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海外旅行に大金を投じてきた20歳。その価値はあったのか?|直近2年で10ヶ国巡った私の答え

「若いうちに海外を経験した方が良い」
「若い頃にいくからこそ海外旅行は価値がある」
「海外へ行くことにお金を惜しまないこと」

人生の先輩方が若者へのアドバイスをする際、よく聞くものだ。また、これだけにおさまらずに「お金は貯めずに全額使え」なんて極端な主張もある。

実際にSNSや書籍でも、こうした意見は頻繁に目にする。

果たして本当にそうなのだろうか。決して安くない海外旅行へ行って価値はあったのだろうか。

高校卒業してからの2年間、ヨーロッパ、オセアニア、アジアを旅した私の経験を交えて答えを探してみようと思う。


→筆者はこんな人

1. そもそも海外旅行へ行く「価値」の定義とは

ChatGPTに「海外旅行の価値とは何か?」と尋ねたところ、次のような回答が得られた。

海外旅行の「価値」とは、経験や学びを通じて得られる成長や視野の広がりにある。

異文化に触れ、新しい人々と出会い、自分の常識が覆されることで、柔軟な思考や適応力が養われる。また、美しい景色や美食を楽しむことも、人生の豊かさにつながる。

費用や時間をかける以上、それが自己成長や幸福感に結びつくかが価値の基準となる。

https://chatgpt.com

この答えを受けて、海外旅行の価値とは単なる金銭的・時間的コストの問題ではなく、それによって得られる経験や学びとの「ギャップ」にあると考えられる。

つまり旅に求めるものが明確であるほどその価値はより鮮明になり、解像度が上がるということだ。

また、海外旅行の価値は一律ではなく旅の目的によって大きく変わる。例えば異文化理解を深めたい人にとっては現地の人との交流が価値になるだろうし、美食を求める人にとってはその土地ならではの料理を味わうことが価値となる。

観光、学び、挑戦、出会い───旅の目的が異なれば得られるものも違ってくる。

したがって、海外旅行の価値を最大化したいのであれば「自分にとって何が価値なのか?」を意識することが重要だ。漠然と旅をするのではなく、「何を経験し、何を得たいのか」を考えることで、同じ旅でも大きく変わる。


海外旅行の価値とは、旅にかけた費用や時間とそれによって得られる経験や成長とのギャップの中に生まれるものである。

そしてその価値は、旅の目的によって変化し明確な目的意識を持つことで最大化される。

2. 私が行ってきた国とその価値

直近の2年間(2023-2025)、バイトをしたり派遣で仕事をして貯金をし、70-80万円以上は旅にお金を投じてきた。旅の詳細と得られた価値を紹介していく。

  • ヨーロッパ5ヶ国 (2023年12月-2024年1月)
    進学予定であったベルギーの大学を実際に見るための渡航であったが、結局イタリア、オーストリア、チェコ、フランスも巡った。円安下でも1ヶ月間ヨーロッパを総額30万円でまわることができた。

    → 今までずっと憧れの場所であったヨーロッパを実際に巡った旅。現実を目の当たりにして憧れが消え失せ、日本をより客観的に見ることができたのが大きな価値であった。

  • ニュージーランド(2024年5月-12月)
    ワーホリで半年滞在。カフェでバリスタとして仕事をしてお金も貯めることができたため渡航前後の収支はトントン。

    英語が格段と伸びたのはひとつの価値。人生初のひとり暮らしをしながら生計を自分で立てて生活し、独りで生きる力を養えたのも価値があった。

  • 台湾(2024年12月)
    家族で2泊3日、台北を観光。旅費は飛行機代のみ(お父さんお母さんありがとう)。

    →なかなか集まれなかった家族で共に時間が過ごせたことが何物にも変えられない価値だ。

まとめると「海外旅行にこれまで大金を投じてきて、その価値はあったのか」と聞かれれば、迷わず「十分にあった」と私は答える。

旅先で出会った人々、凝り固まった固定観念が崩れて生まれた柔軟な思考、異文化や関わる人々たちによって広がった価値観.... 。人生の岐路に立つことが多い20歳の間に、得ることができて本当に良かった。


3. ひとり旅のススメ

海外旅行のスタイルはさまざまだが、私はひとり旅を強く勧めたい。その最大の理由は、ひとり旅こそが自分と向き合う時間を最大限に確保できるからだ。

私たちは日常生活の中で意識せずとも家族、友人、仕事など、さまざまな人間関係の中で生きている。

あなたの周りの5人の平均があなた
米国 起業家 ジム・ローン(Jim Rohn)

有名な名言にあるように、誰かと一緒にいると自分の考えや行動は自然と周囲の影響を受ける。

しかし一人で旅に出るとその影響から解放され、否が応でも自分自身と向き合う時間が生まれる。慣れない土地で一人になることで、自分は何を大切にしているのか何を求めているのか、どんな人間でありたいのか──そんな問いが浮かび上がる。そして旅の中でそれらに向き合うことが、セルフリフレクション(自己内省)につながる。

さらに、一人旅は「旅の目的を100%自分の意志で決め、達成しやすい」という利点もある。誰かと一緒の旅では行きたい場所ややりたいことが異なれば、どこかで妥協しなければならない。

だが一人旅ならば、すべての選択を自分の意志で決めることができる。絶景を求めて長時間ハイキングをするのもカフェで一日中読書をするのも、自分次第。旅の時間すべてを自分の価値観に従って使うことができる。

また、一人旅は「自己決定力と問題解決力」を鍛える絶好の機会でもある。旅先では予期せぬトラブルや迷いに直面することが多い。道に迷ったとき、食事をどこでとるか決めるとき、体調を崩したとき──頼れるのは自分だけだ。

こうした状況を乗り越えるたびに自分で考え、判断し、行動する力が養われる。そしてこの力は旅が終わった後も日常生活に活かされる。

一人旅には孤独を感じる瞬間もあるかもしれない。しかし、その孤独こそが自己を深く知る機会を与えてくれる。誰かに合わせることなく、自分の内面と向き合い、自分の人生を自分で選び取る、それこそが一人旅の最大の価値なのだ。



最後に

旅の目的は人それぞれだ。絶景を求める人もいれば、異文化を学びたい人、ただリフレッシュしたい人もいる。

そして旅の価値は、自分が何を求めるかによって決まる。

もし次に旅へいくなら、あなたはどこへ、何を求めるだろうか───



冒頭で触れたように、現在の海外旅行は円安の影響もあり高くつく。私の記事で紹介している旅費の節約術や旅に役立つ情報を参考にしていただけたら幸いである。


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