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「正解を覚えるだけの教育」が閉ざした日本の未来。

この記事を読んであなたが得られるかもしれない利益:やはりピカソの言葉は予言だったのだ、日本の未来に対する警告だった。日本の暗記中心教育こそ、あなたのすぐれた天才と能力を無駄に使い、頭脳を疲弊させついには破壊させたた戦犯だったのだ。えっ?そんなわけない?「あたしは東大出よ、頭が高い!」って?ダメだこりゃ。トップ画はhttps://cblog.benesse.ne.jp/miraika/2022/07/how-to-remember.html

ピカソはいても、ピカソにはなれない日本

「同じ絵は描かない」と言ったピカソ。

この言葉を私は、前のnote記事で申し上げたように、「俺は自らの才能を形式的で意味のない、ただ生きるための糊口をしのぐための社会的妥協になんか使わねえよ」という意味に捉えました。

この解釈のもとに、今日は話を続けますね。

僕はこのピカソの言葉は、日本の暗記教育に対する痛烈な批判ではないかと思っているんですよ。

日本の教育は、過去を覚えさせることばかり、いやもっと有り体に言うと「暗記教育」です。

鎌倉幕府は何年?

高市早苗は何代目の総理?

蟹工船の作者は誰?

という具合で、「クイズ番組かよ!」と言ってやりたくなります。

数学だって暗記です。

円周率はいくつ? 

三角形の面積は底辺×高さ÷2か3かどちらだ?

国語だってそうです。

「小林秀雄は、なぜ『伊豆の踊子』を批判しなかったのか、3択で選べ」
1.川端康成に飯を奢ってもらってたから
2.批判したかったが出版社の圧力に屈した
3.実は読んだことがなかった

いや、この小林秀雄のは、僕の勝手な創作なので、本気にしないでくださいね。

小林秀雄は文壇史上最高の批評家と言われる、昭和を代表する権威です。

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784065137338

言ってみれば、現代の「武智倫太郎」。

しかし、批評の幅と深さではタケチに一日の長、いや100日の長があります。

アカギと税理士を結びつける、知性の広さと深さを満天下に見せつけた武智倫太郎の傑作論考をお楽しみください。↓

なぜ小林秀雄を取り上げたかと言うと、昭和の受験戦争の現代国語には、やたら小林秀雄の文章がでてきて、「なぜ、小林はこう考えたのか、3択で選べ」なんてのがたくさん出てきて、要するに僕らは権威の名のもとに正しいとされる「コバヤシの考え」を覚えさせられるんですよ。

とにかく国語から数学から歴史から、何から何まで「正しい答えを覚えさせられる」これが日本の教育なのです。

というと東大出の「頭のよい」貴女がこう反論することは目に見えています。

「何言ってるの。東大の2次試験は論述問題だよ。暗記なんかじゃ歯がたたないに決まってるでしょ、おバカさんね!」。

いやそうじゃないんですよ。

赤本(解答集)にかいてある模範解答を見て、点の取れる書きぶりを「覚えて」自分の言葉で書くんです。

暗記と変わらないんですよ。

NORIKOさんが提示する「現実」

野呂noteをご覧いただいているNORIKOさんより、こんなコメントを頂き、「わが意を得たり」の思いでいっぱいです。

初めまして。NORIKOと申します。新卒の新人さんが入ってきた時に、業務を教えることが多かったのですが、年々「なるべく間違えないように仕事をしよう」と考える(と予想できる)傾向が強くなっていると感じます。現実は教科書とは違うのですが、教科書に書かれているような方法で解決しようとしてミスにつながるとか、マニュアル通りに作業を行い上手くいかないとそこでつっかえてしまうとか。どうしてそういう行動になったのか、どう考えるのか、質問しながら道筋をたどる。それを繰り返して考える習慣をつける。そういう教育に手間がかかって、実際の業務を教えるより多くの時間を費やしていました。「自分で考える」教育を、是非是非若い世代に行っていただきたいと思っていました。とても興味深いオープンユニバーシティです。今後とも拝見させて頂きたいと思います。

NORIKOの慧眼

ようするに日本の教育は、東大という頂点を目指す「単に正解を覚えるだけ」の教育であり、結果、若者の可能性に満ちた頭脳を壊してきて、それが回り回って30年成長できない結末につながった、ということです。

その頭脳の欠点は、昨今の国際関係で何らのブレイクスルー(突破口)を見つけることさえできない為政者、官僚に見て取れます。

一言で言えばNORIKOさんのおっしゃった「自分で考えて判断できない」ということです。

当然だよ、受け売りだけ教わってきたんだから。

すべては日本の教育が悪いのです、あなたが悪いんじゃない。

東大生は、もちろん僕がステレオタイプとしてあげた「弱者」ばかりじゃないでしょうが、東大はいっても、以下のアタマの人はいくらでもいますよ。

1.議論ができない
2.提案ができない
3.論理的に説明できない
4.論文を書けない
5.武智倫太郎みたいなnote記事を一本も書けない
6.批判ができない
7.英語で相手をやり込められない

でもやっぱり、僕の結論は唯一つ、
「NORIKOに訊け!」です。

野呂 一郎
清和大学教授

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