42.出てくる感情や思考を眺め続けたその先にあったのは、意識の変化だった
師から学んだ方法で、出てくる感情や思考を眺め続けて何年もたった今、あきらかな違いを感じています。
というか、生活も変わりました。
そんなお話しです。
意識の向く方向が変わった
私の意識の向く先は、今と近い未来が圧倒的に多くなりました。
過去はどうだったのかというと、過去の辛い記憶が何度もよみがえるたび、その頃の私へと意識は向いていました。
いかに辛かったか、どんなに苦しかったか、そんなことばかり考えては、あの頃置き去りにしてきた感情を何度も味わっていました。
今は、今やっていることやこれからやることを、あれこれ考えることの方を自然と選んでいるようです。
過去の経験を思いおこす時間が圧倒的に少なく、興味が薄れてしまっているのでした。
意識の向き先が代わったら生活も変わっていた
私の意識が変わるにつれ、体調がよくなりました。
その体調のよさが前提にあると、何かをやってみようという気持ちが自然とわいてくるんです。
体調不良に悩まされていたころは、気力は失せるばかりで、新しいことなんてできる気がしませんでしたし、おっくうでした。
体調が悪いと、「どうせできない」という気持ちがデフォルトになっていた気がします。
今は、「とりあえずやってみよう」になってます。
少しばかりでも成果が実感できると、更にまた何かやってみようとなるから面白いですね。好循環へとシフトしていくようです。
今はそしてまたひとつ、やることを増やしてみようとしているのでした。
つまり
師から学んだ方法で思考や感情を眺め続けるうち
チャレンジすることを楽しめる自分
になっていました。
どうしてこんな風に変われたのだろうか
自己肯定感が低く、私が自己否定や自分責めばかりやってきたことは、事実です。
師から学んだのは、自己肯定感を高めなさいということではありませんでした。
良いも悪いも全て、既存の価値観や基準による評価・判断を手放すだけでした。
それは、肯定しようとするのでもなく、否定したことを責めるでもなく、何が出てこようが、その感情も思考も、こう感じたんだな、こう思ったんだなと、認めることだけでした。
何かを手放そうとするわけでもなく、こうしなければならないという思考で自分を縛るのでもなく進めていきました。
その継続が、私の精神をがんじがらめにしていた鎖を少しずつ解く結果になりました。
すると
こころが、ゆったりとした落ち着きをとりもどし、
くつろいだ感覚を味わい、
かつてのように自分に何かを強いることもなくなり、
今までは知らなかったような、リラックスした状態になっていたのでした。
どうでもよくなってきているものがある
機能不全家族で育ってきたらしいという現実も
うつ病で何年も悩まされていた辛さも
言いたいことが言えず、後悔ばかりしていた記憶も
母親の人生の愚痴のごみ箱になっていたあの頃の状態も
誰かの価値観をおしつけられる息苦しさや理不尽さも
常に緊張していて力んでいることにさえ気づいていなかった状況も
私が我慢すればいんだということなかれ主義も
その他あれもこれも抱え込んでいた恐れや不安も
そんな経験とともにたまっていった怒りの感情も
今は、どうでもよくなっています。
それより
今やっていることをやり
これをやってみようと思ったことに手をつけ
この体調のよさを維持しながら
今を生きていく
それが喜びであり楽しみです。
家族と囲む夕飯の食卓や
晴れた日の朝の空気を吸いながら洗濯物を干すことや
何年かぶりにひいた風邪の咳がまだ出ていることや
悲鳴とともに落とした食器が割れてしまったこと
などなど
日々のたわいのない瞬間瞬間に、生きているという実感があり、幸せを感じ、夜には眠れて朝には目が覚める
そいういう一見、何がどうということもないようなことで
ああ、私は私の人生を生きているんだなと感じられることに感謝がわきます。
誰かの期待に無理に応えようとする必要もなく
こころに問うのは、それをやりたいのかやりたくないのかということ。
ひとりでくつろいでいるとき、ふとした瞬間に流れる涙も
かつては苦しさや悲しさの涙
今は、こころの奥からじわっとあふれる幸せと感謝の涙。
こんな感覚があるとは知りませんでしたから、こんな意識になるということを予想するなんてできませんでした。
ということでこの2025年2月現在の私は
あきらかに、昨年までとは違う時間を過ごしているし、これからもそういう日々になりそうです。
時間をかける何かが増えたということは
それまでやっていた何かにかける時間が減るということ。
減ったのは睡眠時間ではなくて
過去の記憶をなぞることでした。
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