古墳巡り|【大阪府堺市】世界遺産:百舌鳥古墳群 その③ 上石津ミサンザイ古墳と陪塚たち
その3ですが、とにかく古墳の数が多くて本命の大仙古墳(仁徳天皇稜)にまで行き着きませんね。。前回と前々回はこちら↓
履中天皇陵古墳(上石津ミサンザイ古墳)
墳丘長365メートルの巨大古墳です。日本第3位の規模の前方後円墳です。かつての海岸線と並行するように築かれており、古墳が海からよく見えるようにと考えられているそうです。墳丘は三段築成で築造当時の姿をよく保っているそうです。

天皇陵なので拝所があります


日本国内で第3位の古墳だけあって非常に巨大です。当日は自転車で移動していたんですが一周回るのにもかなりの時間を要します。しかも住宅が周壕のすぐそばにまで迫っているんで古墳を横目に見ながら一周・・ってのができないんですよね。。そのへんがちょっと残念でした。
陪塚たち
上石津ミサンザイ古墳にはたくさんの陪塚があります。もともとは周壕のそばに10基ほどあったそうですが、今は2基が確認されるのみです。
寺山南山古墳
上石津ミサンザイ古墳の北東側にある陪塚と考えられている古墳です。
形状は長方形の方墳で44.7メートル×39.2メートル。二段築成で5世紀前半の築造だそうです。木が生い茂っていてわかりにくいですがちゃんと墳丘もありましたよ。
百舌鳥古墳群では珍しい方墳で、周壕の一部をミサンザイ古墳と共有していることから、関係の深い人物の墳墓ではないか、と推測されているそうです。

正直、説明板がないとちょっとわからない感じでしたね。。
七観音古墳
もうひとつの陪塚である七観音古墳。こちらはかなり整備されていてわかりやすいです。ミサンザイ古墳の北側にあり、直径32.5メートルの円墳で、5世紀前半の築造と考えられています。
大仙公園の入口にあたり、たぶん植栽も植え直されていてかなりきれいに整備されています。ぱっと見が美しい古墳でした。

七観山古墳(跡地と復元)
もともとあった陪塚ですでに消滅していた古墳を復元したものです。
直径56メートル、二段築成の円墳だったそうです。1952年の土取工事(大仙公園の整備かな?)で消滅してしまいます。
現在は、大仙公園の一部になっており、消滅した古墳と同規模の築山が造られています。

非常に古墳っぽいですが、近代工事で造られた感は否めないですね。
ちなみに墳丘上からの眺めは結構いいです。ミサンザイ古墳の木々が見て取れます。

大仙公園南側の古墳
大仙公園の南側にあるいくつかの古墳も回ってきました。マジでどんだけあるんだよって感じですが喜々として廻ります。
旗塚古墳
大仙公園内にある帆立貝型前方後円墳で、墳丘長57.9メートル、後円部が二段築成、5世紀中頃の築造だそうです。世界遺産に指定されています。
前方部の白い葺石?わかりますかね?


グワショウ坊古墳
こちらも大仙公園内にある古墳で直径61メートルの円墳で百舌鳥古墳群のなかでは2番目の大きさの円墳だそうです。5世紀後半の築造だと考えられています。いまは草木で茫々としていますが、葺石も見つかっており当時は白い建造物だったと思われます。


銭塚古墳
大仙公園からは外れますが、隣接する大阪府立堺支援学校の敷地内にあります。当然学校内なので立ち入れないので外から見るだけ。
墳丘長72メートルの帆立貝型前方後円墳で5世紀中頃の二段築成での築造だそうです。現在は後円部2段目と前方部が削られていて薄い円墳のようにみえます。


やっと大仙公園までたどり着いた感じです。次回はお待ちかね大仙古墳について書くことができると思います。まぁ、陪塚も多いので本墳までたどり着けるのか。
訪問日:2025年9月21日
投稿日:2025年11月21日
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