熱中症は体の中で”やけど”が起きている状態⁉️
「熱中症は”火傷”です。」
そう聞くと、
「え?火傷って皮膚が焼けることでしょ?」
と思いませんか?
実は、私も看護師になるまではそう思っていました。そんな話を今日はしてきます🍎
熱中症ってどんな病気?
熱中症は、水分が足りなくなる病気。
汗をかく病気。
そんなイメージしかありませんでした。
でも、医療現場で教わったある説明を聞いて、見方がガラッと変わったんです。
「熱中症は、体の内側でやけどのようなことが起きている状態なんだよ。」
もちろん、皮膚が焼ける”火傷”とは違います。
でも高くなりすぎた体温によって、体の細胞や臓器は少しずつダメージを受けていきます。

だから重症になると、
意識がなくなる
けいれんを起こす
腎臓や肝臓などの臓器が傷つく
ということが起こるのです。
では、なぜここまで危険な状態になるのでしょうか?
実は、その答えは**私たちの体の中にある「タンパク質」**が関係しています。
タンパク質が壊れるってどういうこと?
私たちの体は、水分だけでできているわけではありません。
筋肉も、心臓も、脳も、内臓も。
その働きを支えているのは「タンパク質」です。
そして、このタンパク質には弱点があります。
熱に弱いということです。
一番イメージしやすい卵で例えてみますね。
透明だった卵白をフライパンで焼くと、白く固まりますよね?
あれは、熱によってタンパク質の形が変わってしまった状態です。
もちろん、人間の体が卵のように固まるわけではありません。
でも、高すぎる体温になると、体の中でも同じようにタンパク質や細胞がダメージを受け始めます。
その結果、体は正常に働けなくなっていきます。
「暑い」だけでは終わらない理由
熱中症が怖いのは、「暑い」ことではありません。
体温が上がりすぎることで、脳や心臓、腎臓、肝臓など、命を守る臓器まで影響を受けてしまうことです。
例えば、
呼びかけに反応しなくなる
ろれつが回らなくなる
真っすぐ歩けなくなる
けいれんを起こす
こうした症状は、「少し休めば大丈夫」というレベルではありません。
救急車を呼ぶことも考えなければいけないサインです。

水を飲めば大丈夫…ではない
「熱中症になったら、水を飲めばいい。」
そう思っている人も多いかもしれません。
もちろん、水分補給はとても大切です。
でも体温が高いままでは、それだけでは足りません。
熱中症で一番急ぐべきなのは、体を冷やすことです。
涼しい場所へ移動する。
エアコンをつける。
首や脇の下、足の付け根など、太い血管が通る場所を冷やす。
救急の現場でも、「どれだけ早く体温を下げられるか」が重要になります。
「まだ大丈夫」が一番危ない
熱中症は、ある日突然なる病気ではありません。
最初は、
「ちょっと疲れたな。」
「少し頭が痛いかも。」
そんな小さなサインから始まることもあります。
でも、その「まだ大丈夫」が続くと、体温はさらに上がり、体の中ではダメージが進んでいきます。
だからこそ、
「少しおかしい」と思った時点で休むこと。
これが、自分の命を守る一番大切な行動です。
子供やワンちゃんの方が辛い場合も⁉️
ちなみに、道路の照り返しによる熱中症を起こす方もいます。それは身長の低い子供や外を散歩しているワンちゃんなどです。
大人が普段外を歩いた暑いと言う感じる以上に、子供や犬は暑さを感じているため、より熱中症になりやすいリスクが高くなっております。今様々なグッズがあるのでそういうのも確認してみるのがいいかもしれません。
冷え冷えキッズとして、個人的には水を入れて霧吹き状になるファンや、水で濡らして振り回すと冷えるタオルなどがオススメです🍎
最後に
私は看護師として働く中で、「熱中症を甘く見てはいけない」と何度も教えられてきました。
熱中症は、単なる暑さではありません。
体の中で、細胞や臓器が高熱によって傷ついていく状態です。
なので、一度なると毎年なってしまう方もいます。
だから、
「気合いで乗り切る」
「もう少し頑張ろう」
は危険です。
今年の夏はぜひ「水分補給」だけでなく、
体温を上げすぎないことも意識して過ごしてください。
その少しの行動が、自分や大切な人の命を守ることにつながるかもしれません。熱中症は予防できる病気です!しっかり対策して夏を過ごしましょう★

ではまた★
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