エアコン代が怖い夏。家電を「見える化」して、つけっぱなしの罪悪感と折り合った話(AIと暮らす5)
猛暑で一日中エアコンをつけていると、心のどこかで電気代のメーターが回っている気がして落ち着きません。かといって、赤ちゃんがいる部屋で我慢するのは違う。この夏、家電の「見える化」でその折り合いをつけた話です。
背景
以前、「家の見える化」の記事で、スマートリモコンを使って家電を離れた場所から操作できるようにした話を書きました。抱っこしたままエアコンを消さずに済む、という便利さが目当てでした。
https://note.com/noteshirokuma/n/n9ddad40b1504
それが今年の夏は、別の役に立ちました。連日の猛暑でエアコンをつけっぱなしにする時間が増え、「これ、電気代どうなってるんだろう」という不安が出てきたからです。乳児がいる家庭では暑さの我慢がそのままリスクになるので、消すわけにはいかない。でも数字が見えないと、なんとなく罪悪感だけが積もっていきます。
実際にやったこと
やったのは、使っている電力量をなるべく「数字」で見えるようにすることでした。
スマートリモコンや対応家電のアプリで、エアコンの稼働状況を確認する
電力会社のマイページで、日ごと・時間帯ごとの使用量を見る
「見える化」した数字を、AIに貼り付けて意味を整理してもらう
最後のAIの使い方は補足すると、細かい数字の羅列を「先月と比べてどのくらい増えたのか」「どの時間帯が多いのか」と、こちらが理解できる言葉に翻訳してもらう、という程度の使い方です。省エネの一般的な工夫(設定温度、フィルター掃除、扇風機の併用など)も、資源エネルギー庁のような公的な情報源をもとに整理してもらいました。判断は自分でしますが、情報を並べ替えてもらうだけでもだいぶ頭が整理されます。
数字が見えてわかったのは、思っていたほど「つけっぱなし」が高くつくわけではない、ということでした。こまめに消してまた冷やし直すより、一定の温度で保つほうが結果的に落ち着く場合もあるようです。
我慢すべき? それとも使うべき? 数字を見たら答えが出た
いちばんの変化は、罪悪感で判断するのをやめて、数字で判断できるようになったことです。
「なんとなく高そう」で我慢すると、暑さのリスクだけが残る
実際の使用量が見えると、「この使い方なら許容範囲」と線が引ける
見えると、無理なく減らせるところ(待機電力や使っていない部屋)にも気づく
つまり、見える化は「節約のため」というより、安心してエアコンを使うためのものでした。数字の裏づけがあると、必要なところにはためらわず使えます。
同じ状況の人へ
「電気代が怖くてエアコンを我慢しがち」という人がいたら、まず使用量を数字で見てみるのをおすすめします。電力会社のマイページを見るだけでも、だいぶ気持ちが変わります。我慢するかどうかを気分ではなく数字で決められると、暑い夏でも少し楽になります。
なお、AIに任せるのはあくまで数字の整理までで、健康や安全に直結する判断(何度に設定するか、体調をどう見るか)は自分と、必要なら専門家に、というのは以前書いた線引きのとおりです。
次に試すこと
使っていない家電の待機電力も、少しずつ見える化していこうと思っています。ひとつ数字が見えると、次に見たいところが出てくるので、無理のない範囲で広げていくつもりです。
みなさんは夏の電気代、どう折り合いをつけていますか。「これで安心して使えるようになった」という工夫があれば、コメントで教えてもらえたらうれしいです。
参考
資源エネルギー庁(省エネポータル) https://www.enecho.meti.go.jp/
▼前回の記事(AIと暮らす4)
https://note.com/noteshirokuma/n/nf59e09e6373d
育児中のITエンジニア会社員。育休を、家族と学びを積み上げる期間にできるか実験中です。
