトラッキングドメインを最初に構成すると、その検証結果を利用して送信ドメインも自動的に認証される
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C. まず送信ドメインの DNS 構成と検証を完了する。その後、追加の送信元アドレスや Reply Mail Management を設定でき、ブランドトラッキングドメインにも完全に認証された送信ドメインが前提となる
解説
この問題では、3 つの機能それぞれの前提関係を理解している必要があります。
まず送信用サブドメインを登録し、生成された DNS レコードを DNS に公開します。
Salesforce の検証が完了してステータスがアクティブになると、認証済みドメインとして利用できます。
その後、
同じ認証済みドメインから追加の Verified From Addressを作成
Reply Mail Management を設定
できます。
さらに、ブランドトラッキングドメインを設定する場合も、送信ドメインが完全に認証されていることが前提です。また SSL 証明書と DNS の構成も必要になります。
第 6 問
設問
ある企業では Reply Mail Management を有効にしています。
すべてのメールは同じ認証済みドメインから送信されています。
次の返信が届きました。
返信 A
本文の冒頭から 120 文字目付近に「Please remove me from future emails」と記載されている。
返信 B
本文の冒頭から 250 文字目付近に「unsubscribe」と記載されている。
返信 C
キャンペーン X から送信されたメールへの不在通知である。
マーケティング担当者は、「Reply Mail Management の購読解除判定はキャンペーンごとに設定されるため、キャンペーン X の設定だけを変更したい」と考えています。
コンサルタントが説明すべき内容として最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. Reply Mail Management はキャンペーン単位で動作し、本文全体から購読解除キーワードを検索する
B. Reply Mail Management は認証済みドメイン単位で適用され、本文の最初の 200 文字に対象キーワードが含まれる場合に購読解除処理を行える。また不在通知などの自動返信を除外できる
C. Reply Mail Management は Business Unit 単位で動作し、「unsubscribe」だけが購読解除キーワードとして認識される
D. Reply Mail Management は送信元アドレス単位で動作するため、同じ認証済みドメインでも From Address ごとに別設定が必要になる
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B. Reply Mail Management は認証済みドメイン単位で適用され、本文の最初の 200 文字に対象キーワードが含まれる場合に購読解除処理を行える。また不在通知などの自動返信を除外できる
解説
Reply Mail Management はキャンペーン単位ではなく認証済みドメイン単位で設定され、そのドメインから送信されるすべてのメッセージに適用されます。
また、返信本文の最初の 200 文字を確認し、
unsub
unsubscribe
opt-out
remove
stop
などが含まれている場合に、自動的な購読解除処理を行えます。
したがって、返信 A の remove は判定対象になり得ますが、返信 B の unsubscribe は 250 文字目付近なので、このルールの範囲外です。
さらに、不在通知などの自動返信を除外し、実際の顧客からの返信を指定した受信トレイへルーティングすることもできます。
第 7 問
設問
ある企業では Marketing Cloud Next の送信量が長期的に増加し、現在は Dedicated の状態で複数の専用 IP が割り当てられています。
その後、大規模キャンペーンが終了し、送信量が大幅に減少しました。
管理者は「一度割り当てられた専用 IP は契約期間中ずっと維持されるため、不要になった IP を手動で削除する必要がある」と考えています。
コンサルタントの説明として最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. 正しい。Dedicated になった後は Salesforce が IP 数を変更することはない
B. 正しくない。Salesforce は直近 30 日間の送信履歴パターンを基に必要な IP を動的に割り当てたり回収したりする
C. 正しくない。Dedicated から送信量が減ると、必ず 30 日後にすべての専用 IP が削除され General に戻る
D. 正しい。ただし Business Unit を非アクティブ化すると専用 IP も自動的に削除される
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B. 正しくない。Salesforce は直近 30 日間の送信履歴パターンを基に必要な IP を動的に割り当てたり回収したりする
解説
Managed Dedicated IP Addresses は、単に「一定量を超えたら専用 IP を一度割り当てる」というだけの仕組みではありません。
Salesforce は直近 30 日間の送信履歴パターンを基に、必要な IP アドレスを動的に、
割り当て
回収
します。
そのため、送信量が増えれば追加の IP が必要になる可能性があり、逆に送信パターンが変われば不要な IP が回収される可能性があります。
C の「送信量が減れば必ず 30 日後にすべて削除」という動作ではありません。
なお、30 日間という数字は、共有 IP から専用 IP へトラフィックを段階的に移行する期間にも使われるため、混同しないことがポイントです。
第 8 問
設問
ある企業では Business Unit A と Business Unit B を利用しており、Common Assets を有効化しています。
Business Unit A のマーケターが、パーソナライズされたメールを Common Assets に共有しました。
このメールには、Business Unit A のデータソースを使用する複数の Merge Fields が設定されています。
Business Unit B のマーケターは、このメールを Common Assets から自分の CMS ワークスペースへコピーして利用しようとしています。
このときコンサルタントが説明すべき内容として最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. Merge Fields は Business Unit A のデータソース設定を維持したままコピーされるため、そのまま公開できる
B. Merge Fields は削除されるため、Business Unit B ではパーソナライゼーションを利用できない
C. Common Assets で共有されたコンテンツを別のワークスペースへコピーした場合、Merge Fields は適切なデータソースを使って解決してから公開する必要がある
D. Common Assets では Merge Fields を含むメールを共有できないため、Business Unit A で Merge Fields をすべて削除してから共有する必要がある
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C. Common Assets で共有されたコンテンツを別のワークスペースへコピーした場合、Merge Fields は適切なデータソースを使って解決してから公開する必要がある
解説
Common Assets を利用すると、ある Business Unit の CMS ワークスペースで作成したコンテンツを、組織内の別の Business Unit と共有できます。
Business Unit B のマーケターは、Common Assets で共有されたコンテンツを自分の CMS ワークスペースへコピーして利用できます。
ただし、コンテンツに Merge Fields が含まれている場合には注意が必要です。
Merge Fields は、共有元である Business Unit A のデータソースを、そのまま Business Unit B から利用するための仕組みではありません。
そのため、Business Unit B でコピーしたコンテンツを利用する際には、Business Unit B で利用可能な適切なデータソースを使用して Merge Fields を解決してから公開する必要があります。
この問題では、
Common Assets でコンテンツを共有できることと、
データソースまで Business Unit 間でそのまま共有されるわけではないこと
を区別して考えることがポイントです。
同意管理
第 9 問
設問
ある企業では、顧客 A に対して次の同意情報を保持しています。
old@example.com
Newsletter:OPT_IN
Product Updates:OPT_OUT
顧客 A は CRM 上でメールアドレスを new@example.com に変更した
new@example.com に対する Communication Subscription Consent はまだ存在しない
マーケティング担当者は、顧客 A 自体は Newsletter にオプトイン済みなので、new@example.com に Newsletter を送信できると考えています。
Marketing Cloud Next の同意モデルに基づく対応として最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. Individual が同じであるため、Newsletter の OPT_IN が新しいメールアドレスにも自動的に適用される
B. Unified Individual が同じであれば、ID 解決後に Newsletter の OPT_IN が新しいメールアドレスへ引き継がれる
C. 同意は Contact Point 単位で管理されるため、new@example.com に対して明示的なオプトインを取得するまで Newsletter を送信しない
D. old@example.com の Newsletter が OPT_IN なので、new@example.com に同じ Consent Date で同意レコードを自動作成する
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C. 同意は Contact Point 単位で管理されるため、new@example.com に対して明示的なオプトインを取得するまで Newsletter を送信しない
解説
この問題では、顧客の IDと同意を保持する単位を混同しないことが重要です。
Marketing Cloud Next の同意は Individual や Unified Individual 単位ではなく、メールアドレスや電話番号などの Contact Point 単位で管理されます。
したがって、
old@example.com → OPT_IN
であっても、
new@example.com → OPT_IN
にはなりません。
さらに Marketing Cloud Next は Implicit Opt-Out が基本です。新しい Contact Point に明示的な OPT_IN が存在しなければ、送信可能とは判断しません。
ID 解決で同一人物と判定されることと、同意を引き継ぐことは別問題です。
第 10 問
設問
ある企業が旧マーケティングシステムから Marketing Cloud Next へメール同意を移行しています。
Newsletter に対する既存の Communication Subscription Consent には、次の情報があります。
Email:customer@example.com
Consent Status:OPT_IN
Consent Date:2026-06-15 10:00
管理者が CSV を使用して、同じ Newsletter とメールアドレスに対して次のレコードを順番にインポートしました。
Consent Date:2026-06-10 09:00
Consent Date:2026-06-20 09:00
どのような結果になりますか?
1 つを選択してください。
A. 1 と 2 の両方が履歴として追加され、現在の同意日は 2026-06-20 になる
B. 1 によって既存レコードが更新され、その後 2 によって再度更新される
C. 1 は無視され、2 によって既存レコードが更新される
D. 同じメールアドレスの同意がすでに存在するため、1 と 2 の両方が無視される
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C. 1 は無視され、2 によって既存レコードが更新される
解説
手動インポートでは、同じ Communication Subscription に対して同じメールアドレスがすでに存在する場合、既存の Consent Date より未来の日付を持つレコードだけが更新に使用されます。
既存:
2026-06-15 10:00
に対して、
2026-06-10 09:00 → 過去なので無視
2026-06-20 09:00 → より新しいので更新
となります。
この仕様は、レガシーシステムから大量の同意を移行するときに、古い情報で新しい同意状態を上書きしないためにも重要です。
なお、監査目的でオプトイン/オプトアウトの変更履歴を確認する場合は、Communication Subscription Consent の現在値だけではなく、ConsentAuditTrail-ConsentAuditTrail(DLO)を利用できます。
第 11 問
設問
ある企業では、顧客から取得した同意を自動的に Marketing Cloud Next へ反映する仕組みを構築しています。
要件は次のとおりです。
Data 360 のデータ変更を起点として同意を作成する処理
Marketing Cloud Next のイベントを起点として同意を処理するフロー
外部システムから必要なタイミングで呼び出して同意を処理するフロー
Contact レコードが更新されたときに同意を処理するレコードトリガーフロー
Marketing Cloud Next で同意処理がサポートされているものの組み合わせとして最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. 1、2、3 のみ
B. 1、2、4 のみ
C. 1、2 のみ
D. 1、2、3、4 すべて
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A. 1、2、3 のみ
解説
現在、同意処理がサポートされているフローは、
Data Cloud トリガーフロー
イベントトリガーフロー
オンデマンドフロー
です。
一方、レコードトリガーフローは対象外です。
さらに細かく見ると、利用するアクションも異なります。
Data Cloud トリガーフロー → Create Consent
イベントトリガーフロー → Consent Request
オンデマンドフロー → Consent Request
難問で狙われるなら、「Flow なら何でも同意を更新できる」と考えさせてレコードトリガーフローを混ぜるパターンが考えられます。
第 12 問
設問
ある企業では、Web サイトの会員ページから顧客がメールの購読設定を変更できます。
現在の構成は次のとおりです。
会員ページで変更された購読設定は CRM の Contact レコードに保存される
Marketing Cloud Next の同意情報は Data 360 で管理されている
マーケティングメールの送信可否は Communication Subscription Consent を参照して判断される
顧客が会員ページで購読解除した場合、その変更をできるだけ速やかに Marketing Cloud Next に反映したい
管理者は、Contact の購読設定項目を起点とするレコードトリガーフローを作成し、そのフローから直接 Marketing Cloud Next の同意を更新することを提案しました。
コンサルタントが推奨すべき対応として最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. Contact のレコードトリガーフローから Consent Request を実行し、Communication Subscription Consent を直接更新する
B. CRM の購読設定を送信時に直接参照するように変更し、Communication Subscription Consent は使用しない
C. レコードトリガーフローでの実装を中止し、Data Cloud トリガーフローの Create Consent を使用して同意を反映する
D. Contact の購読設定項目を Communication Subscription Consent にマッピングすれば、CRM の項目変更だけで同意ステータスも自動的に同期される
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C. レコードトリガーフローでの実装を中止し、Data Cloud トリガーフローの Create Consent を使用して同意を反映する
解説
この問題では、同意管理の Single Source of Truth と 同意を処理できるフローの種類の両方を理解する必要があります。
Salesforce では、同意情報を CRM や外部システムごとに分散して管理するのではなく、Data 360 を同意管理の Single Source of Truth として利用することが推奨されています。
したがって、会員ページで購読解除された場合、その変更を Data 360 の同意情報にも速やかに反映する必要があります。
一方、ここで重要なのがフローの制約です。
現在、同意処理をサポートしているのは、
Data Cloud トリガーフロー → Create Consent
イベントトリガーフロー → Consent Request
オンデマンドフロー → Consent Request
です。
レコードトリガーフローは対象外なので、A は一見自然に見えますが不正解です。
B も、CRM のチェックボックスを送信時の同意判定に直接利用する設計となり、Data 360 を中心とした Marketing Cloud Next の同意モデルに適していません。
D も、項目をマッピングしただけで CRM の値が Communication Subscription Consent として自動的に同期されるわけではありません。
したがって、
CRM / 外部で変更 → Data 360 に連携 → サポートされるフローで Consent を反映
という構成が適切です。
第 13 問
設問
ある企業では、Marketing Cloud Next から次の 4 種類のメッセージを送信する予定です。
新商品のプロモーションメール
注文完了を知らせるトランザクションメール
配送状況を知らせるトランザクション SMS
注文状況を知らせる WhatsApp メッセージ
企業は「トランザクションメッセージなら、どのチャネルでも Marketing Cloud Next の明示的なオプトインは不要」と考えています。
コンサルタントの説明として最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. 正しい。トランザクションメッセージではチャネルに関係なくオプトインは不要である
B. 誤り。Email、SMS、WhatsApp のすべてで、プロモーション/トランザクションを問わず常に明示的なオプトインが必要である
C. 誤り。トランザクションメールは組織設定によってオプトイン要件を構成できるが、SMS と WhatsApp はプロモーション/トランザクションを問わず明示的なオプトインが必要である
D. 誤り。SMS のみトランザクションでもオプトインが必要だが、Email と WhatsApp は不要である
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C. トランザクションメールは組織設定によってオプトイン要件を構成できるが、SMS と WhatsApp はプロモーション/トランザクションを問わず明示的なオプトインが必要である
解説
ここはチャネル × メッセージ種別を整理する必要があります。
Email の場合、
Promotional → 明示的なオプトインが必要
Transactional → 設定可能
です。
つまり、トランザクションメールは通常プロモーションメールと同じ明示的オプトインを必要としませんが、組織設定によってトランザクションメールにもオプトインを必須にできます。
一方、
SMS → Always
WhatsApp → Always
であり、プロモーションかトランザクションかにかかわらず、明示的なオプトインが必要です。
「Transactional」という言葉だけを見て判断すると間違える問題です。
第 14 問
設問
ある企業では「Weekly Deals」という Communication Subscription を長年使用していましたが、今後この購読プランを使用しないことになりました。
この Subscription には過去数年間にわたる多数のオプトイン/オプトアウト情報が存在しています。
管理者はプリファレンスセンターを整理するため、Weekly Deals を削除して、新しい Subscription が必要になった場合は後から作り直そうとしています。
同意管理のベストプラクティスとして最も適切な対応はどれですか?
1 つを選択してください。
A. Weekly Deals を削除し、ConsentAuditTrail が残るため過去の同意履歴はそこから復元する
B. Weekly Deals を削除し、Communication Subscription Consent だけを CSV にエクスポートして保管する
C. Weekly Deals は削除せず、保持したままにしておき、プリファレンスセンターから非表示にして利用者が選択できないようにする
D. Weekly Deals のすべての同意を OPT_OUT に変更した後、Subscription を削除する
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C. Weekly Deals は削除せず、保持したままにしておき、プリファレンスセンターから非表示にして利用者が選択できないようにする
解説
Salesforce では、不要になった Communication Subscription を削除しないことを強く推奨しています。
Communication Subscription を削除すると、それに紐づいている同意履歴のレコードも完全に失われるためです。
そのため、
もう使わない → 削除
ではなく、
もう使わない → プリファレンスセンターから非表示
とするのが推奨されます。
特に監査やコンプライアンスを考えると、「過去に誰が、いつ、何に同意していたか」という情報自体に価値があります。
第 15 問
設問
ある企業では Web トラッキング用の同意バナーを運用しています。
構成は次のとおりです。
Marketing Cloud Next のランディングページ A
Marketing Cloud Next のランディングページ B
外部サイト X
外部サイト Y
法務部門から次の要件が提示されました。
Marketing Cloud Next のランディングページでは共通の同意バナーを利用する
外部サイト X と Y では、それぞれ異なる同意バナーを利用したい
バナーの文言を更新したら、Marketing Cloud Next のランディングページにも変更を反映したい
コンサルタントが説明すべき内容として最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. すべての Marketing Cloud Next ランディングページと外部サイトで同一の同意バナーを使用する必要がある
B. Marketing Cloud Next のランディングページでは同じバナーを利用するが、外部サイトでは異なるバナーを利用できる。バナー変更後は Experience Cloud のマーケティングランディングページサイトを再公開する
C. 外部サイトでは Marketing Cloud Next の同意バナーを利用できず、独自の CMP を必ず導入する必要がある
D. バナー変更は Content Builder で保存すると即座にすべての公開済みランディングページへ反映される
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B. Marketing Cloud Next のランディングページでは同じバナーを利用するが、外部サイトでは異なるバナーを利用できる。バナー変更後は Experience Cloud のマーケティングランディングページサイトを再公開する
解説
ここでは 2 つの仕様を組み合わせています。
Marketing Cloud Next のマーケティングランディングページでは同じ同意バナーを利用します。
一方、外部 Web サイトについては、サイトごとに異なる同意バナーを利用することも可能です。
さらに重要なのが更新時です。
Content Builder で同意バナーを変更しただけでは、公開済みのマーケティングランディングページサイトへ変更が反映されない場合があります。
変更後は Experience Cloud でマーケティングランディングページサイトを再公開する必要があります。
「設定は正しいのに新しいバナーが表示されない」というトラブルシューティング形式でも問える論点です。
第 16 問
設問
ある企業では外部 EC サイトに Marketing Cloud Next の Web トラッキングを導入します。
担当者は埋め込みコードをサイトの <head> タグ内に追加しました。
その後、匿名ユーザー A が次の操作を行いました。
商品ページを閲覧
商品詳細へのリンクをクリック
フォームを送信
担当者は「フォームを送信した時点で、それ以前の Web 行動にもユーザーの氏名とメールアドレスが直接保存される」と説明しています。
Marketing Cloud Next の Web トラッキングについて最も適切な説明はどれですか?
1 つを選択してください。
A. 正しい。フォーム送信時に、それ以前の匿名イベントすべてへ氏名とメールアドレスが書き込まれる
B. 誤り。Web トラッキングでは個人を特定できる情報を各アクティビティに保存せず、行動は匿名 ID に紐づけられる。
C. 誤り。フォーム送信だけが追跡され、ページビューやリンククリックは保存されない
D. 正しい。ただし Identity Resolution のルールセットを手動実行した場合に限り、各イベントへ PII がコピーされる
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B. Web トラッキングでは個人を特定できる情報を各アクティビティに保存せず、行動は匿名 ID に紐づけられる。後から既知の人物と関連付ける仕組みが Identity Stitching である
解説
Web トラッキングでは、
ページビュー
フォーム送信
リンククリック
ボタンクリック
などを追跡できます。
ただし、これらの Web アクティビティに氏名やメールアドレスなどの PII を直接保存するわけではありません。
行動は匿名 IDに紐づいて記録されます。
その後、匿名 ID に紐づく行動と Lead や Contact などの既知の人物を関連付ける仕組みが、
Identity Stitching(アイデンティティ・ステッチング)
です。
したがって、
匿名で行動を記録 → 後から既知の人物と紐づける
という流れを理解することが重要です。
データモデリング、ID 解決、セグメント
第 17 問
設問
ある企業では、CRM の Contact にある LoyaltyTier をメールの動的コンテンツに使用しています。
担当者が CRM で顧客の LoyaltyTier を Gold から Platinum に変更しました。その後、次の状態を確認しました。
CRM から DLO への取り込みは完了している
DMO 上でも LoyaltyTier = Platinum を確認できる
ID 解決も更新後に正常終了している
セグメントでは顧客を Platinum として正しく判定できている
しかし、メールの動的コンテンツでは依然として Gold と判定される
コンサルタントが次に確認すべきものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. CRM コネクタのデータストリーム
B. ID 解決の一致ルール
C. メールで使用しているデータグラフの更新状況
D. セグメントの公開スケジュール
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C. メールで使用しているデータグラフの更新状況
解説
この問題では、「どこまで最新データが到達しているか」を切り分けます。
すでに、
CRM → DLO → DMO → ID 解決
までは最新であり、さらにセグメントでも Platinum と評価されています。
したがって、前段の処理を疑う必要性は低くなります。
一方、Marketing Cloud Next で動的コンテンツなどに Data 360 の属性を利用する場合、データグラフが重要です。
データグラフにも独自の更新タイミングがあります。
つまり、
DMO が最新 ≠ メールで参照される値も最新
です。
この場合は、メールが使用しているデータグラフが DMO 更新後に更新されているかを確認するのが適切です。
第 18 問
設問
ある企業では、CRM とロイヤルティシステムの顧客を ID 解決しています。
一致ルールは現在、次のように設定されています。
Rule 1
Normalized Email が一致
Last Name が一致
担当者は、「統合される顧客が少なすぎる」ため、さらに Phone Number の一致条件を Rule 1 に追加しようとしています。
別の担当者は、Phone Number の一致だけを条件とする Rule 2 を新しくルールセットに追加することを提案しています。
それぞれの変更によって予想される結果として最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. どちらの変更でも一致条件が増えるため、統合率は低下する
B. Rule 1 に Phone Number を追加すると統合率は低下する可能性があるが、Rule 2 を追加すると統合率は向上する可能性がある
C. Rule 1 に Phone Number を追加すると統合率は向上するが、Rule 2 を追加すると低下する
D. 一致ルールはすべて OR で評価されるため、どちらも統合率が向上する
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B. Rule 1 に Phone Number を追加すると統合率は低下する可能性があるが、Rule 2 を追加すると統合率は向上する可能性がある
解説
ここではRule 内部と Rule Set 内部で論理演算が逆であることがポイントです。
1つの Rule に複数の基準を設定すると AND です。
したがって、
Email AND Last Name
に Phone Number を追加すると、
Email AND Last Name AND Phone Number
となり、条件が厳しくなります。
一方、ルールセット内の複数 Rule は OR で評価されます。
したがって、
Rule 1 OR Rule 2
となり、別のマッチ経路が増えるため統合率が高くなる可能性があります。
第 19 問
設問
ある企業では、CRM と 2 つの外部システムから取り込んだ顧客を統合するため、Party Identification DMO を利用して ID 解決を設定しています。
CRM の Contact には次の情報があります。
CRM
Email:taro@example.com
Party Identification Type:Member
Identification Name:Loyalty ID
Identification Number:A001234
外部システムには次のレコードがあります。
外部レコード X
Email:taro.old@example.com
Party Identification Type:Member
Identification Name:Loyalty ID
Identification Number:A001234
外部レコード Y
Email:taro@example.com
Party Identification Type:Member
Identification Name:Loyalty ID
Identification Number:B009999
ID 解決の Ruleset には、次の2つの Match Rule が設定されています。
Rule 1
Normalized Email が一致
Party Identification が一致
この 2 条件は同じ Match Rule 内に設定されています。
Rule 2
Party Identification が一致
Rule 1 と Rule 2 は同じ Ruleset 内の別々の Match Ruleとして設定されています。
この設定で CRM の Contact とマッチできる外部レコードについて、最も適切な説明はどれですか?
1 つを選択してください。
A. X と Y の両方がマッチする。X は Party Identification、Y は Email のいずれかが一致しているため
B. X のみマッチする。Rule 1 は満たさないが、Party Identification の3項目が一致するため Rule 2 を満たす
C. Y のみマッチする。Normalized Email が一致しているため Rule 1 を満たす
D. X も Y もマッチしない。Ruleset 内のすべての Match Rule を満たす必要があるため
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B. X のみマッチする。Rule 1 は満たさないが、Party Identification の3項目が一致するため Rule 2 を満たす
解説
この問題では、Party Identification の一致条件と、Match Rule の AND / OR の考え方を同時に判断する必要があります。
まず重要なのが、同じ Match Rule 内に複数の条件を設定した場合です。
1つの Match Rule 内の複数条件 → AND
したがって Rule 1 では、
Normalized Email が一致
AND
Party Identification が一致
の両方を満たす必要があります。
一方、同じ Ruleset に複数の Match Rule が存在する場合は、
Ruleset 内の複数の Match Rule → OR
として評価されます。
つまり、この Ruleset 全体では、
Rule 1 OR Rule 2
のいずれかを満たせばマッチできます。
では、それぞれのレコードを確認します。
外部レコード X
Email は CRM と異なるため、Rule 1 は満たしません。
しかし、
Type:Member
Identification Name:Loyalty ID
Identification Number:A001234
が対応しているため、Party Identification による Rule 2 を満たします。
したがって、X はマッチ対象になります。
一方、外部レコード Y は Email が一致していますが、Party Identification の Identification Number が異なります。
そのため Rule 1 の、
Email AND Party Identification
のうち Party Identification を満たせず、Rule 1 は成立しません。
Rule 2 も Party Identification が一致しないため成立しません。
したがって、Y はマッチしません。
試験のポイント
この問題では、次の3段階で判断する必要があります。
① Party Identification の一致条件を確認する
Type、Identification Name、Identification Number が対応しているかを確認します。
② 1つの Match Rule 内を見る
複数条件は AND です。
Email + Party Identification
→ 両方必要
③ Ruleset 全体を見る
複数の Match Rule は OR です。
Rule 1 OR Rule 2
→ どちらかを満たせばよい
したがって、
条件を1つの Rule に追加する → マッチ条件が厳しくなる
Match Rule 自体を追加する → マッチできる可能性が広がる
という違いを理解しておくことが重要です。
第 20 問
設問
ある企業では、ID 解決によって同一人物と判定された複数ソースの顧客データを Unified Profile に統合しています。
調整ルールは次のように設定されています。
住所
Reconciliation Rule:Source Priority
優先順位:CRM → Loyalty → EC
Ignore Empty Values:無効
電話番号
Reconciliation Rule:Last Updated
Ignore Empty Values:有効
同一人物と判定されたレコードには、次の値があります。
CRM
住所:空欄
住所更新日:2026/08/12
電話番号:090-1111-1111
電話番号更新日:2026/07/01
Loyalty
住所:Tokyo
住所更新日:2026/08/05
電話番号:090-2222-2222
電話番号更新日:2026/07/25
EC
住所:Osaka
住所更新日:2026/08/01
電話番号:空欄
電話番号更新日:2026/08/15
担当者は、「空欄は常に無視されるため、住所は Loyalty の Tokyo、電話番号は Loyalty の 090-2222-2222 が採用される」と考えています。
実際に Unified Profile で選択される組み合わせとして最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. 住所:空欄 / 電話番号:090-2222-2222
B. 住所:Tokyo / 電話番号:090-2222-2222
C. 住所:空欄 / 電話番号:空欄
D. 住所:Osaka / 電話番号:090-1111-1111
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A. 住所:空欄 / 電話番号:090-2222-2222
解説
この問題では、各属性について、
どの Reconciliation Rule が設定されているか
Ignore Empty Values が有効か無効か
を別々に判断する必要があります。
まず住所には Source Priority が設定されています。
優先順位は、
CRM → Loyalty → EC
です。
さらに、住所では Ignore Empty Values が無効です。
そのため、最優先ソースである CRM の住所が空欄であっても、その空欄は無視されません。
したがって、
住所 → 空欄
となります。
次に電話番号には Last Updated が設定されています。
更新日時は、
CRM:090-1111-1111 → 2026/07/01
Loyalty:090-2222-2222 → 2026/07/25
EC:空欄 → 2026/08/15
です。
最も新しい値は EC の空欄ですが、電話番号では Ignore Empty Values が有効です。
そのため EC の空欄は候補から除外され、値が存在する中で最も新しい Loyalty の電話番号が採用されます。
したがって、
電話番号 → 090-2222-2222
です。
最終的な組み合わせは、
住所:空欄
電話番号:090-2222-2222
となります。
この問題のポイントは、Ignore Empty Values は全項目に一律で適用されるわけではないことです。
Source Priority + Ignore Empty Values 無効
→ 優先ソースの空欄も候補になり得るLast Updated + Ignore Empty Values 有効
→ 最新値が空欄なら、その空欄を除外して次の候補を見る
という違いを押さえておきましょう。
第 21 問
設問
ある企業では、CRM と複数の外部システムの顧客を ID 解決で統合しています。
現在、1つの Match Rule に次の2つの条件を設定しています。
Rule 1
Normalized Email が一致
Normalized Phone が一致
運用開始後、「メールアドレスは一致しているが、電話番号が古いため一致しない顧客」が多数存在し、想定より Unified Individual の数が多くなっていることが分かりました。
そこで管理者は、マッチ範囲を広げるため、設定を次のように変更することを検討しています。
変更案
Rule 1
Normalized Email が一致
Normalized Phone が一致
Rule 2
Normalized Email が一致
管理者は、
「Rule 1 は変更していないので、Rule 2 を追加しても既存のマッチ条件は変わらず、統合率にもほとんど影響しない」
と考えています。
コンサルタントの説明として最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. 正しい。Ruleset では最初の Match Rule だけがレコードの統合に使用されるため、Rule 2 は Rule 1 でマッチしなかったレコードの確認用としてのみ機能する
B. 正しくない。Rule 1 内の Email と Phone は OR として評価されるため、Rule 2 を追加する前から Email だけでマッチできる
C. 正しくない。1つの Rule 内の複数条件は AND、Ruleset 内の複数 Rule は OR として評価されるため、Rule 2 の追加によって Email だけでマッチするレコードも統合対象となり、統合率が高くなる可能性がある
D. 正しくない。Rule 2 を追加すると Rule 1 は無効になり、以降は Normalized Email のみですべてのレコードが評価される
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C. 1つの Rule 内の複数条件は AND、Ruleset 内の複数 Rule は OR として評価されるため、Rule 2 の追加によって Email だけでマッチするレコードも統合対象となり、統合率が高くなる可能性がある
解説
この問題では、Match Rule の条件を追加することと、Match Rule 自体を追加することの違いを理解する必要があります。
変更前の Rule 1 には、
Normalized Email
Normalized Phone
という2つの条件があります。
1つの Match Rule 内に複数の条件がある場合は AND として評価されます。
つまり、
Email が一致 AND Phone が一致
した場合にマッチします。
一方、変更後は Rule 2 として、
Normalized Email が一致
という別の Match Rule が追加されています。
Ruleset 内に複数の Match Rule が存在する場合、それらは OR として評価されます。
したがって変更後は、
(Email AND Phone)OR Email
となります。
そのため、以前は「Email は一致するが Phone は一致しない」ためマッチできなかったレコードも、Rule 2 によってマッチできるようになります。
結果として、より多くのソースプロファイルが統合され、Unified Individual の数が減少する可能性があります。
試験のポイント
Match Rule を調整するときは、条件を追加するのか、Rule を追加するのかで逆方向の影響が生じる可能性があります。
1 つの Rule に条件を追加
→ AND
→ マッチ条件が厳しくなる
→ 統合率が下がる傾向Ruleset に別の Rule を追加
→ OR
→ マッチできるパターンが増える
→ 統合率が上がる傾向
今回の変更は、
Email AND Phone
から実質的に、
(Email AND Phone) OR Email
へ範囲を広げています。
そのため、「既存の Rule 1 を変更していないから結果も変わらない」という考え方は誤りです。
第 22 問
設問
CRM Contact の FavoriteBrand が変更されました。
この項目は、
DLO には取り込まれている
DMO にはマッピングされていない
ID 解決の一致ルールにも使用されていない
担当者は Contact の SystemModStamp が更新されたことを確認し、「次回の ID 解決では、この Contact は差分処理の対象になる」と考えています。
コンサルタントの説明として最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. SystemModStamp が更新されれば、DLO のすべての項目変更が ID 解決の対象になる
B. FavoriteBrand が DLO に存在するため対象になる
C. DMO にマッピングされている項目のみが変更検知対象となるため、FavoriteBrand だけの変更では ID 解決の対象にならない
D. 一致ルールに使用されていない項目は DMO にマッピングされていても変更検知されない
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C. DMO にマッピングされている項目のみが変更検知対象となるため、FavoriteBrand だけの変更では ID 解決の対象にならない
解説
ここは SystemModStamp が変わった = 必ず ID 解決という誤解を狙っています。
ID 解決の DLO の変更検知では、DMO にマッピングされている項目のみが対象です。
したがって、DLO 上で FavoriteBrand が更新されていても、それが DMO にマッピングされていなければ、その変更だけを理由に ID 解決の対象にはなりません。
第 23 問
設問
ある小売企業は、次の顧客をセグメント化したいと考えています。
過去 90 日以内に、同一の注文商品レコードで
Category = Shoes
かつ
Color = Red
を満たした顧客
担当者は関連属性を使用し、
Container 1:Category = Shoes
Container 2:Color = Red
として、2 つの Container を AND で結びました。
テストすると、「青い靴」と「赤いシャツ」を別々に購入した顧客まで含まれています。
要件を満たすために変更すべき設定はどれですか?
1 つを選択してください。
A. 2 つの Container を OR で結ぶ
B. Category と Color を同じ Container に配置する
C. Waterfall Segment を利用する
D. Calculated Insight で購入回数を 1 以上にする
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B. Category と Color を同じ Container に配置する
解説
関連属性では、Container の境界が「同じ関連レコードで条件を満たす必要があるか」を決定します。
別々の Container にすると、
どこかの購入で Shoes
どこかの購入で Red
を満たせばよく、同一の商品である必要がありません。
今回必要なのは、
同一レコード = Shoes AND Red
です。
したがって、2 条件を同じ Containerに配置します。
第 24 問
設問
ある企業では、昨日発生した顧客行動を利用して 1 時間ごとに対象者を更新するキャンペーンを計画しています。
さらに、関連レコードについて過去 30 日間の履歴を条件に含める必要があります。
担当者は、高速公開(Rapid Publish)なら 1 時間ごとに更新できるため最適だと提案しました。
コンサルタントが指摘すべき問題はどれですか?
1 つを選択してください。
A. Rapid Publish では関連属性を利用できない
B. Rapid Publish は Unified Individual を利用できない
C. Rapid Publish で利用できるデータは過去 7 日分なので、30 日間という要件を満たせない
D. Rapid Publish は 24 時間ごとにしか更新できない
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C. Rapid Publish で利用できるデータは過去 7 日分なので、30 日間という要件を満たせない
解説
Rapid Publish は、
1 時間または 4 時間ごと
直近 7 日分のデータ
という特徴があります。
一方、標準公開では関連レコードについてデフォルト 90 日、最大 24 か月を対象にできます。
つまり、
更新頻度だけなら Rapid Publish
履歴範囲だけなら Standard Publish
です。
この問題では「1 時間更新」に目を奪われると Rapid Publish を選びたくなりますが、30 日間という要件と両立しません。
第 25 問
設問
ある企業では、標準セグメントを 12 時間ごとに公開しています。
さらに、重要なキャンペーンではフロー開始直前に最新の対象者を取得するため、「このフローを実行する直前に公開」を有効にしました。
このセグメントでは、ID 解決によって生成された Unified Individual の属性を条件として使用しています。
CRM の Contact がフロー開始 5 分前に更新されました。しかし、セグメント自体はフロー開始直前に正常に公開されたにもかかわらず、フロー開始時のセグメントには更新前の属性値が使用されました。
原因として最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. 「このフローを実行する直前に公開」は、12 時間ごとの公開スケジュールと併用できない
B. フロー直前にセグメントを公開しても、ID 解決などの前段処理が完了していなければ、Unified Individual の最新の属性値が評価されない場合がある
C. 「このフローを実行する直前に公開」を有効にすると、CRM Contact の変更もフロー開始時に自動的に同期されるため、別の原因を調査する必要がある
D. フロー直前の公開では直接属性のみが再評価され、関連属性は再評価されない
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B. フロー直前にセグメントを公開しても、ID 解決などの前段処理が完了していなければ、Unified Individual の最新の属性値が評価されない場合がある
解説
「このフローを実行する直前に公開」を有効にすると、フロー開始前にセグメントが再公開され、その時点でセグメントから利用可能なデータを基に対象者が再評価されます。
ただし、これは元となるデータや Unified Individual の属性を、その場で最新化する機能ではありません。
今回のセグメントでは、ID 解決によって生成された Unified Individual の属性を条件として使用しています。
CRM の Contact がフロー開始 5 分前に更新されていても、その変更が Data 360 に反映され、必要な ID 解決処理を経て、Unified Individual の属性が最新化されていなければ、セグメントから参照できる値はまだ古い可能性があります。
したがって、処理の流れとしては、
CRM Contact の更新
→ Data 360 への反映
→ ID 解決
→ Unified Individual の最新化
→ セグメントの再評価・公開
→ フロー開始
までを考える必要があります。
つまり、「フロー実行直前に公開」はセグメントの評価タイミングを最新にする機能であって、上流データの鮮度まで保証する機能ではありません。
この問題では、「セグメントを直前に公開したのだから最新データになる」と考えるのではなく、セグメントが評価するデータ自体が、その時点で最新になっているかを判断することがポイントです。
第 26 問
設問
ある小売企業では、次の条件をすべて満たす顧客をキャンペーン対象にしたいと考えています。
Unified Individual の会員ランクが「Gold」
関連する注文データに、過去 30 日以内の購入が存在する
顧客ごとに事前計算された「過去 12 か月の購入金額」が 100,000 円以上
さらに担当者は、Web サイトのページビューを集計するために作成した Streaming Insight も、同じセグメント条件へ追加しようとしています。
コンサルタントの説明として最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. 4 つすべてを標準セグメントの条件として使用できる
B. 直接属性と関連属性は使用できるが、Calculated Insight と Streaming Insight は使用できない
C. 直接属性、関連属性、Calculated Insight は使用できるが、Streaming Insight はセグメント条件には使用できない
D. 関連属性を使用する場合、Calculated Insight を同じセグメント内で使用することはできない
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C. 直接属性、関連属性、Calculated Insight は使用できるが、Streaming Insight はセグメント条件には使用できない
解説
セグメントでは、条件を作成する際に複数の種類の属性を組み合わせることができます。
今回の条件を分解すると、
会員ランク
→ Unified Individual の直接属性過去 30 日以内の注文
→ 注文などの関連オブジェクトをたどる関連属性過去 12 か月の購入金額
→ 事前に集計された Calculated Insight
となり、これらはセグメントで利用できます。
一方、Streaming Insight はセグメント条件として利用できません。
そのため、
Direct Attribute + Related Attribute + Calculated Insight → 利用可能
Streaming Insight → 利用不可
となります。
この問題では、「Calculated Insight と Streaming Insight はどちらも計算・集計されたデータだから同じように利用できる」と判断しないことがポイントです。
また、直接属性、関連属性、Calculated Insight は同じセグメント内で組み合わせて条件を構成できます。
第 27 問
設問
ある企業では Unified Individual を起点とするデータグラフを構築し、Individual DMO の属性をメールで利用したいと考えています。
担当者は Unified Individual から Individual を直接関連付けようとしましたが、期待する関係を構成できません。
一方、別の担当者は Einstein 関連 DMO についても同じ Individual 経由で関連付けようとしています。
コンサルタントが確認すべき内容として最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. Unified Individual は Individual と直接接続し、Einstein DMO も必ず Individual に接続する
B. Unified Individual から Individual へは Unified Link Individual を経由し、Einstein 関連 DMO では Contact Point Email とのリレーションシップも確認する
C. Unified Individual と Individual の間には Calculated Insight が必要である
D. Einstein DMO はデータグラフでは使用できない
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B. Unified Individual から Individual へは Unified Link Individual を経由し、Einstein 関連 DMO では Contact Point Email とのリレーションシップも確認する
解説
通常の Individual との接続は、
Unified Individual
→ Unified Link Individual
→ Individual
です。
Unified Link Individual がブリッジになります。
さらに Einstein 関連 DMO はメールアドレスを基準に生成されるため、Individual だけではなく Contact Point Email とのリレーションシップを確認する必要があります。
この 2 つを混同しないことがポイントです。
第 28 問
設問
ある企業では、すでに本番利用中のデータグラフがあります。
このデータグラフには、
Unified Individual
Individual
Orders
Products
と多数の属性が含まれています。
パフォーマンスと保守性を改善するため、現在使用していない Products オブジェクトと 10 個の属性をデータグラフから取り外したいと考えています。
最も適切な対応はどれですか?
1 つを選択してください。
A. Products と不要属性を編集画面から削除してデータグラフを再ビルドする
B. Products の DMO マッピングを解除するとデータグラフから自動的に削除される
C. ビルド済みデータグラフからオブジェクトや属性を取り外せないため、必要な構造でデータグラフを作り直す
D. Products を Data Space Filter で除外する
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C. ビルド済みデータグラフからオブジェクトや属性を取り外せないため、必要な構造でデータグラフを作り直す
解説
データグラフには重要な設計上の制約があります。
一度ビルドすると、オブジェクトや属性を後から取り外すことができません。
不要な構造を除外する場合は、データグラフを削除し、必要な構造で最初から作り直す必要があります。
そのため、最初から「使うかもしれないから全部入れる」という設計は避けた方がよい、という実務上の意味もあります。
第 29 問
設問
ある企業では、Web フォームから作成された Prospect を Marketing Cloud Next でナーチャリングしています。
その後、一部の Prospect が Lead に変換されました。
この環境では Lead to Contact の ID 解決ルールも利用しており、マーケティング担当者は次のように考えています。
「変換された Prospect はリストビューから表示されなくなり、ID 解決によって同一人物のレコードも統合されるため、Prospect を条件にしたセグメントからも自動的に除外されるはずだ」
しかし、Prospect を起点とする条件でセグメントを作成したところ、変換済みの人物に由来するレコードも対象として評価され、想定より対象者数が多くなりました。
この結果を説明するものとして最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. ID 解決によってレコードが Unified Individual に統合されると、元の Prospect レコードも自動的に削除されるが、次回のセグメント公開までは古いレコードが一時的に評価される
B. ID 解決は同一人物のレコードを統合して Unified Individual を生成するが、元となるソースレコードの存在や Prospect の変換状態によるセグメント除外まで自動的に行うものではないため、変換済み Prospect を条件で明示的に除外する必要がある
C. Lead to Contact ルールを使用すると、変換済み Prospect の属性はすべて Lead に移動するため、Prospect の属性を条件とするセグメントでは Lead と Prospect の両方が評価される
D. Prospect が Lead に変換された時点で Data 360 の Prospect レコードも削除されるため、Identity Resolution の再実行前に作成されたセグメントだけでこの現象が発生する
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B. ID 解決は同一人物のレコードを統合して Unified Individual を生成するが、元となるソースレコードの存在や Prospect の変換状態によるセグメント除外まで自動的に行うものではないため、変換済み Prospect を条件で明示的に除外する必要がある
解説
この問題では、「Prospect の変換」「ID 解決」「セグメンテーション」を別々の処理として考える必要があります。
まず、Prospect が変換されてリストビューに表示されなくなったとしても、それだけで元のデータが存在しなくなったことを意味するわけではありません。
さらに、ID 解決によって複数のソースレコードが同一人物と判定された場合でも、ID 解決の目的はそれらを照合して Unified Individual を生成することです。
これは、
「統合されたのだから元の Prospect レコードが削除される」
あるいは、
「変換済み Prospect がセグメントから自動的に除外される」
という意味ではありません。
したがって、マーケティング要件が未変換の Prospect のみをナーチャリングすることであれば、セグメント側で Prospect の変換状態を確認し、変換済み Prospect を明示的に除外する条件を設定する必要があります。
この問題では、次の 3 つを混同しないことがポイントです。
Prospect の変換 ≠ ソースデータの削除
ID 解決 ≠ ソースレコードの削除
ID 解決 ≠ セグメントからの自動除外
第 30 問
設問
ある企業では、CRM とは別の外部購買システムから商品データを Data 360 に取り込んでいます。
マーケティング担当者は、放棄カートなど Salesforce の標準的なリテイル機能を今後利用する予定です。
データアーキテクトは、「現在必要な項目だけを持つカスタム DMO を作った方が構造が単純なので、すべての商品・注文データをカスタム DMO に格納する」と提案しています。
Marketing Cloud Next コンサルタントが推奨すべき設計はどれですか?
1 つを選択してください。
A. カスタム DMO は標準 DMO より常に処理コストが低いため、カスタム DMO を使用する
B. DLO を直接リテイル機能から参照できるため、DMO へのマッピングを行わない
C. 将来利用する Salesforce 機能が指定された標準 DMO・項目へのマッピングを前提としていないか確認し、可能であれば標準 DMO を優先する
D. 標準 DMO とカスタム DMO の違いは名称だけなので、どちらでも機能上の差はない
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C. 将来利用する Salesforce 機能が指定された標準 DMO・項目へのマッピングを前提としていないか確認し、可能であれば標準 DMO を優先する
解説
カスタム DMO を作成すること自体は可能です。
しかし、Salesforce の一部の機能は特定の標準 DMO と項目へのマッピングを前提にしています。
添付資料では、その代表例として放棄カートなどのリテイルトリガーが挙げられています。
したがって、
カスタム DMO の方が簡単だから作る
ではなく、
まず標準 DMO で要件を表現できるか確認する
のが適切です。
第 31 問
設問
ある企業では、Marketing Cloud Next のメールで利用する情報は、顧客の氏名だけです。
氏名は Unified Individual から取得でき、注文情報やロイヤルティ情報などの関連データを利用する予定はありません。
担当者は「Marketing Cloud Next で Data 360 の値を差し込む場合は必ずデータグラフが必要」と考え、Unified Individual → Unified Link Individual → Individual を含む新しいデータグラフを作成しようとしています。
要件を満たす最も適切な方法はどれですか?
1 つを選択してください。
A. 必ずデータグラフを作成する
B. Calculated Insight に氏名をコピーしてメールから参照する
C. Unified Individual Data Provider を利用する
D. Actionable List に氏名をコピーして利用する
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C. Unified Individual Data Provider を利用する
解説
ここは「Marketing Cloud Next のパーソナライゼーション = 必ず Data Graph」という思い込みを狙った問題です。
データグラフは、
関連 DMO
複数階層の属性
動的コンテンツ
フロー判断
などで非常に重要です。
しかし、今回必要なのは顧客の氏名だけです。
このような単純なケースでは、データグラフを新しく構築せず Unified Individual Data Provider を利用できます。
キャンペーン、フロー、コンテンツ
第 32 問
設問
ある企業では、同じキャンペーンで次の3つのオファーを配信します。
Offer A:VIP 向け
Offer B:休眠顧客向け
Offer C:一般顧客向け
1人の顧客には1つのオファーだけを送信する必要があるため、次の優先順位で Waterfall Segment を構成しました。
① VIP → ② 休眠顧客 → ③ 一般顧客
ある顧客 X は、元となる各セグメントを個別に評価すると、
VIP → 該当
休眠顧客 → 該当
一般顧客 → 該当
となります。
マーケティング担当者は、「Waterfall Segment によって X は VIP に割り当てられるが、元の休眠顧客セグメントと一般顧客セグメントからも X 自体が削除される」と説明しました。
この説明について最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. 正しい。Waterfall Segment は上位セグメントへ割り当てたレコードを、元となる下位セグメントからも削除する
B. 誤り。X は Waterfall Segment では最も優先度の高い VIP に割り当てられるが、元となる各セグメントのメンバーシップ自体が変更されるわけではない
C. 誤り。3つすべての条件を満たしている場合は、Waterfall Segment でも3つすべてに割り当てられる
D. 誤り。Waterfall Segment は最も優先度の低いセグメントから割り当てるため、X は一般顧客に割り当てられる
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B. X は Waterfall Segment では最も優先度の高い VIP に割り当てられるが、元となる各セグメントのメンバーシップ自体が変更されるわけではない
解説
Waterfall Segment は、複数のセグメントに優先順位を設定し、上位から順番に顧客を割り当てることで、Waterfall の出力間で重複を排除するための機能です。
今回、顧客 X は3つすべての条件を満たしていますが、優先順位は、
VIP → 休眠顧客 → 一般顧客
です。
そのため、Waterfall Segment の結果では X は最初に VIP に割り当てられ、後続の休眠顧客と一般顧客には割り当てられません。
ただし、ここで重要なのは、Waterfall Segment が元となるセグメントそのものを書き換えるわけではないという点です。
元のセグメントを個別に見れば、X は引き続き、
VIP
休眠顧客
一般顧客
それぞれの条件を満たしています。
Waterfall Segment が制御するのは、優先順位に基づく割り当て結果です。
したがって、
元セグメントで複数条件に該当
→ Waterfall の優先順位で1つに割り当て
→ 元セグメントのメンバーシップ自体を削除・変更するわけではない
という違いを理解する必要があります。
これはかなり Part 3 向きです。「Waterfall = 重複排除」だけ覚えていると A を選びやすく、「どこの重複を排除しているのか」まで理解している必要がある問題になります。
第 33 問
設問
ある企業では、自然災害などが発生した際に、影響地域の顧客へ緊急のお知らせを送信する仕組みを構築しています。
要件は次のとおりです。
外部の災害管理システムから Salesforce のフローを呼び出す
呼び出し時に 対象となる郵便番号を渡す
対象地域は災害ごとに異なるため、あらかじめ地域別のセグメントを作成しておきたくない
フローが開始された時点の Data 360 の顧客データを使用して、渡された郵便番号に該当する対象者を決定する
同じ仕組みを、異なる郵便番号を指定して繰り返し利用できるようにする
マーケティング担当者は、Audience Flow を外部システムから起動し、開始時に渡された郵便番号で既存セグメントを絞り込む設計を提案しました。
コンサルタントが推奨すべき設計として最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. Audience Flow を使用し、外部システムから渡された郵便番号を実行時に既存セグメントへ追加して、対象者を再評価する
B. 郵便番号ごとに標準セグメントを事前作成し、外部システムが該当する Segment ID を指定して Audience Flow を実行する
C. Broadcast Flow を使用し、外部から受け取った郵便番号を実行時の入力として利用して Dynamic Segment の条件を評価し、フロー開始後に対象者を決定する
D. Automation Event-Triggered Flow を使用し、外部システムから受信した郵便番号をイベントとして保存した後、その値に一致する公開済みセグメントを検索する
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C. Broadcast Flow を使用し、外部から受け取った郵便番号を実行時の入力として利用して Dynamic Segment の条件を評価し、フロー開始後に対象者を決定する
解説
この問題では、単に「外部システムから起動する」という点だけでフローを選ぶのではなく、オーディエンスをいつ、どのように決定する必要があるのかを判断します。
今回の要件では、対象となる郵便番号が災害ごとに変わるため、あらかじめ地域ごとのセグメントを用意しておくことは望まれていません。
必要なのは、
外部システムから郵便番号を受け取る
→ フローを開始する
→ 受け取った値を条件として対象者を評価する
→ その時点で対象者を決定する
という処理です。
この要件に適しているのが Broadcast Flow と Dynamic Segment の組み合わせです。
Dynamic Segment では、フロー開始後にセグメントメンバーシップを評価できるため、実行時に渡された値を利用して対象者を動的に決定できます。
一方、Audience Flow は、Segment Members、List Members、Campaign Members などのすでに特定されたオーディエンスを起点として処理する場合に適しています。
したがって今回のように、
「誰に送るかを決めてからフローを開始する」のではなく、「フローを開始してから実行時の値を使って誰に送るかを決める」
ことが要件である場合は、Broadcast Flow が適切です。
第 34 問
設問
ある企業では、EC サイトで注文が確定した直後に注文確認メールを送信しています。
現在、EC システムから Salesforce を呼び出す際に、顧客を識別する情報に加えて次の値を渡すことができます。
Order ID
Order Date
Total Amount
Shipping Method
将来的には注文データを Data 360 に取り込み、注文イベントを利用したマーケティング施策も検討しています。
しかし今回の要件では、
注文確認メールは現在の Data 360 へのデータ取り込みを待たずに送信する
EC システムが注文処理を完了したタイミングで処理を開始する
メールに必要な注文情報は、EC システムから渡された値を利用する
対象者をセグメントから検索する必要はない
としています。
現在の要件を最も直接的に満たす設計はどれですか?
1 つを選択してください。
A. 注文データを Data 360 に取り込み、注文イベントを検出して Automation Event-Triggered Flow を開始する
B. EC システムから On-Demand Flow を呼び出し、注文情報を入力値として渡して確認メールの処理に利用する
C. 注文データから Dynamic Segment を作成し、Broadcast Flow の開始後に今回注文した顧客を特定する
D. 注文者を標準セグメントへ追加し、Audience Flow を即時実行して注文情報をセグメント属性から取得する
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B. EC システムから On-Demand Flow を呼び出し、注文情報を入力値として渡して確認メールの処理に利用する
解説
この問題では、「注文が発生した」という事実だけを見て Event-Triggered Flow を選ばないことがポイントです。
確かに将来的には、注文データを Data 360 に取り込み、そのイベントを利用してマーケティング処理を開始する構成も考えられます。
しかし、今回の要件では、Data 360 への注文データの取り込みを待たないことが明示されています。
EC システム自身が、
注文処理完了
→ Salesforce を呼び出す
→ 必要な注文情報を渡す
ことができるため、On-Demand Flow を利用して必要なタイミングで処理を開始する構成が適しています。
また、対象となる顧客はすでに決まっているため、Dynamic Segment で対象者を検索する Broadcast Flow を利用する必要もありません。
この問題では、次の違いを判断する必要があります。
イベントが Data 360 に到着したことを契機に処理する
→ Automation Event-Triggered Flow
外部システム側から処理を明示的に呼び出し、実行時の値を渡す
→ On-Demand Flow
つまり、単に「注文発生 = Event-Triggered」ではありません。
第 35 問
設問
ある企業では、顧客を3つのパスへランダムに振り分けています。
設定は次のとおりです。
Path A:50%
Path B:30%
Path C:20%
Manual
サブセットテスト:使用しない
最初の 10 人について結果を確認すると、
A:7 人
B:2 人
C:1 人
となっていました。
担当者は設定ミスだと考えています。
コンサルタントの説明として最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. Path Percentage は正確な人数比を保証するため、設定ミスである
B. 10 人では Path Experiment を利用できない
C. 割合は確率的な目標値であり、個々の割り当て結果が設定割合と完全一致する必要はない
D. Manual ではすべてのパスを同じ割合に設定する必要がある
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C. 割合は確率的な目標値であり、個々の割り当て結果が設定割合と完全一致する必要はない
解説
Path Percentage は正確な人数配分を保証するものではありません。
個人の一意の ID と実験 ID を基に、各個人のパスが決定されます。
そのため、小さな母集団では 50% に設定しても正確に半分になるとは限りません。母数が大きくなるほど設定割合へ近づきます。
第 36 問
設問
ある企業では Path Experiment の Automated を使用しています。
設定は次のとおりです。
Path A
Path B
Path C
Performance Metric:Email Link Clicks
Test Group:20%
Duration:48 時間
48 時間が経過しましたが、他のすべてのパスを上回る確率が最も高いパスでも、信頼度は 92% でした。
次に発生する動作はどれですか?
1 つを選択してください。
A. 最もクリック数が多かったパスが勝者として選択される
B. 100% の信頼度に達するまでテスト期間が自動的に延長される
C. 設定された Fallback Behavior が適用される
D. 残りの 80% が 3 つのパスへ均等に配分される
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C. 設定された Fallback Behavior が適用される
解説
Automated の Path Experiment では、ベイズ予測を使用して勝者を判定します。
設定された Duration の終了時に、あるパスが他のすべてのパスを上回る確率について 95% 以上の信頼度に達していれば、そのパスが勝者となります。
今回、48 時間の Duration が終了した時点で、最も高いパスでも 92% です。
つまり、勝者を決定するために必要な 95% に達していません。
この場合、単純にクリック数が最も多かったパスを勝者にしたり、95% に達するまで自動的にテスト期間を延長したりするのではなく、設定された Fallback Behavior が適用されます。
この問題のポイントは、
「最も成績が良いパス」≠「統計的に勝者と判定されたパス」
という点です。
第 37 問
設問
マーケティングチームは Path Experiment でオーディエンスの 20% をテストし、その結果に加えて、Salesforce 外部の店舗売上データを確認してから担当者が勝者を決定したいと考えています。
キャンペーンは毎週実行されます。
担当者は次の設定を提案しました。
Manual
Test a subset of your audience:有効
毎週繰り返し実行
この設計の問題はどれですか?
1 つを選択してください。
A. Manual では外部データを考慮できない
B. Manual ではサブセットテストを利用できない
C. サブセットテストは 1 回のみ実行するよう設定されたフローに限られる
D. Path Experiment はスケジュールされたフローでは一切利用できない
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C. サブセットテストは 1 回のみ実行するよう設定されたフローに限られる
解説
Manual + Test a subset of your audience では、一部のオーディエンスで先にテストし、人間が結果を確認して勝者を選択できます。
外部データを考慮して判断することも可能です。
ただし、サブセットテストを利用できるのは 1 回のみ実行するよう設定されたフローです。
したがって「毎週繰り返す」という要件とこの設定は両立しません。
第 38 問
設問
ある Path Experiment がすでにアクティブです。
テスト途中ですが、外部システムの売上結果から Path B が明らかに優れていることが分かりました。
担当者は、今後この実験へ入る顧客と現在待機中の顧客を Path B に送りたいと考えています。
最も適切な対応はどれですか?
1 つを選択してください。
A. フローを停止し、新しいバージョンで Path B を100% にする
B. Winning Path として Path B を手動指定する
C. Path A と Path C を削除してフローを再有効化する
D. Test Group の割合を 100% に変更する
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B. Winning Path として Path B を手動指定する
解説
Path Experiment では、アクティブ化後でも Winning Path を手動指定できます。
勝者を指定すると、
新規
残り
待機中
のオーディエンスがそのパスへ送られます。
さらに、この操作のために新しいフローバージョンを保存する必要はありません。
第 39 問
設問
ある企業では、Identity Resolution によって統合された顧客に複数のメールアドレスが存在します。
Activation では、次の優先順位でメールアドレスを選択したいと考えています。
CRM
Marketing Cloud Engagement
その他のソース
管理者は Source Priority Order をこの順序で設定しました。
対象となる Unified Individual を確認すると、CRM、Marketing Cloud Engagement、S3 から取り込まれた複数の Contact Point Email が正しく関連付けられています。
また、Activation で使用するデータグラフには次のオブジェクトが含まれています。
Unified Individual
→ Unified Link Individual
→ Individual
→ Contact Point Email
Identity Resolution とデータグラフの更新は正常に完了していますが、Activation を実行すると、CRM のメールアドレスが常に優先されるわけではありません。
コンサルタントが最初に確認すべきものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. Unified Individual の Reconciliation Rule で、Email を Source Priority に変更しているか
B. データグラフ内の Contact Point Email に、各メールアドレスの取得元を識別する Data Source が含まれているか
C. CRM の Contact Point Email が Unified Individual の Primary Email として選択されているか
D. S3 の Contact Point Email を Identity Resolution の Match Rule から除外しているか
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B. データグラフ内の Contact Point Email に、各メールアドレスの取得元を識別する Data Source が含まれているか
解説
この問題では、Identity Resolution の Source Priority と、Activation の Source Priority Order を混同しないことがポイントです。
今回、複数のメールアドレスはすでに Unified Individual に関連付けられており、Identity Resolution とデータグラフの更新も完了しています。
問題は、Activation が、
「このメールアドレスは CRM 由来」
「これは Marketing Cloud Engagement 由来」
「これは S3 由来」
と判別できるかどうかです。
Activation で Source Priority Order を適切に適用するには、データグラフの Contact Point Email に Data Source を含める必要があります。
Data Source が含まれていなければ、メールアドレスの取得元を区別できないため、設定した Source Priority Order を期待どおりに適用できません。
したがって、まず確認すべきなのは Contact Point Email の Data Source がデータグラフに含まれているかです。
ここで紛らわしいのが A の Reconciliation Rule です。
Reconciliation Rule の Source Priority は、Identity Resolution で複数のソースから得られた属性値のうち、Unified Profile を代表する値を決定するためのルールです。
一方、この問題で設定している Source Priority Order は、Activation で複数の Contact Point からどのソースの値を優先して使用するかを決定するものです。
つまり、
Identity Resolution の Source Priority
→ 統合後の代表値を決める
Activation の Source Priority Order
→ Activation で使用する Contact Point のソース優先順位を決める
という違いがあります。
第 40 問
設問
ある企業では Activation の送信先メールアドレスについて、CRM に登録された Business Email のみを使用したいと考えています。
顧客によっては、CRM の Business Email を持っていなくても、別のソースや別の Contact Point Type のメールアドレスを持っている場合があります。
しかし企業では、
「条件を満たすメールアドレスがない場合は、別のメールアドレスへフォールバックせず、その顧客を Activation の対象から除外してよい」
としています。
この要件を満たす Source Priority Order の設定として最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. CRM の Business Email を最優先にし、その次に Any を設定する
B. Any を使用せず、CRM の Business Email のみに限定する
C. Reconciliation Rule を Source Priority に設定し、CRM を最優先にする
D. Unified Individual の代表メールアドレスを CRM の値に変更する
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B. Any を使用せず、CRM の Business Email のみに限定する
解説
Source Priority Order では、メールアドレスを選択する際に、Data Source と Contact Point Typeを利用して優先する Contact Point を指定できます。
今回の要件は、
Data Source → CRM
Contact Point Type → Business
という組み合わせ、つまり CRM の Business Email のみを使用することです。
さらに重要なのが、条件に一致するメールアドレスが存在しなかった場合の動作です。
Any を設定すると、指定した条件に一致する Contact Point が見つからない場合に、その他の利用可能な Contact Point が選択される可能性があります。
しかし今回は、
CRM の Business Email がなければ、別のメールアドレスには送信しない
という要件です。
そのため Any を使用せず、CRM の Business Email のみに限定します。
その結果、条件を満たす Contact Point Email が存在しない Unified Individual は、Activation の対象から除外される可能性がありますが、今回の要件ではそれが意図した動作です。
第 41 問
設問
マーケティングチームは、同じメール内の画像と CTA ボタンを顧客の興味に応じて切り替えています。
現在、画像とボタンは同じ Personalization Point にリンクされています。
要件が変更され、
ターゲティングルールは現在の設定を引き継ぎたい
今後は画像とボタンのルールを別々に変更できるようにしたい
最も適切な操作はどれですか?
1 つを選択してください。
A. Personalization Point のリンクを解除する
B. 画像とボタンを別の Workspace に移動する
C. Default Variation を削除する
D. Data Graph を複製する
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A. Personalization Point のリンクを解除する
解説
リンクされたコンポーネントでは、
バリエーション
ターゲティングルール
優先度
が共有されます。
リンクを解除すると Personalization Point が複製され、既存のルールや優先度を保持した状態で、それぞれを独立して編集できるようになります。
第 42 問
設問
あるメールでは、顧客属性によって次の 3 つのバリエーションを設定しています。
Variation A:Loyalty Tier = Gold
Variation B:Purchased in Last 30 Days = True
Variation C:Region = Tokyo
ある顧客は 3 つすべての条件を満たしています。
担当者は「条件に一致した 3 つのコンテンツがすべて表示される」と考えています。
実際の動作はどれですか?
1 つを選択してください。
A. 3つすべて表示される
B. 最も後に作成されたバリエーションだけ表示される
C. 設定された優先度に従って 1 つのバリエーションが表示される
D. 複数条件に一致した場合は Default Variation が表示される
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C. 設定された優先度に従って 1 つのバリエーションが表示される
解説
Dynamic Content では、受信者が複数のバリエーション条件に一致した場合、優先度によって表示するバリエーションが決まります。
どの条件にも一致しなかった場合に Default Variation が使用されます。
第 43 問
設問
ある企業では、Salesforce Personalization の Recommender を使用して、顧客ごとにおすすめ商品をメールへ表示したいと考えています。
Recommender のトレーニングは正常に完了しています。また、メールでは Data Graph を使用して顧客データをパーソナライズしています。
しかし、担当者が既存の Recommender をメールで利用しようとしたところ、期待どおりに使用できませんでした。
コンサルタントが最初に確認すべきものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. Recommender のトレーニングに使用した Data Graph と、メールで使用している Data Graph が同じか
B. Recommender のトレーニング後に、メールで使用する Data Graph が再公開されているか
C. Recommender が参照する商品データが、メールの Data Graph に含まれるすべての Unified Individual と関連付けられているか
D. メールで使用している Data Graph が、Recommender のトレーニング完了後に作成されたものではないか
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A. Recommender のトレーニングに使用した Data Graph と、メールで使用している Data Graph が同じか
解説
Salesforce Personalization の Recommender をメールで利用する場合、重要なのは、単に
Recommender が正常にトレーニングされている
メールに Data Graph が設定されている
ということだけではありません。
Recommender は、メールで使用しているものと同じ Data Graph を使用してトレーニングされている必要があります。
そのため、それぞれが個別には正常でも、異なる Data Graph を使用していれば要件を満たしません。
B のように Data Graph を再公開することや、D のように Data Graph と Recommender の作成順序を合わせることが、この問題の要件ではありません。
また、C は一見もっともらしいですが、Recommender をメールで利用するための前提条件を正しく表したものではありません。
第 44 問
設問
注文確認メールで、外部 API から取得した次の情報を表示する必要があります。
Order Number
Total Amount
配送情報
複数の注文商品
商品数は顧客ごとに異なります。
担当者は、Flow からメールへこれらの構造化された注文データを直接渡したいと考えています。
最も適切なデータソースはどれですか?
1 つを選択してください。
A. Unified Individual
B. Offer
C. Apex Class
D. Activation
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C. Apex Class
解説
Apex Class Data Source は、Flow からコンテンツへデータを直接渡せます。
単純な値だけではなく、注文コレクションのような複雑な構造化データにも対応しています。
第 45 問
設問
ある企業では、注文完了イベントを起点にメールを送信しています。
メールには Event Data Source を設定し、注文番号や購入金額を差し込んでいます。
メールを公開した後、開発チームから「別の注文イベントへ切り替えたい」という要望が出ました。
最も適切な対応はどれですか?
1 つを選択してください。
A. 公開済みメールの Event Data Source を直接置換する
B. Event Data Source を削除し、Unified Individual に変更する
C. 公開後は Event Data Source を削除・置換できないことを考慮して、別コンテンツとして対応する
D. 2 つ目の Event Data Source を追加して旧イベントより優先させる
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C. 公開後は Event Data Source を削除・置換できないことを考慮して、別コンテンツとして対応する
解説
Event Data Source には重要な制約があります。
1コンテンツにつき1つ
コンテンツ公開後は削除・置換できない
というルールです。
したがって、公開後に別イベントへ単純に差し替えることはできません。
第 46 問
設問
ある企業では、Marketing Cloud Next で商品案内コンテンツを作成しています。
次のパーソナライゼーション要件があります。
顧客の名前や会員ランクなど、1つの属性値を本文中に表示する
会員ランクによって、表示するヒーローバナー全体を切り替える
顧客に関連する複数の商品を、同じレイアウトで繰り返し表示する
標準コンポーネントだけでは表現しにくい条件処理が必要になった場合は、Marketing Cloud Next でサポートされるテンプレートベースのパーソナライゼーションを利用する
コンサルタントが説明すべき機能の使い分けとして最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. 属性値には Merge Fields、バナーの切り替えには Dynamic Content、複数商品の表示には Repeater、必要に応じたテンプレートベースの処理には Handlebars を利用する
B. 属性値には Dynamic Content、バナーの切り替えには Repeater、複数商品の表示には Merge Fields、条件処理には Handlebars を利用する
C. 属性値とバナーには Merge Fields、複数商品の表示には Dynamic Content、条件処理には Repeater を利用する
D. すべて Handlebars で実装する。Handlebars は Merge Fields、Dynamic Content、Repeater の代替として利用することが推奨される
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A. 属性値には Merge Fields、バナーの切り替えには Dynamic Content、複数商品の表示には Repeater、必要に応じたテンプレートベースの処理には Handlebars を利用する
解説
Marketing Cloud Next のパーソナライゼーションでは、要件に応じて適切な機能を使い分けることが重要です。
今回の4つの要件を分解すると、
Merge Fields
→ 顧客名や会員ランクなど、データソースの属性値をコンテンツへ差し込むDynamic Content
→ ターゲティングルールに応じて、バナーなどのコンテンツバリエーションを切り替えるRepeater
→ 商品などの複数レコードを同じレイアウトで繰り返し表示するHandlebars
→ Marketing Cloud Next で利用できるテンプレートベースのパーソナライゼーションとして、必要に応じてより柔軟なコンテンツ表現に利用する
したがって、すべてを Handlebars で実装するのではなく、まず要件に対応するパーソナライゼーション機能を適切に選択する A が最も適切です。
この問題では Handlebars の構文や Helper Function を覚えている必要はありません。
重要なのは、
単一の値 → Merge Fields
表示内容の切り替え → Dynamic Content
複数レコードの繰り返し → Repeater
より柔軟なテンプレートベースの処理 → Handlebars
という役割の違いを理解していることです。
第 47 問
設問
ある企業では、既存のメールテンプレートを別のキャンペーンでも再利用しようとしています。
このメールでは、現在設定されているデータソースの属性を複数の Merge Fields で使用しています。
新しいキャンペーンでは同じデザインを使用しますが、別のデータソースから顧客属性を取得する必要があります。
担当者は、現在のデータソースを新しいデータソースへ変更すれば、既存の Merge Fields も新しいデータソースの同名項目へ自動的に切り替わると考えています。
コンサルタントが説明すべき内容として最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. データソースを変更すれば、同じ API 参照名を持つ属性へ既存の Merge Fields が自動的に再マッピングされる
B. 既存の Merge Fields を削除してからデータソースを変更し、新しいデータソースを使用して Merge Fields を再作成する
C. メールを一度非公開にすれば、既存の Merge Fields を維持したままデータソースだけを変更できる
D. 新しいデータソースを追加すると、既存の Merge Fields は実行時に両方のデータソースを検索して利用可能な値を自動的に選択する
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B. 既存の Merge Fields を削除してからデータソースを変更し、新しいデータソースを使用して Merge Fields を再作成する
解説
Marketing Cloud Next では、データソースの属性がすでに Merge Fields で使用されている場合、データソースを変更しただけで既存の Merge Fields が新しいデータソースへ自動的に再マッピングされるわけではありません。
データソースを変更する場合は、
既存の Merge Fields を削除
↓
データソースを変更
↓
新しいデータソースを使用して Merge Fields を再作成
という対応が必要です。
たとえ新旧のデータソースに同じような名前の属性が存在していても、既存の Merge Fields が自動的に新しい属性へ切り替わるわけではありません。
また、メールを非公開にするだけでこの制約を回避できるわけでもありません。
この問題では、単に「Merge Field を利用できるデータソースは何か」を問うのではなく、すでにパーソナライゼーションが設定されたコンテンツのデータソースを変更するとき、既存の参照をどのように扱う必要があるかを理解していることがポイントです。
第 48 問
設問
あるチームはキャンペーン終了後、不要になった Marketing Workspace を削除しようとしています。
この Workspace はデフォルトの Marketing Workspace ではありませんが、現在、
公開中のコンテンツが存在する
別の Workspace とコンテンツ共有の関係が設定されている
という状態です。
Marketing Workspace を削除するために必要な対応として最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. コンテンツをすべて公開解除し、Workspace のソース/ターゲットの共有関係も削除する
B. コンテンツをすべて公開解除すれば、共有関係は Workspace の削除時に自動的に解除される
C. 共有関係だけを削除すれば、公開中のコンテンツは削除時に自動的に非公開になる
D. Workspace 内のコンテンツとブランドをすべて削除してから、Workspace をデフォルトに変更する
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A. コンテンツをすべて公開解除し、Workspace のソース/ターゲットの共有関係も削除する
解説
デフォルト以外の Marketing Workspace を削除する場合でも、その Workspace が削除可能な状態になっている必要があります。
今回の Workspace には、
公開中のコンテンツ
他の Workspace との共有関係
の両方が残っています。
そのため、削除前に、
① すべてのコンテンツを公開解除する
② ソース/ターゲットとして設定されている共有関係から Workspace を削除する
という両方の対応が必要です。
どちらか一方だけを処理すればよいわけではありません。
また、組織のデフォルト Marketing Workspace は削除できません。今回はデフォルトではないため、この制約には該当しません。
この問題では、Workspace の削除条件を個別に覚えるだけでなく、現在の Workspace の状態から、削除を妨げている条件をすべて特定できるかがポイントです。
第 49 問
設問
ある企業ではランディングページのキャンペーンを終了します。
現在使用している URL にアクセスした顧客は、キャンペーン終了後、新しいキャンペーンページへ自動的に移動させたいと考えています。
担当者は先にランディングページを Unpublish し、その後 URL Redirect を設定しようとしています。
最も適切な対応はどれですか?
1 つを選択してください。
A. その手順で正しい
B. Unpublish 後に URL Alias を編集して新ページの URL に変更する
C. Unpublish 前に URL Alias を無効化し、URL Redirect を設定する
D. 公開 URL 自体を新しいランディングページへ移動する
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C. Unpublish 前に URL Alias を無効化し、URL Redirect を設定する
解説
ランディングページを Unpublish すると下書き状態へ戻り、公開 URL や URL Alias からアクセスできなくなります。
別ページへ誘導したい場合は、公開解除する前に URL Alias を無効化し、URL Redirect を設定します。
リダイレクトを設定しなければ、訪問者は一般的な「URL が存在しません」ページへ誘導されます。
Agentforce と AI イノベーション
第 50 問
設問
ある企業は Marketing Cloud Next Growth Edition を利用しています。
マーケティングチームから、次の 4 つの要件が提示されました。
顧客がメールを最も開封しやすい時間帯を予測したい
ボットやセキュリティスキャンによる偽のクリックを分析結果から除外したい
顧客ごとにメッセージ疲れが起きない最適な配信頻度を予測したい
Agentforce を利用してキャンペーン作成を支援したい
追加ライセンスや Edition の変更を行わずに、現在の Growth Edition で対応できる要件の組み合わせとして最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. 1、2、4
B. 1、3、4
C. 2、3、4
D. 1、2、3、4
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A. 1、2、4
解説
Growth Edition でも利用できるのは、
Einstein Send Time Optimization(ESTO)
Einstein Metrics Guard(EMG)
Agentforce Campaign Creation
です。
一方、Einstein Engagement Frequency(EEF) は Advanced Edition でのみ利用できます。
したがって、
最適な送信時間 → ESTO → Growth で利用可能
ボット由来の反応を除外 → EMG → Growth で利用可能
最適な配信頻度 → EEF → Advanced のみ
Campaign Creation → Growth で利用可能
となり、正解は A です。
さらに、
ESTO / EMG / EEF → 予測 AI
Campaign Creation → 生成 AI
という分類まで同時に理解しておく必要があります。
第 51 問
設問
ある企業では Campaign Creation Agent を利用してキャンペーンを作成しました。
Agentforce によってオーディエンス、コンテンツ、フローが作成され、その後マーケティング担当者がそれらを調整して運用しています。
しばらくして担当者は、キャンペーンブリーフが不要になったと考え、ブリーフを削除しようとしています。ただし、すでに作成したセグメントやコンテンツは今後も利用したいと考えています。
ブリーフを削除した場合の影響として最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. ブリーフとともに、Agentforce が作成したセグメントやコンテンツも自動的に削除される
B. セグメントやコンテンツは残すことができるが、ブリーフの情報が失われるため、その後それらに対する Agentforce の適切なサポートを受けられなくなる
C. セグメントやコンテンツは残り、Agentforce はそれらからブリーフを自動的に再構築するため、その後の利用にも影響しない
D. ブリーフはキャンペーン作成時だけ使用されるため、キャンペーン作成後に削除しても Agentforce の動作には影響しない
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B. セグメントやコンテンツは残すことができるが、ブリーフの情報が失われるため、その後それらに対する Agentforce の適切なサポートを受けられなくなる
解説
Campaign Creation Agent におけるブリーフは、単にキャンペーン作成時だけ利用される一時的な情報ではありません。
ブリーフにはキャンペーンの目的や対象など、Agentforce がキャンペーンを理解するための重要なコンテキストが含まれています。
キャンペーンからブリーフを削除しても、関連するセグメントやコンテンツを残すことは可能です。
しかし、ブリーフがなくなることで Agentforce がキャンペーンの背景や意図を適切に参照できなくなるため、その後の Agentforce による適切なサポートを受けられなくなります。
したがって、
ブリーフ削除 ≠ 生成済みアセットの削除
ですが、
ブリーフ削除 → Agentforce のその後のサポートに影響
という点を理解することが重要です。
この問題では、ブリーフを単なる「キャンペーンを生成するための入力」と考えるのではなく、Agentforce がキャンペーンを継続的に支援するためのコンテキストとしても機能することを理解しているかがポイントです。
第 52 問
設問
ある企業では Campaign Creation Agent を導入しました。
Marketing Cloud Next 管理者は Agentforce の設定が完了していることを確認していますが、マーケティング担当者 A の画面上部には Agentforce アイコンが表示されません。
一方、同じ組織のマーケティング担当者 B には表示されています。
両ユーザーは同じ Business Unit と Marketing Workspace を利用しています。
最初に確認すべき内容として最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. 担当者 A に Marketing Cloud Manager 権限セットが割り当てられ、Business Unit のメンバーとして登録されているか
B. 担当者 A に Campaign Creation Agent を利用するためのエージェントへのアクセス権が付与されているか
C. 担当者 A に Marketing Workspace の Content Manager ロールが割り当てられているか
D. 担当者 A が Marketer-Standard として Business Unit に追加され、キャンペーンフローを有効化できる状態になっているか
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B. 担当者 A に Campaign Creation Agent を利用するためのエージェントへのアクセス権が付与されているか
解説
Campaign Creation Agent は Employee Agent タイプの Agentforce です。
そのため、Marketing Cloud Next や Agentforce が組織レベルで設定されていても、各ユーザーがそのエージェントを利用するためのアクセス権を持っている必要があります。
今回は、
同じ組織
同じ Business Unit
同じ Marketing Workspace
B には Agentforce アイコンが表示される
A にだけ表示されない
という状況です。
したがって、組織全体の設定よりも、まず A と B のユーザー単位のアクセス権の違いを確認するのが適切です。
A、C、D はいずれも Marketing Cloud Next のアクセスや Business Unit、Marketing Workspace の利用に関係する設定ですが、Campaign Creation Agent そのものへのアクセスを保証するものではありません。
この問題では、
Business Unit へのアクセス
Marketing Workspace へのアクセス
キャンペーンフローを操作する権限
Employee Agent を利用する権限
を混同しないことがポイントです。
第 53 問
設問
ある企業では、ロイヤルティランクが Gold に変更された顧客へ特典案内メールを送信しています。
現在は、メール内のリンクから商品ページへ誘導していますが、次のように変更したいと考えています。
Gold への変更をきっかけにメールを送信する
顧客はメールへ直接返信して、商品や特典について質問できる
返信後は、購入履歴や返品履歴を考慮したパーソナライズされた会話を継続する
会話の中から商品の提案や予約など、次のアクションにつなげる
担当者は「最初のメールから Agentforce にすべて処理させればよい」と考えています。
Conversational Marketing の設計として最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. Gold への変更を Agentforce が継続的に監視し、対象顧客を発見した時点で Agentforce からメールを送信する
B. Flow から最初のメールを送信し、顧客から返信があった場合に Agentforce へ引き継ぎ、Data 360 の顧客コンテキストを利用して会話を継続する
C. Flow からメールを送信し、返信内容も Flow の分岐条件で処理する。Data 360 は最初のメールのパーソナライゼーションにのみ利用する
D. Gold 顧客のセグメントを Data 360 から Agentforce へ渡し、Agentforce がメール配信とその後の会話の両方を直接管理する
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B. Flow から最初のメールを送信し、顧客から返信があった場合に Agentforce へ引き継ぎ、Data 360 の顧客コンテキストを利用して会話を継続する
解説
Conversational Marketing では、Agentforce がマーケティングプロセスのすべてを担当するわけではありません。
今回のシナリオでは、まず Flow が Gold への変更を起点として顧客へメールを送信し、会話を開始するきっかけを作ります。
その後、顧客がメールへ返信した場合に Agentforce へ会話を引き継ぎます。
Agentforce は Data 360 から提供される購入履歴や返品履歴などの顧客コンテキストを利用することで、単純な定型応答ではなく、顧客の状況に応じた会話を継続できます。
さらに重要なのは、Conversational Marketing の目的が単に「顧客からの質問に回答する」ことではない点です。
顧客データを利用した会話から、商品提案、購入、予約、アップセルなどの具体的なビジネス成果へプロアクティブにつなげることが重要です。
したがって、
Flow で会話のきっかけを作る
→ 顧客が返信する
→ Agentforce へ引き継ぐ
→ Data 360 のコンテキストを利用する
→ 具体的なアクションにつなげる
という設計が最も適切です。
第 54 問
設問
ある企業では Agentforce が顧客からの商品問い合わせに回答しています。
法務部門とブランド部門から、次の要件が提示されました。
顧客の電話番号や住所を外部 LLM にそのまま渡したくない
AI の回答を社内の商品情報や FAQ に基づかせ、架空の商品情報を生成するリスクを減らしたい
ブランドに不適切または有害な文章が生成された場合は検出してブロックしたい
LLM プロバイダーにプロンプトや回答を保存させたくない
適切な Einstein Trust Layer の機能の組み合わせはどれですか?
1 つを選択してください。
A. 1 = Dynamic Grounding / 2 = Data Masking / 3 = Zero Data Retention / 4 = Toxicity Scorer
B. 1 = Data Masking / 2 = Dynamic Grounding / 3 = Toxicity Scorer / 4 = Zero Data Retention
C. 1 = Zero Data Retention / 2 = Toxicity Scorer / 3 = Dynamic Grounding / 4 = Data Masking
D. 1 = Toxicity Scorer / 2 = Custom Guardrails / 3 = Data Masking / 4 = Dynamic Grounding
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B. 1 = Data Masking / 2 = Dynamic Grounding / 3 = Toxicity Scorer / 4 = Zero Data Retention
解説
それぞれ役割が異なります。
1. PII を外部 LLM にそのまま渡さない
→ Data Masking
電話番号、住所などを匿名化されたプレースホルダーへ置き換えます。
2. 信頼できる社内データに回答を基づかせる
→ Dynamic Grounding
企業データや顧客データを回答へ組み込み、ハルシネーションを抑制します。
3. 有害・不適切な回答を検出する
→ Toxicity Scorer
生成されたコンテンツを評価し、問題のある回答をブロックします。
4. LLM プロバイダーへデータを保持させない
→ Zero Data Retention
プロンプト、顧客データ、生成された回答を保持させません。
名称が似ていない分、単純暗記よりも「どのリスクをどの仕組みが防ぐか」を理解している必要があります。
第 55 問
設問
ある企業では、Agentforce を利用したメールの会話型マーケティングを運用しています。
顧客からメールへの返信として、次の問い合わせがありました。
「先月購入した商品の返品期限を過ぎていますが、返金してもらえますか?以前、同じようなケースで特別に返金してもらったことがあります。」
Agentforce は Data 360 から、この顧客について次の情報を取得できています。
購入履歴
過去の返品履歴
過去に例外的な返金が行われた履歴
企業の通常ポリシーでは返品期限を過ぎた返金は認められておらず、例外対応について Agentforce が独自に判断するルールは定義されていません。
この状況で最も適切な対応はどれですか?
1 つを選択してください。
A. 過去の例外対応が Data 360 に存在するため、Dynamic Grounding を利用して今回も同じ返金処理を実行する
B. 顧客データから過去の対応を確認できていても、それを今回の例外承認の根拠とはせず、Human-in-the-Loop によって判断が必要なケースとして引き継ぐ
C. Custom Guardrails に過去の返品履歴を追加することで、Agentforce に返金可否を判断させる
D. Toxicity Scorer で顧客のメッセージに問題がないことを確認できれば、Agentforce が過去の対応を基準に返金可否を決定する
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B. 顧客データから過去の対応を確認できていても、それを今回の例外承認の根拠とはせず、Human-in-the-Loop によって判断が必要なケースとして引き継ぐ
解説
この問題のポイントは、Agentforce が必要なデータを取得できることと、そのデータをもとに自律的に意思決定してよいことは別だという点です。
Dynamic Grounding を利用すれば、信頼できる企業データや顧客データに基づいて回答し、ハルシネーションを抑制できます。
しかし、
「過去に例外対応された」
≠
「今回も例外対応してよい」
です。
今回の返金は通常のポリシーから外れており、Agentforce が例外を承認するためのルールも定義されていません。そのため、過去の履歴を根拠として Agentforce が独自に返金を承認するのは適切ではありません。
このように AI だけでは判断すべきでないケースでは、Human-in-the-Loop によって人間の担当者へ引き継ぐことが適切です。
また、
Dynamic Grounding → 信頼できるデータに回答を基づかせる
Custom Guardrails → AI の回答方法や振る舞いを制御する
Toxicity Scorer → 有害・不適切なコンテンツを検出する
Human-in-the-Loop → AI だけでは対応すべきでないケースを人間へ引き継ぐ
という役割の違いも重要です。
分析とパフォーマンスインサイト
第 56 問
設問
ある企業では、新しいプロモーションキャンペーンの結果を分析しています。
マーケティングマネージャーは、メール単体の開封率やクリック率を見るだけではなく、
キャンペーン全体の成果を確認する
キャンペーンで使用した複数のコンテンツのパフォーマンスを比較する
必要に応じて、キャンペーンから関連するパフォーマンス情報へアクセスする
ことを求めています。
一方、営業担当者が Contact レコードから個々の顧客の最近のメール開封履歴を確認することは、今回の要件には含まれていません。
最も適切な分析方法はどれですか?
1 つを選択してください。
A. Email Engagement ダッシュボードをカスタマイズし、キャンペーンとすべてのコンテンツ分析を1つのレポートへ集約する
B. Marketing Performance Intelligence を利用し、Campaign Performance と Content Performance を目的に応じて確認する
C. Engagement Details をキャンペーンレコードへ配置し、キャンペーン参加者全員の活動を集計する
D. Deliverability を利用し、配信成功したメールをキャンペーンおよびコンテンツ別に分析する
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B. Marketing Performance Intelligence を利用し、Campaign Performance と Content Performance を目的に応じて確認する
解説
Marketing Cloud Next では、何を分析したいのかによって適切な分析機能を選択する必要があります。
今回求められているのは、メールチャネルだけのエンゲージメント分析ではなく、キャンペーン全体と、そのキャンペーンで使用したコンテンツのパフォーマンス分析です。
そのため、
Campaign Performance → キャンペーン単位のパフォーマンス
Content Performance → メールなどのコンテンツ単位のパフォーマンス
を確認できる Marketing Performance Intelligence が適しています。
また、Marketing Performance Intelligence は専用タブだけではなく、キャンペーンレコードやコンテンツのプロパティなど、マーケティング業務を行っている場所から関連するパフォーマンス情報へアクセスできます。
一方、
Email Engagement → メールのエンゲージメント KPI を分析
Engagement Details → Prospect、Lead、Contact など個人の最近のエンゲージメント活動を確認
Deliverability → メールの到達状況や配信失敗の原因を分析
という用途の違いがあります。
第 57 問
設問
ある企業では、Marketing Cloud Next の標準 Email Engagement ダッシュボードを営業部門にも展開することになりました。
マーケティングチームでは正常に表示されていますが、営業マネージャーはダッシュボードを開くことができません。
管理者が確認したところ、営業マネージャーには Marketing Cloud Next を利用するために必要な権限が付与されており、メールのエンゲージメントデータ自体も正常に生成されています。
営業部門では、今後このダッシュボードを独自の条件で絞り込み、必要に応じてCRMの標準機能を利用して分析を拡張したいと考えています。
コンサルタントが最初に確認すべきものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. Email Engagement ダッシュボードが保存されているフォルダへのアクセス権
B. Tableau Next Included App Business User 権限セット
C. Marketing Performance Intelligence の再インストール状況
D. Data 360 で Email Engagement 用の Calculated Insight が公開されているか
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A. Email Engagement ダッシュボードが保存されているフォルダへのアクセス権
解説
Email Engagement などの標準ダッシュボード/レポートは、Salesforce CRM 標準のレポートおよびダッシュボード機能を利用しています。
そのため、ユーザーが Marketing Cloud Next を利用でき、データも正常に存在していたとしても、対象のダッシュボードやレポートが保存されているフォルダへのアクセス権がなければ表示できない場合があります。
今回、
他のユーザーでは正常に表示されている
エンゲージメントデータも生成されている
特定の営業ユーザーだけがアクセスできない
という状況なので、まず保存先フォルダへのアクセスを確認するのが適切です。
また、CRM 標準のレポート/ダッシュボードであるため、標準の Salesforce レポート機能を利用してカスタマイズや分析の拡張が可能です。
一方、Tableau Next Included App Business User は Marketing Performance Intelligence を利用するための権限セットです。Email Engagement の標準 CRM ダッシュボードを表示するための権限とは区別する必要があります。
この問題では、
Marketing Performance Intelligence → Tableau Next 側のアクセス
と
CRM 標準ダッシュボード/レポート → Salesforce のフォルダアクセス
を混同しないことがポイントです。
第 58 問
設問
ある企業では、Marketing Cloud Next から新商品のプロモーションメールを送信しています。
マーケティング担当者は配信後の結果について、次の2つを区別して分析したいと考えています。
メールを開封・クリックしたかというエンゲージメント
メール送信後に注文完了やフォーム送信まで進んだかというビジネス成果への貢献
担当者は Email Engagement ダッシュボードのクリックデータを確認し、「クリックした顧客数をそのままコンバージョン数として扱えばよい」と考えています。
コンサルタントの説明として最も適切なものはどれですか?
1 つを選択してください。
A. 正しい。Marketing Cloud Next ではクリックが発生した時点でコンバージョンとして記録されるため、Email Engagement のクリック数を使用する
B. 正しくない。Conversion Analytics dashboard を利用して、メールが注文完了やフォーム送信などの成果にどのように貢献したかを確認する
C. 正しくない。Engagement Details を利用して各 Contact の活動を確認し、クリック後に発生したすべての活動をコンバージョンとして集計する
D. 正しくない。Deliverability を利用して配信成功したメールのうち、その後クリックされた割合をコンバージョンとして算出する
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B. 正しくない。Conversion Analytics dashboard を利用して、メールが注文完了やフォーム送信などの成果にどのように貢献したかを確認する
解説
エンゲージメントとコンバージョンは同じものではありません。
Email Engagement では、メールの開封やクリックなど、メッセージに対する顧客の反応を分析できます。
一方、Conversion Analytics dashboard では、メールや SMS が、
注文完了
フォーム送信
などの具体的なビジネス成果にどのように貢献したかを分析できます。
Conversion Analytics dashboard では、これらの成果を 30 日間のコンバージョン期間で追跡します。また、First Touch または Last Touch のアトリビューションモデルでフィルタリングし、どのメッセージがコンバージョンに貢献したのかを分析できます。
したがって、
開封・クリック → Engagement
注文完了・フォーム送信などの成果への貢献 → Conversion Analytics
と区別する必要があります。
今回の担当者のように、クリック数をそのままコンバージョン数として扱うのは適切ではありません。
また、
Email Engagement → 開封・クリックなどのエンゲージメント
Conversion Analytics dashboard → 注文完了やフォーム送信などの成果への貢献
Deliverability → メールの配信到達状況や配信失敗の分析
Engagement Details → 個人の最近のエンゲージメント活動
という役割の違いも押さえておきましょう。
第 59 問
設問
ある企業では Opportunity Influence を使用して、キャンペーンが成立商談へ与えた影響を分析しています。
Contact A は Opportunity X の Contact Role として登録されています。
次のクリック履歴があります。
Campaign A:商談作成の 45 日前に Email をクリック
Campaign B:商談作成の 20 日前に SMS をクリック
Campaign C:商談作成の 5 日後に Email をクリック
Campaign D:Closed Won の 2 日後に Email をクリック
Opportunity X はその後 Closed Won になりました。
First Touch を使用した場合、100% のクレジットを受けるキャンペーンはどれですか?
1 つを選択してください。
A. Campaign A
B. Campaign B
C. Campaign C
D. Campaign D
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B. Campaign B
解説
Opportunity Influence で対象となるエンゲージメント期間は、
商談作成の 30 日前から Closed Won になるまで
です。
したがって、
Campaign A:45 日前 → 期間外
Campaign B:20 日前 → 対象
Campaign C:作成 5 日後 → 対象
Campaign D:Closed Won の 2 日後 → 期間外
となります。
ここで注意したいのが Campaign B の SMS クリックです。
Opportunity Influence が利用するのは Email のクリックだけではありません。Salesforce Help では、収益のアトリビューションに Email と SMS のクリックエンゲージメントを利用すると明記されています。したがって、Campaign B の SMS クリックも有効なエンゲージメントとして評価されます。
そのうえで First Touch は、対象となるエンゲージメントのうち、Contact Role の顧客が最初にエンゲージしたキャンペーンへクレジットを付与します。
今回の対象期間内では、
Campaign B(20 日前) → Campaign C(5 日後)
の順なので、Campaign B が 100% のクレジットを受けます。
この問題では、次の3点を同時に判断する必要があります。
Email だけでなく SMS のクリックも対象
商談作成の 30 日前より古いクリックは対象外
Closed Won 後のクリックも対象外
そのうえで First Touch を判定する
つまり、
First Touch = 全履歴の中で最も古いクリック
ではなく、
Opportunity Influence の対象となるエンゲージメントの中で最初のキャンペーン
と考えることがポイントです。
第 60 問
設問
ある企業では、同じキャンペーンで Email A と Email B を配信しました。
結果は次のとおりです。
Email A
Sent:10,000
Opened:5,000
Clicked:1,500
Email B
Sent:8,000
Opened:2,000
Clicked:1,000
マーケティング担当者は、Email A の方がクリック数が多いため、クリックに関するすべての指標で Email B を上回っていると考えています。
この結果について最も適切な説明はどれですか?
1 つを選択してください。
A. Email A は、メールクリック率と Email Click-Through Rate の両方で Email B を上回る
B. Email A はメールクリック率では Email B を上回るが、Email Click-Through Rate では Email B の方が高い
C. Email B はメールクリック率では Email A を上回るが、Email Click-Through Rate では Email A の方が高い
D. Email B は、メールクリック率と Email Click-Through Rate の両方で Email A を上回る
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B. Email A はメールクリック率では Email B を上回るが、Email Click-Through Rate では Email B の方が高い
解説
この問題では、2つのクリック指標で分母が異なることがポイントです。
まず、メールクリック率は送信数を基準にします。
Email A
1,500 ÷ 10,000 = 15%
Email B
1,000 ÷ 8,000 = 12.5%
したがって、メールクリック率は Email A の方が高いです。
一方、Email Click-Through Rate は開封数を基準にします。
Email A
1,500 ÷ 5,000 = 30%
Email B
1,000 ÷ 2,000 = 50%
したがって、Email Click-Through Rate は Email B の方が高いです。
つまり結果は、
クリック数 → Email A が多い
メールクリック率 → Email A が高い
Email Click-Through Rate → Email B が高い
となります。
Email A はクリックの絶対数もメールクリック率も Email B を上回っています。そのため、一見すると Email A の方がクリックパフォーマンス全体で優れているように見えます。
しかし、開封した人のうち実際にクリックした割合を見ると Email B の方が高くなります。
この問題では、
メールクリック率 → Clicked ÷ Sent
Email Click-Through Rate → Clicked ÷ Opened
という分母の違いを理解しているかがポイントです。
いかがでしたでしょうか。
今回の「難易度:高」は、かなり難しく感じた方も多かったのではないでしょうか。
試験問題を解くときの一つのコツは、まず消去法で選択肢を絞ることです。
ある程度学習が進んでいれば、4 つの選択肢のうち 2 つくらいまでは比較的簡単に除外できるようになると思います。そして、最後の 2 つで「どちらだろう?」と悩めるところまで来ていれば、機能についてかなり理解できている証拠です。
最初にもお伝えしたとおり、初回から合格ラインに到達する必要はありません。
間違えた問題について、
「なぜこの選択肢ではないのか?」
「正解との違いは何なのか?」
まで確認しながら繰り返すことで、知識は少しずつ定着していきます。
これで、全 3 回にわたってお届けした模擬試験シリーズは終了です。
ぜひ一度解いて終わりにせず、何度も繰り返し挑戦してみてください。
この模擬試験で難しい問題に慣れておけば、本番の試験で問題を見たときに、
「思っていたより簡単かもしれない」
と感じられるくらいまで準備できると思います。
この全 3 回の模擬試験が、皆さまの試験対策と合格に少しでもお役に立てれば幸いです。
今回は以上です。
