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【駐在員の本音】なぜアメリカ駐在員は太るのか?海外生活で体重が増える本当の原因

第43話

赴任前、何人もの人に言われた。
「アメリカ駐在は太るよ」
そのたびに笑って返していたけれど、心の中では少し構えていた。

そして実際に赴任してみると、それはただの噂ではなかった。
アメリカ生活の中で、太る理由ははっきりと存在していた。
食事の量、運動不足、そして体重計のポンド表示。
気づけば、数字はじりじりと上を向き始めていた。


アメリカ駐在で太る一番の理由:食事の量とカロリー

ハンバーガーは顔より大きく、ポテトは山盛り。
ドリンクはリフィル自由で、気がつけば何杯も飲んでいる。
「せっかくアメリカに来たんだから」と楽しんでいたら、1日の摂取カロリーはあっさりオーバーしていた。


車社会が生む運動不足

日本では駅まで歩き、階段を上り、気づけば1日8,000歩。
アメリカに来ると、それが1,000歩以下に。
スーパーへも、カフェへも、全部車。
便利さの裏で、体を動かす機会はどんどん減っていった。


ポンド表示で油断する体重管理

そして、決定的だったのが体重計。
表示は「ポンド」。
1ポンド=0.45kgとわかっていても、2ポンド増えても「まぁ1kg弱でしょ」と受け流してしまう。
そうやって見逃した小さな増加が、じりじりと積み重なっていった。


小さな対策で“別人化”を防ぐ

気がついたら、ズボンのウエストが笑えないほどきつくなっていた。
ようやく危機感を覚えて、僕は少しずつ生活を変えた。
飲み物は水に戻し、昼はできるだけ自炊。
体重計はキロ表示に設定し直し、買い物はあえて歩いて行く。
そして週末は、ゴルフで歩数を稼ぐ。

大きなダイエットではない。
けれど、こうした小さな習慣だけが、アメリカ生活で「別人化」を防ぐ唯一の道なのだと思う。



髪型や服装と同じように、体型もまた“見た目の一部”。
そしてその裏には、文化の違い、生活の環境、日々の油断が映し出される。

駐在生活は、こうした小さな積み重ねの上に成り立っている。
今日もまた体重計に乗って、ポンドの数字に目を細めながら思う。

――これ以上は、笑い話で済ませたい。


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