513.なんと、売り込みお断りのお手紙の宝の山 後編【出版論⑭】

なんと、売り込みお断りのお手紙の宝の山


確かに、人生ってそんなに甘いものではない。
しかし、月に2か所から3か所の売り込みを続けて、7日以内に返事がない場合、またはお断りが出た場合、次に移るようにした。
月に3か所売り込んだとしたら、1年で36か所。36の出版社となる。
私の場合、3冊同時にそのジャンルに合った出版社への売り込みですから、月に最低は3倍の9か所の売り込みとなった。
なんと、年間にすると、106回の売り込みと、106社の出版社への売り込みとなる。
でも、余程でない限り、必ず返事をくれている。なんとありがたいことだろう。私は没になっても落ち込んだりしない。それは、このシリーズで私の先生のアドバイスを忘れてはいないからだ。
「この出版社、あの出版社、10社、20社断られたって、まだあと80社ある、探せば1000社、10,000社ある。全部が駄目なら諦めなさい(笑)。」
そう、いつの日か必ず出会いがあるに違いない...。

こうして、毎週、毎月、お断り文が届く。
実は、がっかりすることなどなく、お断りのお手紙が来るたびに嬉しくなるという不思議感。それは、一応、読んでくれていることと、丁重なお断り文だが、「悪い部分」「良い部分」の助言もある。
さらに、売れるか?売れないか?という検討もしてある。
もちろん、売れない、リスクが心配という部分も理解できる。
ましてや、今も出版不況。本が売れない時代。
だけど、それでも本を売らなければ生きていけない出版業界。
彼らの必死さも感じることができる。

さらに、嬉しいことは、その出版社の編集担当者名が必ず記載されていること。そして、「次回なにかありましたらお送りください...」という門とを開いていること。
他にもかなりの売り込みがあるということを感じている。
そして、無名の著者を大切にしている感じがした。
確かに、現在の有名な作家さんたちはみんな最初は無名。
そして、ヒットを飛ばせば他の条件の良い出版社に移りゆく。
だから、新人発掘も常に出版社の生命線でもあるからだ。
こうして、私の顧客リストが次々と増えていく。
次の作品を売り込むときは直接話ができる。直接談判できる。こうして、やがて私に次々と出版社さんの仲間が増えていった。(財産です)

そして、私は気持ちのこもったお断り文の方々を選んで、一度断られても次の本の原稿ができるたびにこの方たちに送るようになりました。そして、「出版ご検討のお願い」から、「貴社のご助言をいただきたい...」という新バージョンの売り込みも始めるようになりました。そして、さらに念願の編集者、編集長に会えるようになっていったのです。出版の実情や生の声。大変さや面白さまで学ばせていただくのです。
さて、私の3冊の行方を次回からお伝えします。正直、未経験、未体験、初体験ばかりの出版の世界。なんと1冊が出るまでに色んな困難が待ち構えていたのです。
それは、ようやく出版が決定して契約した初めての本の原稿データが消えてしまったのです....。
えっ?本が発行できない...。契約違反?だって?間に合わない?どうすればいいの?途方にくれました....。
次回に続く~

※さて、毎回、過去作品ですが。「noteと著作権・noteの著作権」として、お役に立ちますよう5作品ずつご紹介いたします。もうすぐ600作品超えてしまうとバックナンバーから消えてしまいますので、(自分の「記事」には残ります)消える前に5作品ずつ掲載することにしました。その後は過去記事のバックナンバーマガジンを作成して保存します。それまでお時間がありましたら「著作権の基本編」をお読みください。みなさまのお役に立てば幸いです。(※実際に確認したい場合は、800~1000作品投稿している方のnoteをご確認ください。)

ラインスタンプ新作登場~

※本内容は、シリーズ「noteの世界」というテーマで著作権等を交えて解説、感想及びnoteの素晴らしさをお伝えしていく予定です。
私たちの著作権協会は市民を中心としたボランティア団体です。主な活動は出版と講演会活動を中心として全国の都道府県、市町村の「著作権・肖像権・SNS等を中心」にお伝えし続けています。皆様から頂いた問題点や質問事項そのものが全国で困っている問題でもあり、現場の声、現場の問題点をテーマに取り上げて活動しています。
それらのテーマの一部がこのnoteにしているものです。ぜひ、楽しみながらお読みください。
noteの世界は優れたアーティストの世界です。創作した人たちにはわからないかも知れませんが、それを読む人、見る人、聴く人たちがリアルに反応してくれる場所です。もし、本格的なプロの方々が参入してもこの凄さには勝てないかもしれません。プロもマネのできないnoteの世界。これからも楽しみにして皆様のnoteを読み続けています。
私たち著作権協会では専門的なことはその方々にお任せして、さらに大切な思いをお伝えします。
本内容は、全国の都道府県、市町村、学校、NPО団体、中小企業、noteの皆様、クリエイター、個人の方々を対象としているものです。また、全国の職員研修での講演先のみなさまにもおすすめしています。
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