2025年11月期 第2四半期決算を発表しました
こんにちは、note(5243)IR担当の三浦です。
このたび、当社は2025年11月期 第2四半期の決算発表を行いましたので、その概要をお伝えさせていただきます。
2025年11月期 第2四半期決算ハイライト
2025年11月期 第2四半期の主なポイントは、主力事業の力強い成長に支えられた売上高の拡大と、営業利益の5四半期連続黒字、調整後EBITDAの6四半期連続黒字達成です(調整後EBITDAは上場後最高の数値)。
note事業のGMV増加を背景に、2Qの売上高は1,013百万円(前年同期比+24.9%)、売上総利益も946百万円(前年同期比+24.0%)と好調に拡大しました。

利益面では、調整後EBITDAが33百万円、営業利益が18百万円となり、調整後EBITDAは6四半期連続の黒字、営業利益は5四半期連続での黒字を達成しました。上期(1Qと2Qの累計)の各利益指標を見ると前年同期比で高い増加率となっており、これは売上成長と適切なコストコントロールにより,
収益性の改善に取り組んできた結果の表れであると考えています。

売上成長の背景
売上高の拡大は、主力であるnote事業および法人向けのnote pro事業の力強い成長によるものです。
主力のnote事業における四半期流通総額(GMV)は5,205百万円に達し、はじめて50億円を突破しました。1Q対比でも増加している点が今回の特徴です。主に購読者数が拡大したことによるもので、前年同期比で24.7%増、前四半期からも4.9%の伸長を見せており、継続的な成長を示しています。

note pro事業も有料契約数を順調に拡大しており、前四半期末から49件純増し、865件を記録しました。ユーザーのニーズに応じた新機能やオプションプランの拡充も継続的に実施しており、新規契約の増加・解約率の低下を実現しています。

また、各種事業KPIの状況は以下の通りです。
GMVが20%台半ばの成長率となったことを筆頭に、いずれも20%を超える高い成長率で、順調に増加しています。

なお、上記の数字は2025年5月末時点の数字ですが、会員登録者数については2025年6月に1,000万人を超え、公開コンテンツ数は6,000万件を超えました。
2014年4月にサービスを公開し、8年目で500万人を突破、そこから3年で1,000万人に拡大しており、順調にプラットフォームとして拡大を続けています。

コストの状況について
売上高が前年同期比+24.9%・前四半期比+5.8%に対し、費用は前年同期比+24.9%・前四半期比+4.4%となりました。主な増加要因は、GMVが拡大したことに伴う支払手数料やサービス拡大に伴いサーバー代をはじめとする通信費が拡大したことと、上期に採用が進んだことにより人件費が増加したことです。支払手数料や通信費は、提供事業者と継続的な交渉を行うなど、コストコントロールの取り組みを継続的に行なっています。

人件費については、2025年1月のGoogleとの資本業務提携発表など好調な事業状況を背景に、上期に人材の確保を進めることができたことにより増加しました。ただし、売上高の拡大により吸収され、売上高人件費率は引き続き低下しています。
人員数の推移は下記の通りになりますが、下期は一層厳選した採用を行う方針となっており、上期ほどの人員数の増加は想定しておりません。

今期の業績予想について
上期終了時点での売上高進捗率は49.1%、当期純利益の進捗率は64.5%となっており、お示ししている業績予想に対し順調に進捗している状況です。そのため、2025年11月期の通期連結業績予想は、期初に発表した数字から変更しておりません。

売上高は4,010百万円、売上総利益は3,700百万円、営業利益は60百万円、当期純利益は110百万円を見込んでいます。下期もさらに売上を伸ばして、さまざまな取り組みを一層進捗させていく所存です。

今後の成長戦略と直近の取り組み
当社は中長期的な成長戦略として、noteの資産を活用したエコシステムの拡張というテーマを掲げています。
具体的には、note・note pro・法人向けサービスといった既存サービスをさらに伸ばしながら、これまでnote事業を通じて培ってきたクリエイター・コンテンツ・AI活用などのさまざまな技術を活用して新事業・新サービスを立ち上げ、既存サービスとの相互作用によって事業全体の提供価値を最大化し、さらなる成長へとつなげていきます。

既存事業の成長に加え、noteエコシステムの拡張・新規事業の貢献により、中長期的に売上成長率20%〜30%を実現することを目指しています。

こうした成長イメージに沿ってさまざまな取り組みを推進しており、上期もたくさんの発表をすることができました。主なトピックを取り上げ、ご紹介します。
AI事業者へのデータ提供による新たな収益機会の創出
2025年8月よりnoteの利用規約を改訂し、クリエイターのコンテンツをAI事業者へ提供して、その対価をクリエイターに還元する取り組みを開始することを発表しました。これにより、クリエイターのみなさまに新たな収益機会を提供できるほか、当社にとっても新しい収益機会を創出できる予定です。AI時代におけるクリエイターエコシステムの構築を目指し、現在複数のAI事業者と協議を進めています。

こちらについて、詳しくは以下の記事もご参照ください。
新サイト「noteマネー」のリリース
2025年3月に、金融・投資分野におけるクリエイターの露出と記事による収益機会を拡大するため、金融投資情報に特化した新サイト「noteマネー」をリリースしました。

noteマネーのサイトはこちらからご覧いただけます。
物語投稿サイト「Tales」のリリース
2025年4月に、クリエイターの可能性を広げ、メディアの壁を突破するエンターテイメント作品を世界に送り出すことを目的に、物語投稿サイト「Tales」をオープンしました。

Talesのサイトはこちらからご覧いただけます。
なお、「Tales」をnoteと共同運営している当社子会社Tales & Co.では、メディアやコンテンツ企業と共創したメディアミックスの実現、IPの創出にも取り組んでいます。
会社設立から1年余りですが、注目作品を複数手がけ、メディア等と連携した制作案件も進行しています。

Google Geminiとのコラボコンテスト開催
2025年1月にGoogleとの資本業務提携について発表して以降、事業上の連携に向けてさまざまな協議を進めています。その中のひとつの取り組みとして、6月にはGoogle Geminiとのコラボコンテスト「#AIとやってみた」を開催しています。

資本業務提携発表以降、ご招待いただき当社の経営陣・社員がGoogle I/Oに現地参加したほか、さまざまなディスカッションを定期的に行っている状況です。今後開示すべき事項が発生した際には、改めてお知らせいたします。
そのほか、さまざまな施策を矢継ぎ早に推進してきたFY2025上期。下期もさらなる成長に向けて、引き続き取り組んでまいります!

終わりに
2025年11月期 第2四半期は、GMVの拡大・note pro契約数の拡大を背景に順調に売上成長を実現したと同時に、今後の成長イメージに沿ったさまざまな新しい取り組みを推進することができた、充実した期間となりました。
特に8月からはじまるAI学習による対価還元の取り組みは、クリエイターと当社双方に新しい収益機会を創出できることに加え、noteがAI時代のコンテンツプラットフォームとしてどういった役割を果たそうとしているのかご理解いただく上でも、重要なトピックであると感じています。現在国内外の複数のAI事業者と交渉中です。アップデートがありましたらお知らせさせていただきますので、ぜひ今後の動きにご注目ください。
そして、noteのAI戦略に関心を持ってくださった方は、CEO加藤とCXO深津のインタビュー記事でもご説明していますので、こちらも合わせてお読みいただけますと幸いです。
次回決算発表は、2025年10月上旬を予定しています。引き続き応援よろしくお願いいたします!
各種開示資料はこちら
本日開示いたしました資料は以下になります。
上記資料は、当社IRサイト内「IRライブラリ」に掲載しております。
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