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思考/読書「音楽ビジネス」

 鈴木貴歩さんの著書、「音楽ビジネス」を読みました。


 本書では音楽業界の動向が垣間見られます。

 制作面からは、パソコンなどの電子機器の発達と共に、個人製作がしやすくなったこと。
 試聴面からはインターネットやストリーミングサービスの登場により、音源の個人所有からアクセスへの構造的な変化が書かれています(CDなどの物理媒体からの脱却)。 
 特に音源ファイルの違法ダウンロードから、正規市場への構造的転換も影響が大きいでしょう。

 また動画サイトなどの登場により、大手レーベルに頼っていた面を、アーティストなどの個人が、より配信しやすくなったなどの変化が分かります。
 動画撮影機器は上を見ればきりがありませんが、個人撮影できる手頃なものも販売していますし、音楽録音機器も同様です。

 大手配信サイトなどのストリーミングサービスは、ラインナップ数をより多く揃えているかが重要そうです。
 昔の音楽も聴けますし、再生数と言う形で権利者へ利益分配されます(CDなどは一回販売して終わりですが、ストリーミングは異なります)。


 音楽フェスもより包括的な体験ができるでしょう。
 「日本の5大フェス」と検索頂くと分かりやすいかと。
 様々な取り組みがされ、大型のフェスはその経済効果も大きくなるでしょう。

 AIの登場により、動画や音楽の制作がしやすくなった一方、著作権など諸々の権利に注意が必要です。IPビジネスです。

 古い記事ですが、以前に紹介したソニーグループも大手レーベルの一角です。

 アナログレコードなどの、古い機器への回帰も見られます(CDの数倍したりしますが…)。

 動画と比較しより安価で作成出来る点がありますが、IPビジネスは資産運用としての評価が難しいなぁ、と感じます。

 音楽を聴かない日がないほどなので、ビジネスとしてどのように変化していったかを垣間見るのにも良いかと感じました。

序章 202X年、日本の音楽が世界に響く理由
第1章 新時代のヒットから学ぶ音楽制作の世界
第2章 ストリーミングから学ぶ音楽配信の世界
第3章 TikTokから学ぶ音楽マーケティングの世界
第4章 フェスから学ぶ音楽イベントの世界
第5章 インディーズに学ぶアーティスト育成の世界
第6章 K‒POPから学ぶグローバル化の世界
第7章 カラオケから学ぶIPビジネスの世界
第8章 歴史から学ぶ音楽ビジネスの世界
第9章 AIから学ぶこれからの音楽ビジネスの世界
終章 グローバルスタンダードを取り入れ「世界とつながり、音楽の未来を灯す」
おわりに

目次より抜粋
音楽ビジネス
鈴木貴歩さんの著書
クロスメディア


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