はじめての方へ|「ビジ哲」とはどんなマガジンか
このページに来てくれてありがとうございます。 「ビジ哲」は、ビジネスと哲学を掛け合わせた、ちょっと変わった連載記事です。 まず、どんな記事か、3分で説明させてください。
「ビジ哲」が生まれたわけ
仕事をしていると、こんな瞬間があります。
「なんでこのルールがあるんだろう」 「正論を言っているのに、なぜか通らない」 「上司と話が噛み合わない。でも、何がズレているのかわからない」 「がんばっているのに、評価されない気がする」
これらは、仕事の「やり方」の問題ではないことが多いです。 仕事の「見方」の問題です。
ビジ哲は、哲学の言葉を使って、この「見方」を少しずつ更新していくマガジンです。
難しい哲学書を読む必要はありません。職場でよく起きる場面を入り口に、一緒に考えていきます。
どんな人に読んでほしいか
こんな方に、特に届けたいと思っています。
チームを率いるリーダー・中間管理職の方。
メンバーとのコミュニケーション、評価、組織の空気——日々の判断に哲学的な視点を加えることで、見えていなかったものが見えてくることがあります。
「なぜ?」と問いたいけど、問えない環境にいる方。
職場の「当たり前」に違和感を持ちながら、うまく言語化できない——そういう感覚を持つ方の、言葉を探す手助けになりたいと思っています。
哲学に興味はあるけど、難しそうで踏み出せない方。
ビジ哲では、哲学の概念を必ずビジネスの具体的な場面に翻訳しています。専門知識は一切不要です。
登場人物の紹介
ビジ哲では、二人の対話を通じてテーマを深めていきます。
玲子——経験豊富なビジネスパーソン。哲学的な視点を持ち、問いを立てるのが得意。答えを教えるのではなく、一緒に考えることを大切にしている。
恵美——チームリーダーとして日々奮闘する中堅社員。素直で誠実だが、職場の「当たり前」に少しずつ疑問を持ち始めている。
恵美の疑問や気づきは、多くの読者が感じていることを代弁しています。玲子と恵美のやりとりを通じて、あなた自身の問いを見つけてもらえたら嬉しいです。
これまでのシリーズ
ビジ哲は、一つのテーマ・一組の登場人物で、24話(+有料まとめ)を描き切る連載形式を取っています。これまでに、2つのシリーズが完結しました。
📘 フーコー編:あなたの「常識」は誰が決めたのか(全24回+有料まとめ・完結)
フランスの哲学者ミシェル・フーコーが提唱した「エピステーメー」という概念を軸に、ビジネスの現場にひそむ「当たり前」を問い直した連載です。組織のルール、ほうれんそう、1on1、心理的安全性——善意から生まれたはずの制度が、どのように権力として機能しているかを読み解きました。
👉 #1「あなたの『常識』は誰が決めたのか?」
📗 ニーチェ編:強く、たくましく。自分超克の物語(全24回+有料まとめ・完結)
ニーチェの思想——畜群道徳、力への意志、超人、永劫回帰、アモール・ファティ——を軸に、「ビジネスの現場で本当の強さとは何か」を問い直した連載です。東西30人近い哲学者たちの言葉を借りながら、目覚め・葛藤・変容・超克という4つのフェーズで、一人の若手社員の半年間の変化を描きました。
👉 #1「みんなそうしてる」——その言葉に、あなたは何回従ってきたか?
現在連載中のシリーズ
📙 再生編:論理と経験が会社を救う — デカルトとヒュームが出会う現場(全30回・連載開始)
3期連続赤字で外部ファンドが介入した中堅製造業「田中製作所」を舞台にした、企業再生(ターンアラウンド)の物語です。
これまでの2シリーズとは形式を変え、対話形式ではなく、群像劇として展開します。
論理と数字を武器にするコンサルタント側——
大陸合理論(デカルト、スピノザ、ライプニッツ)を体現する、戦略コンサル出身の三島剛。
現場の経験と勘を武器にする既存社員側——
イギリス経験論(ロック、ヒューム、バークリー)を体現する、現場叩き上げの製造部長・野村誠。
両者の間で板挟みになる架け橋役——
カントの批判哲学を体現する、社長室長の沖田麻衣。
「数字が全てだ」と「現場を見ろ」がぶつかり合うところから始まり、衝突(#1〜#8)、転換(#9〜#16)、統合(#17〜#24)という3部構成を経て、最終的に「合理論と経験論、どちらも正しかった」というカント的な統合にたどり着く物語です。全24回は無料で、その後、実践ワークシートや登場人物の内省を収録した有料マガジン(全6回)も予定しています。
新しい記事は公開され次第、こちらでもお知らせします。
ビジ哲全体を通しての注意書き
各シリーズとも、対比をわかりやすくするために、登場人物や職種にあえて偏った特徴を持たせています。実際には、感情を大切にするコンサルタントもいれば、論理的思考に長けた現場のプロフェッショナルも数多くいます。それぞれの立場を単純化して描くことは、特定の職種や立場を批判する意図では一切ありません。あくまで、哲学的な対立構造を体験していただくための設定です。
また、登場する哲学者たちは、原典の学術的な再現ではなく、その思想の核心を借りて描いた翻案上の人物です。語られる言葉は、思想の応用ではなく、物語的解釈だとご理解ください。
登場人物・企業は、実在の個人・団体とは関係のない、すべて架空のものです。
更新について
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