公認心理師試験オリジナル問題集1日5問対策❗️【4日目】
第4セット(問16〜20)
分野:公認心理師法・倫理/社会心理学/老年・認知症/健康・医療心理学/事例(福祉)

問16【公認心理師法・倫理】一般問題
公認心理師法の規定について、誤っているものを1つ選べ。
① 公認心理師は、業務を行うにあたり心理に関する支援を要する者に主治の医師がある場合、その指示を受けなければならない。
② 公認心理師は、正当な理由なく業務上知り得た秘密を漏らしてはならず、この守秘義務は公認心理師でなくなった後も継続する。
③ 公認心理師の名称は資格を有する者のみが使用でき、違反した場合には30万円以下の罰金が科される。
④ 公認心理師試験の受験資格の一つとして、文部科学省令・厚生労働省令で定める施設での実務経験のみで受験資格が付与される現行移行期間が恒久的に設けられている。
⑤ 公認心理師は、その資質向上のため、自ら知識・技能の向上に努める責務を有する。
問17【社会心理学】一般問題
集団意思決定の問題として知られる「集団思考(グループシンク)」について、正しいものを1つ選べ。
① 集団思考はメンバー間の結束が弱いほど生じやすく、凝集性の高い集団では起こりにくい。
② I.L.Janisが提唱した概念であり、ケネディ政権のピッグス湾事件などの事例分析から導かれた。
③ 集団思考が生じると、反対意見が積極的に出され、多様な選択肢が検討される傾向がある。
④ 集団思考の対策として、悪魔の代弁者(devil's advocate)の役割を設けることは効果がない。
⑤ 集団思考は、集団の規模が大きいほど生じやすく、小規模グループでは発生しない。
問18【老年心理学・認知症】一般問題
Lewy小体型認知症(DLB)の特徴として、適切なものを1つ選べ。
① DLBでは初期から顕著な記憶障害が主症状であり、認知機能の日内変動はみられない。
② DLBの代表的な症状として、現実に存在しない人物・動物が見える具体的な幻視がある。
③ DLBにはパーキンソン症状(歯車様固縮・安静時振戦)は伴わず、純粋に認知機能障害のみが生じる。
④ DLBは女性に多く、男性への罹患は稀である。
⑤ DLBの薬物療法では、従来型(定型)抗精神病薬が幻視への第一選択薬として推奨される。
問19【健康心理学・行動医学】一般問題
Prochaskaらの多理論統合モデル(Transtheoretical Model: TTM)のステージについて、正しいものを1つ選べ。
① 無関心期(前熟考期)は問題行動を認識しているが、変化する意図が6か月以内にある段階である。
② 熟考期(関心期)は問題行動を認識し、6か月以内に変化する意図はあるが、まだ行動を起こしていない段階である。
③ 準備期は問題行動を認識し、直ちに(1か月以内に)行動変容を開始する意図がある段階であり、実際の行動変容はすでに始まっている。
④ 維持期は行動変容後6か月以上が経過した段階であり、この段階に達すれば再発のリスクはなくなる。
⑤ 実行期(行動期)から維持期への移行は、問題行動の完全な消失が確認されてから始まる。
問20【事例問題・福祉場面】
78歳の男性A。妻B(74歳)と二人暮らしで、長男夫婦は他県在住。Aは認知症(Alzheimer型、要介護2)と診断されており、デイサービスを週3回利用している。BはAの介護を献身的に行っているが、「最近夫が夜中に起き出して、私のことを知らない人だと騒ぐ。怒鳴られるとつい手が出そうになる」と地域包括支援センターの公認心理師Cに打ち明けた。
Cの対応として、最も適切なものを1つ選べ。
① Bの言葉から虐待が確認されたと判断し、直ちにAをBから分離する手続きを開始する。
② Bが「手が出そうになる」と話したことは危険なサインではないため、傾聴してBの話を聞くだけにとどめる。
③ Bの介護負担と心理的限界点が近づいている可能性を認識し、Bの気持ちを受け止めながら介護サービスの拡充や支援体制の強化を多職種と連携して検討する。
④ Aの主治医に「Bが虐待をしている」と直ちに報告し、Aを入院させるよう依頼する。
⑤ 「手が出そうになる気持ちはわかるが、暴力はいけない」とBを厳しく注意し、介護への責任感を強調する。
【解答・解説‼️】

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