思考/読書/健康「筋肉が全て —健康・不老・メンタル、人生のすべてが変わる唯一の方法」
2026/5/22 「タンパク質」について末尾に追記
ガブリエル・ライオンさん著、御立 英史さん訳の「筋肉が全て —健康・不老・メンタル、人生のすべてが変わる唯一の方法」読みました。
筋肉には「頭脳」「メンタル」「パフォーマンス」から「ストレス」「健康」「不老」まで影響を及ぼす、という強いメッセージです。
筋トレをする方は、一度は目にした方もいるかもしれませんが、「マッスルメモリー(筋肉の記憶)」と言うものがあります。
トレーニングの中断期間、運動不足によって減少した筋肉を、最初に筋肉をつけたときよりも早く取り戻すことができる、と言う概念です。
中断期間がどの程度あると効果が無くなるのか、諸説あるようです。
本書を端的に表現すると、「現代の人は太りすぎではなく、筋肉が不足している」と言う一点に集約されていると感じます。
「座位時間」と言う言葉が出てくるほど、運動量が低下しています。
ダイエットのための食事制限が真っ先に思い浮かぶ人もいるかと思いますが、栄養不足だと、体がエネルギー不足やストレスに陥った際、筋肉のタンパク質をアミノ酸に分解してエネルギー源にする現象が発生します。
筋肉は脂肪よりも重いのですが、基礎代謝向上としての役割を果たしています。
食事からの栄養不足と筋肉の分解で、負のスパイラルに陥ります。
筋肉を運動のためという概念から、「熱の産生や血液循環の補助、代謝の調整など、生命維持に不可欠な多様な役割」を果たしていると強調しています。
筋肉(骨格筋)が、食事をした際の血糖値の急激な上昇(スパイク)を低減していると初めて知りました。
*骨格筋:骨に付着して体を動かす筋肉。自身の意思で動かすことができる随意筋。
タンパク質が重要と指摘しており、高齢になるほど筋合成が鈍くなるため、摂取する量を年齢と共に増やした方が良いと指摘してます。
末尾には、トレーニングプランと食事のプランが載せてあり、また参考文献も豊富に記載されています。
適切な運動習慣と、食事による栄養摂取の重要性を強く説いている本です。
1カ月、3か月後などの目先ではなく、5年後、10年後、その後の長期目線での健康維持のための本です。
INTRODUCTION 筋肉で自分が「根本的」に変わる理由
「簡単なこと」がなぜできない?
「やみくもな運動」は身体にマイナスになる
筋肉は「長寿のために働く臓器」である
Part1│人生は筋肉で決まる
第1章 問題は脂肪ではなかった ── 筋肉は健康のエンジンである
第2章 「筋肉の鎧」をまとえ ── 筋トレで免疫を上げる
第3章 「運動の効果」は複利だ ── あなたが何歳でもすべきことがある
Part2│成功へのロードマップ
第4章 栄養を制する者が人生を制する ── 知識の武器を装備せよ
第5章 タンパク質とは何か? ── それは「ただの栄養」ではない
第6章 炭水化物と脂肪 ── 栄養界のスターの正体
Part3│行動せよ
第7章 筋肉に効く最強の食事 ── タンパク質で自分を変える
第8章 現状把握 ── あなたはいまどこにいるのか?
第9章 筋肉に効く最強の運動 ── 最大の結果をつかむ最小限の方法
第10章 あなたのターンだ ── 未来の舵を取れ
付録 食事プランとレシピ
付録 トレーニング・プログラム
筋肉が全て ―健康・不老・メンタル、人生のすべてが変わる唯一の方法
ガブリエル・ライオン 著 / 御立英史 訳
ダイヤモンド社
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栄養バランスが考えられている本の記事。
タンパク質
