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28.私は無気力な人間じゃなかったと実感した

私は自分のことを子どもの頃から、無気力な人間だと思ってきました。でも、どうやらそうじゃなかったと気づいたお話しです。

いったい自分はどんな人間だと気づいたの?

作業することが好きで、どちらかというとずっと動き続けたい人なんだと気づきました。

それは、パッチワークのような縫うことやパソコン操作だけじゃなかったんです。仕事も家事も何もかも、本心からこまめに動きたかったんだと実感しました。

去年の夏ころからハッキリと自覚できたのが、体調の良さです。その後の私は、動きたくて動いたし、やりたいことが頭にどんどん浮かんできます。

最近更に自覚したのは、朝からの私の動き方の違いです。かつてあんなに悩まされてきた気怠さはどこへいったのやら。朝からテキパキ動けることに驚いています。

ずっと抱えてきた無気力はなんだったの?

個人差はあるものの、人は基本的には動くことが好きなんだと思うんです。赤ちゃんや小さな子どもがじっとしていられないように。

だけど無気力におそわれるのは、それなりに理由があると思っています。理由は複数あって、そのひとつひとつに向き合っていくだけなんですね。

私の無気力の原因は、これでした。

1.本心を抑え込んで我慢ばかりしていたこと

子どもの頃から、母親に逆らえず怒られるのが怖くてずっと、従順な子どもでいました。私の役割は我慢することで、小学生の頃から「生きるということは辛いこと」なんて考えていたくらいですからね。

何しろ、自分の気持ちのまま行動するとその怒りに触れるので、本心を隠し周囲の人の顔色をうかがう癖がついていました。

自分のやりたいことをどんどん抑え込んでいくのだから、気力なんて出るわけないんです。だって私は、やりたいことは抑え込んで、やりたくないことをやらなければならない日々を送ることを選択していたのですから。

2.体調が悪い。何かの病気がかくれていることもあった

うつ病に向かってまっしぐらだった頃は、責任感だけで気力を振り絞っていましたが、あるとき緊張の糸が切れたらもう、気力の貯金は0でした。

うつ病の症状がかなりつらかった頃の無気力さは、生きるエネルギーの電池切れのような感覚でしたね。

私が抱えている橋本病は、元気ホルモンと言われる甲状腺ホルモンが不足してしまうので、症状の一つに「無気力」があります。

薬を飲んで血中の甲状腺ホルモン値が安定していたって、自律神経が不安定だったり、ストレスや疲労がたまったりと、体調が悪くなる要素が多々ありました。体調が悪ければそもそも気力なんて出ないんです。これ、当然でした。だって実際に動いてくれるのはからだなんですから。

昨年の今頃は、わけのわからない無気力さに悩まされていました。臓器のひとつが慢性的に炎症を起こしている状態だったのです。それが解消されて以降、きれいさっぱりその影響はなくなりました。

3.動いて疲労が大きくなることを、身体が恐れていた

この20年ほど、何度も繰り返してきたんです。ちょっと動けるようになると嬉しくて張り切って動き続け、疲労が大きくなって具合が悪くなることを。

それに、頑張らなければならないという考え方がまだまだ残っていたから、必要のない無理をすることもよくありました。

こんなことを繰り返していれば、動くことが怖くなるんです。なので体がストップをかけます。あちらこちらに不具合を起こすこともありました。

首に痛みがあるときヒーリングをしてくれた人がいて、その人に私の体の声が聞こえたそうです。私の事情をよく知らない人だったのですが、身体からのメッセージはこうでした。

このくらいがちょうどいいんだ。そうでないと無理をし過ぎるから。

これを教えてもらった私は、心当たりがありすぎて爆笑してしまいました。(いや、反省すべきなのですが)

私はただ自分の抱えている課題と、向き合うしかありませんでした。

現在はどんな状態なの?

数年前から、夜の睡眠時間確保は最優先。疲れたら迷わず休むし、気付いたときには疲れていなくても休憩したり、少しずつストレッチしたりしてます。

食事は勿論気を付けています。夫との会話も普段から、食事のバランスについてあえて話題にしてます。すると、夫も意識してくれるようになりました。

私自身が、家族に対する無駄な遠慮をやめたんです。私の体調が悪くて動けない時、夫に食事の支度をしてもらうのだから文句を言ってはいけないなんていう思い込みがあったんですよ。そういうのはもうやめました。

そしたら、動いていくことに対して、からだが抵抗しなくなりました。嬉しいですけど、決して張り切ることなく、淡々と日常やることをこなすようにしています。

現在は、私の活動量は増えたものの、体調のよい状態が維持できています。

あれやこれやと家事やちょっとした仕事を、体調良くこなしていかれるので全てが好循環に変わってきた気がします。だから好調を維持していくことが、今年のひとつの目標なんです。


こころとからだは繋がっています。どちらかがバランスを崩せばもう一方もその影響を受けてしまいます。
だから、どちらも大切に整えていくのみですね。

こうやって、自分の心身を大切にしていくことは、私の家族を大切にしてくことにも繋がっています。だって、家族のために動くことができるんですから。

こんな感覚はいつ以来でしょうか。過去に味わった記憶がありません。今は、体調の良さや動ける喜びを味わえています。諸々向き合い続けてきてよかったです。支えてくれている家族には感謝しかありません。


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