52.どんな光の中で自分を見るか、今までと変えていく
視点、視座、視野、フィルターなどと呼ぶものの違いで、同じものごとでも見え方が変わるのは、かなり多くの人が理解しているし、私も理解しているつもりです。
だけど、特に自分自身を眺めるとき、見方を変えようとしてこなかったなと気づいた話しです。
これまで、人からほめられても嬉しくない私がいたのですが、今後は少しずつ変わっていくのかもしれません。
見方で不安が消えてハッとしました
私はハンドメイドの作業が好きで、自分の服やバッグを縫い続けています。
これに関しては、
技術が未熟でも、難しいことができなくても、専門的な深い知識がなくても、やりたいからやってしまおう!
という勢いで勝手に体が動き、かれこれ10年以上縫い続けています。
自分で縫ったものを着たり使ったりするのは楽しくて、リメイクもするようになり、家族の注文にこたえてバッグを縫い、使ってもらってもいます。
そんな私が、最近ふと不安になりました。
昔自分で購入した小紋の着物を、数年前にとてもシンプルな洋服にリメイクして、気に入って着ています。
その残りの生地で、バッグを縫おうと決めて作業を始めました。
ところが、なんだか不安がわき上がってきたんです。
おや?この小紋、きれいじゃないな。
合わせて使おうとしている別の生地との相性も微妙だな。
これでいいんだろうか。
何度も何度も見返しては、不安が募るばかり。
ところが翌朝のことです。
晴れた朝でしたので、自然光で充分部屋の中が明るくて、そんな中で小紋の生地を見て驚きました。
きれいだ!しかもあの生地との組み合わせも、とってもいい!
今度は、何度見てもきれいなんです(笑)
なので、よし、コレで行こう!と、自分にGOサインを出しました。
昨夜とは光が違っていた
前の晩は、部屋の電気もつけず、手元の電気スタンドの明かりだけで眺めていたんです。
全体的に暗くぼやけて見えていたんでしょうね。
それに気づいてハッとしました。
私は自分にこんな光を当てていた
もともとネガティブに大きく傾く傾向があると、自分のことをわかっていたはずです。
それなのに、自分自身を眺めるとき、そのまぶしいほどの(いや、なんか表現が違う気がしますが)強いネガティブな光を当てたまま、自分を見ていたのかなと、思いました。
特にここ最近は、若干疲労モードだったようで、諸々気力がなくちょっと困った状態だったのです。
ですから、さらにネガティブの光は強度を増していたと思います。
「私にはできない」「私の選択は間違い」「私にはセンスがない」といった、光をずっと当て続けていました。
視点が変わると見え方が変わるとか、俯瞰して見ることが大切だとか、頭の中ではお経のように唱え続けていたのに、
自身に関しては、それができていなかったのです。
まあ、それも仕方のないことでもあります。
私のこころに響かないほめことば
★あなたは能力が高いから〇▽◇※▲□.…
と言われて、一瞬喜びかけても直ぐに一気に自分で蹴落とします。
何を根拠にそんなことを言っているんだ?
おだててなにをさせようって言うんだ?
と、非常にひねくれた私がここぞとばかりに、頭の中で暴れ始めます。
★あなたは頼りになるから。頼りにしているから。
と、言われても、全く心に響いてきませんでした。
逆に、頼らないで!と、拒絶したがる私が頭の中に登場します。
★あなたはリーダーシップがとれる。だからあなたがリーダーになりなさい。
と言われると、
奥で眠っていた、荒くれ怪獣が頭の中で暴れ始めます。
は?なぜ私なんだ?
私の気持ちは確認しないのか?
勝手に決めつけるな!!
などなど、頭の中で思い切り暴言を吐き続けます。
どうしてこんな風なのか、様々な過去の記憶から思い当たることはあります。
そして、私のこころの奥からずっと続いていた叫びも聞こえます。
私はもう何も背負いたくない。
やりたくないことを我慢してやり続けると、私が壊れる。
押し付けられたくない。
勝手なことばかり言われっぱなしになりたくない。
と、ここまでにしておきます。
これからは、どんな光を自分に当てていくのか
何十年という積み重ねの中で、私が作り上げてきた思い込み、思考の癖というものは、簡単に消えるものではありません。
押し込めて味わい切ってない感情がまだ残っていることも、自覚しています。
やるべきことは、強引に思考を修正することではありません。
それは、逆効果にしかならないと、身をもってわかっていますので。
これからは、もっとあたたかく明るい光を、自分自身に当てていくだけです。
北風の力ではどうにもならなかったのだから、今度は私の中の太陽を私に当てる番です。
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