「好き」はコミュニケーションの最強の味方|就活中の大学生と話して考えたこと
こんにちは、キャリア・コミュニケーション応援団のアールです。
私は顧客満足を専門とした研修講師を主軸に、
キャリアコンサルタントの資格を活かして、大学や社会人のキャリア支援も行っています。
就職活動や、職場・日常での人間関係など、どの場面においても、コミュニケーションで大切なことには共通点があります。
今回は、そんなコミュニケーションを円滑にするための大切なポイントについて書きたいと思います。
就活生の面接がうまくいきそうな兆候
先日、大学で学生と一緒にエントリーシートを検討していた時のことです。
企業の理念や事業内容、事業の特徴、求める人物像などを一緒に読み込みながら、
「この事業にこんな方針で取り組むってことは、社会にこんな価値を生み出していきたいって考えがあるんだろうね」
「この考え方は、Aさんのこういう面と通じてない?」
そんなふうに対話をしながら、企業の考え方と、その学生自身の価値観や経験との接点を探していました。
すると、学生がこんなことを言いました。
「なんか調べていたら、この企業のこと、どんどん好きになる」
そして
「アールさんと一緒に企業研究をしてエントリーシートを仕上げていたら、毎回ここが第一志望だって気持ちになる」
とも言っていました。
その言葉を聞いて、私は「それって、すごくいいことだな」と思いました。
なぜかというと、コミュニケーションにおいて、相手への好意的な目線が土台にあることは、大きな力になるからです。

「イヤな感じ」と思う人の対話で気をつけていたこと
私は研修講師になる前、話す仕事に長く携わってきました。
その中でも、ホテルウェディングの司会者として、多くの新郎新婦やご家族と関わってきました。
結婚式は人生の大切な一日で期待値も大きい。
でも突然のイレギュラーなことも起こりやすいものです。
だからこそ、誰よりも信頼してもらえる関係性づくりが大切なのです。
ですが、たくさんの方と出会っていると、時折
「なんか、この人イヤな感じだな」
と思う人を担当することもありました。
そんな時に自分にかける言葉があります。
「この人にも、この人のことを大切に思う人がいる。その人から見れば、私の方こそ、まだこの人の良いところを理解できていないんだろうな」
そう考えると、
「あなたの良いところを知りたい!」
という気持ちで、相手に興味を持って関わることができました。
時には、最後まで、
「やっぱり私には理解できなかった…」
となることもあります(笑)
それでも、
「この人の良いところを知りたい」
その気持ちが、相手と肯定的に向き合い続ける原動力になるのです。
相手を無理に好きになる必要はありません。
でも、「まだ知らないだけかもしれない」「もっと知りたい」と相手に関心を向けることは、
自分自身の相手への見方や関わり方を変えてくれるのです。
就活や日常のコミュニケーションへの効果
相手を好きになること。
そこまで、まだいかなくても、相手に関心を持つこと。
就職活動では、それが熱意となって表れます。
だからこそ、面接での伝える力も高まるのです。
企業の良いところをただ丸暗記するのではなく、
自分にとって「ここが好きだ!」の発見と、
その理由を言語化するプロセスで、
相手への好意や関心はさらに高まっていきます。
日常では、それが歩み寄りの一歩になります。
コミュニケーションは、どちらか一方の努力というより、お互いの歩み寄りが必要だと思います。
そのためには、目の前の言動に囚われず、肯定的な意図を見つけることが関係を変える一歩になることも多いのです。
小さなあとがき
仕事の中で「この人の良いところを知りたい」と意識することには、もう一つ良いところがあります。
ちょっとムカッとすることがあっても、
「もしかしたら、私がまだ知らないだけかも?」
「この人の良いところは、どこにあるんだろう?」
と考えている間に、少しずつ冷静になれることです。
同じ腹立たしい出来事でも、感情的になっている時より、冷静に捉えることで、課題解決の道筋も見えやすくなります。
ただし、冷静になったからといって、相手を理詰めで追い込まないように気をつけないとですね(笑)
今回も最後まで読んでくださってありがとうございます。
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