無色の牢獄|第3話_01|数少ない、家族との外出は…
私の生まれ育った家では『旅行』に行くことは、ほぼありませんでした。
『外食』に行くこともめったに無く、それが私の家の『普通』でした。
そんなわが家でも、年に数回だけ、決まって行く場所がありました。
『本屋』です。
でも、当時の私にとって『本屋』は楽しい場所ではありませんでした。
今回はその『本屋」』の出来事です。





幼少期の私が本屋に行きたくなかった理由は2つあります。
1つは、母が連れて行く本屋は、『本専門店』の本屋でした。
当時その本屋には、子どもはほとんどおらず、楽しくおしゃべりをしながら選ぶ場所ではありませんでした。
だから、ひそひそ話でないと『話すこともできない本屋』はおしゃべりや走り回ったりすることが好きな当時の私にとって『楽しい場所』ではありませんでした。
しかし、成長して私が「本屋に行きたい」と思えるようになった頃には、長女は中学生になっており、家族で本屋に行くことすら無くなっていました。
私が「本屋に行きたい!」と言っても、「家にたくさんあるでしょ」と検討する素振りも無い母を見て、子どものころは言葉にはできなかったけど、「私は行きたいのに…」というモヤモヤとした苦しい感覚は、ずっと残っています。
行きたくなかった頃は連れて行かれて。
行きたくなったら、もう行くことはできないのです…
次回、幼少期の私が本屋に行きたくなかったもう1つの理由を書いていきます。続きはこちら👈️
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